2018-02

パリヨンコ セ マクサー

今回のセンター試験の地理のムーミン問題がまだ尾を引いてるらしいが、
正直これ、サービス問題だったんじゃないかと思った。
とりあえず、「ヘタリア」読者なら正解だったろう。
これが普通の社会科なら難問だが、「地理」として出されているのだから
そんなに難しいのだろうか…?などと、思ってしまったのは、
ムーミンのアニメを知っているBBAだからだ!と攻撃されそうですねスミマセン。

fin.jpg

スウェーデンの例がヒントになっていて、ノルウェーとフィンランドが
アニメ作品と言語それぞれどの組み合わせかを問う内容だったようだが、
北欧の中で、語系が他と明らかに違うのはフィンランドということを
知っていれば、とりあえず言葉がどちらの国かはわかる。
例題のスウェーデンと明らかに似ている方がノルウェーだと。
あとは、アニメがどっちなのか、だが…

言葉の欄にトナカイらしきイラストがあって、もしやこれがヒントなのか?
確かにフィンランド=サンタ=トナカイという連想ゲームだが、
でも、昨年11月にノルウェーで汽車がトナカイを大量に轢いて殺してしまった
事故があり、これをニュースとしてみてたら、却ってトナカイ=ノルウェーと
思ってしまうかもしれない。サンタのイラストだと一発過ぎたんだろうけど。

アニメを知らない人の次の手がかりは、ヴァイキングがどっちの国なのか、
ということなんだが、これはちょっと微妙で、スウェーデンのヴァイキングが
フィンランドへも行ってるし、昔のフィンランドにヴァイキングが全くいなかった、
ということでも無いんだろうが、これはもう優勢なのはどっちか、で
決めるしかない。


でも、ビッケもニルスもムーミンもアニメの作品として紹介されているから、
「そのアニメを知らない今の世代には不利!」というのはもっともなのだが、
そもそもすべて日本のオリジナルアニメというものではなく、児童文学としての
原作がまず存在する作品。
特にムーミンに関しては、アニメ放映があった当時よりも、
北欧デザインが人気になったこの15年くらい、グッズはよく見かけるし
そのグッズには原作のイラストを使っているから、「アニメ」というくくりだけで
若年層が認識しているとも思えないんだけど。

単純にこれ、アニメとして紹介しなけりゃよかったんじゃないのかなあ。
せっかく各国の原作があるのだから、児童文学の原作のタイトルで
載せとけばよかったのでは。
そして、「アニメの舞台」と書いてあるから、」ムーミンはフィンランドが
舞台ではなくムーミン谷!」という重箱の隅な議論が起こってしまうわけで。
「関係する国」くらいの表現にしときゃ、よかったのに。
そうすれば、「アニメ好きでないと不利」という意見も出なかっただろう。

hachiue.jpeg
行きつけの蕎麦屋に、お正月らしく、懐かしいのがあった。こういうの、正式名称なんというのかなあ
「松竹梅盆栽」でいいの?

他の北欧諸国との語系の違いを推理する手がかりは、フィンランドの人名だったりする。
伝説のスナイパー、シモ・ヘイへなんてもろにフィンランド的語感。
日本人には名刺交換の時吹き出しかねない名前がたまにあって、
自分にはスキージャンプのアホネン選手がまっさきに浮かぶ。
しかしこの人とて1970年代うまれ、何度も引退、復活をしているから
活躍期間が長いとはいえ、華々しかったのは今の受験生が
せいぜい小学校低学年の頃だから、「知らんわ」と言われて終わりそうだ。
他にもちょっと話題?になった、元ノキアの日本法人社長の名前とか、
「アホ」「ネン」その他、謎の語感のお名前が、ザクザク出てくる。

