玉川上水沿いのジャングルからの徒然なひとりごと

わらしべ長者

2011-06-28 Tue 20:48

6/12日の日曜日だったか、チャイムが鳴り
家人が応対した。
うちに配送の仕事でやって来る方が、
庭先の山椒の実を分けて欲しい、ということらしい。

それを聞いて玄関を開けると、
その方が山椒の実を収穫中。
あらためて話をうかがうと、東北の肉親から
送ってもらっているのが、今年は無いらしく
前々から気になっていた、我が家の山椒の実をぜひ、
ということだった。

どうぞどうぞ。
こっちにも別の山椒がありますし
状態のいいのを思う存分。
ちょっともう、育ち過ぎているかもしれませんが。

未収穫の状態で放っておいてるのだし、
使いたいという方には、もう何の気兼ねも無く
採ってもらって構わない。
というか、逆にありがたい。
熟したタネも収穫する事もあるが、
なにせうちの山椒は実がなり過ぎるのだ。
全部は採りおおせない。


その翌週の19日の日曜日。

チャイムにやはり家人が応対した後少しして気付いた。
なんと、その山椒の実の人が、わざわざお菓子を持って
お礼に見えたのだ。

「ちょっとー、そういうことなら声かけてよ、挨拶したのに」
「いや、なんかすごい急いでて、声かけようと思ったら
ぴゅーと帰って行ってしまったから…」

その方が山椒を採りに来られた時に、八重咲きのドクダミも
進呈しようと思ったら集合住宅なので…と言われたが、
いっそ山椒の苗を差し上げようか、とも思ったのだ。
プランターでも大丈夫だし、
庭には、毎年タネからどんどん新株が生えて来るから。
もっとも実を採るなら、雌の木じゃないとダメなのだが。

草ぼうぼうの庭でも、なりものはチェックされてるなあと
思った今日この頃。
東京の人にはなんか珍しいとおもったが、考えたら
いつも実を送ってくれた肉親の方が東北と言ってたっけ…

こんなちょっとしたやりとりが、楽しい。

CA2800567.jpg
ありがたくいただきました。食べごたえのあるリーフパイ。

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動いている人達ー福岡

2011-06-26 Sun 12:15

5月の話になる。
九州に帰省している間に、福岡の繁華街で
脱原発デモ、いやパレードがあった。

「ママは原発いりません」
(略してママ原)という名が表すように、
子供を少しでも安全な環境で育てたいという、
ごく当たり前な思いの親が、脱原発を訴えるパレード。

デモというと、どうしても「サヨク」「ヘルメットにマスク」
「シュプレッヒコール」「ナントカ連合」
というイメージが先にたち、
フツーの人が参加しにくくなってしまう面がある。

そこらへん、「パレード」であれば途中参加もOK、
格別力まなくても許されそうだし、参加に意義があるという
本来の目的も達成しやすそうだ。

このパレードは、驚くべきことに
たった1人の女性が4月から始めたものだという。
(下記、5/7付の朝日新聞 
「つながり 声あげる親たち」より)



mama.jpg



白状すると、「ママ」では無い自分にはなんとなく参加しづらく
その時もまだ福岡にいたにもかかわらず、新聞で読んだだけだった。
(もちろん、ママでなくても大歓迎なのは当然なのだが…)

この記事にあるように、たった1人でこの活動を始めた
この女性は、実家が福岡の、東京在住の人。
この人と同じなのに、自分はとっとと1人
福岡に逃げただけで何もしていない。

だから、せめてブログで発信している。
ママ原のサイトはこちら←
実に精力的に、そして自然体に活動している。
それが共感を呼ぶのだろうと思う。


福岡は、前にも書いたが隣の佐賀県に玄海原発がある。
この玄海原発が、実はかなり危ないと言われている事も
書いた。

佐賀県知事選では国へ「安全」対策を求め、再開へは慎重な姿勢で
3選(確か)された古川知事が
最近になって停止中の原発の再開へ含みをもたせた発言をし始めたが
福岡では、あの麻生太郎氏に強力にプッシュされた
(顔まで似てる…)「超相乗り候補」だった小川氏が当選。
ただし、過去最低の投票率で。
こんな時期なのに、過去最低の投票率というのが、
福岡出身としては悲しい。
とはいえ都知事選の時に福岡にいて投票しなかった自分も悪いが。
東京も、ひどく人材不足。←クリック。

当選した福岡県知事は選挙で「脱原発」などとは絶対に言わず、
ただ「安全確保」というだけだった。
対抗馬ははっきりと「脱原発」を言っていたが
共産党の1人だけ。福岡みたいな規模の県知事選で
たった2人しか候補がいないってどうよ。
超相乗り候補と共産党じゃあ出来レースだと
得票率の悪さの理由も分かる。

それにこの方、「九州から経済を元気に」的な、よくある田舎の
議員の適当なスローガンみたいな事しか言っていない。
福岡市長も似た様なもの。
福岡県民ではない自分には投票権は無いが、
選挙時の情報を見る限り、
この2人には期待できないと感じた。


ogawa.jpg


所詮遠い九州には関係無い、
巨大地震発生も確率からして低いし、
まああと千年は少なくとも大丈夫なんじゃないか。
その頃には原発以外の発電が主になってるだろうし、
自分がトップにいる時にわざわざ敵を増やし、
経済にヒビ入れるような
「脱原発」なんてうっかり言えない。

…などと思っているのだろうか?

