玉川上水沿いのジャングルからの徒然なひとりごと

九電死亡フラグ。

2011-09-30 Fri 20:57

やらせメール発覚の後、ちょっと沈静化したかと
思ったら、このところまた、九電や佐賀県知事がらみの
ニュースをYAHOO!ニュースで見ない日はない。

きっとマスコミも、今までいろんな黒い情報は持ってても
出す機会がなかったのが、「今この時」という感じなのかなあ
と思うが、社員を一般人として討論の場に参加させたり
九電と地元町長、その親族の企業との持たれ合いなど
「事実」として行われて来た事がどんどん暴露されている今、
九州とりわけ原発の地元佐賀と、両脇の長崎、福岡の人達は
どう思っているのだろうか。

これでも、「今まで通りでいいや」「原発は必要だし」
で過ごすのか、そうでないのか。

地理的に津波は起こりにくいかもしれないが
地震は無いと言われて来た福岡、しかも玄海で起こったし
玄海原発の古い炉が通常運転でも耐久性に問題が、
という指摘は、検査の数値でも明らかだ。

そんな今日この頃、またもやこんなニュースが。



<九電社員、農家装い
「売れ行きに原発影響ない」>

読売新聞 9月30日(金)8時57分配信

九州電力の「やらせメール」問題に関する第三者委員会の調査結果で
またも驚くべき事実が判明した。

2005年のプルサーマル発電を巡る佐賀県主催の公開討論会で、
県と九電が事前に進行を打ち合わせ、九電社員が農家になりすまして
発言するなど巧妙な世論操作の実態が浮かび上がった。


◆周到な準備◆

討論会は05年12月25日、佐賀県唐津市のホテルで開かれた。
科学ジャーナリストをコーディネーターに、
推進派と慎重派の学者ら6人がパネリストとして参加した。


第三者委の調査結果によると、九電は討論会を成功させるため
県に対する全面的な協力体制を敷いた。
事前の県との打ち合わせで質問者の配置を決め、
議事録にまとめていたという。

3連休の最終日で、クリスマス当日だったこともあり、
来場者が少なくなることを懸念し、社員らを徹底して勧誘。
その結果、約700人で埋まった会場の半数を九電関係者が占めた。

6ブロックに分けられた会場で「仕込み質問者」を分散させ、
それぞれに支援部隊を20人ずつ配置。
プルサーマル発電の安全性を印象づけるため、
最後は「推進の質問」で終わるようなシナリオを作成し、
県に渡していた。

「コーディネーターに質問者の着席位置を伝えておく」
と記載された社内資料も残っているという。

◆7人が九電関係者◆

討論会では、18人が質問に立ち、
賛成派8人のうち7人が九電関係者だった。
ほとんどが九電が用意した原稿を読み上げる形で発言。

最初に質問した社員は手帳を見ながら、
「危ない、危ないと言われて、
玄海1号機が運転を開始して30年近くたつが、
私の家で作っている米とか野菜が放射能の影響で
売れなくなったことはない」
と農家を装った。



…。
あさましすぎる。
怒りを通り越して呆れるとはよく言うが、
この場合、呆れてはいけない。
怒りを表明しないと。九州の人は。

農家を装うとはホント悪質。
何せ地元では原発ないと困ると思っている人達がいるわけで、
こういう意見の農家が実際いるのは予想できるけど、
何より原発のすぐ近くに住んで農業漁業できるというのは
こう思ってるからだと思うんだけど、でも、
それを、九電社員が言うのはもはや詐欺罪だろうコレは。
余程「休日出勤」手当がフンパツされたのだろうか。

それにこのウソ農家の意見自体、
「売れてるから原発は問題ない」という事がそもそもおかしい。
ヨウ素漏れの事故が昨年末に玄海原発であった事すら
福岡県民は殆ど知らなかった例からも、
情報を知らされなければ、データの意味が分からなければ、
危険かどうかも分からない。
「安全」だからコメが売れているという理由には全くならない。
「私や買ってくれる人達が安全だと思ってるから
安全なんじゃないの」という、しごくアホな論理だ。

これは2005年の会だが、もしも今もこのような意見が
まかり通るならば、九州に未来はないんじゃないかと
そう思える。
事故は起こったのだから。「安全」はウソだったのだから。