その点、他の北欧の国の人名は、小さい差異はあっても、似ている部分が多い。
ノルウェーの人名で有名なのはエドヴァルド・ムンクなんじゃないかと。
指輪物語に出てきた熊人のビョルンという名前も、ノルウェーやスウェーデンには
よく聞く名前でいかにも北欧というイメージだが、
(ビョルン・アンドレセンといった名前も、中高年には響く名前かと)
フィンランドとは違って、エドヴァルドはエドワードと同じなんだろうな、
と思えるし、アングロサクソンやゲルマン系、あるいはフレンチと似た響きの名前が
あるのも、フィンランドとは違う。

tsuru.jpeg
お正月盆栽には鶴と、写ってないけど亀もいます。

とはいえ、サービスしたつもりでも人によってはサービスにならないこともあって、
昭和のアニメを題材にしてしまったために10代には不平もでるんだろうが、
それでもたかだか数十年前の題材。
途方も無い年月をかけて形成された地形の名前を簡単にテキストで
覚えるだけじゃない、推理問題もあっていい。
逆に今のアニメを題材にすれば、それこそ観た人、観てない人とで不公平だ。
行ったこともない、見たこともない海外の場所の、パンパスとかサバンナとかの
言葉を暗記するより、面白い問題だと思うんだけど。

自分もマケドニア&ブルガリア&ルーマニアの比較問題が出されたら
正解する自信はないが、例えば普段クラシックを聴かない人が
アニメの「氷菓」でバッハやフォーレのクラシックの名曲を知る例もあることだし、
たかだか数十年の世代の違いなぞ、大したことじゃない。

日本のアニメや漫画は、題材にする国の歴史考証などの設定を
他国と比べて、わりかし大事に、突き詰めようとしていると思う。
(ただしイコールではないし、何でも擬人化、女体化するのは正直もうどうかと思うが)
ただただ消費されるだけのように見えるアニメやゲームの中にも、
実は案外何かしら元に実在の題材があるものがあって、それを元に世代関係なく
知らなかった事を知る、よその国に興味を持つキッカケになるのは、
楽しい事じゃないでしょうか。

それにしても、このフィンランド語、なぜか一目で覚えてしまった。
カタカナそのまま頭に入りやすい不思議語感。
使うことなさそうな言葉ほど、覚えてしまうのはなんででしょう。
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おせちもいいけど

カレーもね!
というのが浮かぶのは、自分含めド中年以上に他ならないが、
思えばまだまだお正月休みが長かった70年代に、この文句を考えたのは
冒険だった、いやお正月が長かったからこそなのか?

元旦から初売りやってる今、おせちの意味はあるのかと正直思うくらいで
そしてこの味の濃いめのおせちは大人になったら好きになるのか?と思ったら
そうでもない。

 ganjitsu
夏の夕方のような空ですが元日の昼です。

最近元日営業への是非の声も出てきてはいるようで、
個人的にもそこまで営業しなくてもいいんじゃないか、と思うのだが
昔のようにしっかり3が日は休みに戻っても、おせちを欲しいと思うかは
正直わからない。元日は気分として特別なおせちもいいが、
2日、3日と続くともう飽きてしまって、「カレーもね」な気持ちになりそうだ。

ハレとケの違いがはっきりしていた昔と違って年中ハレのようなご馳走が
溢れている今、もつように作られたおせちは実際どのように支持されているのだろう。
年末年始用に福岡の飲食店では「オードブル」の予約受付をやってるが、
そのメニュー内容を見ていると、現在のスタイルのおせちがいつまで受け継がれていくのか
とても謎だ。

とはいえ、近所のルミエール(かなりお得なスーパーです)に年末行くと、
手間暇かかりそうな食材を大量に買い込んでいる人がまだまだ大勢いて、
帰省してくる子供、孫受け入れ担当のジジババは、その手間も楽しみにしているんだろう。

アメリカかどこかでクリスマス離れが進んできていると
いう話を小耳に挟んだが、ちゃんと読んでいないから、非キリスト教徒の増加が理由なのか
他の理由なのかわからない。
しかし歳時記や伝統行事にその必要性が薄まると、
なんとか保存存続しなければという動きと、それは強制みたいで
息苦しいと感じる動きが必ず出ると思う。

