2017-07

梅雨明け宣言のコソーリ加減

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前線遥か遠く…

どう考えても梅雨明けしているだろ!な暑さが続いている北部九州なのだが
気象庁は7/20昼前現在、まだ梅雨明け宣言を出していない。
昨日なんて真夏の日射しで午後ブルーベリー摘みをしてると
クラっときそうになった暑さだったが、「熊本付近に雨雲あるから」を理由に
宣言はまだだった。

2週間前の北部九州豪雨の後も時折雨になる時もあったが
被災地にかなり局所的に降った雨雲だったためか、
自分のいる地域は梅雨の間のトータルの降水量は結局少ないのではないかと思えるほど。
給水車出動、学校のプール無し(なのになぜか駅ホームのうどん屋は営業してた)
の福岡大渇水の記憶があると、豪雨も悲惨だが、
雨が少ないと、それはそれで心配になる。

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朝起きるともう6時前からクマゼミはワシワシ鳴いてて
もりもり入道雲がわんさか沸いて、どこから見ても真夏。
天気図見れば前線は九州からとうに離れた場所にあるというのに、
過去のフライングの経験がよほど痛恨だったのか、
「既に○○日に梅雨明けしたとみられる。てへぺろ」な後出しが多い。
しかも南九州の次に関東甲信越に先を越され…という、北部九州が
「まだー?」(´・ω・)としょぼんするケースが多い…気がする。

こうなると、「梅雨明け宣言」っているのか?とさえ思うのだが、
夏はイベント多いし、これが仕事にかかわる人ももしかしたら
いるのかもしれない。
でも、結局、梅雨が明けようが夏の間は突発的に雨になったりするのは
よくある事なので、とりあえず前線が遠くに過ぎ去れば、もうビクビクせずに
宣言しちゃって下さいよ、と思うんですが。
なんかこう、気持ちの上でスッキリしたいといいますか。

ところで、西日本に多いクマゼミの鳴き声、小さい頃から
「ワシワシ」と思っていたが(あるいはガシガシ)
よく説明などで「シャー…」「シャアシャア」と書かれている。
「シャー」というのは、例えば茂った木のある場所で沢山のクマゼミが
いたら、うるさ過ぎて個々の細かいリズムが聞こえにくくなって、
そんなふうに聞こえる。
「シャアシャア」は、「ワシワシ」の「シ」の方を音の始点と
捉えるとそうなるんだろう。
この、同じ種でも人によって捉え方が違うのが面白い。
とある中高年とおぼしき方がクマゼミの鳴き方は
”中高年は「ワシワシ」という”
と述べられてました。チュウコウネン…(;_;)

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人っ子一人歩いていない夏の昼間の住宅街。この翌日集中豪雨が来るとは思えない天気。

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TV電波の押し売りやめてください その2

前から囁かれていた、N○Kはネットを契約&受信料徴収の対象にする計画
というのが、いよいよ現実味を帯びてきた。
昨日そのニュースが出た時に、ヤフコメ欄が何故か無かったのがまた実に嫌らしいが、
その夜まさにネット界はNH○への怨嗟の声で満ちていた。
報道によると、既にTVを持っていて、契約している世帯は対象外、
パソコン、タブレット、スマホ等を持っていると即ということではなく
専用アプリをダウンロードしたら対象になるらしい。
(既に携帯等に関してはワンセグ機能があればネット云々以前に、対象と彼らは主張しているが)

一応、専用アプリなるワンクッションがあるのは認めたい。
が、あの○HKなので、この先どうなるかわかったもんじゃない。
後出しでいろいろ言って来ないとも限らない。

今回のネットへの姿勢は、はっきりと、「TVを持ってない人」対象
であって、(今でもカーナビや携帯にも言ってる訳ですが)
なんかもうそこまでしてN○Kを見せたいってなんなの?と呆れる。
TVいらんと思ったからそういう生活してるわけで。
この日本で、学生以外でTV自体が家に無いというのはまだ少数派だと思う。
なにがなんでも、「TV見ろ」というのが気に入らない。
いらんもんはいらんがな。そんなの一企業の商品じゃないですか。
不要と思えば買わない、そんだけの話。

というか逆に聞きたい。
そんなにTV見ないといけないの?