だとすれば大変な思い違い。

原発事故は、地震だけがリスクではない。

現に、玄海原発で「偶発的に」穴が空いたというではないか。

そういう「想定外の」故障等による事故以外にも、
今回の事でその危険性が恐ろしく実感したが
例えば飛行物の墜落、落下での事故。
そしてテロの標的になりうる、ということ。

特にテロは、「ここを狙って下さい、ここを」
と言っているようなものだ。

更に、原発は通常運転で密かに大量の廃棄物を出し続け、
ツケを後にまわしている。

そういう発電方法を、今後もずっと良しとするのかどうか。
多分これまで推進してきたジジイ達は既得権益ばかりで
今更方向転換しそうにないので放っておく。
これから選挙権を持つことになる10代の人達や、
小さい子供の親が普通に考えれば、答えは出ると思う。
それに賛同してくれる人を、政治に送り出す事が
パレードやデモ以外に自分達が出来る具体的な行動でもある筈。

動きが遅いばかりか隠蔽姿勢の政府や業界には
任せられない、と今のエネルギー政策に異議を唱えて
行動する人達は確実に増えている。
東京でも、ちょっと前になるが大規模なデモがあった。
それはまた今度。



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「限界」原発ー「よかよか」で「爆発」の前に。

2011-06-23 Thu 20:13

玄海原発の事が、ここまで急展開になってきたので
予定変更して集中的に記事書いてます。

再開に向けた動きが出始めたことは、
本日の記事でも書いたが、
以前から玄海原発の「安全性」に対し
疑念を持つ人達による活動がある。

「玄海原発プルサーマル裁判の会」←クリック。

一度、このブログを見ていただきたい。
もちろん全国の人にだけど、今は特に
佐賀、そしてふるさと福岡の人達に。

再新記事内に、意見の送り先があるので、
九電や佐賀県、保安院などなどに、正直な意見をぜひ。

IMG_03440.jpg
昨年の福岡の海。

自分の出身地だから言うのだが、
「九州」とひとくくりにしたくはないが、
概して「よかよか」的なアバウトさ、ゆるさのある九州。
それが居心地の良さにつながる反面、
全国的にあまりにも有名になってしまった飲酒運転の多さにも
あらわれているようにも思う。

しかし、原発には、「(どーでも)よかよか」
などというのはあり得ない。

何があっても「モウマンタイ」というお隣の大陸や
これまた何があっても「No problem」と笑う天竺亜大陸が
原発を推進する事に恐怖を感じるのと、ちょっと似ているというと
言い過ぎだろうか。

今もなお救済も補償も子供への基準値変更も
なにひとつ出来ず、原発が収束しない、
結局本当の意味で「事故があった時に人を救える専門家」
といえる人など推進側にはいなかったのだ、
と思い知らされた今回の事故。

それを知りながら、それでもなお「国の指示待ち」の自治体。

だから、有能な研究者や若いもんが海外や東京やらに出ちゃうんですよ。
過疎だから、高齢化だからって大型スーパーみたく原発誘致。

これまでは、それでもよかったかもしれない。
でも、今は、もう違う。
それが分からないのは、あまりに、悲し過ぎる。

IMG_03400.jpg
こんなにきれいな海なのに…

「週刊現代」7/2号では
「玄海原発は、爆発する」と大変ショッキングな見出しで
紹介されていた。

これにビビって調べた方も多いのではないかと思う。
「玄海原発 爆発」で検索していただければ、出て来るけど
こちらにも詳しいのでご覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/eirene/20110620/1308555942
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-301.html
http://genkai-saiban.at.webry.info/201106/article_2.html

これを、根拠の無いだとか煽りだとか
再開させないためのどうとかとか言うのは、それもまた
非現実的な批判に思える。
確かに原発の告発記事で売り上げアップの現代。
かといって「煽るな」的記事を書いているポストも、
これまでの「安全神話」と事故後の対応では、
分かってない感がにじみ出る。

週刊誌が書く前に、一般の人が投書もしているのだから。
そして九電の隠蔽体質は、よく囁かれていることだ。
なにより、日本の原発が老朽化しているのは事実。

どちらにしても老朽化が疑われる
玄海原発の1号機を、20年引き延ばして
2035年まで60年も稼働させるという事に、
「よかよか」的いい加減さ極まれりという気がする。

ここに限らず、国の違いをこえて、原発が夢のエネルギーとして
推進され建設されてきた頃から、もう40年以上経つのだ。
「老朽化」原発をどうしていくのか、はどこも
共通の課題で、積もり積もった核のごみの処分
(処分といってもどうしようもないから貯蔵するんだけど)
も、全く解決できない「トイレの無いマンション」。

実は「いいかげんヤバいじゃないの」と言われてる原発は
相当ある筈で、今回の福島はたまたま地震が引き金になった。

IMG_03460.jpg
たのむ、ふるさとの海がこれ以上汚れないように、
地元の漁師さん達立ち上がってくれ。


だから特に何か宇宙人の襲撃が無くても、
「博士の異常な愛情」のような事が無くても、
そのうち人類は核で自滅するのではと自分は思っている。

これは、以前パキスタンの遺跡、モヘンジョダロを
見て、うっすら思った事だが、今それを本当に感じている。

でも、スイスやイタリア、ドイツのような国もある。
例え政権存続のための方向転換だとしても、結果オーライだ。

なのに、今現在こんな目に遭っている日本が、
なぜそう決断できない?


浜岡を止めたのはいい事だが、その次のステップ、
最終的な目標とそのための方策を、国が、
国が遅いなら自分のいる自治体に、フツーの住民が、
働きかける事は出来るんじゃないかと思う。

まだしも、ネット閲覧制限や独裁者支配の国では、
今のところ日本はないのだから。
(ネットに関しては、そろそろ危ないけど)

IMG_02080.jpg
頼むから、安心してその土地の食べ物を食べられる、
フツーの生活を送らせて。

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緊急:まったくもって「限界」原発

2011-06-23 Thu 12:00

前々回の佐賀の「限界原発」←クリック。
に書きました玄海原発。

昨日6/22の朝刊を、夜になってよくよく読んだら
大変なことになっていた。

震災後は、点検などで停止中の炉の再開に慎重姿勢を見せていた
佐賀県の古川知事が、このところ「再開を検討してくれ」という
海江田氏に対して「一定の理解」とか発言、雲行きが怪しくなって来た…
と思っていたら。