以前住んでいた埼玉T市の、最寄駅から3キロくらいの地域は
90年代末にもまだ「おしら講」があり、集会所に女性だけが集まり飲み食いするという
そんな行事があるような、苗字が3種類くらいの集落だったが、
若手は他所から来た「ヨメ」で、当時すでにそういう人は数人だったから、
そのうちやらなくなるかもしれない。
やっている人たちがストレスなく楽しめるなら、続けていけばいいし、
自然消滅してもそれはそれで理由があってのことだと思う。

そんな、お正月という感じの極薄な年始の今年の我が家だが、
2日の夕方、家人にこれまたお正月らしくないサッポロ一番を作ってもらった。
おつまみやおかずに重宝しそうだと年末に買った、
鶏肉で野菜を巻いたロール2本入りがある。
「買っといた肉の野菜巻きがあるから、スライスしてトースターで焼いて」
と指示出ししたら、出来上がったのがコレ。

marugoto.jpeg
肉のくびれはタコ糸の痕です

えっ
一人1本丸々使っちゃったの…??
Σ(゚д゚|||)

「食べたことないからどれだけ使えばいいのかわからなかった」
「そういう時は聞いてくれれば。てかスライスしてって言ったよね
 こういうのは断面を見て楽しむものなんだよ例えば八幡巻って聞いたことない?
 海苔巻きだって長いの一本切らずに食べたら見た目が残念じゃないか」
「知らないし実家では出たことない 九州の人は肉っ食いだから1本かと思った」
「…(このハレの意識ゼロの東京出身者め…)」

ある意味大変お正月らしい大盤振る舞いでした。
いや、ハレとケの家庭内共通認識は、大事かもしれません。無駄遣い防止のためにも。

テレビを視ない自由

たまにやってくる某公共放送の勧誘はその後完全無視している。
まずテレビ自体なく、他にも受信機能が無いので、契約する理由が無い。
今までは明るい時間帯に来ていたが、最近夜暗くなってからやってくる新顔があらわれた。

この人がとある日の夕食後にやって来た時、家人が応対した。
オートロックなのでインターホン越しに。
そしたら、最初に「N○Kですが」とは、全く名乗らなかった。

これはメンドくさいタイプが来たもんだ。

これまで来てた地域スタッフという名の勧誘員(集金人)は
一応何者かを名乗っていたのだが。

yugamiringo.jpeg
斜めってる朝倉産のりんご。福岡でりんご栽培は少数派だと思う。小ぶりでへちがんでるがとても美味しい。

なんだかよくわからないことを話し出すので、???と思った家人が
「言ってることがわからないんだけど」と返したら
やっとそこで「受信料について…」と言い出した。
受信料について、という以前に、そもそも契約してないし。
ここでもあくまでNH○とは言わないのがミソ。

「あ、うちテレビ無いんで結構です」と冷たく切った家人だったが、直後にまた呼び出しが鳴る。
思った通りなかなかしぶとい相手のようで、なんとか対面説明に持ち込もうと
「確認したいことがありますので玄関先でお話を…」と食い下がる。
それにもまた「結構です」と切る家人。
これで今日のところは、と思ったか静かになったが
せっかくインターホンに出たんなら、「テレビはもちろん
おたくの主張する対象機器は全て持ってません、ナビ端にそう入力して
もう来ないでください」と言えばいいのに…

daikon.jpg
地元の大根。大根あるあるスタイル。

○HK配下が、ここまで某Y新聞の勧誘員化しているとは思わなかった。
過去記事(この記事下の方に名乗らないY新聞の例が)新聞勧誘に見る営業の極意
怪しい勧誘は、自分が何者かを名乗らないで
ドアを開けさせようとするもんだが、ここまでおかしくなっていたのか…