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梅雨がイマイチ真面目に降らないためか、紫陽花がカラカラでみじめな姿になってます。

思い切ってTVイラネ、と受信機自体そっくり処分してNH○解約した
(ついでにビデオデッキとプレステも処分した)自分にとって、
一日に数十分しかTVを観ない家庭なら、とっとと捨てて解約すれば、と
おすすめしたい。
無くても全然困らないのだから。

確かに、子供がいて、友達との話題に付いて行けないと困るとか
TV大好きなジジババがいて、とかなんとかいろいろあるだろうし、
契約してた時はしっかり○HKを観ていたクチなので、威張っては言えませんが、
子供も大きくなって、あるいは独立して夫婦2人になってまだTV要る?
その時間を夫婦の会話や趣味に使えばとわりとマジメに思う訳ですが
いかがなものでしょうか。

観てないのに点けてるというのはなんかもうTVの奴隷というか
そういうのは自分にとって気持ち悪く、段々見ないでいるとたまに見ると
疲れる→ますます見なくなる…ということで処分した我が家。
これには、地デジ移行のメンドクサさに加えてN○Kの報道姿勢が、
震災のちょっと後から前にも増しておかしくなったと感じた事も理由だが、
安倍政権になってそれに拍車がかかったので、やはり捨てて正解だったと思う今日この頃。

彼が、読○を礼賛していたことで、○売新聞をとることに
恥を感じた読者がいたんじゃないかと思うのだが、それと同じなのがNH○。
政権ベッタリ、国に守られてるという事が(特殊法人とはいえ国営でもないのに)
こんなにもマスコミを腐敗させるのか、
現在進行形のわかりやすい例だとますます思う。

ちなみに○売については例の加計問題の個人攻撃報道で読者から少なからず
不評を買ったようだ。文春を読んだ方ならご存知だろうが、
「親の代から60年、一番公平な報道をすると思って読んで来たが信用できないのでやめる」
という愛読者の意見には、逆になんで今迄信じて来たのか不思議でならないが、
ずっと○売が身近にありそれが当たり前と思う事の怖さがコレ。
警察関係者等は新聞をとるならココ、という不文律を聞いた事がある。気持ち悪い。
どうりで拡張員が暴力事件を起してもお咎め無しの筈だ。

そうやって守られ、力技で販路を拡大安定させて、
ヤクザまがいの拡張員に学生を脅させて、景品でつる。→こちらも。過去記事
「所詮粗品で吊られる」と思われるってどうなの。読者をバカにしている。
そんな新聞、それだけで自分は嫌と思うけど。新聞に何を求めるかは読者が決める事。
いらんもんはいらん。NH○と同じく、それが言いにくいなんておかしな話。
安倍晋三の圧力を恐れてソンタクしてるマスコミの情報なんていらんがな。

少なくともナベ○ネみたいな老害が居座れる、そういう所だという時点でアウト。

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うーむ、これはヒドい。

災害時にどうとか、という事もN○Kは理由にする。
確かに、ラジオより映像を見て安心したい、TVの方が情報量が多いという
意見はわかるが、停電にでもなればTVを見るのはなかなか苦労する。
そういえば計画停電の時TV映らなかった。当たり前だが。
いろいろ接続したり、ワンセグで…というのも、バッテリーを消費するし
そのためにワンセグ機能付きのナニカを持っていて「契約」と言われるのは
何だかなあ。大体、ワンセグって普段は安定しないって話聞くし。

そしてその時のために平均年収1800万円に届きそうな彼等に
受信料払うって、とってもとっても納得いかない。
そのお手当を少しでもいいから、下請け業者や「うたのおにいさん」達に
割いてあげて欲しいんですが。
我が家は、乾電池+手回しラジオで対応する予定。

大前提として、「TVは見て当然」なその押しつけが大嫌い。
新聞と同じく、情報入手方法を強制するような姿勢はいかがなものか。
一企業がなんでそこまでうるさく言ってくんの。
日本の電化製品はいろいろ機能付け過ぎてガラパゴス化と言うが、
そういうのがいらん、と思っている人間にとってはほんとに迷惑以外の
なにものでもない。
○HKとの契約が必要になる機能がその機器の主なものでないなら、
基本そういうのはオプションにして、見たい人がプラスするようにすればいいじゃないか。
余計な費用がかかる可能性があるのに大した説明もせずに販売して、
後でN○Kの外注業者が「ワンセグついてますねー」と言って来る。不愉快だ。
カーナビにTVいる?携帯にTVいる?ホントに?