「一方的に”住民説明会”」だそうだ。
下記、6/22付東京新聞。



genkai.jpg


…。こんなやり方をとるとは、もうこの知事、リコールしたほうが
いいんじゃないの。再選されたばかりだけど。

たった4、5人の住民参加って何?
ここの廃プラ施設の「説明会」(正式には説明会とさえ言っていないのだが)
だって、もう少し集まっていた筈。

しかも、住民説明会を開くように、この発表があった20日に
請願が提出されて、27日に審議される予定だった(記事赤線部分)
…というのが。
汚い!汚過ぎる!これは、こんな説明会やったって無効だろう。
どうせ、地元の玄海町は町長が原発マネーと
雇用を理由に震災後早い段階で「再開してもいい」と
言って来たのだから、そこらへんの住民を集めるに決まってる。
地元広告代理店に人選は任せてるらしいけど。

よくいわゆる「迷惑施設」に対し異議を唱えると、
「住民エゴ」だと言う人がいるけど、
それはこういう事にこそ言うべき言葉だ。

たった6000人かそこいらの「地元」
(でも、つまりは県)がお金ほしいために
その何倍もの人口のある近隣、あるいは何かあっても賠償の対象にも
ならなそうだが被害は確実にあるだろう隣接県
(例えば長崎、福岡、熊本北部)の住民の事を
考えもせず、震災後初めて「再開OK」と言うのなら。

特に、福岡の人。
佐賀より人口が多く、電力の消費からして
物言う権利も責任も、むしろ福岡の人にもっと感じて欲しい。

(これは、自分自身が福岡出身であることからくる
自戒もこめて言っています。)

本当なら、電力を消費している福岡の、
例えば百道とか長浜あたりに
原発があるべきところを、
佐賀の玄海町が担っているのだから。

これは、福島発の電気を東京が消費しているのと全く同じ。

だから、東京では大規模デモが続いている。
誰かを犠牲にしてまで、作り出す電気に、
その作り出す手段が「必要悪」というこれまでの定説に、
いいかげんうんざりしてきたから。

「あなたの(電気の)ためにガマンしている人達がいる」
という理由で、物を言えないようにするやり方は、
あまりにも、おかしい。

その結果、被害を地方の人達が、そして現に東京まで
影響が出ているのだから。


だって何ができるのよ、佐賀の事でしょ、
佐賀が決めるなら仕方ない、と言うのは違う。

佐賀の玄海町が「ウェルカム」と言っても、
福岡なら糸島をはじめ、近隣県の自治体が
「こんばかちんが!こっちも被曝したら
あんたんとこが補償してくれるんか?」
「もう呼子のイカも糸島の塩や水も売れんぞ!」

と、九州らしくストレートに大反対すればいい。

いくらごり押ししようとしても、周辺から大反対があれば
全国的にもっと注目されて、佐賀県だって責任の重さに
慎重になるだろう。
既に、ネットでは佐賀知事や玄海町長は、
「カネの亡者」とあんぽんたん扱いされている。
投票した住民にも、呆れたという声多数。
何か事故があっても、「自業自得」と言われかねない。
でもそれでいいのか?

知り合いの知り合いでも、なんでもつてを頼ってでも、
地元の議員をつかまえて、「これはおかしいんじゃないの?
福岡は何故何も言えないの?」とかけあってみればいい。
いろいろやれる事はある。

福岡では、これまで脱原発パレードが行われて来た。
一部の人達の活動は、今後に期待が持てる。

でも、全国で初のプルサーマル発電を導入したのが
この玄海原発であり、
そして今、まだ何も福島原発が収束してないのに
震災後全国初のアホな「再開OK」原発にまで
なるかもしれない、という事を、
どこまで真摯に考えているのか、福岡からの
声が残念ながら東京には聞こえて来ない。

まだ、他人事ですか?


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若いのをみならえ

2011-06-22 Wed 20:28

3/11から100日が経った。

それなのに、福島第一原発は収束どころか、
なにひとつ工程表通りに満足に進まない。
遅れてようやく始まった汚染水作業も、
予想を上回る濃度だたためわずか5時間で除去作業を
終わりにしてしまった。

今回の事で、原発で何か重大事故が起こった場合
人の手で何かの対処作業をしようにも
時間も人的被害も費用もかかりすぎる、
まったくリスクのありすぎる発電方法だということが
いい加減明らかになった、筈だ。

それなのに、震災後さっさと
原発を止めたくない議員達が推進する会を作ったり
地下原発にシフトしていこうという会ができたり、
アホかといいたくなるみっともなさ。

正直、そういう議員達は
「次回の選挙では落とすべき人」
というのを明らかにしてくれただけ、正直だ。

困るのが、何も言わず他の人の方針がはっきりしたら
それに乗っかって行こうという、いかにも従来の政治屋的な
曖昧な保身の人。

政治に関わる人で、素人の一般住民から意見を求められても
その問題について自分の考えをはっきり言えないような人は
ダメだと自分は思っている。
自分の家の近くに、廃プラ施設の計画があると知ってから
尚更そう実感した。

求めても意見をよこさない、そんな人に
税金を払っているのは無駄金だ。

その時点で理解が至らなかったら
後でもっと勉強して、意見を変えてもらって構わない。
こういう事は、政治家だろうとフツーのサラリーマンだろうと
同じだと思う。
自分の意見が無くただ黙っている人は、
時間とお給料を換算してやり過ごすだけ。
そこに責任も信念も何も無い。

なんにしろ、こと国民の健康が関わっている事には
もっとスピードと真剣味があって当然。

…とワタクシが怒るよりも、この高校生の投書を
読んでいただく方がいい。

遊びたい盛りの高校生がこのような事を新聞に投書するのは
よっぽどの事だと、町議、市議、県議、国会議員
皆さんここらでいい加減頭を冷して欲しい。
(6/14付東京新聞)