これでは、ますます不信感を持たれるだけだと思うんだけど。
とにかく、何が何でもNHKを見ることは国民の義務みたいな風潮が
すんごい気持ち悪い。高市早苗も気持ち悪い。
なんでスクランブルにしないのだというもっともな意見以前に、
前はここまで必死じゃなかったと思う。気持ち悪い。

今度家を建てることがあったら、テレビ端子無い家にしよう。
もう観ないんだし。うん。
ネットからも、と言ってるぐらいだから、その前段階でまず
そのうちテレビが無くとも繋ぐ元の端子があれば、とか言い出しかねないよねー

テレビ観ない自由というものは無いのか、この国は。

選択肢

今回の記事は、男性には(???)と思われる内容でございます。
生理用ナプキンの話題なんで。
でも正直、男性もコレについて少しは知ってていいんじゃないかと思う。
構造を詳しく知るとかじゃなくて、家のどこにしまってあるかくらいは。
独身男性はともかく、奥さんや彼女と暮らしてる人は、本人が倒れたりして
代わりに用意して、と言われても家のどこに収納してあるのかわからず
わたわたすること必至。
将来お世話になるかも、の大人用オムツと同じようなもの、
店のどのへんに売ってて、どんなものなのか知っておくのは別に恥ずかしいことでも
なんでもない。

災害の時避難所でこの生理用品についての、男性の無理解が取りざたされるが
平成も終わりに近づいてる今、そろそろそこらへんの昭和のマイナス部分は
改善してほしいから、彼氏に生理用品の大切さを知ってもらう努力を
女性は日頃からそれとなくしておくといいんじゃないかと思う。
男性が避難所でヒゲを剃れなくても健康に直結しないが、赤ちゃんや老人の
オムツが無いとどうなる?それと似たような事だと知ってほしい。


女性は初潮から何十年もお世話になるコレ、時として着る服の形、素材や色に
影響したり、ズレないか心配になったりするもので、
外出中に漏れたりするととっても困る。

東京の国際女子マラソン中に始まってしまった外国人選手がいたが、
中継を止めるわけにもいかないし実況の男性、困ってたのがすごく印象的だった。
この選手、先頭集団にいたから、ずっと映ってる。
実況が「…女性特有の…」と言って止まってしまい、女性の実況が言葉を継いでいたような。
80年代中頃、ちょうど東ドイツの男性マラソン選手が好きだった頃で
マラソン中継をよく見ていたが、その選手も上がブルーで下のパンツが白、東ドイツの選手だった。
あのユニフォームの色でなければ見た目の衝撃はもっと和らいでいたかもしれないが、
今思うと結果が暮らしに直結する当時の東ドイツで、生理でレースを中断など
考えられなかったのかもしれない。肉体的にハンデが起こりやすい生理でも堂々の2位。立派。

昔学校の保健室でもらえるナプキンはやたらと分厚く角が四角く、
体育のブルマから形がわかってしまうのではと思うような代物だったが
女性の社会進出が拍車をかけたのかどうか、どんどん進化して薄く、機能的になっていった。

大学の頃、住んでたアパート(女性専用)の集合ポストに
試供品のウィスパーが入れられていたことがある。
それが「羽根つき」を見た最初だったような。
そう書いてあるわけではないのに女性専用アパートということが知られてるのもなんだか不気味で
(拝島線近くの、夜暗いお宮の横にあるアパートで当時下着ドロも出た物件だったし)
近所に住んでた一人暮らしの友人と「変な試供品、来なかった?」
「来た来た、謎の形のが!」と話が盛り上がった記憶。
今思うとこの販促、炎上しそうではある。誰もが勝手に蓋を開けられるタイプの
ポストを問題とも何とも思ってなかった頃の話。

