2017-07

なにこのかわいい生きもの

今回は蝶の写真が出て来ますので、
虫と名付けられているものはしじみだろうとアゲハだろうと
ごめんこうむる、という方はスルーして下さい。

10月上旬のお天気の日にベランダから視線を感じてふと見ると
そこにはウサギかげっ歯類のような正面顔の何かがいた。

131002_1247~01
ケータイ写真ゆえショボイです

なにこのかわいいいきもの。

というわけでもうちょっと寄ってみた。

131002_1240~01
こういう顔のほ乳類いなかったっけ。

時折思い出したようにひらりひらりと鉢のまわりを飛んでは
またピタッと止まることを繰り返していたが
暖かいこの場所がお気に入りなのか随分長く花も何も無い鉢で
お休みしていた。

DSC_004410.jpg
はいは〜い、視線こっちに下さい

こうなるとデジカメの出番、逃げないうちに、と
引っぱり出してきてこのかわいい生きものの
正面顔撮影開始。

カメラを向けるとなぜかだんだんと近づいて来て、
正面を向いてくれるのはどういうわけなのか。

DSC_04440.jpg
頭丸っ!耳はドコに行ったと思ってしまう

あまりにもポピュラーな蝶なので、いままであらためて調べることが
無かったが、イチモンジセセリというらしい。
そういやよく聞く名前だな…
胴体が太い上にもふもふしていて色合いも地味、
オマケに黒々とした目玉のためか蛾に間違われがちだけど
れっきとした蝶の仲間。

DSC_004460.jpg
名前は羽にある四角いドット模様が一文字に並ぶからだそうです

イネ科が大好きとかで、となると稲の害虫とも言えるわけだ。
ここもすぐ前に田んぼがあるのでなるほどねーと思う訳だが、
稲に限らずそこらに沢山生えてるイネ科の草もきっと
彼らにはうれしい家とご飯になるんだろう。
実際イネ科に限らずノブドウなどそこらに生えてる
ポピュラーな草周辺でぴろぴろ飛んでいるコレを見かける。

虫というだけでまさに虫けら扱いされる存在も
よく見ると顔が予想外に可愛かったりするものも多い。
自分のとっては家の中でぴょこぴょこしている
ハエトリグモなんかも正面顔はキュ−トでたまらんと思う。
もっとも、この「かわいい」と思う観点は人間だけなんだろうが、
それでもどうしてこういう顔に作られたのだろうと
思わずにはいられない虫は他にも沢山いる。
かわいい系の虫画像はこちら←クリック

赤ちゃんがかわいい造作なのは、大人にそう思わせて
守らせるためだとかいう話をどっかで聞いた気がするが
虫もそういう意図が…?
いやまさか。
スポンサーサイト

アゲハ

実ものが好きないやしい自分が植えているのが
ダイダイや柚子の柑橘系。
そして、毎年どんどこ実を付け、これまた種でどんどこ
増えている(里子に出してます)山椒。これも柑橘系。

ということは。

そうです。
アゲハがひらひらやって来るんですわ。

葉に卵があるなあ、と思ったら気付くと鳥の糞そっくりな
芋虫がひたすらもぐもぐやっている。

これからがその本格シーズン。
DSC_00450.jpg

これは、山椒のとなりのワラビ(シダもどかどか生えるので
ワラビが出て来るのです)
にとまってたアゲハ。
DSC_00490.jpg

羽化した直後なのか、数時間もずっと同じ所にいた。

これ見て気付いた。脚は黒1色じゃなくて、白も入っている。
フレディマーキュリーのタイツ。
好きだ~フレディ。
1つ屋根の下でこのお方と暮らすのはちと大変そうだが
親戚のおじさんに欲しい、そんなお方。死ぬるには若すぎる。



…すみません、アゲハでした。
でも、羽化にはなんだかちと早いような。(ちなみにコレ4月末撮影)
アゲハって、成虫でも越冬するんだっけ。
ああ、でも、春暖かくなって親が卵生むということは、そうなのか?
にしてはなんだか鱗粉も剥げてなくてえらくきれいな気が。
DSC_00480.jpg

近寄っても全然逃げる気ナッシング。
こんなに寄れたことはない。
でも山椒のトゲが邪魔で、期待した程のアップは撮れず。
DSC_00510.jpg
常々、顔は蛾のほうが綺麗だと思うんですよね…

翌日は、まだワラビの隣の山椒にいました。
DSC_00570.jpg

天候不順で、イマイチ元気が無かったのかもしれない。
ようやく5月らしくなってきたから、
どこかでひらひら飛んでることを願いつつ。

女郎蜘蛛

個人的にはクモは好きで、特にハエトリなんかはかわいいと思う。
一般的に、クモは網張って獲物を待つ陰険な虫だの
ホラーな屋敷やら「気味の悪いもの」的なモチーフに
されてるのに、このネーミングは更にこう何やらウェットなものが加わります。