この高校生の投書へ、まともな返事をできる議員は
いるのだろうか?
中曽根康弘、あんた死ぬ前にせめて
この高校生に答えてあげなさい。



この国の人達は、政治家が思っている程
アホではない。



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かはづ44

2011-06-22 Wed 20:13

昨年、仕事でお世話になっていた方にいただいたもの。

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氷を作るためのシリコンのやつ。
えーと、何て言うのだ?
製氷皿って言うと昔の金属のやつみたいだし。

しかし今うちの冷凍庫、ストックの食品ぎっしりで
氷を作るのはもちろん、作った氷を置いておくスペースも無い…
冷凍庫だけ余分に欲しいくらい。
「勝手に氷」機能など夢だ。

コレ、もちろんこの商品自体もかわいいが、
それ以上に気になるのが、会社名。

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株式会社ビートルズ。

…。ううむ。

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限界原発

2011-06-16 Thu 17:05

タイトルの字、間違ってるよ。

いえいえ、なんだか近頃玄海原発は限界原発
言われてるらしいですよ。

冷却する時にどのくらいの温度の水だったら金属に影響が無いか、
その検査でどんどん耐えられる水の温度が高まり、今は殆ど沸騰水。
(始めの頃は30℃台)
これでもなんら問題はない、と玄海原発のサイトでは言っていますが
ではこの検査の目的って何だろう。

老朽化してるんじゃないのか、3号機ではヨウ素漏れもあったらしいが、
と様々な指摘がこの玄海原発にあるという事を今年になって知った。

昨年12月に停止した炉について、漏れがあったとの指摘に
満足な返事もしていない九電の体質は、かなり、独占企業の
悪い体質に見える。
下記は、佐賀新聞の今年2/23のニュース。震災前だ。



原発ヨウ素漏れ原因「これ以上調査せず」九電回答
 国内初のプルサーマルを実施している玄海原子力発電所3号機
(佐賀県東松浦郡玄海町)のウラン燃料から放射性ヨウ素が漏えいした問題で
九州電力は22日、これ以上の原因特定に向けた調査をしないことを明言した。
 
 福岡市の九州電力本店であったプルサーマル裁判の会など
69団体との話し合いで、質問に答えた。
これまでの調査では、原因は
「偶発的に発生した微小な穴と推定される」としている。
 
 燃料棒からの放射性物質漏えいでは、関西電力が、
大飯原発(福井県)で2008年から10年までに発生した
7本のうち2本を、原子炉廃止措置研究開発センター(同)に持ち込み、
分析している。同会はこれを引き合いに「なぜ九電はそうしないのか」と追及した。
 
 九電側は「大飯原発の原因も踏まえ、今回の調査を実施した」と説明。
「考えられる要因はすべて詳細に調べた。
調査機関に持ち込んでも、新たな知見は得られないと判断した」
と述べた。




…。調査機関に持ち込む前に、自分達で内輪で勝手に判断してどーすんの。
しかも偶発的に開いた穴が原因なら、余計ヤバいじゃないか。
だって、誰にも原因が分からず、ある日どこかに穴が空く事が
いつ何時これからも起こるか、分からないという事なのでは。

DSC_00641.jpg

福岡出身の自分にとって、玄海原発は
気付いたらあった…というか、子供ゆえ何の関心もなく
そもそも玄海といっても福岡ではなく佐賀にあるということすら
だいぶ後になって知った。

この玄海原発は、全国で初めてプルサーマルを
導入した原発
で、以後、他の地域でもそれが広がって行った。

それを考えると、この玄海原発の存在は、大きい。

なぜなら、早くて明日、6/17に、
全国で震災後停止している炉の中で
この玄海原発が初めて「再稼働」を
もしかすると決定してしまうかもしれないからだ。

そうなると、横並びの大好きな日本のこと、
他の、定期点検等で停止している原発でも
「玄海が始めるならウチもいいか」と言い始めない。

現に、地元の玄海町の町長はいろいろ心配はあるけど
「最終的には国を信じるしかない」
とか言い訳もごもごしつつ、雇用とお金等の問題で
再開して欲しいらしい。

この人は、東京の新宿だけで2万人もの人が集まって
脱原発デモをやったという事を知らないのか、
九州の日本海側はリスク少ないし大丈夫とでも思っているのか。

佐賀県知事は、慎重姿勢とも聞くが、「苦渋の決断」とか言って
再開しないとも限らない。

地方自治って何だろうと思う。
結局、本気で「福島を見て、もうやめるべきだと思うから」
という理由ではなく、「国の指針を待って決めたい」
という、よくある保留態度があまりに多過ぎる。

誰かのせいにできるので、非常に便利なのだろう。

こんな、「穴が偶発的に空いた」という3号機、しかもプルサーマル。
出力もでかけりゃ、何かあれば手が付けられない、
そんなパワーの、今停止中のものを再開するのはあまりに危なっかしいし
そのための議論も準備もできていないと思う。

DSC_00642.jpg

今や首都圏でも、放射能濃度の高いホットスポットがある。
東京でも福島第一に近い北東部はかなり高い。
西部の山間地でも、溜まりやすい地形のためか
想像以上に高い濃度が出ている。

ここ東京の西の郊外の家でも、
風がある日はまず窓を開けない。
梅雨の晴れ間は開けたいし布団だって干したいが、
リスクを最小限にするならそうするしかないのだ。

飲料水は、水道水をすぐ使うのではなく、
いくつか炭入り容器に汲み置き停電等に備えつつ、
フィルター濾過水を2.3日に一度もらいに行く。

食品も、購入の際は相当に気をつける。
庭のベリー類が今食べ時だが、ベリー類は果物の中でも
放射能を取り込みやすいというので今年は食べないことにした。
外出だって、今も自分はなるべくマスクをしているし
長袖が基本だ。これから本格的に暑くなったらどうしようかとも思う。
クーラーつけたくないけど、窓全開というわけにはいかない。