しかしその後その「変な形」がポピュラーになり、よほどのことがなければ
ずれて漏れることもなくなり、高分子ポリマーで吸収が早いから
表面がバリッとくっつく思いもしなくてよくなった。加えて袋を破くカサカサ音も軽減、
ゴミ捨ても楽なパッケージに…と本当に日本人だなあと思う細やかさでどんどん使いやすく…
なっているこのナプキンに、最近なにか懐かしい感じの商品が出ていた。

nap.jpeg
コレ。パッケージデザインも他とは違いますな。

コンドームはクールデザインの箱があるのに、ナプキンはどうして
水色やピンクのベースの、ゴテゴテふわふわ女オンナしたデザインのものばかり
なんだろうとは思っていたんだが、(日本の洗剤などもそれ系。「主婦はこういうの好き」と
メーカーはリサーチで思っているんだろうか?)これは別路線。
うさぎでもこのウマ下手素朴テイストならまあ許せる。

コットン栽培はめちゃくちゃ除草剤などの農薬を使うことは有名な話だが
だからといって身の回りの品全てをオーガニックコットンにしたい、というほどの
信奉者では無い。ただ、生産農家の健康に負担になる栽培方法ではないやり方が
もっと普及したほうがいいんじゃないかと思うし、それらの農薬を買うために
インドの貧農が借金する今のシステムは三方良しとは程遠く、おかしいと思っている。
そんな自分ではあるが、安売りスーパーで、オーガニックコットンのコレを見るのは
多分初めてで、つい買ってしまった。ものは試し。

生協や自然食品系のお店では以前からポリマー不使用のナプキンはある。
「安全」をうたった製品は行くところに行けば売ってはいる。
でも、普通のスーパーにあるものではなかった。
多分、数十年前のナプキンが分厚かったのはポリマーではなかったからで、
今のようなビニールっぽさはなく、そのかわり吸収力は今イチだった。
10年ちょっと前からはやってきた布ナプキンも持ってはいるが、
洗濯がちょっぴり面倒なのと、外出時にはなんだか心配なので結局普通の
ナプキンを使ってしまう。

しかし化学的なモロモロ使用の生理用品が女性の体に悪影響を与えている、
という説が結構信じられているようで、自分はそれを全て否定はしないけど
だからといって全てふんどしや布ナプキンというのもなーと思う。
むしろ普通に売られてる女性用の下着のパンツ、なんであんなにローライズなのか。
おへそから遥か彼方の浅ばき、これがデザイン的にいいとされているのか?
そういうのはハイレグ(死語)が流行った頃のデザインと思ってたのに。
おばさん用のは深ばきもあるが、だいたいシャレオツなデザインは9割が浅ばき。
人体工学を無視した、お尻の形をわざわざ潰すようなパターンになっているものも結構ある。
いくらいい素材でも、パンツの線が出るうえお腹が心もとないのは要らない。
せっかく「体を温めるシルク製」とうたっても見てて寒々しい。
小さいパンツをはいて、「冷えとり」とか妙なこと言って高い素材の半パンを重ね着するより、
へそ近くまである普通の綿などのパンツをはいた方が経済的なんじゃないのか。
ゆったりガウチョと並行してぴちぴちスキニーもまだ流行ってるが、あれも多分よろしくない。

生理の時だけ体にいい素材、というんじゃなくて
普段から体に沿った無理のない形の、なるべく化繊の多くない素材の
フツーのパンツをはいていればいいんじゃないかと思うが、
おしゃれとはそこらへんがなかなか両立しない、(と思わされているので)
女性はしなくていい無理をしている気がする。

まあそれは置いといて、このうさぎイラストのナプキン、一言でいうと懐かしい。
パッケージもふわふわビニールではなく何のプリントもないパリパリの紙で、
本体の分厚さもタイムスリップする。「ざぶとん」と呼んでいたのを思い出す。
形は羽根つきとそうでないものがあり、羽根つきしか試してないが
ずれる心配はなく、ただ裏面に寝る時などの横漏れについて注意表示があり、
今時はこういうの書いてあったかなあ、と。
そこらへんも懐かしい。
外出する時にはちょっとこの分厚さが気になるから、家でゆっくりする時用かなあ。