Apple製品が選ばれる理由の中に、この「余計なものはいらない」
という消費者の選択があると思うんだけど、
そこまでしてNH○の魔の手から逃れたい、放っといて、と
思っている人は、実際こっそり多いのではと思う訳です。
そんな方々が、○HKのアプリ、選ぶとはあまり思えないんだが。
業を煮やしてN○Kが変な手段に出ないか、ヒソカに心配している。

昔同級生のお父さんが「ウチは払わない」と言ったら営業に
「非国民」呼ばわりされ、怒って追い返し、それ以来ずっと戦っている、
という話を聞いた事がある。そのお父さんにしてみれば
民放勤務の仕事柄、N○Kには色々言いたい事があったのかもしれないが、
「国民は皆見るべき」そんな意識が、NH○側に依然としてあるんじゃないか、と
今の気持ち悪い動きを見ると、どうしても思ってしまう。
今もTVを見られる環境に我が家は無いが、こうなったら意地でも
見てやるか、と「北風と太陽」な気持ち。

ヒヤシンスその後

そろそろ梅雨かという曇り空になった6/6。
雨に降られないうちに、と用事から急いで帰って来たら
「九州が梅雨入り」のニュース。

本格的に雨のシーズンになる前に、やっておく事がひとつ。
鉢に植えた、水栽培の後のヒヤシンスの球根を掘り上げる事。

なんでも、水栽培ですっかりエネルギーを使い果たした球根は
疲れ果てやせ細るので、土に植えて光合成をさせて球根に
養分を貯めさせ、雨で腐る前に一度掘り出し、乾燥させるのだそうで。

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あの後すぐ、ミントはすくすく成長。左がヒヤシンス白花株。

というワケで鉢に植えたところまで以前記事を書いたのだが、
ベランダの「勝手に寄せ植え」鉢のスキマに植えた球根、
何度か液肥をやったりしてきたが、3ヶ月でどれだけ回復しただろうか。

葉が茶色く枯れて来た頃、梅雨に入る頃に掘るというが
見た所白花球根の方が葉が先に枯れて来てた。
こっちの方が開花も早かったが、球根の消費も大きかった気がするので
なんだか心配だが。

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予感的中。
回復どころか…
前より球根が小さくなった気がする。
ヘンゼルがちっとも太らない時の魔法使いのおばあさんの気持ち。

根っこの状態も、白い方は抜く時切れてしまったほどヨワヨワ。
コリャーダメかもしれないが、この上鉢の中で腐ってしまっても
しようがない。他の植物にも悪影響。
という訳でみかんが入ってたネットに入れて、新聞紙でゆるく包んで
陰に吊るす。
うーん、どうなることやら。

鉢では限界があるのかもしれないし、
思い当たるのが春先近所で摘んで植えてみたミント。
こいつがやたらと成長して、4本だったのが
植え付けて1ヶ月半後にはもう2本増えていた。
(そもそも茎から切った状態から水で根出しさせたもの)

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だってあっという間にこんな巨大に…そろそろ花咲きそう。
ヒヤシンスが陰になって光合成しにくかった?