神経質と言われようが、後から
「あの時は実はこれだけのものが降っていました」
と、また言われたって誰が責任持つ訳じゃ無し。

政府発表は信じられないし、データの改ざんもするだろう。
となると各自自衛するしかない。
こんな気持ちになるのは不幸な事だ。


九州の、特に玄海原発の周辺、そしてそこの電気を使っている人達に
言いたい。
こんな、今書いたような生活をしたいですか?
これは今現実の、首都圏にいる私の生活です。

今や北海道と九州は、
首都圏にいてじわじわと来ている
放射性物質の影響に、子供の鼻血や下痢に、
ひそかに怯えている人達にとって
冗談抜きにオアシスみたいな存在なのですよ。

…いや、ほんと、冗談ではないのだ。
がんばって九州産野菜探して買ってるんだから。


そこにいて、多少の風だろうと雨だろうと気にせず外に出て、
布団も外に干し、地元産の野菜を普通に食べて、
つまり今まで通りの普通の生活を今している人達には
想像しにくいかもしれない。

お金や仕事はもちろん大事だが、
放射能漏れが起こると、そういう大事な物すら
そこではあてにできなくなる。

経済的な発展をいうなら、何も原発でなくていいのでは?
「過疎化、高齢化で誘致」なんて大型スーパーじゃないのだ。
電力は必要だが、原発はあくまでも手段にすぎない。
その手段が、生活を奪ってしまっては何にもならない。

最近も、被災地の酪農家が「原発さえ無ければ」と
自殺したというニュースがあった。

これと同じ事が、自分の近所の原発では起こらない、と
そんな事は誰にも今は言えないし、何かが起こっても
なかなか救済してもらえないということは
現在進行形の事例で分かる筈だ。

DSC_00643.jpg

ふるさとを、住んでいる人達の手で残念な事にしてしまうことほど
悲しい事はない。
離れた場所からそれを見る自分も、辛く悔しい。

どうか、九電に、そして佐賀県に、特に九州の人はもっと声をあげてほしい。

佐賀新聞では、6/20必着で「九電に聞きたい事」募集
の緊急呼びかけをしている。
ぜひ、九州の方、それ以外の方も応募してみてほしい。

コチラをクリック。←

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朝鮮飴

2011-06-06 Mon 20:44

朝鮮飴。

なんというかなんのひねりもないネーミング。

熊本名産のお菓子で、
求肥とモチの中間のような歯応えがおいしい。

今はあまり聞かないが、運動会の「パン食い競争」
のように、打ち粉をしたトレー等に顔を突っ込み
加えて走るという「飴食い競争」という競技(当然顔が白くなる)
に、コレが使われていた記憶。

それまでは長生飴といっていたのが
16世紀の朝鮮出兵の際、加藤清正が軍用の携行食として
これを用いて、この名前になったという話。

餅米に砂糖や水飴を使う、これもまた素朴な材料のお菓子だが
近所のスーパーで、まるでお肉か総菜のようにトレーに入った状態で
売られているのを発見。(それもなぜか豆腐屋で)

CA2804410.jpg

思わず買ってしまったのだが、正直コレはイマイチだった。
…柔過ぎる。風味もなんか違う。

東京でも、たまにデパ地下の「諸国銘菓」コーナーで
老舗とおぼしき朝鮮飴を買うが、それはやはり美味しい。
水飴の風味が懐かしい。

すあまともモチとも求肥とも違うこの食感が好きなのだが、
検索したら70年代には30軒以上あったメーカーも
今は数軒だそうだ。

…。もしかして将来幻の味に?それはさびしい…。

昔は黒砂糖で作っていたという。
そっちのほうが今は売れるんじゃないのかな。
自分の好みで言うのもなんですが。

実際福岡の薬王寺温泉で売られていた朝鮮飴は、
黒砂糖入りのものがあって、美味しかった。
老舗のものにも白いものだけではなくて
柿入りのとか種類もあるようではあるが、
なんとかもっと続いて欲しいなあ…。

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パエトーン

2011-06-05 Sun 14:16

マンガ好きな自分が中学からよく読んでいた山岸凉子。

この人の細い線があやしい魅力を放っていた
特に70年代から80年代初頭にかけての作品が好きだ。

古くから深層心理やジェンダー問題といったものを扱い、
それらは「これはこういうものだ」という「常識」を
疑わせるものだった。
こんな内容を描けるなんて、
いろいろ見透かされそうな怖い人だな…
と思っていたら80年代には夜のTVにも出演していた。
記憶に間違いが無ければ、教育TVかなにかの「YOU」という
大友克洋がタイトルイラスト描いていた番組だっただろうか。
ほっそりとした和服の似合う人だった。

で、彼女の作品に「パエトーン」というのがある。
1988年にASUKAで初出誌された。

ゼウスでも扱えない、大地に光を与える「日輪の馬車」を
唯一御せる太陽神アポロ。その息子パエトーンが、
能力も無いのに見栄のために馬車を駆る。
その結果誰にも制御できなくなり、地上の万物が焼き尽くされそうになる。
ゼウスが仕方無く稲妻を投げつけ、馬車ごとパエトーンを処分…

というギリシャ神話の話を序章に、日本の原発の危険性を問い、
即時停止を訴える内容だった。

自分が今持っているのは文春文庫版だが、
今は違う出版社から出ているようだ。
電子版もあるらしい。←クリック。

この作品で、プルトニウムは冥王、プルトーンなのだと知った。
そして東電のあのマークの由来も。

参考文献にはあの広瀬隆をはじめ、
溝口建二、内橋克人の著作が並ぶ。

この作品が描かれた1988年当時は国内の原発は36基。
1990年迄には44基に増やす予定だとそこにはあった。
随分と急ピッチだ。

そして今現在54基が日本にはある。
今の政権が「推進」と言いながら実際は今現在新規で増えてはいないが
(建設中、計画中はあるが)
今回こんな事になって、少なくとも「推進」はあり得ない。
まともな感性ならば。

推進しなければいけない理由を、今のそして今後政権が変わっても
国民にナットクのいく説明ができるとは到底思えない。
今までの説明がすべてむなしく響くだけなのだから。