ジョロウグモ。アシナガグモ科。

しかし、今はこの女郎の文字をあてるけど、
そもそもは高貴な女性や高位の女官を指した「上臈」(じょうろう)が
じょろうの読みになり、この字になった…という説もあるそうで。

であれば、このクモの美しさが単純に讃えられたのかなあ、とも
思うけど…何せメスがオスに比べてかなり大きい。
それに初秋になると急に目立って来るこの体や網の大きさ、
大きな虫も食べちゃうそんな迫力が、
いわゆる「お局」的ニュアンスでこの名前になったんじゃないか、
という気がしてしまう。

DSC_0056.jpg

今の季節、高さの有る樹と樹の間、かなり離れている様な所に
大きな巣をかける。
だから、光の加減で宙に大きな体が浮いている様に見えるし
張る網が大きいから、その分かかるエサも多い。

カナブンや大きな蛾、自分の体よりはるかに大きな甲虫も
なかなか逃げ出せないのを見ると、
相当な強度だなと思う。

実際、うちの庭は今巣だらけなのだ。
気付かず頭から巣に突っ込んでしまったり
通路に張られた糸にギロチンワイヤー状態に
なりそうになったり。糸の粘着力も強い気がする。

ごめんね~と言いながら、通るとこだけ糸を切ってますが。

巣には、たいてい小さいクモが2、3匹いる。
これは、オスなのだ。
DSC_0057.jpg
左の小さいのがオス。見えないけど、右の奥にももう一匹オス。地味。

ずっと、子供かと思ってた。
しかも、メスと同じ方向を向いていない。
メスがこちらにお腹を見せていれば、オスはこっちに背中を。
しかも、なんとなく同じ面ではなく、二重になった巣面にいたり、
微妙な距離をもった位置にいるような。

メスに正攻法で挑んだのでは交尾の際食われかねないので、
メスの脱皮直後(動けないし)や
食事中(これも名案)の隙を見てすすす…と近づくのだそうだ。
大変ですなあ…

アオマツムシ

アオマツムシ。コオロギ科。

台風でベランダに飛んできた小枝や葉っぱを掃除してたら、
緑色の虫の死骸が何匹も。

死骸はどれも同じ種類。
よく網戸にとまってたり、庭で見かける「秋の虫」(いっしょくた)
だけど、名前は気にしてなかった。
DSC_0123.jpg
そうしたら、生きてるのがベランダにいた。
中国から帰化したらしく、今は都市部でも普通に見られる、
繁殖力の強そうな虫。どうりでやたらに死骸が転がっている筈だ。

DSC_0125.jpg
きゃ~はなして~(前脚が短いので全く効果無し)

草を食べるバッタの仲間は口元がなんともかわいい。
足の先も、ちょぼっとなっててプリティですな。

捕まえる時に指先に土が付きました。汚くてスミマセン。
DSC_0126.jpg
短めの前脚の先、口元で「?」なかんじでかわいい。

産卵管らしきものが目立つから、メスだろうと思ったら
案の定。
オスは、背中の一部に模様がある。
DSC_0127.jpg
ちょっとひねた目をしております

動きが素早いので「アオゴキブリ」とも呼ばれる、と
あったけど、似ても似つかないのにあんまりだ。
触角が長いくらいじゃないの、似てるのは。
それに、お仲間達と同じ運命が近いのか、この個体はすごくおとなしい。
DSC_0129.jpg
ボケちゃった

ベランダで死んでも、とこれは庭に放したのだけど、
夕方、ベランダに出たらまた別の(?)が一匹、来ていた。
これもまたメス。死骸もメスだった。オスはいずこへ。
DSC_0130.jpg

なんだか彼らのお気に入りの場所なんですかね、ベランダが。

エダナナフシ

エダナナフシ。ナナフシ目ナナフシ科。

これ以上はないってくらい間違えようのない虫ですが、
他にはトゲナナフシという、トゲトゲのあるタイプもいるらしい。
DSC_0128.jpg

とにかく、枝以外の何ものにも見えない。
子供の頃、はじめて見た時は嬉しかった。
山ぞいの側溝に、ひっそりいて枝と思ったら虫。
DSC_0126.jpg
ワタシは枝ですエダ。ムシじゃないデス。

どういうわけか、今住んでいる所にはほぼ毎年
姿を見せるナナフシ。

緑色のものもいるし、サイズもさまざま。
でもこの写真の個体が今迄で最大。
DSC_0124.jpg
たいていは、じっとしているのだが
この時は玄関先でうろうろ。動き出すと脚の長さのせいか、
かなり早い。ふわふわ浮く様な感じだけど捕まえるのに困る速さ。
DSC_0129.jpg
ひからび~

しばらくして、お亡くなりになっていたのを発見。
でも、生きているときも動かないかぎり干涸びているように
見えないこともない。
だから、この写真の中で、どれがそうなのか、
わからない…ですよね?

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

くろけろ

Author:くろけろ
ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード