玉川上水沿いのジャングルからの徒然なひとりごと

こりないオヤジ2

2011-05-31 Tue 20:41

昨日の続き。

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都知事は東京港の埋め立て地に発電効果が高い天然ガス発電所を
新設する計画を検討していく、という。
比較的狭い土地に建設可能、分散型発電で送電距離も短い。
窒素酸化物と水と窒素に分解するため環境負荷も少ない。
都市型電力の確保にいい、との判断らしい。

ちなみに1基200億円くらいだそうだ。
(原発が1基これの20倍、いやもっとの価格)

クリーンエネルギーも集中型の大型プラントにすると
同様の利権、環境負荷の問題が生じる。
そうならないようにしてほしいと思いつつ読んでいたら
こんな5/27の知事会見記事が。(5/28東京新聞)



記者:自然エネルギー導入の考えは。

都知事:「ダメ!コストかかって出力無くて。
コストパフォーマンスがダメです。風車とか太陽光パネルって
電気の供給量は知れててね。
やっぱり日本の産業全体を考えなきゃ。
その中で、個人の家が太陽光発電するのは結構でしょ。
そんなものは、日本全体の産業社会を支える力には
なりきれないんでね。

北欧言ったら、あちこちで風車立ってますよ。
しかし、日本の場合は風力足りないのと落雷も多いし
非常にパフォーマンスがよくない。」



相変わらずの取りつく島の無い言い方だけど、ここで気になるのは
何かと風力が合わないと言っている事だ。
風力は、広大な土地の国に適しているのは低周波被害でも確かだ。
首相が太陽光と風力を言うからこの人らしくあてつけなんだろう。

しかし、日本にはヨーロッパの国に比べて水量の豊富な川があり
(向こうの人に言わせれば日本の川は滝なのだそうだ)
波のエネルギーを持つ海がある。
そして、地震の元でもあるが火山の地熱もある。

資源が無いと言われるが、それは石油等のこれまでの
燃料、資源と比べての言い方だと思う。
選択肢が無い訳じゃない。

分散型にして、エネルギー源をこれから数種類平行して
実現可能にしていく努力の前に「ダメ!」はないだろう。
実際、東電は「電力不足する」と試算した中に
揚水発電を当初計上していなかった事が後でバレてたのだから。

いつまでも原発でないとダメだって思わせたいのは何故か、
もうそろそろバレて来ているのに。

産業社会ってなんだ。経団連会長も自然エネルギーは言うがやすしと
ぐちぐちと文句垂れてたけど、
もう年だから、頭の切り替えができないのだろう。

「東京は日本のダイナモなんだから」と豪語してた都知事、
そのダイナモは自分では発電もできないばかりか、
そのために福島があんなことになってるんですが?

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目に青葉。

そして、びっくりだが2020年夏季五輪にまたもや立候補するらしい。
開催のために積み立てた基金4000億があり、環境をテーマにするとか。
これまで再挑戦に意欲はありつつ
「復興の進展具合による。判断はぎりぎりになる」
と少しだけ遠慮していたようだが、6/17からの都議会定例会で
正式表明するのだそうだ。
そのお金、別の事に使ってよ…

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折り込み紙にいつまでも昔の若い写真を載せてるんじゃなくて
将来のある若いのにちょっとゆずったら?

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こりないオヤジ

2011-05-30 Mon 20:48

東京は、つくづく人材不足なのだと思った今回の都知事選挙。

出ないと言ってぎりぎりまでひっぱって
結局出た慎太郎の他に、一体誰に入れれば?
いないじゃないか…と困った顔ぶれ。

こんだけ人がいるのに一体なんなんだ?

当選後「パチンコや自販機」について言及していた知事だが
基本あの方は経済優先、どう考えても脱原発なんて
考えそうも無い。

しかし先日このカテゴリで「都のおバカ」と書いた、
都内の大気中の放射線量をなぜかビル屋上の
18mの位置で計測している事について、
5/27の定例会見でこう述べた。
「人間の生活圏のレベルである
1mくらいのとこで測るべきだ」


今後改善されるのだろう。これは進歩だ。

今の18mの測定場所は新宿区百人町の健康安全研究センターだが、
4月に高さ1mの地点で測定した携行型線量計の値と
18mでの値とでは差が無かった、という。

しかし、都内で高さ1mに統一して独自に測定した
共産党都議団は
「殆どの地域で百人町の18mの値を超えた」
としている。

なんなんだこの意見の相違は。

ちなみに共産党の測定結果はコチラ。
地図でのおよその表示←クリック
細かい地域の測定結果表←クリック

あ、ワタクシ支持政党ありませんので誤解なさらぬよう。
結構、高い数値のホットスポットがある。
奥多摩方面は距離が遠くても山の影響なのかもしれない。

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いい香りの橙の花。今年の実は…使いたいけど…

福岡滞在中も新聞の、都市放射性物質濃度はチェックしていた。
日にもよるが、福岡は通常の範囲内で
だいたい0.036マイクロシーベルト/時。
東京の百人町は0.070未満から通常のデータを超える日もあった。

しかし、それはあくまでも地上18mの値だったのだ。
自分の頭のあるあたりは、もっと高い濃度。
戻って来て気付くマヌケ具合だが。

一般に、アスファルトやコンクリの上ではとどまりにくく、
土や植物、水には付着、とどまりやすい。
それを考えると、自分のいる場所の近くのデータの中でも
植え込みの測定結果が参考値となるのだろう。

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緑のベルトの中に家がある。地面は土。あーうー。

緑に恵まれた環境が皮肉なことだ。
見た目、いつもと変わらないように新緑がきれいで
季節が巡っているのに、何かが漂っているかもしれない、
雨に濡れるな、布団を干すな、窓を開けるな。

そんな生活、誰が望む?

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好きな花、すいかずらが咲き始めた。

都は4/6より百人町の数値と、文部科学省からの6箇所のデータを
駅の電子掲示板などで公表し始めた。

しかし文部科学省のデータとは別に、
自治体が独自に測定結果を公表し始めた。
この流れはどんどん広まるだろう。いくら隠そうとしても
住んでる場所の数値は知りたいものだ。
それを行わないような自治体は、支持を失って行くだろう。

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ホームベーカリー

2011-05-30 Mon 20:36

パンよりご飯が好きだ。

でも、朝は時間的にトースターで焼くだけのパンが便利で
どうしてもパン食になる。
いや、あと20分早めに起きればご飯の朝食が出来るだけの話だが。

パンは実際相当量の油脂が入っている。
油は摂取しなければいけないものだが、どういう油なのか
なかなか確認しづらい。
それにすぐ食べるのに保存料とかいらないなあ…
小麦粉のポストハーベストなんて怖いしなあ…
とかねてから思っていたところに、昨年
友人がホームベーカリーで焼いたパンを持って来てくれた。

話を聞いていつかはと思っていたが、
今回導入してみた。

ナシ○ナルのが家電売り場でタイムセール。
余ったご飯も材料にできる。これは買いだろう。

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上フタ開けたところ。右の黒い丸い窪みがドライイースト入れで
左の四角い部分がナッツ等の具入れ。
正直おもちゃのようなかんじで…いや、機能はいいのだろうが…
日本の家電はなんか色や形が…可愛すぎる。
もっとゴツい系クールなのはないのか。


さっそく、粉とドライイーストを買い、試してみる。

機種がいくつかあるが、自分が選ぶポイントにしたのは
ライ麦パンが出来る事、だった。

白くふわふわのよりも酸っぱくどっしりしたドイツパン系が
好みで、ドイツパン専門店も立川にはあるのだが
しょっちゅう買いに行ける訳でも無し(そしていいお値段…)
できることなら自分でなんちゃってパンでもいいから作りたい。

そんな訳で、いきなり一発目に「食パン」ではなく
ライ麦パンに挑戦してみた。

いつもはアバウトな自分だがパンに関してはさすがに、分量はきっちり量った。

やたらに「粉は○社の○○をおすすめします」とガイドブックにあるのが
気になるが、それに逆らって国産小麦粉使用。
自分で材料をえらべるのがホームベーカリーの醍醐味。

朝起きた時に焼き上がるようにタイマー設定。
なんと便利な。

…で、できたのがコチラ。
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…。なんかあまり膨らんでないような…

パンケースから取り出すとこんなかんじ。

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お尻には羽の跡が付いている。
…しかし、見るからに硬そうだな…この質感。


確かに手引きにはライ麦パンは他の物に比べて膨らみにくいとある。
○○粉を使わなかったからだけではなさそうだ。

部屋中イーストかヨーグルトかの香ばしい香りが漂う中
できたてのパンをさっそく朝食に。

…。これがまた、切りにくい。
まだ冷めていないから外の固い皮と中の柔らかいのとで
押して切ると形が崩れそう。

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ゴツゴツです。

…。うー。見てくれはなんだかイマイチだが…。
味は大変よろしいかと。
皮もちゃんとそれらしく分厚く噛みごたえのある状態に。

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となりの市販品イングリッシュマフィンと比べなんと野性味溢れる…

でもちょっと味が濃いかな。次回は塩と砂糖を少し減らしてもいいかも。
残りはスライスして冷凍庫に。


次はもう少し膨らむパンをと、コーングリッツを混ぜた
「ひきわりとうもろこしパン」。
「フランスパン」コースとやらで皮をパリッと。

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おお~!膨らんだ!

コーングリッツが細かくひき過ぎているのか、トウモロコシが
入っていると分からないくらい。
個人的にはコーングリッツがもっと荒めの粒のほうが好きだけど
これはこれでおいしくできました。
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…ええっと、キメの細かいほうは市販品です…

3つ目は手引きの作例にあった「果汁パン」を参考に
野菜ジュースと冷凍コーンで「コーンとトマトのパン」。
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コレもちゃんと膨らみましたよ~

「早焼き」コースというので作ってみたらわずか2時間で出来上がった。
ふかふかと柔らかくおいしい。
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トマトの酸っぱさとコーン粒のもっちりがおいしいよ~。

そして4つ目。
シナモンの粉が使いかけだったのを思い出し、
適当にアレンジして「全粒粉パン」コースで「シナモンパン」。

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うん、これもいいかんじにできあがりました。たまらん香り。

シナモンの香りがいい、うっすら甘い美味しいのができた…
と思って切っていたら、粉の袋に入っていた脱酸素材の袋が
混入したままパンになっていた事に気付いた。
あわわわ。
(袋は破れておらず、命に別状ありませんでした)

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目下スライスが難しいのが悩み。
冷ましたほうがいくらか切りやすいのは確かだけど
でもやっぱり切ると潰れる。パン切り包丁導入したほうがいくらかましなのか?



買うより自作のパンが全て割安、とは言えない。
でも、同じくらいのボリュームのパンで同等の材料を使ったものが
店では¥300くらいで売られている事を考えれば、
安全が自分で確かめられて、金額も安いと思う。

えてしていろんな具を投入して変化球パンに走ってしまうのだが
そのうちシンプルな「食パン」を作ってみようと思います。

え?電気の無駄?
大丈夫、うちには質実剛健な直火用の鉄鍋タイプのパン焼き器もあります。
かかる時間もずっと短いし。
(パンっつーよりもごついリングケーキみたいなのができるんだけど)
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計画停電と風評被害

2011-05-29 Sun 13:48

毎朝起きると前日より確実に事態が悪くなっていて、
朝のニュースを聞くのが怖くなり、加えて余震。

ダンナを置いて1人九州に逃げたのが3/17のこと。
前日は丁度晩ご飯の時間がこの地域では計画停電にあたり、
ランタンを吊るしての夕食だった。

マンションに住む人からタンクからくみ上げるので
停電時は水も止まったと聞いた。

自分の地域がいつ停電なのか
物資は大丈夫かといった準備に追われ、
23区の事などいちいち確認をしていなかったのだが
大マヌケにも東京に戻って来て初めて知ったのだ、
計画停電は結局23区内では行われていなかった事を。

(あ、荒川、足立、板橋、練馬の一部では行われたようですが…
福岡でもこの線引きはなんなのだと話題になっていた)


加えて夏の計画停電はしないとか言っておいて
その後「もしかして6月以降に計画停電する時にも、やっぱ23区内は
はずすかも~」なんて言い出しているのだから、
これでは不公平感で爆発した住民のデモが起こるのではないだろうか。

そもそもこの計画停電はその効果と必要性も疑われているのに
(原発無いと困るでしょ?と思わせるためとかなんとか…)
明らかに電力を消費していそうな区が停電せずに、
そうでない郊外ばかりターゲットにするのであれば、
都心のオール電化マンションに住んでる人はいつまで経っても
その恩恵を再認識する事がないのでは?

そこで、合点がいったのだ。
福岡にいる時に、向こうのラジオで福岡出身のリリー・フランキーが
東京は電気も足りてるし、物もあるから大丈夫」
と言っていた理由が。

彼がどこに住んでいるかは知らないが、
上記の4区に住んでいるとはあまり思えない…

きっと彼は被災地と比べれば東京は何ということはない、
という意味で言ったのだと思うが
東京も、何ということはないという状況ではなくなってきている。

3月に実はここまで放射性物質が飛散していた、という事に加え
親が子供のために放射線量を都内で調べたいと思っても
できるだけ食品の材料を選びたいと思っても
教育の場でそれが許されなくなって来ている等の情報が
入って来ているのだ。
国○寺市に問い合わせた人によると、
砂場、校庭、給食、水全てにおいて検査を拒否したという。
個人的に検査するのもダメとか言い出してるところもあるらしい。
廃プラ施設で痛感したが、とにかく
「安全だから安全」という姿勢なのが硬直化したお役人なのだ。
呼ぶのは御用学者。
もういいかげんそんなことでは騙せなくなって来ていることに彼らは気付きたくないのだ。

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好きな季節なんだけどね~…うかうか外出ていられないという気持ち。

4月のいつかだったか。
NHKの「あさイチ!」を見ていて、何か不自然な印象を受けた。
(この番組はいつもは見ていないが、実家は老人家庭なのでテレビをよく点けている。)
で、その日は「チェーンメールと風評被害」という特集で、
3月に流れていたいろんなチェーンメールとそれを信じる心理、
情報は出所を確認しましょう、すぐに人に転送しないようにしましょう…
といったような事をやっていた。

これには思い当たる事がある。
知り合いから計2件の某石油タンク火災についての
メールがうちにも送られて来た。
で、後に当人から「ごめんね、デマだったみたい」とあやまりがあった。

…のだけど、もらった情報は当時「さもあらん」と思った。
むしろ、それだけではない様々な有害物質が飛散しているのは確実と
思っていた。これは14日にベランダの手すりを拭いたら、コレまで見た事の無い
緑がかった汚れが付いた事で実感した。

だから、できるかぎり外出は控えたしマスクもしていた。

結果的に「デマ」「事実無根」であっても、
その情報への対処ですごく迷惑をこうむったわけでもなく
その人個人が選択して対処したのなら、それでいいのではないかと思う。
…と思っていた。

しかし、その番組内では、とにかくデマは困る、チェーンメールはいかん
という進行で、では何を判断材料にするべきかの根拠と、
当時の状況にはあまり触れていなかったのが見ていて不満だった。
毎日原発がどっかんとなり、おびただしいがれきからおそらくは
アスベストその他粉塵も出ているであろう、そんな状況で
「あのメールは全部違う」と言えるのか?

冷静な対応をしろというのは分かる。
でも、それは情報が伝わったその上での話だ。

それは産物への「風評被害」がそうだ。
ゲストの室井佑月が「風評被害にしてるのはマスコミなんじゃないの?」
といった主旨の発言をしていて、それがその番組中では進行に反した
KY的な正直さを持っていた。

彼女いわく、「スーパーでガイガーカウンター置いて、
消費者が確かめられれば分かるけど…
(ネットも含め)そういう情報が規制される事のほうが怖いと思う」
(↑記憶だから言い回しは曖昧です)

この番組だけでなく、室井佑月は週刊朝日の連載でも
(5/6.13合併号)「良心を問う」というタイトルで同様の意見を述べていた。
ああ、この人はポンと本音を言っちゃうように見えて
実はすごくまっとうに調べて、真剣に心配しているのだ。
この人の本もTVも見ない自分はよく知らなかったが…
(以下、その記事)
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その後、つい最近のこの番組内で(5/26)室井佑月は福島で福島産の
野菜が給食に使われる事にはっきり異議を唱え、他の出演者もちょっと
慌てたらしい。

責めるべきは、危険性が無いと偽りデータ改ざんまでして
原発建設推進、「数十年後に障がいを持った子が生まれても
原発建設すべき」と恐ろしい事を言って来た政治家や
癒着してるモロモロ、御用学者であって、
山本太郎氏や室井佑月ではない。

そしてなにより今はそういう人達から切り離した部門が
早急に避難と生活の面倒を見る、汚染の状況を公表し
「疑心暗鬼」を本当の意味で防ぐ。
とっとと対策をとらないと、大変なことになると思うのだが…

何が起こった(ている)のかを事実上隠蔽し、
それへの対処もせずいたずらに時間が経つ事に、
もはや肉体的精神的限界を感じている人達は沢山いる。

こんな事態が現実に起こっているのにまだ18mという
鳥の飛ぶ高さでしか都内の大気中の放射性物質を計測しない都も
相当のおバカだと思う。

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物言えば唇…

2011-05-28 Sat 13:31

もうタイトルでははん、と思われた方もいらっしゃるかと。

タレントの山本太郎氏が「オペレーションコドモタチ」というシリーズ内で
今回の福島原発について本音発言をし、youtubeで見られると知ったのは
先週の事だ。



この動画での情報の細かい正確さやこの人自身の過去の発言やらもろもろは
この場合触れるのは適切ではないと思う。

この内容うんぬんは、上のyoutubeを見ていただくとして、
とかく政治的な事にはだんまりでいないと干される日本の芸能人が
ここまで言う事自体、普通の状況にないことの現れだと思う。

では実際、どこに行けというのか、出来ない人がいる以上
不安に不安を重ねるような事を言うな、という被災地の人には、
正直何も言えない。

とにかく事実なのは、国や東電が震災直後から1週間程の間に
相当量の放射性物質が関東方面までも放出されていたのを
やっと翌月になって公表した事、
SPEEDIなどの情報公開を必要な時に行わなかった事、
メルトダウンの事にしても、
都合の悪い事は全て後だしだという事だ。

被災地で外での配給の行列に子供を並ばせていた、後悔してもしきれない。
東京でも風向きが変化していた3/15に一日外で子供を遊ばせていた、
どうしたらいいのか…といった親の投書を最近になって新聞で見るようになった。

混乱を招くような情報は流すなという意見も分かるが、
放射性物質の拡散が今も止まっていないのはまぎれも無い事実。
知っていれば、対策を講じたいと思う人はその手段がとれる。
でも、その選択権すら意図的に与えられないのは、
ある意味チェルノブイリ時のソ連と何が違うのだろう。
それより危険な部分もある。
2ヶ月以上経っても、収束していないのだから。

5/23には、福島県の父母約70人が文部科学省に
「20ミリシーベルト」の被ばく線量設定が高すぎると
抗議に訪れた。

東京新聞によると、
事前に大臣ら政務三役に面会を求めたが断られ、省庁内にも
入れてもらえない「門前払い」状態。
時折冷たい雨が降る中、庁舎脇の床に座り込み
応対した科学技術・学術政策局次長に代わる代わる20ミリシーベルトの撤回を求めた。
「最終的に1ミリシーベルトにしていく」とも次長は発言。
(でも文書での通知が欲しいという求めには明確な答え無し)

…で、結局昨日のニュースによると、
福島県での学校での被ばく線量は
年間1ミリシーベルトにしていく方向になった
ようだ。
つまり震災前の通常の基準値に戻した事になる。

やむをえず当座は高い基準値にしなければ暮らせないという事は
それほど汚染されているという事だったのか?と
みんなうすうす思っているし、その現実に直面すると却って
移動が考えられなくなるケースもあるだろう。

しかし、「現実に安全基準値を合わせる(ゆるい方向に)」事の理不尽さは、
それまでの時間子供や妊婦がどういう状況に晒されていたのかを
思うと、もっと迅速に見直して欲しかった。
特に男性よりも生殖器系に影響の出やすい女性は
この件はもっと早く、遠くに避難するのが妥当だと思う。

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下の写真は飯館村の45年酪農を営んで来た夫婦の記事。「べコに悪い事した」
放射線濃度が下がれば帰村できるが、「戻りたいがいったい何が出来る?
土も牧草もダメでここで生活しろは無責任」「原発がなければ、牛ももっと生きられた」


山本太郎氏はこの福島の父母のデモにも参加した。
しかしその後、番組降板の知らせが来た、と5/26日にツイッターで発言。
事務所はその事実は無いと言っていたが、びっくりするほど早く
翌日の5/27日に本人が事務所を辞めた。
こういうことになるのは、覚悟の上の発言だったと本人が言っていた訳だが…
あまりにもスピーディーだ。

彼に対して、「漢」だとかそういう賞賛の意見が多いが
そういう誰かを特別視してリーダーにしてしまうのは危ない面がある。
デモに参加する、政治家に意見書を提出する等
この国を動かしている側の人達に訴えて行く事は誰でもできるし
誰でも「漢」になれるのだ。

この国は「少子化対策」とか言っても、全く本気で考えていないと
過去の大臣の「女性は子を産む機械」だのその場限りの子供手当対策で
ほとほと呆れていたが、今回の事でも長期的視野というのが
恐ろしく欠けているというのが分かった。

老害の塊の中曽根康弘は原発推進の張本人だが
いまだに「推進」と言っているし、未来の世代を大事にしようと
本気で思っているのだろうか。


今、首相への不信任だどうだとうるさいが、
そんな事言ってるヒマあったら、やらなきゃいけない目の前の事態が
山積みだし、だいたいこの狭い、地震の巣の島国に
原発をどんどこ作ったのは自民党の長期政権の間だ。

その間にいかに産業として、利権として癒着してきたかは
もう今はいろいろオープンにされた情報があるし、
現に中曽根氏は著書で「学者の頬を札束でひっぱたいて…」と
いった表現で推進してきた事をのうのうと書いている。

こんな、目先の利益や、仕事だからと本意とは違う事をして
既得権益にいまだにしがみついてる老人達の言う事が
今更聞けますか。

20ミリシーベルトで問題無い、と福島で講演して回った山下教授の説は、
では1ミリシーベルトとなった今説得力がますます無いことになる。
→クリック。最終的に各個人が決めろと逃げてるし。

今、若い世代は確実に、認識がどんどん変わって来ている。
情報は努力すれば集められるし、それを取捨選択するのは個人の権利。
それが、上から規制されることがあってはならないし、そうなるような国は
いずれ硬直化した年寄りばかりの国になるだろう。

「どこに行けというのか。
遠くに避難したくても行き様が無い。」
という被災地の親の叫びに、国と東電は具体的な手段を
早くとって欲しい。

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影響は回って行く

2011-05-27 Fri 20:30

黄砂、東京にもシーズンになると観測されてますが…
年中吹いているけど、目立つのはやはり春先。
地理的に大陸に近く風の影響を受けやすい北九州に
モロにくるわけです。

これが、ハンパない。
ベランダざらざら。要マスク。

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最寄り駅から近所の山を見るともう白くかすんでる。
こんなに、けむってたっけ…??
この山裾はこの地点から歩いて15分内で行ける場所だ。

しかも、季節は5月頭、GWに入っているというのに。
この日は、家の前にある山から200mかそこいらまでの地点から見ると
いつもは藤の花もくっきりと見える家の前のその山が白くぼうっとしていたほど。
一体、この日の視界は何mだったんだろうか。

子供の頃から黄砂は来ていたけど、
まだ春先の風物詩であって、汗ばみはじめるこんな季節には
黄砂など記憶が無かったのだが…
なんか、おかしくないか?

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新装した博多駅ビルの屋上が展望台になっているのだが、
この日も黄砂で山は全然見えず…


当時から「ばばっちいのが含まれてるから」と言われていたが
その「ばばっちい」ものは当時はまだ、
肥料の人糞や寄生虫の卵を含んだ土が飛散するとか…
言ってみればごくプリミティブな部分だったと思う。

でも、今はこの黄砂の意味するものがだいぶ変わって来たのでは。

経済発展著しい国では、どうしても利益追求、成長発展のために
環境保護や公害防止といった事は後回しにされる。
これは日本がものすごくいい先例だ。

そんな国から、そして少数民族の居住地をいいことに
核実験を多数回行い、それを隠して来たような地域から
風に乗って土その他が飛散して来る。

…とても恐ろしい事だ。

で、福島原発で大気や海水を汚染し、
世界中に申し訳ない状態が今の日本だ。
たいていの場合東側に拡散するとばかり思っていると
日によって風向きが違うし、最終的に大気も水も
(特に、大気の汚れは最終的に水に行く訳で)
世界を駆け巡って行く。

放射能拡散予想図:ドイツDWDより。←クリック。

大陸からの黄砂と同様、被害に関しては敏感でも
自分が出している有害物質や海洋投棄したごみが
どこに行き着いているのか、
(西の近隣国からの漂着ごみは北九州の海に大変多く見られるが
日本のごみだって太平洋諸島にすごい量が漂着しているのだ)
加害には鈍感なのかもしれない。

でも、やっぱり、この黄砂、いいかげんどうにかせねば。
実家滞在中には黄砂でもない正体不明の「もや」までが
(工場などからの排気の化学物質という説も)
発生していた。

昔ならば霧がかかっていても「なんかしっとりして風流」
と言えたのに…これでは産業革命時のイギリスだ。

「脱原発しても、お隣の国がそうじゃないし意味なくね?」
なんて言うのではなく、脱原発で結果的に良かったという例を作り
他の国にも真似してもらう、そんなふうに転換できるんじゃないだろうか。
10万年先になってようやく安心できるかも…なんていう
危険な核のごみの上に暮らす事を選択し続けるのも、
そうではない方向にいくのも、結局は誰がって自分が選んだ結果。

ちなみにコレがいつものお山。
季節柄、クスノキやらの新緑であちこち黄緑色もりもり。
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いこ菓子

2011-05-24 Tue 20:18

自分で作ったものではないけど、このカテゴリでご紹介。

「いこ菓子」というのを今回帰省中に初めて知った。
新装オープンした博多駅ビルの屋上で地ビールフェスタをやっていて
そこでおつまみなどと一緒に九州各地の物産が紹介されていた中に
鹿児島の屋台が。
やはり郷土菓子の「ぢゃんぼ」などと一緒にあったのがこのお菓子。

見た目、何か粉っぽそうだが…
売り場のおねえさんに聞いてみると、はったい粉で
作ったお菓子という。

…なつかしい…

麦粉を煎ったのがはったい粉。
独特の香ばしさが好きで、甘いものが好きな小さい頃は
これと砂糖を混ぜて、よくご飯にかけたり牛乳でわったりしてた。

きっと美味しいに違いない。

試しに4個。

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ふちに経木がはられているのも、なんかいい。

食べると、確かに粉っぽいのだけど
噛むともくもく、そしてもっちりとした食感になり、
はったい粉の風味とともにこの食感がなんともあとをひく。

え~…ちょっとヒットですわ。

材料は、はったい粉、砂糖、それとえ~と…
米へんに需ってなんだ?→「もち」らしい…
鹿児島には他に煎った餅米粉で作るお菓子があるというけどそれかな。

これは東京に買って行かねば。

というわけで別の日に10個買って、持ち帰ったのでした。

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手切りなんだろうと思わせる、1個あたりのサイズと厚みのばらつきが
たまらん。(なんか台形だったりする)


この時一緒に売っていたよもぎ餅も、色が黒に近い大変に濃い緑で
(相当量のよもぎが入っているのだろう)
ふちには沖縄のように月桃の葉が使われていた。
月桃を使うとは、鹿児島といっても奄美に近い地域か?とも思ったが
袋に「指宿屋」とあったので…

ご興味のある方は、お調べ下さい。
家庭でいこもちを簡単に作れるように、「いこもち粉」というのも
鹿児島では売っているらしい。

地域によっていろんな種類があるこのての郷土菓子、
つい買ってしまう…
なお、「ぢゃんぼ」も米粉のざらざら感がたまらなく美味しくて好物。
まだの方はそちらもぜひお試しを。

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1~3号機炉心溶融

2011-05-24 Tue 11:07

昨日、5/23になって東電が福島第一原発の
2号機と3号機もメルトダウンしていたという報告書を発表した。

当初から、実際はちゃんと水があるけど
水位計が壊れてておかしな値になっているのだとか
いろいろ言われていたが、
水位計が壊れている・いや壊れていないの両方のケースで計算しても、
メルトダウンしている事は確実だろうという見解に達したらしい。

DSC_0596.jpg
震災翌日からおそらくは13日までの朝刊。

過去に原発に使う部品を造っていた方からの転送メールが
震災翌日に来た時には、その方はすでにメルトダウンを心配していた。
少しでも原子力に関わっている人や、危険性を指摘して来た人ならば
発生の確率がゼロではないが一番起こって欲しくないこの事を
冷却装置の作動に支障が出たという情報で真っ先に想像した筈だ。

DSC_0598.jpg

5/22付の東京新聞1面。
震災がおきた6時間後に、1号機の原子炉建屋で
高い放射線量が計測されていたことが東京電力の公表した資料で分かった。
通常は出ないレベルの放射線量で、丸一日浴び続けると死亡するレベル。
この段階ですでに圧力容器内の水位が下がり、炉心溶融(メルトダウン)が
始まった可能性が高い。


これは運転日誌や制御室のホワイトボードの記録によるものらしい。
以下、記事抜粋。

3/11の午後9時すぎに10秒間で0.8ミリシーベルトを記録
毎時換算で288ミリシーベルト
(原発作業員が5年間で被ばくする上限の
100ミリシーベルトを、たった20分で超える値なのだそうだ。)

この40分後の午後10時前には1号機原子炉建屋への立ち入りは
「社長指示」で禁止されたという。

通常原発作業員は年間5ミリシーベルトに達する事は殆どないらしいが
この3/11に従事した作業員の4人に最大25ミリシーベルトの被ばくがあった。

当時、圧力容器内の水位は大丈夫だという話だったが
制御室のホワイトボードには
「1号 水位計あてにならない」
と書かれていたという。

これらの事から、東電は3/11の震災後に水位が下がる
→午後9時頃からメルトダウン
→熱や圧力で配管等が損傷→格納容器から水素や放射性物質が漏れた。

と解析したという。

当初、首相の東電に対する「覚悟を決めていただきたい」発言が
ひどいのどうのと取り上げられていたが、
実際はごく早い段階で東電は職員退避を言いはじめ、
「大丈夫です、構造上爆発なんてないです」と保安院に言われながら視察した直後に
爆発したものだから…そりゃ首相もキレるわ。

DSC_0600.jpg
3月時点の新聞。毎日毎日炉心の図や模型がニュースで出て最悪の事態まで時間の問題では…
と心配する心理は、遠く離れた場所にいる人とそうでない人では決定的に違うと思う。

結局、17日頃までの間に相当量の放射性物質が周辺地域に
まき散らされた事も、1ヶ月以上経ってから明らかにしたわけで、
「パニックを未然に防ぐ」「風評被害払拭」という理由のもと
生活している人が本当に知りたい事は後になって小出しに発表される。

DSC_0601.jpg
シーベルトにしてもミリとマイクロの違い、普段聞く事の無いような
専門用語…そういう事よりも、情報が隠される事のほうがこわい。

「政府発表なんて信じられない」と思いながら、
実際には目の前の仕事や生活モロモロのしがらみやら問題を抱え、
自分で判断して自分で動く事は難しい。

でも、大人よりも数倍の感受性がある子供には
放射性物質対策は神経質でいいと思うし、
福島の年間20ミリシーベルトという基準値は、
すぐさま見直すべきだと思う。
現実の汚染にあわせて基準をゆるくするというのは、
考え方としておかしい。

数十年後を考えて決断する選択があっていい。
動かない、動けない理由は人それぞれ。
でも、少なくとも、それで動く人を批判するのは、
そういう風潮になる事が、一番おかしい。と思う。







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一度は行ってみよう薬王寺温泉

2011-05-18 Wed 20:30

※福岡近辺の話を別カテゴリにまとめました。

薬王寺温泉。
なんだかありがたく荘厳な響きで効きそうだ。

福岡は、九州の中では珍しく今現在活動中の火山が無い。
九州の温泉といえば、大分の別府や由布院、佐賀の嬉野や武雄、
長崎の雲仙、熊本の黒川、宮崎のえびの、
鹿児島の指宿…
などなど、何か調べなくても全ての県で有名どころを思い浮かべる事が
できるのだが、福岡は…この点では地味だ。

温泉がないわけではない。
頑張ってあちこち掘ってなんとか温泉が出たり、
最近ではスーパー銭湯的な施設もあるが
他の県の温泉の歴史、規模、観光を考えた時に
どーしても負けている。

そんな福岡で、昔からの、ひっそりとした温泉。
それがこの薬王寺温泉。

ここは、福岡県内の温泉の中でも
実家からたぶん一番近い場所にある温泉だ。
だから一度行ってみたかったのだが、
「なんだかえらくひなびている」「車じゃないと」
という噂で、頑張って行く意味をイマイチ見出せなかった。

でも、親の病気もあって、一回は一緒に行ってみたかった。

きっかけは、帰省中いきなりやってきたいとこの話。

いとこ:「あの温泉、身体の悪い所に効くらしいよ。
悪いとこがぴりぴり痛くなるらしいんよ。」

いとこの子「俺なんか、そんな温泉入ったらどうなるんやろ。コワー」

いとこ&その息子の患った病気の話をひとしきり聞いた後に
コレを聞くと…入るのに勇気がいりそうだ。でも…

なんだかおもしろそうではないですか。
(悪いクセ)

そんなこんなで、実家滞在中に行きたいとだだをこね、
嫌がる親と、姉と一緒に薬王寺温泉へ。

JR鹿児島線の古賀駅で下り、バスで15分位らしいのだが、
お昼にすっぽり1時間くらい来ない時間帯にぶつかり、
やむなくタクシーに。

道路も空いていて、15分もかからず着く。
古賀駅からすぐに、もう畑が広がる景色になり、
あれよと言う間にタケノコが顔を出す山沿いに入る。
そんな先にあるのがこの温泉。

CA2804870.jpg
コレ、実家から海方面に行くと同じのがよくある。
イナカで高齢化の場所では必要かも。


どんな泉質かというと、「放射能泉」なのだ。
時節柄どきりとさせられるが、
これは古い言い方とかで、今はラジウム鉱泉の部類らしい。
ラドン、ラジウムを多大に含むとある。このあたりの地盤に
そういった物が含まれるということなのだろうが
こんな比較的近い場所に、そういう泉質の温泉があるとは。

そうそう、どこかのエラい人が
「低い数値の放射線は身体にいい」(だから原発はやめない)
と言ってたけど、放射線の中にもガンマ線やα線β線いろいろあって
そういうのを一括りにしてそういう事を言うのは犯罪に近い。

ここの水は銘水とかで、飲用可。
胃腸にいいらしい。炭酸泉とかでは聞くけど、
ここも飲めるのか…
行った施設の入り口脇には汲める場所があって、タンク持った人が
車でやってきていた。うーん、車ならば…惜しい。

なんでも弘法大師(出た!)ゆかりの薬湯があったと
そういう伝説は地元にあったらしいが、実際にボーリングをして
温泉が出たのは1918年の話らしい。

この付近は3軒の温泉宿があり、何もない、しないゼータクを
味わえるらしい。が、
今回はそことは別の日帰り入浴施設に行ってみた。
CA2804850.jpg

受付をしていざ風呂場に入ると、しばらくして
なんだか咳が出て来る。
風もひいてないのに変だなあ…と思いつつ、湯船に入る。
中央に大きめの風呂(寝湯も含む)、隣に冷泉風呂、
外には露天風呂。
冷泉には入っていないがどのお風呂もお湯の温度が
ほんとに丁度いい。刺激もなく、熱すぎず無味無臭。

しばらく温まった後、プーンと漢方スープの香りが漂って来る
薬湯の部屋に行ってみる。

おばあさん達がおでんの具のようにずっと入っていて
混んでいるようだが、そんなに人気があるのだろうか。

ドアを開けると、湯は濁りのある橙色。
そして、やっぱり咳が出る。

なかなか出ないおばあさんの足を踏みそうになりながら
湯船に浸かると、咳の原因が分かった。
この薬湯は、浸けてある袋に薬効のあるモロモロが入っていて
おそらくその中に刺激になるものが入っているのだ。

きっと、身体を温める効果のある唐辛子でも入っているに違いない。
となると、もしかして…「ピリピリくる」と言っていたのは…

薬効なのか早く温まって来たし、嫌な予感がする。
先から浸かっていたおばあさん達より先に出る。
そして嫌な予感的中。

キター!ヒリヒリします。

ってそりゃ、唐辛子成分が真っ先に作用しそうな部分が。

そうかー、ここが悪いのかー。などとナットクしている場合ではない。
そこが悪いのは自覚しているのだから。
これ以上ヒリヒリが続くと、ほんとにもっとヤバくなりそうだ。
それに顔も洗ってしまったので、顔もなんだかピリピリする。
ああ、顔も悪いのか…

シャワーを浴びて、普通の温泉にゆっくり浸かる。

ほんとはこの薬湯に休憩しながらじっくり3度入るのが
正しいあり方のようだが(だからあんなにおでん状態だったのか)
それは自分にはムリ。

姉も「…なんかピリピリするんだけど。

「よくあのおばあさん達ずっと入ってるね」
「…年だから鈍くなってるんじゃないの」←おいおいおい。

CA2804840.jpg
川沿いの一本道には曇り空の下、山藤が盛り。

お風呂の後にはゆっくり食事をして、徒歩15分ちょっとのバス停まで
歩く。山あいの町で川には蛍もいるとか。
若い人が入って来ているのか、伝統的工法の古い家の
集落の中にぽつねんと今っぽい住宅が数軒。
その付近には若い人が始めたパン屋もあり、試しに購入。(おいしかった)

CA2804860.jpg
左の、タケノコがバンバン生えてるとこの看板がそのパン屋の。

しっとりとした古い山沿いの風景が
駅から15分くらいのところに残っていて、
お手軽秘湯という感じで楽しめた。

ちなみにあのヒリヒリ薬湯の元は受付で売っていて
(なぜか八王子の会社が製造元)
やっぱり唐辛子が入っていた。
でも、面白い事にしみた部分はその後快調。
薬効か??
親も、その後数日は腰の痛みがひいたらしい。
ヒリヒリが良かったのか、泉質自体か温まったのがいいのか…
温泉は続けないといけないのだろうけど。

CA2804880.jpg

車ならば「ムーミンの木」など←クリック。点在するのどかな見所にも
ぜひ足をのばすと良さそうだ。

古賀駅のコンビニで、地元発信の情報満載の観光スポットを
書いたプリントや、立派な地図をくれるので
(あまりのサービスぶりに驚いた)
温泉一直線ではなく、そちらもお試し下さい。
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バス停前のタバコ屋がしぶい。

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search&destroy

2011-05-14 Sat 20:30

コンピュータセキュリティーソフトでも、ミリタリー関係でもありません。

この季節になるとやってくる、ありんこの話題。

基本殺虫剤の類いは使わないので、暖かくなって
庭に虫が増える…のはもう当然なので殆ど何もしない。
するとしても、アブラムシが大量発生して
通り道にそんな葉っぱがあるとくっつきそうだから
そこだけ切る…とか、収穫する実のなる木には
にんにく木酢液をスプレーするとか、そんなものだ。

が、家の中に入ってきた奴は話は別だ。

クモやヤモリはよく来たね~でむしろウェルカムだが、
アリンコ、こいつは困る。
外にいる分にはある意味お掃除してくれる益虫とも言えるが、
家の中に侵入されたら、なかなか始末が悪い。

数年前の5月に2階にアリンコがのぼってきて、
仁義無き闘いを繰り広げた事もあり、この時期になると
今年も来るのか?と不安にかられる。
押し入れの隅からてってと侵入してくるのをつきとめ、
穴をボンドで塞ぎ、平行して薬剤や精油でしのいで
それからは毎年この季節になると外を見回る。
しかし今年はその見回りをしていなかった。

そのためか、東京に戻って来たら、2階にアリンコが出て
潰してる夢を見た。あまりにリアルで夢見が悪く…
起きたら、なんと正夢。
キタ~~!!
場所も台所。食料のストックにもぐりこまれたりしたら
大変だ。

まだシーズン始まったばかり。今のうちに
サーチ&デストロイしておかないと、
トム&ジェリー状態になるではないか…
これのラストにアリ軍団。↓



まず、そこらへんをウロチョロしているのを片っ端から
始末する。

で、次は侵入経路の探索だ。
…でも、今回はどこからなのか、イマイチ分からない。

どう考えても1階の、外に繋がる部分からなので
その場所の真下の玄関を開けてみる。

すると…
昨秋から怪しいと思っていた、外壁のコンクリの隙間に
ウロウロしているのを発見。
ドアの隙間からも入って来ている事が分かった。

その辺りに「蟻さんバイバイ」(一応天然成分のやさしいやつ)をスプレー。
斥候部隊の侵入を取り急ぎ遮断する。

次に、物理的に侵入経路と退避通路を断つ。
ドアの木が縮んで隙間になっている部分に、スポンジを埋めていく。
そこに、月桃や樟脳の精油をかけておいた。
月桃の精油は、以前の時も非常に効いた。
この精油の近くに来たアリは、明らかに動きがおかしくなるし
触れたアリは、その場で死んでしまう。
防腐効果等がいわれ、シロアリ駆除に使われてもいるが
黒蟻にも効き目がある事をこの時知った。
(カタカナの薬品を使いたくない方は室内用にお試し下さい。
ミントの生葉を侵入口に挟んでも、侵入しにくくなります)

110513_1507~00011
こんなに隙間が空いてたんかい!なドア。
(白いのが詰めたスポンジ)


次に、たかっている物があれば、撤去する。
アリが中継基地にしているプランターを全然違う場所に移した。
このプランターがどういうわけかお気に入りで、いつも
これにたかって土を運んで巣を作るのだ。

そして、最後は敵の本拠地をサーチ&デストロイ
そのプランターの外、玄関の一段高くなっているコンクリの、
際の草の根元に、大量のアリがいるのを発見。
庭は山椒だらけ、それが蟻経営のアリマキ牧場になっていて
どこもアリだらけだが、そんな中この玄関のここに
敵の拠点の一部があるのは間違い無い。

取り急ぎ、アー○のアリ用スプレーのノズルをここに突っ込んで
シューとやる。
ホントはこの手のスプレーは使いたくないが、
これだけの量がいると、いくら上を塞いでも
次々潜ってのぼって来てしまう。元をどうにかせねば.

もう、気分は殲滅作戦中のサド司令官だ。
でも部下がいないのでさびしく1人で作戦を遂行。

この日は、このあと雨になった。
翌日も雨で外にはアリの姿は無かったが2階の台所に数匹。
2階に侵入していた残りだろう。

その翌日、今度は晴れた。
しかし、雨の次の晴れには虫が元気になる。嫌な予感…

朝食準備中に見ると、初日は気付かなかった冷蔵庫の奥、
台所の角の暗がりに、アリがいるのを発見。

初日にいたあたりには天然樟脳を置いたためか
その辺りにはいなかったが、隅に数匹、行列している。

まだ屋内に潜んでいたものなのか、それとももう
外から新たに侵入してきたのか…

朝食もそこそこに、玄関の外を見ると、まだ前日の雨の影響で
活動は始まっていない。
でも、時間の問題なので、早めにこの侵入口に近い巣は
どうにかしないといけないだろう。

CA2805110.jpg
外にも天然樟脳の結晶を置いた。

いくら巣を外から破壊しても、残党がいるかぎり
一度お気に入りの場所に作った巣は何度でも作り直す。

巣につっこんでシューとやるスプレーも、
あくまで外からの攻撃なので、一時は収まっても
草の根の奥にあるような巣までは届かない。
相手はゲリラ戦、物量で攻めるだけではダメなのだ。

なので、これも最終手段だが、巣に持ち帰らせて
巣ごと殺してしまうタイプの「アリの巣コ○リ」的薬剤を
とっとと買いに行く。

毒エサをアリがせっせと持ち帰ってくれる方式。
言ってみれば家の中に毒が充満するので次第に働き蟻が死に、
そうすると世話をするアリがいなくなって卵も女王も死に至る…
という、血も涙も無い薬剤による内部からの殲滅作戦だ。

でも、もう背に腹はかえられない。

とにかく、家の外ならなんぼでもいてもらって構いませんが
中に入る事は許さぬ。
昨夏の実家でのネコ糞抗争のようだが、
こういう事は、徹底的にやらないといけないのだ。

一度蟻道ができてしまうと、毎シーズンやってくることに
なりかねない。

ari.jpg

普段は叩いた蚊を蟻のエサにやる自分だが、
こういう時は別だ。


で、薬局にあった「コンバ○トのアリ用」を購入。
これは雨に強いタイプらしい。
玄関近くの巣とおぼしきあたりの草を7割方ひきぬき、
置きやすくしたうえで、その辺りに5個、その上のコンクリに1個置いた。

CA2805100.jpg

さあ、エサだよ~おいしいよ~
おうちに持ってかえりなさい~
と見守る自分は、殺戮司令官よりも白雪姫の毒リンゴ婆になった気分だ。

丁度こんな作業をしていたら、ご近所の方が「何かいるんですか」
と話しかけて来た。いえ、蟻があがってきてしまって…
その方の家ではムカデがあがって来て困るらしい。
あれ、刺されると青く腫れてあとをひいて痛いのだ。
なかなか死なないし、なぜか寝床近くに来たりするし、
虫嫌いの人にはルックスも恐怖だ。

なんと、そのお宅の庭にはハクビシン(予想)が出たらしい。
つい先月の話。
「鼻のところに白いスジがあって…なんだかイタチみたいな」
「鼻先がピンクじゃなかったですか?」
「あ、そういえば…鼻先がなんだか豚みたいな色で」
タヌキを夜玉川上水ぞいで見たとうちのダンナが言ってたけど、
ハクビシンまで。

狭山丘陵もあるし、立川の昭和記念公園にもタヌキやハクビシンが
いるというので(アナグマだかもいるとか聞いたような…)
いたっておかしくないが、じゃあうちの玄関前に
きれいなオナガの尾羽が何本か落ちてたの、もしや…

こんなところにいると、それなりに対策を講じないといけない事も
あります。
今も、1時間に1回、まだ後続部隊が侵入していないか
偵察中…放射能の前に、アリ用薬剤と樟脳と月桃精油で
自分の脳神経がアブナい。マメにして孤独な司令官。

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天然樟脳

2011-05-14 Sat 20:14

衣替えの時にたいていの方は防虫剤を使うと思う。

うちでは、クロゼット(というより押し入れ)の扉を
いつも開けているから、寝る時に薬剤の香りや
化学物質は極力避けたい。

そんなこともあって使っているのが
楠の木を切った積み木のような木片。

これを何個か衣装ケースに入れておく。
香りが薄くなったら、ヤスリでちょっと削るとまた復活という
長く使えて便利な物。

それと、もともとハーブの成分を含浸させたペレットが
袋に入っているタイプのもの、あれの香りが薄らいで来たら、
それに月桃や樟脳の精油をしみこませて使っている。

これが大変効く。

それと、他におすすめしたいのが樟脳の結晶だ。

樟脳というと、一昔前のものでやたらと臭い…という
イメージがあるが、あれはどっちかというと
パラジクロロナントカとかそっちの成分の薬剤のほうで、
ほんとの樟脳は案外とすっきりと控えめで、
清涼感のあるいい香りがする。

楠木の実を潰した事のある方なら分かるとおもうが、
まさにあれの香り。なにしろ樟脳はクスノキ由来。

今や貴重な天然樟脳、手間ヒマかけて作っている所が
九州にまだ1軒あるとか。
白くキラキラ光る結晶はなんともきれいで、
これがクスノキからとれるというのが不思議なくらいだ。

DSC_060040.jpg
右のなんだかモロモロとした塊が樟脳デス。

この塊の適当なサイズのものを封筒に入れて衣装ケースや
タンスに入れるのだそうだ。
防虫以外にも、小さい塊をそのまま皿などに置いて
部屋の空気清浄、防カビにも使えるらしい。

樟脳にはカンファー、カンフル剤成分が含まれていると
聞くので、合わない人もおられるかもしれないが
虫の多いこれからの季節、なにかと出番があるし
使い勝手がいいので、ご興味のある方はぜひ。

(これ、アリ除けに只今活躍中…→5/14付日記どーぞ)

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自分で椿油をとってみる。

2011-05-13 Fri 20:30

まだしばらく福岡滞在中の写真などがあるので
それ関連の記事が続きます。

庭にある椿の木。
かれこれ40年ほど経つので、幹も立派に成長。

白い八重もあるが、ヤブツバキ系の
一重の赤い椿のほうは、花のあとに毎年実をつける。

はじけた実の中には柿の種を膨らませたような
タネが入っていて、小さい頃はこれから油が
取れるらしいと聞き、むしって中の黄色い部分を
ねちねち手にこすりつけてみたりもした。

子供はそこらになっている実に興味を示して
食べたりするが、大人になると案外そういう事を
しなくなるもので、(いよいよ老年になると
よそ様の山菜をとったりするのだが)
椿の実もなりっぱなし、散りっ放しになっていた。

TVでたまたま鹿児島の椿油ワークショップを見て、
案外簡単に取れるんだな、とやってみることにした。

タネを拾って、ギンナンの要領で
外の殻をトンカチで軽く叩いてむき、
中の渋皮に包まれた黄色い核を取り出す。

CA2804430.jpg

植物的に仲間のお茶の実は丸いけど椿は角がある。
この中の核はギンナンよりもなんというか栗にそっくりな渋皮付き。


既に落ちていたものと、木に残っていた実から採ったもの合わせて80粒ほど。
なのに…前シーズンの実だったのか、割ったら中はスカスカ状態の
ものが殆ど。がんばって1/4しか使えなかった…

それを、やはりギンナンの薄皮向きみたく、小鍋にお湯を沸かして
そこでゆらゆら茹でていくと、するりと渋皮がむける。
茹でる事で渋抜きになるのか、お湯には相当アクの出たような
茶色っぽい色がつく。

CA2804440.jpg
はい、茹でたのがこちら。

これを、すり鉢でする。
茹で栗とギンナンのミックスのような状態の
黄色い実を潰していくと、チーズを焼いた時のような
なんともいえない香ばしい香りがしてくる。

CA2804450.jpg

これをガーゼ等でぎゅうっと絞る。

CA2804460.jpg
少しでも無駄に出来ないので溝からせっせとかき集める。

…なのだけど、なにせ絶対量が少なすぎる。

ガーゼに吸い込まれて、下に落ちて来てくれる油は
悲しい程ほんのちょっと。
むしろ指にたくさんついている状態。

CA2804470.jpg

皿の中心、黄色っぽいのができたて一番搾り椿油!

さっそく、焼いたパンに付けて食べてみる。

…。

量が少な過ぎて、味が分からないよ!

こうなったら、搾りかすも味わってみようと
アーモンドプードル状態の搾りかすを
ほんの少し口に入れてみたが、これがまた渋い。
こんなにこうばしい、いい香りがしているのに。
絞った油はクセがなくても、カスのほうにはまだアクやえぐみが
残っているようだ。ん~、これは食べずに肥料…かな。

とりあえず、油自体には、
オリーブオイルのような香りと青臭い味のクセは無いようだ。
TVでも、さらりとしていて軽くて甘味があって
どんどん食べられる、と天ぷらを絶賛していたので
食味は軽いのだろう。(う~食べたい)

むしろオリーブオイルよりもオレイン酸は多いとかで
オレイン酸は人の皮膚の油脂に近い。
酸化しづらく、肌になじみやすいので温故知新とばかり
最近美容関連で注目をあびてきている椿油だ。

その土地にあるものは、その土地の特色に合った性質を
備えている筈だと思っている。
となると日本人の肌や髪の毛に椿油は合っているのに違いない。

…だけど、髪の毛、自分は合わないんだよなあ
もともと重みのある剛毛だから油なんて塗った日には
もっとべっとりしてしまって。
残念ながら今回絞ってみた量では髪にまでまわせなかったけど。

そんなわけで髪への使用は個人差がありますが、
ご自宅に実のなる椿がうなっているという方は
花が終わり実がはじけたシーズンに、一度お試しください。
沢山とれたらぜひ天ぷらを。(何個いるのだ)

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超クールビズだって

2011-05-13 Fri 20:24

日記につい原発関係の話が多くなっていたので、
「廃プラ施設」みたく「原発はこの先いらんと思う」
というふうにカテゴリ分けをしました。

だんだんと震災後時間が経つにつれ、
「原発の現状維持」の方向に世論や政治家の思惑が
揺れ戻って来ているとかいう話を聞く。
ホントだろうか?
福岡で友人と話したけど、
どうにもならん物を
この先増やすのはアホやない?

という意見だったけどなー。

CA2804400.jpg
実家の近所の田んぼの脇にちょっとだけレンゲ。

でも、つい先日も、政府関係のえらい誰かが
「やっぱり原発推進しなきゃ」という主旨の会か何かを
立ち上げたらしい。

つくづく思うが、のど元過ぎればなんとやら、
もうこの先も時限爆弾のような原発を推進したいという人は
そういう人達だけ火星、いやプルトニウムにふさわしく
プルート、冥王星に行って「原発推進コロニー」を造って
オール電化マンションに住んで電気使い放題で暮らせばいいと思う。
人類は原発も技術でコントロール、克服していかねばならない、
と固く信じておられる方々のようだから。

何が困るって、国策とかいうもんだから、そういう環境への取捨選択が
できない、何かあれば住むところを追われる。
もうこれは生存権に関わる事なんじゃないかと
そういう声まで出て来ているのに、それでも「推進」って
言っている人の話は「低濃度の放射能は身体にいい」とか
とんちんかんな事ばかり。

それ、医療や温泉とか使用者が選択できるケースの事でしょ?
それなら分かるけど、今はそういう状態じゃない。
エラい人の言う事はぶっ飛んでます。


さて、5/13付の新聞でこれはいいと思ったニュース。
「環境省”スーパークールビズ”」。

従来の、「ノーネクタイ、ノージャケット」基本だった
クールじゃないビズでは夏の節電にならん、と
6月から環境省が率先して実施するとか。
冷房温度28℃。

それでも暑くないように、
ポロシャツ、アロハシャツ、スニーカーは特に問題なくOK。
これまでダメだったTシャツ(ただし無地)、ジーンズ、サンダル
は「節度ある範囲内で」許可。

ランニング、短パン、ビーサンはダメ。

これらは、男性に対しての規定で、
女性は以前から服装に規定が無かったので
今回も特に女性用規定はないという。

無地のTシャツねえ…あるにはあるけど…少ないよ。
表裏ワンポイントくらい認めても。
甚平まではいかなくとも。

はっきり言って、男性はこれまで夏着込み過ぎだ。

汗染みができて色の変わった状態のワイシャツを着た
サラリーマンを電車でよく見かけた。
ああいう人に合わせて冷房温度を下げるより、
世の中「夏は暑いもんなので」と涼しい格好をする、
それが無礼でもなんでもない、という考えになって欲しい。

コーヒーやマンゴだって栽培できるような日本なのだ。
なにも無理して、夏も20℃いかないイギリスの真似して
ネクタイ絞める事はない。
自分のいた会社はゆるい所だったので、男性も女性も
Tシャツにジーンズで全く問題なしだった。(何かのおよばれ等をのぞく)
そんな格好でも、夏場はおかしいほど冷える時がある。

それは通勤電車や店。

CA2804420.jpg
障子の向こうは山から持って来た藤。(4月の写真です)

電車はできれば弱冷房を選んでいた。
長時間通勤だといっそう辛い。
今女性の不妊とか婦人病とかいろいろ言われているが、
ここらへんもかなり影響していないか?と正直思う。

だいたい外は40度とかそんな猛暑日もあるのに、
それと15度近くも差のある部屋にする必要はないだろう。

温度調節は体感に個人差があるので確かに難しいとは思うが、
でも入って5分とたたないうちに骨の隋まで冷える
某スーパーとか某ディーラーとか、やっぱりそれは
サービスではなく、もう暴力だ。

レジの人、真夏でも長袖カーディガンで唇が青い。
しかし店長の赤ら顔を見て、ああ、言えないのかな…
と心配になってしまう、そんな店もある。

下着1枚でも汗だくになるような日にカーディガンなど
持って行きたくないのに、いつ何時冷えると…と思って
はおりものを手放せない女性は多い。

昔縁があり寄った事のある某新聞社の鹿児島支局では、
記者が夏にはアロハなどのごくラフなものを着て仕事をしていた。
サンダルをはくと「失礼だ」とかそういう声が
特に役所の職員の方に対して利用者からよくあがるらしいが、
日本の夏に合皮等の靴を一日はいているから、世のお父さんは水虫が
治らないのですよ…

上司が上着を脱がないので、部下は暑くても脱げないような
そんな光景を打ち合わせの時に何度も見た。

大手の会社とはそういう教育をしっかりしているようだが、
なんかこっちが心苦しかったし、
暑い寒いまで人に合わせるなんて人任せみたいで変だ。

真夏の炎天下、ディスコの黒服(ってまだいるのか?)
のようにかっちりまとめた白手袋の人が
レ○サスの店の前に立っていたり、
ネクタイした人が真夏の昼間新築物件の前のテントの中にいるのは、
あれはもう見る人に対しての犯罪に近い。
それがお客様への礼儀とかなんとか思っていたら大間違い。
ガマンのし過ぎは相手を心配にさせる。

DSC_022500.jpg
あーあの光景、思い出しただけで暑いわ。新緑のケヤキと芭蕉。

レク○スには早く改心して、Tシャツや白地の浴衣でお客を迎えて欲しい。
って店に行く事到底ありえ無いけど。

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新幹線御用達看板

2011-05-11 Wed 20:59

東海道新幹線で東京から西方面に行った事のある方は
クドい程見たであろう、
「727」というナゾの看板。

以前から、何だろうアレ…
とは思っていたが、いちいち調べる事もしていなかった。

何も無い田んぼのど真ん中にいきなり「727」というのが
出て来る。
忘れた頃にもまた出て来る。

ネットのうれしいところは、こういうのを
簡単に調べられることで、大阪の化粧品会社の
広告だということがわかった。→クリック。

そりゃ、あれだけしつこく出てくりゃ目に付きますわ。

今や最高速度時速約300キロでとばしている新幹線から
ハッキリ見えるのだから、実際降りて近くで見たら
相当に大きな看板に違いない。

福岡へ向かう時に、どこまであるのだろう…
と気になったので、東京に戻る時に
丁度窓側のE席から眺めてみた。

乗車は北九州の小倉駅から。
座って荷物を上に乗せたりしていると、出発して
ろくに落ち着くヒマもないうちにあっという間に
関門トンネルに突入。
ほんとに、山口県にあっという間に入る。

そうしたら、すぐに「727」が出現。

そうか…本州の端まで網羅されているのだな。

小倉から博多までは新幹線に乗っていないので、
はたして九州内にもあるのかは知りませんが
どなたか乗られた方はあるかどうかご一報を。

いつも新幹線に乗ると興味をそそられるのが、
「なんかここだけ雪があるな」
「ここだけ天気が悪いな」と気付くと、そこは関ヶ原なのだ。

九州へ行く時はそこだけ雪が残っていたし
今回は上空にとぐろのような雲があって曇っていた。
不思議な場所だ…

2月には実寸ガンダムがあったのだが今回は気付かず。

で、新横浜と小田原間で、田んぼに「プチプチ」
という、青地に大きな白文字の看板があった。

「727」よりも太く斜めに重ねてある文字は
デザイン面でも工夫されていてとても目立つが、
一体何を主張したいのか、「727」よりももっと不明。

でも、これも検索したら分かった。
エアーパッキンのあの「ぷちぷち」の工場があるらしい。

727の看板、東北新幹線からも見えるとかで、
景観を乱している、とマジで怒っている方もおられるようだ。
随分広告宣伝費もかかっているのではと思うが
イナカの田んぼに置くのなら、そうでもないという事なのだろうか…

看板を写真におさめたいところだが、だだっぴろい田んぼとはいえ
あっという間に通り過ぎる車窓から撮るのは、
的が山の上の城や富士山くらい大きくないと難しい。
ガンダムもぎりぎりだろう。

新幹線からの風景は、伝統的工法の家の瓦の色、
植生の変化と田んぼや畑の違い、地元企業の看板に私鉄…
なかなか変化があって面白い。
動体視力の乏しい自分には、あっという間に通り過ぎる
風景が惜しい気がするけど、移動中もゲームやっていないで
たまには外の風景を見て欲しいな子供には、と思ってみたりもする。

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黒砂糖じゃりじゃりクレープ

2011-05-10 Tue 20:56

実家滞在中のお昼。

そば粉に水、オリーブオイル、塩、卵を加え
ゆるくといた生地を薄く焼いたクレープ。

はやりのガレットとは違い
これはあくまでもうち流のもの。
普段は小麦粉を使うが、今回はそば粉で。

具は、チーズ等を入れればおかずになるし
好きなものを入れてくるくる巻いても、
適当に巻いたものに後から具を付けても
なんだっていいのだが、
個人的に好きなのが黒砂糖。

それも、溶かしてシロップにするとかではなく、
砂糖のじゃりじゃりのまま
一緒に食べるのが食感が楽しめるような気がして
好きなのです。

CA2804950.jpg

黒砂糖は沖縄、鹿児島産のものがいろいろ出回っているけど
糖蜜やハチミツなどで固めてあるものより、
サトウキビ100%の風味をぜひお楽しみ下さい。

ドイツでクレープに砂糖はおなじみらしい。
ジャムが合うんだから、砂糖の何がおかしい。
 
というわけで、素材で食べるクレープ、
白砂糖ではなく黒砂糖をおすすめします。

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節電東京

2011-05-10 Tue 20:40

連休も明け、東京に戻った。

東京駅から乗り換え、更に乗り換え駅で下車して
はじめて気付いた。

そうだ、東京は節電モードのままなのだ。

清算しようとしたら、機械は半分に減っていて
列ができていた。(列といってもたった数人ですけど)

改札口周辺も、照明を落としたままで
薄暗い。

駅ビルは一箇所を残しで他は店名のライトが
消してあるし、却って落ち着いた雰囲気になっている。
CA2805000.jpg
ムーディー。

もともと、白っぽく明るい照明が多すぎるので
このくらい落としてあっても問題無いと思う。

ただでさえ前年度割れに悩む小売業は
客足の低下を心配するかもしれないが、
あまり明るすぎない方が落ち着けるので、
お客が店にいる時間は長くなるのでは…

長くいるからといって購入するかはまた別なんだろうけど。


さて、家に戻ると、ペットボトルから豆苗が生えている。
DSC_060300.jpg
モヤシにしては育ってますなあ。ツル出て来てるし。

今まで無かった所に新たに洗濯ものをかけるフックが。
CA2805010.jpg

水が入ったポリタンクには炭が入れられ、
日付が貼ってある。

非常袋などを入れたリュックは、震災直後から
居間に移動してきたままになっていた。

買ってあったお米は、使い捨てカイロを入れた状態の
厚手のビニールに移されて(こうすると脱気できるらしい)
それまで庭にあったケースに収納されているし、
風呂桶には水が溜められ、ホコリが入りにくいように
ビニールがかぶせてある。
起こりうる何かに備えて暮らしている感が
ひしひしと伝わる家の中。

庭の山椒がもりもり茂り、タンポポやカタバミが生え放題なのも
おそらく外になるべく出ていたくないという
考えのあらわれなのだろう。
無理も無い、3/17までにかなり高い濃度の放射性物質が
出てました、なんて後になって言うのだから。

野郎一人暮らし、台所のコンロ周りは油で汚れ、
トイレもそれなりだったのでその2箇所は早速掃除した。

しかし、驚かそうと思って何も事前連絡せず戻ったのが
裏目に出た。

夕食は生ものを買ったので、ダブらないように
ケータイにメールしたのだが…
相方が見ていなかった。

なので、とうとう本当に何も知らないまま、
夕食一人分を買って帰って来た相方。

あちこち汚しっ放し、物出しっ放しの部屋を
見られるのがすごく嫌だったらしく、
なんでそんな黙って戻って来るような事するんだよ、
と散々叱られた。

「驚かそうと思って…
そんなに頑張らなくたって、掃除機かけてあったし
野郎1人ならこれでも全然きれいだよ。」
それに、連休終わったらっていってあったじゃない」

「いや、そういう問題じゃない。
言ってみれば、裸でいる時に宅急便がドアを開けたようなものだ。」

ワタシは宅急便配達人か。
いいじゃないか配達が兄ちゃんなら別に見られたところで。
…などと言うと火に油。ガマンしてあやまる。


何で戻って来たんだよ、と言ってるような物言いに
カチンときたけど、ここまでジョークの通じないマジメな人とは知らなんだ。
東京は一部製品の品薄をのぞいて今は物が普通にあるけれど、
原発の状況を東京にいて気にしながら生活している人にとっては
ピリピリしている部分が継続しているのだと理解できる。

同じ小さな島国だからドコにいたってという人もいるが、
決して収束していない原発事故。

原発から数十キロの地域と
200キロちょっとの東京と
その東京から更に1000キロほど離れている福岡とでは、
気持ちを「同じ」にいるのは実際無理だ。

廃プラ施設に関わるオヤクショの対応を見ていても
ホントの事を隠したがるのが上の人。
「何か本当に大事なことが隠蔽されているのでは」
と、1人で自衛に傾く気持ちは分かる。

悪かったよ…
これからは「親しき中にも礼儀あり」でいこうと思います。

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たかすぎ~♪

2011-05-08 Sun 21:57

今回は福岡ではなくてお隣の大分のお話。

タイトルでピンとくるのは一定の年齢の九州の人に違いない。
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こちらの電車は普通にトイレがついている。
上京の際、向こうはトイレが無いと聞き、焦った。


CMで、林業の人がロープで杉の木から木へ
飛び移るシーンと、厳かな声で♪たかすぎ~
たかすぎぃ~~ぃいいい たかすぎ~たかすぎぃ~
という連呼。
検索したら、youtubeで見られてびっくり。
ええと、あれ、なんのCMだったっけ…という時に実に便利だが、
あれをわざわざ公開している奇特な方がいらっしゃる。
(気持ちはわかる)↓下、17秒あたりから。



なんでコレかというと、連休中に小鹿田焼を見に
大分の小鹿田に出かけたから。
ちなみに「おんた」と読みます。
丁度5/3、4は「唐臼祭り」として陶器市があった。

ここは大分の日田に近く、日田といえば
杉が有名で、(下駄で聞いたこともあるかと)
とにかくどんな山の上にも杉が植林されている。
そこに向かう道は、両脇が杉の山林で、
まさしく腰にロープのおじさんが飛んでくるのではと
そういう場所だった。

福岡県の小石原(ここも焼き物の里)
から文字通り峠を越えた隣にあるが、
まさに林道を進んで「本当にこの先人がいるのかな」と
ちょっと心配になりかけた頃に、この小鹿田の集落が出現する。

IMG_04980
これ、なんだと思います?

小石原も、石垣を積んだ小さな段々畑、棚田の景観で
有名だが、このあたりは山間部で広い平地がとれないために
今もそういう景色が続く。
丁度鯉のぼりがはためき、茅葺き屋根(トタンのせてるけど)
の集落に今時貴重なレンゲの咲く田んぼ。
山には藤が咲きまくり、
乾燥しきった小麦文化の国の方が見ると間違いなく
エキゾチックジャパンと言いそうな光景だ。

写真は撮らなかったけど、このあたり、鯉のぼりの
武者絵の旗に名字や下の名前だけではなく、
男の子のフルネームを入れるお宅が結構あった。

でも、このあたり、気付けば土石流の恐れのある場所らしく
注意喚起の看板があちこちに。
棚田の管理に山の上まで植林。
日本人の勤勉さ極まれりな風景だ。

小鹿田は、小石原より規模は小さく窯元は10軒。
窯元が集まっているため、
端から端まで歩いてもあっという間の、
「限界集落」と言ってもいいような規模。

IMG_05070
これが「唐臼」です。ゴットン。

しかし、川の流れを利用した、陶土を搗く「唐臼」が
そこここにあって、ごっとん、ごっとんという音の他は
川と鳥の声くらい、恐ろしくのどかで、時間の流れがゆっくりな
そんな場所だ。

焼き物の作風は、もともと小石原から伝わったため似て見える。
「飛びかんな」という技法がよく知られているが
土の質のため、小石原とは重心の位置が違う作りのものになるそうだ。
IMG_05080

家にもあり見慣れたものだったが、東京で暮らし
久しぶりに若手作家の作品を見たら、それがとても
素朴ながらいい物に思えた。

南仏の焼き物にも少し共通点があるような印象があり、
でももっと引き締まっている部分もあって、
見ようによってずいぶん多面的な魅力があるな…と、
これはほんとうに自分の中では再発見だった。
だから、行ける機会があれば、行ってみたかったのだ。

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のぼり窯。

20年ほど前にイギリスのウェールズ大学で
セラミックフェスティバルというのに行ってみたら
大学のコレクションにバーナード・リーチの
作品や日本の作家のものがあり、
東インド会社→伊万里→結果ボーンチャイナ
だけではない、日本の焼き物への西欧人の興味というのを
ひしひしと感じたことがある。
IMG_05030

バーナード・リーチがここ小鹿田に1ヶ月逗留して
日本の焼き物の民陶の良さを海外に広めたらしいが
ウェールズのそのイベントでは陶芸家が自分の作陶方法を
惜しげも無く披露するワークショップが開催されていて、
一子相伝のここ小鹿田とは、随分違うと思った。
小鹿田は家族総出ともいえる役割分担があり、
この集落全体が共同体として、作陶に励んでいるという。
個人名で展覧会をしない、機械化をしないなど、
昔ながらのやり方を貫いているのだそうだ。

IMG_05040
土を再利用、沈殿させる所かな…?

焼きものは、いつか割れてしまう。
日々使っていればなおさら。
でも、使わないと意味がないので、割れればそれを補充するという
考え方で新しいのを買う。
かっこいい大皿、花瓶や壷を買っても使うことが無いし
住宅事情もあって収納に困るのがオチなのだ。
IMG_05090
あちこちでゴットン。

幸か不幸か、気に入っていた小石原の皿を
数枚わってしまって、ちょっと不便に思っていた。
お店で見ても丁度いいサイズのコレというのがなく
とてもいいタイミングだったところに、
これまた使いやすそうな皿を見つける事ができた。
IMG_05050
うるかとは、アユのワタを漬けた珍味で酒の肴。日田名物。

今回はなにせ10軒の窯元、全部まわって
伝統的なものとはいえ、それぞれテイストが違うので
気に入った窯元の作品をいくつか購入。
IMG_05100
一日3本あるかどうかのバス便。

実際使ってみて、気に入ったらまたの機会に
ご紹介したいと思います。

IMG_05110
向こうが見えるすごく短い距離なのに、新トンネルが出来て
使わなくなったトンネル。


この小鹿田の里から福岡の南部、朝倉を通って帰って気付いた。
田んぼにレンゲという風景が、福岡でも比較的南下していくと
結構残っているということを。

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新興住宅街じゃない近所

2011-05-06 Fri 13:25

先月の写真になるが…
実家は福岡郊外の、昭和40年代に分譲スタートした
典型的な「新興住宅街」にある。

そこから一歩出ると、田畑のある「旧市街」。
たまに帰っても変わってるようで変わっていない
風景がある。
幼稚園児だった頃にかかっていたお医者が
まだやっていたりで(一体今おいくつなのか…)
ほんの少しタイムスリップする。

その辺りは「田熊」(たぐま)という地域で
夏には小規模ながら土地の山笠が出る。
(これは昨年の記事で)

で、実家のある住宅街からいわゆるベーカリーが
姿を消してしまい、パンのレパートリーに困っていたら
検索すると何軒か手作りパン工房が出てきた。
その中で、歩いていけそうな田熊にあるお店に行ってみる。
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団地街と旧市街の間を走るJR鹿児島線。
車が通れない小さな踏切がいくつかあって
田んぼにつながる踏切では、
蛇が渡っているのに出くわすのも一興。
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お寺の前の歩行者専用踏切を渡ってみましょう。
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JR九州の車両は、その内装も水戸岡氏のデザインで
なかなかに奇抜かつクールビューティーです。
顔が撮れなかったけど…
これはソニック。ターミネーターの骸骨みたいな顔。

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渡ったら普通車両が。木の電柱がなんともいえません。
ちなみに何か事故りそうな時に必要な旗やらは
このお近くの家にあるそうです。(って看板に書いてあった)

ここから田熊地域。
ここには造り酒屋があり、煙突ですぐわかる。
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細く曲がっている道路、広く開いた側溝
(上京したらコレがないので驚いた)
そして古い塀に土壁の建物。

表札のお名前のバリエーションが少ないのが
旧市街の実感。
神社に入る鳥居に出くわす。
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八重桜に囲まれた鳥居もいいが隣の廃屋が気になる。
塀のブロックの組み方が古そう。


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実は先の廃屋、正面はこんなに立派。
(…でも、ガラスが割れているし、
入り口にはポール立ててあるし使われていないようです)

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鳥居をくぐった側から見るとこうなります。

ここから鳥居をくぐりながら石段を登ると
丘の上に神社があって、小学校のグラウンドに直結。
特に地方では神社仏閣と学校が地域の広場や集会所的役目。

今回は運動場を通るのは遠慮して、もと来た道を進みます。

くねくね道をなんとなく旧3号線の方角に抜けていく。
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ワイエスの世界。

この近所、前は牛小屋がありました。
農家の方が多いので、小さい時によもぎの新芽を摘み
餅を搗いてもらいに行った記憶。
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某教会の塀も古い。

この先に旧3号線に出くわす。
簡易裁判所が先の右手にある場所。
そこで道を渡り、
(なかなか横断歩道が無い割に車が途切れないので、
押しボタン式のがあるこのあたりで渡ったほうが安全)
すぐの左手にあるのがベーカリーショップ。

「暁」というお店で、ライ麦パンやセミハードなパン等
なかなか好みのものがラインナップされていて
ちょっとうれしかった。

肝心のお店とパンの写真がないけど、
もちろん食パンに柔らかいあんぱんや
クリームパンも確かあった筈なので、
お年の方でも大丈夫です。
おすすめ。

帰り道、母校のほうにちょっと足をのばしたら…
旧3号線沿いに遺跡が出たとかで
そこを学習の場として整備するらしい。
「国史跡 田熊石畑遺跡」
宗像海人族(むなかた あまぞく)のルーツ
などと書いてある。なにか、とんでもなく泳ぎのうまそうな祖先だ。

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もともとここいらのこんもりしている緑地は大抵古墳だし
母校の校庭から出た矢じりの類いが確か校内に
陳列されていたような。
そこいら掘れば何かしら出てもまったくおかしくない
そんな場所だ。

吉野ヶ里も、有名になったのは20年ちょっと前だったか、
それを思えば知られていない古代の遺跡がまだまだあるに違いない。
ロマンを感じるというよりは、「あの店が無くなったな」
「なぜかまだあの店が続いている」という、
目の前の栄枯盛衰をただ見ながら、帰途についたのでした。

おまけ:線路際になぜ蚊帳が…近所の方が野菜作ってる場所。
    ナルホドなリユース鳥虫よけネット。
    なお、ここJRの土地なのは、ほぼ確実…
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(ちなみに「新興住宅地」側)


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