ミントの強靭さは小平時代でわかっていたけど、このミントが
ちゅーちゅー鉢の栄養分を吸い取っているのではなかろうか。
気のせいか寄せ植えのスミレまでしんなりしてきたし。
(本来スミレは単体植えより他のものと寄せ植えに向く植物だというのに)

ヒヤシンスの球根を植えた春にベランダの鉢を点検したら、
小平時代、ヘタしたらその前からの古い鉢植えは中で根が詰まってしまってるのか
養分の枯渇か、手入れしてないのに毎年ガンガン咲いていた蘭が
とうとう今春は一つもつぼみがつかなかった。
それ以前に、葉がぱったり減って、もしかしていきなり全部枯れたのかと
思った程だった。新芽が見えない。沈黙の春状態。

蘭が生えてる鉢は一つだけだったから、全滅を恐れ
慌てて株を分けて風通しがいい状態にして、土も足したら、
5月も終盤になってようやくちらほら若い葉が出て来たが、
来年花芽が付くかどうかまではわからない。
バナナワニ園かどこかでもらったデンドロ系の強い品種で(多分)
放任していたが、気付けば茎が干したタケノコのようにカラカラに
細くなったものが多数で、緑色で太い状態のものが殆ど無い状態。
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矢印がやっと出た新しい葉。す、少ない…

思えば昔恐ろしい勢いでコロニーを作っていた地植えのミントが、
ある時からぱったり全滅してしまったので、(ハーブは案外そういう事があるらしい)
植物はなにか合図や信号をお互いに出し合っているのではないかとすら思う。
前の年に花盛りだったから翌年も、というわけではないというのは
頭ではわかっていても、実際もう何十年も変わらず咲いていたものが、
葉すら出なくなるというのは、なかなかにショックだ。
そういえば万両も、昨年は全く実がならなかった。
いいかげん鉢の土が固まってしまっているのかもしれない。

花は手をかけただけ応えてくれる、とよくいうが、
今迄手をかけていなさ過ぎた。
カイガラムシにアロエがやられて結局カットするはめになったし
東京に比べて暖かいから、と家に入れる事をしなかったため
一部以外凍ってダメになってしまった。

塩の結晶が物干しにできる場所だから、スミレの葉の成育も
それまでとは違う。
反対に元気なのは多肉系で、これは湿度や日照、温度が
東京の冬の室内とは全然違うからだと思う。

花を楽しませてもらったヒヤシンス、できることなら
一度きりではなく球根に生きながらえてもらいたいが、
小平より多湿なこちらの夏から秋を、さて無事に過ごせるかどうか。
今度の冬は無理でも、また土にいけて球根を育てる事が
出来ればいいが、と始まったばかりの梅雨に早くも思っている。

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蘭の鉢にいつの間にか生えたオキザリスが、蘭のかわりのように今年はよく咲いた。
オキザリス系も福岡では成育がいいが、特に冬咲きがよく目立つ。

振り幅の激しい人達

団塊の世代とマンガ好き(ややマニアック系の)には名を知られた漫画雑誌「ガロ」。
コミックという言い方より漫画と言うのが似合う濃い雑誌で
それの出版元が青林堂だった。

もともと白土三平が創刊に関わり、水木しげる、つげ義春
林静一という有名どころも作品を描いている。
そして少し世代が変わると丸尾末広、蛭子能収、みうらじゅん、根本敬といった
作家が知られ、「孤独のグルメ」の原作久住昌之も漫画を描いていた。
内田春菊や、90年代には、ねこぢるの作品を目にした人もいるのではと思う。
丸尾末広の美的にエログロな単行本に出会ったのがきっかけで、高校〜浪人という、
いろいろと不安定で多感な時期にそういうサブカルでアングラな世界を
知ることになってしまった。
それまでたまに目にしていたチャンピオン、マーガレットとは別物の世界だった。
白泉社の作品とは少しだけ被る所があったが。(←ただし昔の、森川久美や魔夜峰央の頃です)

学生になってガロをたまに読むと
到底一般受けはしそうにないストーリーや表現、読むと胸焼けがしそうな
とにかく怒濤のように溢れるエネルギーに気圧された。
ペン先が1話で潰れるのではと思える黒々とした筆圧高そうな描きこみ、
綺麗に画を描いたり、正義が主人公というのとは縁の無い世界があった。
(いや繊細な綺麗な画の作品ももちろんありましたが)

稿料が0円で、編集部へ行っても茶は出ないという話はさもありなんと思えた。
流行に乗るとか売れるといった商業誌とは設立の目的が違うのだから、
そういうものなんだろうが、収められてる漫画の数々に好き嫌いが出そうな、
いい意味で、タブーの無い同人誌という印象だった。
雅子妃のご成婚の頃の頃、天皇家に関して描いた小林よしのりの「ゴー宣」が
SPA!ではいろいろひっかかるとかで(そんな内容でもなかったが)
その1話だけ、ガロに掲載されたのも記憶している。
そういう、自由がここにはあった、筈だった。