高分子ポリマーは便利だが、正直毎回お肌に密着させたくない、と
思う人には、こういうのもいいのではないかと思う。
体への影響は科学的に考えなくてはいけない部分が当然あるが、
人によって症状の軽い重いのある生理の時には、少なからず
気分的なものも影響するかもしれない、と思うから、
こういう選択肢があるのは、いいことなんじゃなかろうか。

それに、それまで全然問題なかった素材が、ある時からチクチクしたり
体に合わなくなる、ということはあるものだし、最初から重い症状で現れる人は
いわばカナリアのような存在。
そういう人の症状が軽減できる素材があるなら、それをその人が選べる環境に
ある方がいいと思う。人の体の機能は変わらないが、周りの環境は変化が早い。
何が安全なのかの説は、その時々によって変わる。
つまり、「ポリマーが危険?そんなのデマ!」とか逆に「オーガニックじゃないとダメ!」
という事でなく、全て皆同じということでもないんじゃないか、という事が言いたいのでした。

cloud.jpeg
分厚い雲と晴れ間のコントラスト。典型的日本海側の冬の空になってきたよー

秋の宮島と広電②


2日目は広電(いわゆるチンチン電車)にひたすら乗り宮島へ。
この広島電鉄の車両の種類の豊富さには驚いた。
昔北九州や福岡の街を走っていた、いかにもレトロな形と色の
(40代以上の方には見覚えのある、ベージュとのツートンカラーのあれです)
古い車両が普通に走ってるかと思うと、連結したしゃれオツな新型、
丁度赤ヘル球団が勝った事もあり、そのキャラが描かれた車両
(これは乗務員もその格好してた)などなど、退屈しない。
車両の形の違いだけで4種類以上はあったと思う。
連結仕様の新型車両はドイツからの輸入らしい。
どうりで日本のそれとはなんか違う形だった。
後で調べて知ったが北九州や福岡で走ってた車両も広島に行ってたとは。

IMG_0041.jpg
これがその広電。これは旅行の最後、広島駅前で。フロントに例のキャラが。

市内線は均一料金、宮島へは西広島から宮島線となり区間運賃制。
広島で対応可のICカードを持っていないので、最初に乗る時は
現金で払っていたが、一日乗車券を買うと、宮島までの船賃も込みで
かなりお得だと気付き、車内で車掌さんから買う。
肩掛けのがま口のような昔ながらのバッグを下げている車掌さんの姿が
路面電車のお約束で、タイムスリップしたかのようだが、
乗ってる車両は新しい連結車両だった。

IMG_0067.jpg
2つ折りの紙カードの中面。使う年月日の部分を削って乗り降りの時に見せる。

広電のお得な一日乗車券はクジのようなスクラッチ式になっていて
未使用であれば2年先まで使える。当然英語説明もついている。
宮島ではこれでロープーウェーに乗るともみじ饅頭が
もらえる、という事もちゃんと英語で書いてある。

IMG_0068.jpg
左上、"Momiji manju cakes(3pcs)"の特典について書いてある。「もみじケーキ」じゃなく饅頭がちゃんと付くのね

宮島は、地元の人から聞いた通り、派手になっていた。
そりゃ世界遺産になったので当然なんだろうが、下船してから厳島神社方面へ
行く道すがらの店が、雨天や真夏でも歩きやすい日よけ付きで、
今どきのカフェなんかもできていた。(スタバとかではないのがまたいい)
店舗の色調も抑えてあって統一感がある。
派手にはなっていたが、変な感じではなく適度にひなびた味はそのままだった。
(船内で見たもみじ饅頭のお店のCMのセンスには
昔の別府杉の井パレスのCMのニオイを感じたが。)


日焼けした欧米人観光客、南アジアからの、団体ツアーではなさそうな
観光客も結構多く、バンコクのカオサン通りのようだった。
「秋の宮島」とはいえ、紅葉してないこの時期は、学生も夏休み終わり、
比較的空いている時期なんじゃないかと思うのだが、
外国人観光客の多さに驚き。

IMG_0020.jpg
ちょうど厳島神社で結婚式をやってました。世界各国からの観光客から
写真をとりまくられてたからきっとSNSで拡散されたんだろう


観光客の多さは広島市内のもう1つの世界遺産、原爆ドーム周辺でも感じた。
そもそも泊まったホテルもビジネスで来てる日本人以外は
欧米人が多く、案外中国、韓国系の人をそんなに見かけなかった。
どうかするとバスの中で自分達以外みんな近隣国の言葉を
喋っている場面にも出くわす福岡とは、広島は客層が違うようだ。

宮島には中国系の人もちらほらいたのだが、原爆ドーム周辺では
展示を見てすっかり暗い顔つきになった白人の観光客が目立った。
若い年齢層には個人旅行が多そうだったが、資料館前では
迎えの観光バスを待っている中高年の白人観光客がわんさか。
日本ではないような光景。
ツアーに組み込まれているにしても、
決して愉快な気分にはならない戦争関係のこれらの施設を
はるばる観に来てくれる彼等にはありがたいと率直に思った。

秋になったとはいえ焼け付くような強烈な西日を浴びながら
原爆ドームや資料館付近をゆっくり観て回る彼等の中には
笑って騒いだりするような人は全くいなかった。
思い出したくないという感情から、戦争遺跡を残す事は
難しい面もあるかもしれないが、原爆ドームは残してよかったと思う。
もう、そこにいる観光客の表情が違う。
これが「昔ここにこういう建物がありました」という碑だけだったら
余程の歴史オタクじゃないかぎりそうそう立ち止まって見ない。
どんなに立派な碑を造ったとしても伝わる力が全然違う。
残念だが人間は案外想像力貧困で、目の前の物のインパクトの方に
吸引されるものなのだ。
IMG_2338_01.jpg
手前にキノココロニーが。

宮島同様、インド系のカップルや学生風な人達の旅行者が
資料館周辺で目立ったのも印象的だった。
インドやパキスタンでは「広島はどうなっている?」と
聞かれたのだが、隣国同士核保有という事情がそうさせるのか、
wwⅡ後の日本への同情的な部分からなのか、そこはわからない。
バンコクのカオサンでも南アジアの客が増えたと聞くが
中国人観光客の次はインド人のお客が福岡にもわんさか
やってくるのかもしれない。ナマステー。

資料館は本館が工事中だったので東館と、2002年に開館したという
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を見たが、どちらも海外の人が
理解しやすいように説明、展示がなされていて、核の持つ危険性には特に、
政治的意図や立場の違いを強調することのない、客観的な説明が
現在の状況も追加されて更新されていたのが印象的だった。
どこかの国が実験をしたので例の時計がまた逆戻りしてしまっていたのを
観光客が興味深そうに眺めていたが、核の問題は何もWWⅡ当時の
日本だけのことではない、という事を訴え続けていかなければいけないのは
なんともやりきれない話ではある。

帰りも広島駅の「みっちゃん」でお好み焼きと、非常に王道な名物を
堪能して、1泊2日の広島行きは終わった。
広電の駅名表示にはハングル、中国語、英語とも表記され
世界遺産が一日で2箇所も、お得でわかり易い公共交通機関で
回れるというのは、旅行客には確かに広島は訪れやすいかもしれない。
そして、観光客用ではなく地元の人が普通に足として
使っているからこの路面電車が存続できていると思うのだが、
これから人口が増える事はないし、お金を使って新たに地下鉄を
造ることはないんじゃないかと感じた次第。
むしろいいなー路面電車。

IMG_0047.jpg
わずかに生えてる電停の草花用と思われるジョウロがかわいすぎる。

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