DSC_00622.jpg

原発に限らない。
いわゆる迷惑施設についても、何事も、
地域住民には本当のリスクを教えず御用学者で言いくるめ、
職や交付金、あるいは補償金、インフラ整備の恩恵で
考えさせないようにしてきた、ほっかむりをさせてきた(いる)事は
山の様にある。


選挙民に対し「B層」←クリック。と大変失礼な事を言っていたのは
どの政権だったか。
世界地図で見ればインクの染みのような小さな島国に
どうしてここまで、世界第3位の数の原発が出来てきたのか。

それを「支持」したのは、
「受入れて」来たのは自分達だ。

廃プラと同じ。「反対」しなければ現実は「肯定」と同じ。
例えホントは嫌でも。意見言わなきゃ聞いてもらえるワケ無い。

学生当時、「パエトーン」を読んで、なんとも問題の大きさに
愕然としながらも、具体的にはなにもしてこなかった自分。
今あらためてこのマンガを読み、暴走した日輪の馬車の
「炎を吹く」駿馬が4頭であることも、現実と照らして
恐ろし過ぎるものを感じている。

受入れ地元の「関わりがあるから何も言えない」というのは
日本的な心理なのかと思ったら違っていて、
例えばスペインの原発の地元、イギリスの
地元でも同様の反応があると記事を読んだ。
それでも一部には、全く関係ないガイジンだしと思って
本音を語ってくれた人が新聞記者だと知るや、
「こいつに何も言うな!」と居合わせた他の仲間に叫ぶ姿。

それはまぎれもなく
「言いたい事はあるが言えない」
の裏返しだ。

こういうもやもやを抱え、事故の心配を抱え、
環境と人的被害を通常運転でも引き起こしている
そんな発電方法を、これからも選択するのか?

まったく、割に合わずわずありえない。
よくコストが問題にされるが、将来的なリスクの前に
このくらいのコストは吹っ飛ぶのは、今回の事故で明らかになったではないか。

DSC_00623.jpg

5/29のニュースで、ドイツで16万人規模の脱原発デモが扱われていた。←クリック。
以前の「脱原発」から温暖化対策もあって「推進」にシフトしていた
メルケル政権も、国民のビビッドな反応で選挙が危うくなったと見るや
すぐさま「10年後に全ての原発を廃止」と打ち出した。
このあたりは原子力への理解というよりは、むしろ現実的視点からだと
思わせる。それでも、180度の方向転換をすぐやるのがすごいところだし
政権存続のためだとしても、その結果原発が廃止されるならオーライではないか。

それでも、「10年じゃなくもっと早くやれ」
とデモを続けるドイツ人、明快で容赦ない…

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ひるがえって日本。
今までは、政府の側から、電力会社の側から知らされていなかった事も
これからはそうはいかないだろう。
これまで警鐘を鳴らして来てくれた方々の話や著作も
自分でその気になれば調べて読む事ができる。
そして、影響力を持つには、同じ考えの政治家に投票し、
真のクリーンエネルギーに投資することだ。

「がんばる」というのは、そういうことじゃないのか?
少なくとも東京で電気を使っている自分にはそう思える。
日本がこの先も住めて、今より安心できるようになるのか、
今まで通りでいいと思うかは、
自分で考えて選択できる筈だ。

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なぜにこうなった

2011-06-04 Sat 20:08

うちで購読している某新聞に、大変高い頻度で広告出してるこの会社。
この新聞自体は気に入っているのだが、広告のシブさを常々感じている。

DSC_00613.jpg


↑これ、ずっと気になっていた。

何がってこのおしろいくさいマダムなレトロさが。

姉が小学生の頃通信教育か何かでやっていた「日宣美」というのの
バインダーが以前うちにあった。
化粧品の広告にはお約束のようにバラがデザインされていた。
(それも剣弁高芯咲きとかいう、華やかなタイプのバラ)
’70年代の頃の話。

それに載っていた広告例かと思わせる世界がここに。

DSC_00614.jpg

21世紀だろうと、美を求めるマダムの世界は変わらないのだと
そのように思わせる。

加えて切手120円分(送料らしい)を封筒で送れば
サンプルをくれるという今時アナクロな方法。

サンプルとはいえ、えらく安いなあという余計な心配と共に
気になるこのコピー。
「お化粧したように見えないで、ごく自然な素肌に見せる
そんなステキな化粧乳液です。」
「~これだけでもう あなたは色白美人。」


練れていない表現に正直さが感じられる。

化粧水のあとにつけるものらしいということは分かったが
一応シミ・ソバカスをカバーするという事はそれなりに
カバー力のある乳液なのだろう。
白浮きせずにいかに自然に見えるかという事をうたっているが
どんな材料なのか一切説明無し。
(サイト見ればいいのだろうけど、購買層がPC使う層かナゾ)

これが今年になってある日、いきなりこうなっていた。

DSC_00615.jpg

一体何が?

あ、よく見るとそれまで無かったFAX番号があって
それまでの「~本舗」以外に会社名が追加されてる。

「特典」の部分見ても5個以上買えば1個サービス。
さらに全員に洗顔クリームが付いて来る。

なにがあったかは知らないが、
かなりの方針転換があったということだけは
ひしひしと伝わってまいります。

…でも、商品ロゴは変わらないんだね。

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黒棒

2011-06-04 Sat 20:02

東京のスーパーでも売っている「黒棒」。

有名なのは黒砂糖と国産小麦を使った、
福岡のメーカーによる伝統的なお菓子で、←クリック。
これの仲間は福岡に帰れば
違うメーカーのものも沢山売っている。

おなじみのものだったわけだが、
沖縄に行った時に山や海の後、
黒糖の塊や黒砂糖シロップのぜんざい
(内地の氷あずきだが、小豆ではない)
の身体にしみわたる美味しい甘さを実感してから
あらためて家で使う砂糖は黒砂糖にしている。