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スヌーピーショップで見かけた、コーヒー等の上に乗せて食べられるシート。
牛乳の皮が苦手な人にはお勧めしないが、すごくよくできてる。
ラテアートからヒント得たのかもしれないけど、誰が考えたんだろこんなの。


それがどうしてこうなった。

今やすっかりヘイト本の出版社。
最近では千葉麗子やはすみとしこの本を出版して話題だが、
自分もはすみとしこ氏の難民写真トレスの件で、青林堂の変化を
初めて知ったのだった。
昔からの青林堂が分裂し、青林工藝舎が出来た経緯というのは
実は仕事で今の青林堂の社長と話をしている時に聞いたことがあった。
まさに青林工藝舎の「アックス」を読んでいた時の話だ。

その後花輪和一の「刑務所の中」はじめ何冊か買った単行本は、今思えば
青林堂ではなく青林工藝舎が出版元になっている。
もうずっと、ガロを読んでいなかったし、青林堂の単行本に縁が無かったから
変化に気付かなかった。

今の青林堂の社長は、ヘイト本は売れるから出している、というような事を
言っていたようだが、では彼に思想的な主張は無く経営のため仕方無くなのかというと、
ガールズパンツァーなどのミリタリー系萌え系が好きらしく、
彼のほんとの信条がよくワカランというのが正直なところだ。
仕事で何度か会って話した印象では(当時は別の会社だった)
私とは違うところに反応する人だ、ということと、
ナゾのベクトルのある人だなあということだった。
そのベクトルがそっちに行ってしまったのかどうか、当時の仕事で
(なぜこのキャラクターをこういう営業展開に…?)と感じていた違和感は、
そうでないものを順序を考えずメジャーに乗せようとするという乱暴さだった。
そしてそれが今こんな形になった事がなんとなく一致する気がする。

左翼との決別を本にした千葉麗子氏の主張を最近読んだが、
この人もよく分からん事にいきなり反応してしまう人のように感じた。
0か100か、という印象で、この人は信じていた事に
「裏切られた」と感じるとそれまでの事をマチガイと言い切り、
全否定に簡単に転じる傾向があるのではないか、と思う。
こういう傾向のある人に過去何度か会って来たが、根拠もなく信じ込み、
かと思うと妙な所で頑固で、思い込みの激しい人という共通点があった。

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細かい丸C表記までよくできてるよなーほんと。

過ぎた左翼は右翼と変わらんと自分は思うし、今の日本でホントに
国土の事を思っている右翼がいるのかどうか知らない。
(同様に、「パヨク」と言われてる人達も、ホントの左翼なのか知らない。
だいたい右翼左翼と今のこの国で言う事が無意味だ)
実はホントの右翼も居るんだろうけど、「声の大きな」一部のおかしなエセの人達が
目立ってしまってるんだろう、きっと。
本物の右翼なら福島を汚してしまった原発と、根拠の無い再稼働を推進する
現政権には反対の立場をとるだろうし、退園した親にまでののしりを続ける
森友学園を愛国とは認めないだろう。
愛国と右翼とヘイトが変な形でごっちゃになってしまってる気がする。
愛国なら許される、と他の国を「口撃」するのは、彼等が忌み嫌う一部の
国の人達のやってる事と同じだと思うんだが…

国を愛することは国のあり方を全肯定することとイコールではないし、
政治の誤りは誤りと認めないといけない。
他の国へ旅行などで短期間行くだけでも、日本に生まれてよかったと
感じる事は、沢山ある。
清潔さ、宗教的寛容さ、技術力の高さに先進国でトップクラスの安全性も、
そこに住む人間が守り作って来たものだが、それを殊更に強調し
他国と比べようとする動きは、むしろ国の衰退にしか見えない。
誇るのは自由だが、それに乗じて他国を卑下することにつなげようとするのは
いやしい。
自国を愛する事は政治家に強制される事では無いし、日本会議が理想とする
サザエさん一家の姿を皆が再現出来るわけでもない。