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近所のスーパーで「黒棒フェア」やってたので
いつものじゃないメーカーのを(右のほう)買ってきたら
かりっとしていてえらく甘かった。これはこれで。


メーカーのサイトによると、古くはビスコッティに
由来する南蛮菓子という説も。(形は似てるけど…)
カステラもまるぼうろも南蛮菓子。九州だからそうだろう。

黒棒という名も、もともと似た様な郷土菓子に
方言でいろいろな呼び名があったのを、
(鹿児島なら「げたんは」が有名)
皇族の方に進呈した際方言だと無礼かと、とっさに
「黒棒」と言ったという話があるらしい。

京都や金沢のお菓子と比べると、九州のは
(一括りにするのもどうかとは思うが)
「素材で食え」的な見た目も味も直球で素朴なものが多いが、
これはこれで個人的には好みだ。
大分の「やせうま」なんてきしめんに黒砂糖じゃないかと
言われればそうなのだが、美味しいと思う。

炭坑があったので、重労働+比較的賃金はよかった
→昔は貴重だった甘いものが売れる
→菓子屋が増えた(とりわけ実質的なお菓子)

…という背景もあったらしい。

沢山食べたいという黒棒マニアには、
新幹線小倉駅の改札を出る前の構内にある
海産、農産物のおみやげショップ内にある
大袋入りの黒棒をおすすめしたい。(トリオ製菓)
水飴が入っているせいか多少邪道に甘いけれど、
個包装もなく、ざらっと大量に入っているのは
甘党には嬉しいと思う。

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ウルトラクールビズ

2011-06-02 Thu 20:00

衣替えの昨日6/1。

かねて発表があったとおり、環境省で「超クールビズ」解禁。
職員の反応は、「動きやすいしいいですね、ラクです。」

そりゃあ背広ネクタイに比べればラクに違いない。
殆ど丸首やタートル等のカットソーみたいなのしか
着ない自分にとっては、襟のついたシャツですら肩が凝る。

タイミング悪く昨日は肌寒いくらいの天気だったが
これから本格的に暑くなって来ると、
効力が発揮されるのだろう。

佐賀県の武雄温泉がある武雄市。
ここは「ウルトラクールビズ」と称し、
半パンもOKということにした。→クリック。

「ウルトラ」と「超」…同じやん!
と誰も突っ込まんのかと思いつつ、
お役所がここまで踏み切った事を評価したい。

にしてもこれ10/31までってどんだけ暑いんだ。
でもきっと期間中だからその日までアロハってことではなく
気温に合わせて個人の判断で。その選択の中に半パンもOKだと
そういう柔軟な考えなのではと思いたい。

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以前も書いたが、→クリック
特にこういう「公僕」といわれる方々がちょっとでも
ラフな服装をしようものなら、
「けしからん!」「住民に対しなんだそれは」と
大変な勢いでお叱りが来るという話を
両親が役所勤めだった家人から聞いたことがある。

指摘するならもっと仕事内容に関わる事をすべきだろうに。
それに、市役所に行ってもキメキメでやって来る住民なんていない。
時間休みとって出勤途中に寄る勤め人ならともかく、
日中役所に用事があって行く人は殆ど主婦や老人、転居した学生…
などで、この上なくラフな格好だ。

それなのに役所の人には背広ネクタイでないと、
足元も靴でなくては、サンダルに履き替えるのもイカン、
と言う偏屈ジジイの文句など、
意に介さなくていいと思う。
とかく自分のいる(た)職場が背広ネクタイ以外無しの所の人は
他人がラフな格好をするのが悔しくて許せないのか。

服装のゆるみは気のゆるみという説も分かるが
別にケーサツでも軍隊でもないんだし、
要は清潔で、主張しすぎず、だらけた着方でなければいいのでは。
スーツ着てたってどうしようもなくだらしない雰囲気が
100m先から歩き方で伝わってくる人だっているのだ。
そういう、やさぐれたブラックな匂いを漂わせている
スーツ男のほうが、余計怖いし、
事実通勤電車でアホな口論や暴力沙汰を起こしていた人は
どういうわけか皆そんなタイプだった。

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えごの花が玉川上水に流され、辿り着いた先でこんなコンベヤで
集められ一輪車(矢印)でもって右の山に。ほんとオカラ。


節電対策もあって、週に数日自宅での仕事を
実験的に行う会社も出て来ているようだが、
なかなか浸透しづらいらしいのは
「平日家にいると、近所の目が気になる」
「家族にうっとうしがられる」
などと言った理由があるとか。

正直アホかと思う。
もっと胸を張れ。
場所がどこだって仕事してんでしょ?


が、「男性は毎日決まった時間に外へ、会社へ行くもの」が
当たり前とされてきた社会なので、例えば妻が外で勤め夫が在宅事業
という家庭はまだまだよく分からない目で見られたりするのをみても
そんなもんなんだろうな…とも理解出来る。

みんなが揃ってぎゅう詰めの電車に乗り、同じ時間に会社に行き
仕事してもサボってても、
居酒屋で上司の愚痴を言い合っても、それも「会社」にいれば
集団心理でなんだかつとめは果たしてると思える…
というようなそんな働き方は、
多分今後少しずつ減って行くのではないかと思う。

「よくわかんないけど慣例でそうしてきた」
「よくわかんないけど、偉い先生が安全と言ってるし」
「他の人も、他の地域もそうしてるし」
という事は、次第に淘汰されていくだろう。

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故佐野洋子が言っていたらしい。

「日本に社会なんて無い。
あるのは世間(様)だけじゃないの」

全くだ。

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二重被爆

2011-06-01 Wed 20:28

なんでこんな脱原発カテゴリ作ってせっせと書いているのか。
カエルコレクションと日記のお気楽ブログじゃなかったのか。
と思われてもしょーがない。

もともと核の平和利用というのはありえんと思っていたが
1999年の茨城県東海村でのJCOの臨界事故、
あの時亡くなった作業員の方の闘病記録等を今年1月に読んだ。

写真と記事の凄まじさももちろんだが、
それ以上の、何か自分の家族にふりかかるような予感と
表現できない重たさが
それから1週間くらい頭から離れず、夢見も悪かった。
こんなことはそうそうない。

福岡にこの3月に行った際、高校時代の友人から
「一ヶ月くらい前に何となく東海村臨界事故の職員の写真や
死に至る過程読んで怖くなっていた矢先だった。」
というメールを受け取り、その不安の偶然に驚いた。

自分はスピリチュアルな方面は鈍いし
「何かの必然」「巡り合わせ」「出会い」
などとすぐに言う人はう苦手だ。
が、震災後に原発の事故を聞き、あの不安が現実になるのでは、と
そして今も収束していないことに強い不安を抱いている。

こんなカテゴリを作ったのは、原発推進に反対しながらも
具体的には何もしていなかった自分に腹がたつのもあるが
今、考え直さねば今後の安心はありえないと危機感を抱いているからだ。
このブログがその役にたつのかはナゾだが。

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右奥の白いのは花満開のエゴの木。

まずそもそも、なぜJCO事故の事を調べたのかは、今年1月にBBCが
「世界一運が悪い男」として番組で二重被爆者の故山口さんを
紹介し、それがまるでお笑いのような内容だったため
日本が抗議した件、それがきっかけだった。

一体どういう番組だったのかとyoutubeで見たら、
投下後翌日の広島で電車が運行されていた事に対して
(だから山口さんは電車で長崎へ行き、二重被爆した)
「(そんな時に電車が動いてるなんて)イギリスじゃありえないね」
と笑いが起こっていた。

あれ?二重被爆への笑いというより自国への皮肉じゃないか。
ここらへんはおそらく、とてもイギリス的なのだろう。

とはいえそこだけが笑いの起こった部分では無いし、
確かに、原爆の被害への無理解からきている笑いの部分はあっただろう。
(英語についていけないので…全部は理解できないけど…)
「運の悪い」というのは、山口さん自身が言える事であって
他の人が、特に戦勝国の側が言うととやはりカチンとくる。

でも、「彼らは番組内でこういう部分で笑っているのですよ」
と訳してくれていた在英邦人の人に対して、
何か異常な程ヒステリックに「非国民」とでも言いたいかの様に
攻撃していた人もいて、自分はそっちの方が怖かった。

訳してくれた人にメールしてみたら、
笑いの性格が海外と日本で同じではないこと、
タブーへの認識がイギリス側も甘かった事を冷静に分析された返信があった。

確かに「モンティ・パイソン」←クリック。を見ても、
どれだけやばい時事ネタ、人種ネタも
平気で笑いにしてしまうイギリスの感覚が出てる。
知っていないと笑えないし、知っていても正直日本人の自分には
笑えない場面も多々あった。
スカッと爽やかには遠い笑い。それが違いなんだろう。
ただ、やはりお笑いを目的に山口さんを取り上げたとしたら
おかしいだろうと思うし、この番組自体がどういう位置づけなのかが
イマイチ分からなかったのも、誤解を生んだように思える。

しかし、その「タブー」というのが、
単に「触れてはいけない」「言ってはいけない」
という事になるのは、ますます理解の範疇外へ
隠してしまうことになる。
そういう事のほうが、怖い。
いつでも争いは無理解から生まれると思う。

DSC_00625.jpg
あっちもこっちもえごの花。でももう終わり。

同様に日本国内でも原爆投下についてどれだけの情報が
共有されているか、九州から来た自分にはもどかしく思う事がある。

原爆の話は、今はどうか知らないが少なくとも
自分が小学生、中学生の頃は8/6は夏休みの登校日になっていて
戦争についての学習があったり「にんげんをかえせ」の上映があった。
今思えばあれの上映は大変貴重なものだ。
米軍が当時カラーで撮影した映像を買い取ったもので、
直視できずずっと下を向いている女子もいたくらい悲惨な状況が
そこにはあった。

以前も書いたが、長崎の原爆は本来投下の第一目標は
北九州の小倉だった。

当時親の居た場所を考えると、もし小倉に落とされていれば
多分自分はいないのではないか…と思える。

広島は祖母の出身地で、後片付けにかり出され
亡くなった親戚もいると母から聞いていた。

核兵器は、その直接的な威力以上に、その後の影響が
あまりにも大き過ぎる。
それを簡単に浄化する方法も今の文明では無い。

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もうすぐ、これの青い花が。

「日本は唯一の被爆国」とよくいわれるが
確かに戦争での原爆に限定すればそうだ。
しかし実際には核実験や戦争での劣化ウラン弾による被ばく、
通常運転の原発での作業員の方々の被ばく(しかも致死的な)は
全世界で戦後からずっと続いている。

二重被爆者の山口さんは、新聞によると造船技師で科学者でもあったという。
その山口さんが記録映画の中でインタビューに答えている。

「人間の世界に核はいらない。
平和利用とはいっても、人間が御せるものではない。
このまま進めれば、いつか事故が起こり、
人間は破滅へ向かうだろう。」


これは原発に関しての発言だそうだ。

福島第一原発事故も、日本だけの問題ではない。
とかく原爆の被害を訴えると、いつも日本=加害者の面を指摘される。
それは当然だとしても、それがこれまで核の恐ろしさを
本当に世界の国が認識し、議論するのを意識的に遠ざけて来た。
「政治」がからむと、事実が遠くなる悲しい例だ。

しかし何しろ大事な事は、戦争でも原発事故でも民間の、一般の人が
大量に犠牲になり、そこに国の違いはないという事だ。


そういう意味でも、二重被爆者の方々の訴えは
これ迄以上に強い意味を持つ。



※(広島・長崎の被爆者の想いを訴える記録上映会が
6/5(日)14時~渋谷のJICA地球ひろば(参加費\1000 先着200名)
で行われるそうです。約1時間の映画2本で山口さんのインタビュー映像も)
詳細はコチラをクリック。←



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