話題となっている森友学園絡みでは、あの幼稚園にテキストを納品していたのが
福岡和白にある鈴蘭会という、首相夫人が始めた団体で、なんで東京にいる夫人の
関連団体が福岡に?と思ったら、そもそも夫人がそのテキストに関係したのは
和白から近い福岡の宗像にある某施設で「素読」テキストを使っている姿を見て
「感銘を受けたから」だったそうだ。
まったく、この人はとんだトンピンだ。何にでも簡単に感銘を受け過ぎる。
柔軟な頭のくせに割とじいちゃんばあちゃんの言う事素直に信じちゃう10代の孫と
同等のテンションの様に見えるんだが。
ご本人は、お酒を飲んでいろんな立場の人達と隔て無く話せる時の自分が好き、と
言っていたらしいが、首相夫人という立場の相手にどんな相手も正直に話してくれてると信じる
このお嬢さん的発想もアレだし、お酒飲まない冷静な頭の時にちゃんと話して欲しい。

感動して行動するそのパワーはある意味すごいけれど、
「感銘」するそのベクトルが、なんかやっぱり、違うんじゃないか…
と、森友学園問題や青林堂の最近のパワハラ問題と類似を感じる次第。
皆同じ考えではないから何に感銘して何を主張しても自由だが、
国家を時代錯誤的に崇め奉り、国に忠誠を誓わせる事に感銘するのは
他国にまで肉親を暗殺させにいく、某国と何が違うのか。

最後に、今の青林堂への漫画家しりあがり寿氏のツイートを引用。

「青林堂はもうあの頃の「ガロ」の会社じゃないよ。ガロを継いでるのはアックスの青林工藝舎。
右とか左とか騒がしいけど、青林工藝舎の人達は昔っからただ世の中からこぼれてるものの味方だよ。」


さよなら、青林堂。


最近観た映画②「スノーデン」

「沈黙」の後も観たかった映画があった。
オリバー・ストーンの「スノーデン」。
数年前非常に話題になった、あの彼に取材し製作されたとあれば
とても興味ある。

が!「沈黙」の時にガラ空きだった近所の映画館
(これがあるイオンモール自体は客は入っている)
で上映してくれれば近くていいのだが、何故か上映予定に無い。
「相棒」やるならこっちをやれよと言いたいが、調べたら
「スノーデン」自体、どういうわけか福岡での上映館がオソロシク少なかった。
モールに入ってるTOHOシネマ系では殆ど全滅のようで
福岡では全部で2、3箇所しかなかった。
なので天神ソラリアの上にある映画館へ行ったのだが、ここも60名と
収容人数が少ない場所。
そんなにみせたくないんかと勘ぐってしまうではないか…

とにかく、福岡一の繁華街天神だけあって60名のシアターは
埋まっていて安心したのだが、上映の場所が少ないというその時点で
なんかもうフェアじゃないというか、残念になる。

映画の感想は…
まさに「事実は小説より奇なり」で、帰宅したら
PCのカメラに絆創膏を貼りたくなる。

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ちぎって投げたような雲ぽっかり。今冬は福岡にしては天気がいいような…

ここでうだうだ言うより、とにかく観て欲しいのだが、
なにせ自由の身ではない彼に取材し、彼が話した事だけを映画化したという事情から
監督の創作が入れにくかったのではと感じた。
事実を元にした映画だが、スノーデン自身全てを話した訳ではないだろうから。
かといってスノーデンと反対の立場の政府機関に取材は厳しかったらしいし
(スノーデンのいた機関に取材を申し込んだらパンフレット送られて来ただけで終わったらしい)
視点があくまでもスノーデン側からの一方的なものになる。

なのでドラマ性等の「映画」としての創作の面白さという点では
ちょっと浅いというか、恋人以外のスノーデン氏と家族の関係とか、
監視社会の現実やスノーデンに命令する側の人達の描写についても
もうちょっと説明してほしいところとかちらほらあった。
人の生活を覗く違法行為や一般人を陥れたり、誤爆で人を殺す可能性などの
エピソードが語られるが、インテリ右翼のスノーデン氏がすべてを捨ててまで、
国家的機密を盗み逃亡するに至る理由と納得させるには、映画の描写はちょっとぬるい。
そのかわりテンポよくどんどんと話が進む。退屈する暇がない。

俳優より実在の一般人のスノーデン氏の方がイケメンなのがなんともいえないが
それでもこの主演俳優、よく化けている。雰囲気が似ているというのか…
見所の1つ、情報をコピーして持ち出すシーンがハラハラさせられるが
つくづく同僚には恵まれてたのね、スノーデン…と思えてしょうがない。(以下ネタバレ)
靴でとっさに隠してやる同僚(正直これはどこまでホントなのかと…
絶対うっかり踏んでしまいそう。すごい動体視力)は頭も切れる上に
手話でもジョークを飛ばすクールガイだし、
もう一人のオタク同僚も、勘付いてたんだろうが、
休暇の言い訳のアドバイスまでして見送るという…
この同僚達がその後どうなったのかも心配になるが。

映画の最後の方で、トランプが「スノーデンは死刑だ!」と
主張してる画面がちょこっと映るのだが
最近になって、ロシアがスノーデン氏をアメリカへ
「売り渡す」という話が出てて、なんというタイミングだろうと
思うわけですが…
トランプもロシアの某コワいトップの方も、どこまでがオモテと裏なのか
まったくわからないから、なんとも言いようが無いけれど。
何を信じたら良いのかがわからなくなるというのも、この映画で
描かれている事だし、そういった現実の中一部の人間だけが
不足のない暮らしをしてるのもまた現実で、いろいろ考え出すと
わけわからなくなるのが「事実を元にした」話のこわさ。

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既に2/4にはこんなに菜の花が。

気付けば福岡では2月25日現在上映館はたったの1館。
駅ビルにハンズやマルイが入ってても
マフィアみたいなファッションの某政治家が支持される土地柄が
こういう所に出てるんじゃないかと思ってしまう訳です。
なんでこんなこと言うのかというと、
上映打ち切りの圧力があったとか無かったとかいう話が囁かれてるから。
現在上映されてるから打ち切られずに済んだんだろうが、
もともと上映館が少ないのにそこまでやるってどうなの。
いや、映画も娯楽であって需要なければという理屈はわかりますが
今回に関してはどーもね。

恐ろしいのはこの話がフィクションではなく現実に起こった、
そして現在進行形の話であって、
もっとこわいのはその映画にどう考えてもシカトしたい圧力が
かかってるなーとわかる対応がされてること。
アメリカ本国でも監督への記者会見は冷淡だったようだが
日本もそれを踏襲している。

学校や会社といった何らかの組織やグループ、あるいは宗教もそれに入るだろうけど
そういうものに属してその中の規則にのっとっている暮らしの中、
いやそれは明らかに理不尽だろう、とか人としてそれはおかしな考え方だという事があった時
個人はどこまで自分の信条を通すことができるのか。
おかしな方向ならばモンスター扱いだが、そうでないまっとうな疑問の時に
対応してくれない組織なら、会社ならブラック扱い。
でもその相手がヘタしたら人権保護をしてくれないような「国」ならばどうするか。
今の日本にあてはめて考えても、とっても起こりうる、コワい話。
なんたって教育勅語を唱えさせる幼稚園に「感銘を受けた」首相夫人が名誉校長に
なれるんだから。(そんで問題になったら逃げたけど。ゴミを埋めるわ
土地取得の経緯疑惑だわ何が日本人としてのアイデンティティ教育なんだ?)
フツーだと思っている事に疑問を持つことは大事だし、それに圧力を
かけてはいけないと思う。

映画は娯楽と言われればそれまでなんだけど、
たまにはこういう映画も、はなから「陰謀論だ」「反日監督の映画だ」
などと喰わず嫌いせず観て欲しいと、
そんなふうに思った「愛国」幼稚園絡みの疑惑に
「レッテル」という言葉を使うのが好きな首相がキレてる今日この頃。

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プロフィール

くろけろ

Author:くろけろ
ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

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