DSC_0600400.jpg

ちなみに最後の「ウソ農家」の発言にあった「1号機」が
通常運転でも爆発の危険性を言われている問題の炉だ。
耐えられる冷却の際の水の温度が98℃という
殆ど沸騰水であることが検査で判明しており、
しかも材質にバラツキがある可能性があり、どうも製造ミス
つまりは不良品だったのではないか、と指摘されている
恐怖の現役老体原子炉の事だ。(既に耐用年数経過)

わざわざニセ農家がこの炉を指名するのは、つまりは
心配している人が多く、九電も説得に力を入れる必要を
感じている事の裏返しと考えた方がいい。

読売も、あの新聞社にしては頑張ってこのニュースを
出したとは思うけれど、だったらもうひとこえ、
この討論会の進行役だった
「科学ジャーナリスト」のコーディネーターと、
パネリストの学者の名前を公表してほしい。

そういうことが、私たちの判断材料になる。
誰が過去、そして今どういう事を言っているのか、
知る事が何よりまず大事だ。

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九電では、7月に辞意を匂わしていた社長が居直ったニュースが
先日出たばかりだ。
ヤフコメでは「九州の恥」「出てけ」と批判の嵐。

個人的には、九電はあの悪代官面でいかにもな物言いの
会長が責任をとって社長ともども辞めて
上役総取っ替えしないかぎりはダメだと思う。
あ、あと県も当然絡んでるんだし、佐賀県知事も。
で、辞めるまでの間はもう無報酬で。
これまで散々儲けまくったんだからそのくらい全然オッケーな筈。
それでも、「体質」はそう簡単にかわるものじゃない。

DSC_006044.jpg

でも大事なのは、こういうやり方でもとらないといけないような
そんな問題ありな発電方法を、住民側が選択し続ける義務は
ないのでは
、という事だ。

九電を解体しろということよりも、方法を変えればいい。
電気を買う側が、原発由来のエネルギーは選択しないように
なれば、結果的に電気も安くなり安全になるという事だ。

結局原発を国が保護し、そこにうま味が集中しているから
こういう事になる。

少なくとも、九州の方々、
「オール電化」なんて物件をご自分の意思でパスする事も、
立派な意思表示です。

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オムツカメさん

2011-09-30 Fri 20:04

29日に、栃木の町道で
おむつをはいたカメが歩いているのを
通りがかりの男性が見つけ
段ボールに入れて交番に届けた。

体長約50㎝、体重50キロのリクガメというから
なかなか大きなカメさんだが、
それが紙オムツを後ろ足に紙オムツをはいて
ハイハイしていたらしい。

近所の飼い主の男性が見つかったのだが
おむつは「お漏らし対策用」だったとか。

そうかー…
室内飼いの、あちこち動き回るペットで
トイレのしつけができないような種のものは
おむつがいるのか…

kame.jpg

以前「建物探訪」見てたらリクガメをペットにしてる家が
紹介されてて、カメラがロングにひいて高い所から家全景を
映した時に、別の部屋にいた筈のカメがのたのた違う部屋に移動して
歩いているのが何とも可愛らしく、いいなあ、部屋でカメ。
と密かに思っていたのだが。オムツか…

玉川上水にもおそらくは捨てたペットと思われる
ミドリガメが育ったのがいる。
よく頑張って斜面をのぼったなと思うが、
たまに緑道や道路に出て来てのたのた歩いているのを
見かける。
車にひかれてぺしゃんこ状態のも見た事がある。
上水近くを車で通る方は、充分気を付けて下さい。

ヘビを飼いたいと思ってけど、これもトイレのしつけは
無理なので、ケースから出す時にはおむつがいるのだろうか。
そもそも脚が無いし這いずって歩くから、
おむつの固定も無理っぽい。うーん。

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フレディ??

2011-09-27 Tue 20:44

エイズで亡くなるという事に
ショックだったが違和感は無かった、QUEENの
ボーカリスト、故フレディ・マーキュリー。

なにを隠そう、ファンである。

そりゃ胸毛でホットパンツ姿の彼の写真のついた
カレンダーなぞを会社の自分の机の横に
吊るしていたのだから、逃げも隠れもいたしません。

退職の際いただいたのが、フレディの
ボイス付きフィギュア。
(好みは隠さないほうが得策だ。)

で、動画投稿サイトで今ちょっとした話題に
なっているらしい、そのフレディ様の再来か、と。



ドラムのロジャー・テイラーが声をかけたオーディションに
この動画でもって応募しているという話だ。
カナダ出身の方らしいが。

ジョージ・マイケルは声質がそっくりというより
彼自身の声でいい感じに歌い上げていたが
(メンバーになってほしかった…)
この人は口パクじゃないのか?という程似ている。
斜め横になった時の顔まで似ている。

うーん、これまで何故話題にならなかったのだろうか。

もし審査に進んで、オーディションの際
生でこんだけ歌えればそりゃ即決!となりそうだけど
舞台で歌うのとはまた違うんだろうなあ。
声の押し出しの強さはフレディのほうがさすがにあったし。

…にしても似過ぎ。

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今そこにあるセシウム

2011-09-26 Mon 20:11

台風15号が去って数日。
玉川上水の緑道を歩くと、想像以上の
被害が目の当たりに。

CA2806600.jpg
風で屋根のふちが浮いちゃってます。

とりあえず家から見える部分にも、先日の記事のように
立派なエゴの木がおそらくは再起不能と思われる状態に
幹から折れてしまっていたのだが、
10mくらいありそうなコナラ等の巨木にも
あちこち被害があった。

10分かそこら歩いただけで、高所の枝が折れて
逆さに垂れているもの、幹が折れているもの
根から揺らいでしまって斜めになったもの
もう10本20本くらいは見た。

CA2800662.jpg
これは…随分下の方から折れてる。柵も共にお亡くなりに。
ここはもともと地面が緩くなってた場所だからだったのかも。


ちょっとの枝の折れならば緑道を前にする
近所住民でも剪定はできなくはないが、
このくらいの規模になると重機が必要になる。

中には、樹が倒れたことで上水沿いの金属柵が
へしゃげてしまっているケースもいくつかあった。

CA2800663.jpg
10m近くあるコナラがぼっきり。そりゃ柵(矢印)もやられますわな。
チェンソーの音が響き渡る筈だわ。


ケヤキやイヌシデ、ミズキにエノキといった樹も上水沿いにはあるが
被害の多いのは圧倒的にエゴの木にコナラ。
絶対数も多いのだとは思うが、
コナラは普段強い風でも枯れ枝等が簡単に落ちて来るので
案外木質がもろいのか?

このあたりに点在する保存樹林にも、
倒木を見かけた。ほんとうに、伐採、修復作業は
今後長くかかりそうだ。くれぐれも、上水沿いを歩く際は
上の樹の状態にご注意下さい。ひっかかった枝が落ちて来たら大変。


ところで、福島第一の事故でここ首都圏にも
及んだ放射性物質だが、ツルツルした舗装路面よりは
土や植物といった表面積のある部分に滞留しやすいと言われる。

となると、このあたりのように
畑や上水とその緑道、保存樹林等が残っている
行ってみれば郊外のイナカや山間には、リスクがあるということだ。

最近では、降った放射性物質が飛散した時に
そのものを衣服等にかぶるよりも、
むしろ一度土壌などに落下して滞留したものが
掃除や風などで吹き上げられた状態のほうが、
呼吸で肺に取り込みやすく内部被爆として10倍の
危険性があるという説が言われている。

そんなこんなを考えると、これから落葉の季節、
そして乾いた北風が吹き抜けるこの土地。

春は春で、冬の間乾燥しまくった土が
巻き上げられ、窓を開けてるとざらざらになる。
加えて、焼却場が2箇所も近在

…どう考えても、相当、リスキーでしょう

こういう場所の樹から毎年落ちる葉や枝、剪定枝が堆肥化されている。
確かに、落葉は天然の肥料だ。
ただしそれが毒されていない限り。

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近所にはこういう、都内とは思えないような、
子供には格好の遊び場がある。
でも、こういう場所で遊ぶ事すら警戒しなくてはならないのは世も末だ。


剪定枝を腐葉土にリサイクルする事業はあちこちで
行われているが、セシウムの問題で作業が事実上ストップ。
例えば東京都江東区では区の事業として90年代から始めた
公共施設の剪定枝葉リサイクルは100%の達成率だったという。

区民への配布、公園や学校の花壇へと活用されてきたが
原発事故後、腐葉土の配布を休止。
8月からは腐葉土化自体も中止し、集積場の腐葉土を
検査したところ暫定基準値(400ベクレル/キロ)
を超える789ベクレルのセシウムが検出されたという。

現在は回収はしているものの、保管場所が12月には
一杯になりそうで、このままでは受け入れ自体も
ストップということになりかねない、という。

CA2800586.jpg
お気に入りの裏道。

玉川上水の緑道がある立川市も同様で、ここは緑も多いし
昔からの農家も残っているので、剪定枝の問題は当然
身近なことだ。
これまでは堆肥を農家などに配布してきたが、8月以降は
国の通知もあり立川市でも配布は取りやめ。

立川市は9/13、市内のリサイクルセンターに搬入された
剪定枝と、それを元に作った堆肥からセシウムが検出されたと
発表した。


3月からこの7月までに搬入された剪定枝からの堆肥では
3月分が333ベクレルで最も高く、それ以降は数値が減少。
しかし7月以降に搬入された剪定枝自体からも
300ベクレル程が検出された。
…いや、これは結構高い値でしょう。
臨時に「引き上げられた」基準値が400ベクレル/キロ。
それにかなり近いのだから。230キロほど離れたこの地で
4カ月経っても樹にこういう値が出るのだから。

各月ごとに考えれば、国の基準値内ではあるが
それを元にした原料で堆肥を作り、その堆肥を土に加えることが
堆肥の目的である「土壌改良」などと言えるのか。

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近所の畑。(7月撮影)

原発事故は今もまだ収束していない。
今も、まだ大気中に放射性物質は出ているのだ。

除染だって、水で流してもその中に含まれる物質が
消えてなくなるわけではなく、高圧洗浄機で流しても
むしろ低地や窪地、川や池の最終地点に
堆積、濃縮する
だけではないかという指摘がある。
雨樋や側溝が高い濃度になるのが雨とその後の乾燥を繰り返す事が
理由となれば、これは確かに想像がつく。

だから除染は、組織的に、漏れの無いように広範囲にできないと
本当の意味で除染にはならない。
通学路だけ除染しても個人宅の庭や屋根、強力にこびりついた
コンクリート等は事実上除染作業ができなかった例があり、
そういう地域では除染後も期待していたような線量低下は
起こっていない。

まして山間部では、土に山、全てを削る等到底無理。
いったい、どういう手だてがあるのだろう。

なにより大気中への拡散が止まっていない今、
いたちごっこではないか。

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この上水の水は処理水をよそから放流してるんだけど、
新宿へ流れ着く頃には相当何かを含蓄しまくってそうです…


ならば、今の時点でこの堆肥を「問題ないレベルだから」と
配布し続けることが、許されていいのか、
非常に疑問だし、住民の意見を聞く場がもっと
行政にあったほうがいいのではとつくづく思う。

この記事の写真は、皆この近辺の風景だが、ここの緑はほぼ全て
秋には落葉する。この葉に何も含まれていない訳が無い。
そして過去の堆積した落葉とそれの土に囲まれて
ここの住民は暮らしている。多かれ少なかれ、
私たちは皆セシウムの中に住んでいる。

これから数十年の長い間、監視をし続けないといけない。
天災と一企業、バカな政府とそれを支持してきた国民が
この事態を引き起こしてしまった。
もう、3/11以前の環境には戻れないのだ。

これから落葉する葉、台風被害で折れた後処理の枝葉、
いったいどうするのか。
あなたの家の近くの焼却場行きか、とりあえず保管場所へか、
はたまた別の業者へ渡るのか。
関連市のみなさんは市に問い合わせてみた方がいいですよ。
やすやすと「問題ない」という態度をとらせないためにも。


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毎度おなじみ

2011-09-26 Mon 20:05

牛丼のチェーン店「すき家」がたて続けに狙われているらしい。

確かに、これまで何度かこのチェーン店に強盗が
入ったという記事を見かけた記憶がある。

警視庁の集計によると、2011年になって8月までに
全国の牛丼チェーン店の強盗事件(未遂も含め)は57件。
そのうちなんと9割(50件)が「すき家」という狙い撃ち。

ちなみに神奈川と愛知県が9件で最多、埼玉6件東京5件と続く。
中でも埼玉では9月になってから6件と急増。

今のところけが人はいないのが不幸中の幸いだが、
ここまで「狙い撃ち」だと、立地や店員の人数等の
構造的な問題以上に何か愉快犯的な部分でもあるのかと
思ってしまう。

埼玉県朝霞市の店舗に入った強盗は押し入る際に
「毎度おなじみのすき家強盗です」
と告げたとか。
(ただし非常ボタン押されてすぐ逃亡)

かなり前の話だが、空き巣に続けて2回入られた
老夫婦宅のニュースがあった。
「ここは入りやすい」となると、
今は裏サイトなどでの情報のやり取りもあるだろうし
泣きっ面に蜂という事になりかねない。

皆様、個人宅でも防犯はしっかりと。


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台風と共に秋が来た

2011-09-23 Fri 20:13

たまに北上と南下の両方をするへそ曲がり台風がいるが
15号がまさにそれだった。

これだけぐるぐる時間かけて回ったのに、
威力も強いというのが何かの天候兵器なのではと
思える程だった。

この場所に来て10年くらい経つが、今回の15号が
一番強いと思えた。

21日の午後から外は雨で真っ白、南側の玉川上水沿いの
樹が南よりの風にあおられて、今にも家に倒れ込みそうで
さすがに午後3時を超えた頃から心配になり始めた。

DSC_000506.jpg
目の前の木が、頼りなくぐるぐる回っているハンノキ。
窓開けられない程正面から叩き付ける風雨で窓には葉が磔の刑。


雨戸やシャッターを付けておけば良かったと思うくらいの
猛烈な風と叩き付ける雨、そしてカンカンぶつかる
ドングリ(多分)や何かの塊の音が次第に止むことがなくなり、
ベランダ側を見ると、がっしりしたケヤキやクヌギの中で、
細いハンノキが連獅子みたくぐるぐる回っていた。

DSC_00507.jpg
左からハンノキ、コナラ、シュロ。ハンノキは木全体が斜めってます。

これだけ揺さぶられていれば、いつか弱い木から
折れてもおかしくない。
そして万が一折れれば、二階の屋根をへしゃげさせそうな
高さと太さのある樹が殆ど。

PCが南側窓近くにあるので、
不測の事態に備えてバックアップをとり、
電源は落とす。
停電に備えて懐中電灯等を用意。

北側の窓を見ると、えんとつにちぎれたドングリの葉の塊が
すっぽり。でも今取ることが出来ない。
なによりえんとつ自体が飛んでいかないか心配。
DSC_00509.jpg

窓辺の席にいること自体が怖くなる程の
暴風雨がそれから3時間くらい続き、やがて、
虫の声が聞こえて来るほどおさまって来た。

都心はここと距離があるので時間差があるのを
台風ニュースを見て思いつつ、
すっかりとまってしまって電車の音がしない線路を見ながら
窓を開けると、一面ちぎれたドングリ類の葉。


台風一過、翌朝は暑くなる前にと早めに庭や私道、
玉川上水沿いの道の落下物を掃き、片付ける。

DSC_00600.jpg
まだえんとつに葉が。この後高枝切りばさみで取りました。

隣家の前にあった、エゴの木の幹がぼっきりと
折れてしまっていた。古い木製プレートが付いているし
なかなか太くならないエゴの木からすると、相応に年月が
経っていた大きなものだったが、そんな木でも折れてしまう程の
威力だったのだ。

CA2800658.jpg
→のとこにネームプレートが付いてます。

とりあえず庭の中や家の前の樹は、大きな被害は無かったが
玉川上水や近所の通り沿いの樹には倒れたものが少なくなかった。

なにせ、当日風がおさまった夜10時過ぎから1時間以上、
夜だというのにチェンソーの音がしていたのだ。
そんな時間にチャンソーを使うとは、
通行の妨げか、家に倒れたか余程の理由があったのだろう。

翌日も朝からあちこちでチェンソーの音がして、
樹の様子を見る限りしばらくは管理している市や
都の伐採作業が続きそうだ。

CA2800657.jpg
どこから飛ばされたのか、箒の先の毛2本に逆さまにぶら下がってた
芋虫(多分あと1回くらいで終齢幼虫)を救出。
山芋に付く奴だろうからそこらへんに置いておく。


台風が過ぎて、急に曼珠沙華の花が咲き出した。
こんなにあったのかと驚く程だ。
無茶苦茶な暴風でも、案外家の前の曼珠沙華は大丈夫で、
というよりこんなに前は無かったのがどんどん増えているのに
気付いたのだが、多分夏草ぼーぼーにしてたので
他の草の間にいて、支え合う効果があったのかもしれない。

高さの割に細くて心配だったナツメ様も、四方から山藤や
山芋、ついでにクレマチスが絡んでて、これがロープの役目を
してくれたのかどうか、まったく大丈夫。貴重な初なりの実も
無事だった。

CA2800656.jpg
こんな感じで、既に掃き集めたような量のコナラ等の枝先が。
高さ80センチのガーデニング用ナイロンバケツ3杯分溜まりました。


樹も、広い場所にぽつんとあったら影響がモロに来るが
ある程度かたまることで、しのげた部分があったのだろうか。
でも、家の前の細いハンノキは、なんかまだ少し家側に
傾斜しているような…

一ヶ月後に倒れて来たらどうしよう。

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何かの属性を付けたい人達

2011-09-16 Fri 00:26

原発は減らす、あるいは将来的になくす
という事を希望すると、この日本では
「サヨク」ということになるらしい。

なんでかちっともわからんし
ウヨクもサヨクも極端の両端にいて
結局同じような存在になっている事に
気付かない人達なんだろうと思えて仕方無い。

個人的には、ほんとの右翼という人達は
何も現状維持、経済論理優先や武力云々愛国と説いて回るような
思想をいうのではなく、日本を愛しているのだろうから、
国土を汚し、国民が棄民になる事故を引き起こした
原発は、もうゴメンだと言う側ではないかと思うのだ。

ネット等見ていると、こと原発に関しては
減らしたほうがいい、と言う人に対し
すぐに「サヨク」「理想論」「だから民主は」
はては「売国」とまで言う人達がいる。
逆にそういう人達に対し
「ウヨク」とすぐに言う人は少ない。

これを見ると、異論に対し「サヨク」という
属性にすぐに入れたい人達がいるのだろう。
大抵はスルーされているようだが。

今回の福島の事故では、ホントの「サヨク」
の人達は知らないが(会った事無いし…)
ごく普通の、会社員だったり子供のいる働くお母さんだったり
ほんとに実に一般的な若い人達が(なんと表現すれば…うーん、
選挙にあまり行かないニューファミリー…?)
「これは、おかしい。」と情報を集め出した。
つまりはこれまで市民運動にも何にも関連は無かった、
別に支持政党も無い、そういう人達だ。

こういう人達にも、「サヨク」と
相変わらず属性をつけ、それだけでバカ扱いしようとする
一部の人達がいるが、型にはまったやりかたに
あまりに気の毒な感じすらする。
個人攻撃をしたがるのも、こういう人達の
特徴の様に思う。

CA2800575.jpg

こんなコラムがあった。
「さようなら大江健三郎」←クリック。

まあ確かに大江健三郎の著作、一回読みかけて
つまらなくてすぐやめたし、あの昔の作家みたいな
丸眼鏡の風貌がなんかどうも…と思ってしまうが
それと原発は別だ。

「世の中は経済と生命のトレードオフで動いている」
「原爆と原発の区別もつかない大江健三郎」
だの、汚染された土地で子供の鼻血や下痢に
不安を抱えている親に言えるのかと思う記述が
てんこ盛りだ。

被爆者の方々も、今回の事故を受けて、
「原発もダメだ」と発言し始めているのを、
この方は知らないらしい。
即死の放射線量を上回る地点があるのに、
「死人出てないし」と言えるこのよくわからん理屈。

自分の住む土地に放射能が降り注ぎ
汚染がれきや汚染食品の心配をしなくてはいけない
これから数十年の事を思えば、
それらのリスクを「なら車はなぜやめろとならないのか」
「タバコはどうなのか」と、どこかの田舎議員みたいな
比較しか今になってもしない人がいるのには呆れる。
…と思ったら、さっきのブログの人だった…
それにしてもこの方、他の記事でも車をなぜ
全部やめないのかと書いてたよ。
「タバコと放射能のどっちが危険か。」←クリック。

これとほとんど同じ事を、廃プラ施設の事で
言ってた人がいたなあ…

そうそう、ちょっと前に「脱原発したらこんなにマイナス」
という記事、確か出所がこの「アゴラ」と書いてあったっけ。

CA2800574.jpg

彼らの例えは、極端なのだ。
脱原発を唱える人達の中にも、
極端な人はいるだろうが、
タバコだって減って来たではないか。
会社での受動喫煙は、意識の高い会社ほど
問題にし、条例もできたではないか。

それを言うなら、安く手に入り常習性があり
家庭崩壊の危機があるアルコールやパチンコだって
なぜやめろとならないのか、と加えたい。

エネルギーを生むためのいくつかある手段の1つでしか
すぎない原発を、これがなくちゃ経済崩壊とばかり、
副流煙の問題等はあるが
一応吸う人の責任で選択できるタバコと
比べるのがおかしいだろう。
タバコが、人の遺伝子を破壊して数代後に影響が出るとか
ニコチンに汚染された場所が数十年ニコチンを発し続けるとか
その煙がかかった畑ではもう耕作ができないとか
そういうことがありますか?
なんで放射能と比べるのか。次元が違うと思う。

こうやって、極端な例でいつも比較して
本来検討しなければいけない問題そのものを
うっちゃる論法の方々がいる。

「じゃあ電気一切使うなよ」
と勝手にキレてろくな説明もできないネット住民と、
どこが違うのかと思う。

何より、誰も答えられない答えが、原発を使う限りはついてまわる。
「核のごみの処理は、どうするのか」
ということだ。
自分の庭に埋めて欲しくないようなものを
他所の国に輸出するのは倫理に反するし、
いかに経済云々言っても、これは誰も正当化できない事実だ。

それをよしとする感性でなければ、この方のように
「牛乳は全然汚染されているとはいえない、
何の問題もない、除染にカネかけるな」とは言えないだろうなと
つくづく思う。

そういう意味で、
この方の言う「正論」というものが何かは不明だが
とりあえず、生存権からの「安全」をとるならば、
この人の逆説をとればいいのかなと
そう思った。

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分かち合えません。

2011-09-13 Tue 20:47

細野原発相の、
「痛みを分かち合う」というのは
精神としてはわかるが、それを行使する方法と場所が
全くおかしい。

とにかくドイツやベラルーシの関係者から
もっとよく話聞いて勉強せいと言いたくなる。

「もはや(食べ物ではなく)放射性廃棄物です」
ドイツTV局ZDFの番組。8/26放送。



あんまりカッコ悪いだろ細野!
「原発の中の事が我々の仕事」と言いきるこの東電職員。
こんな人もボーナスをたんまりもらっている。


放射性物質は、それがまだ発生中ならば
できるだけすみやかに、
発生防止するように囲い込み、
同時に発生源からの拡散を徹底的に防止すること。

これが当たり前の考え方なのではないのか。

「低濃度ですから」と全国に汚染がれきを拡散させて
均一に低濃度になれば、被災地の濃度が下がるとでも
いうのだろうか。

北九州市でコソーリ流山市の焼却灰を受入れてたのが
7月にわかって、あわてて受け入れ中止したらしいが…
→クリック。福岡・北九州の方、このブログは必見です!!

今や、汚染がれきを全国に運び処理するために
受け入れ先全国募集中のこのクレージーな国。
九州にも、既に手を上げている処理場がある。
中国やアメリカみたいに広大ではないのに、
どうしてそんな発想になる??

マリノ○シティイベントよりも、これは深刻だ。
例え低濃度でバグフィルターで殆どが吸着されるとはいえ
空気から肺へ呼吸で入った物質は、取れないと
思ったほうがいい。大変危険な事だ。
そしてフィルターや灰の処理は?埋め立て先は?
水資源への影響は?

どうも業者が大変に儲かるらしい。
反面、拒否する地権者もいる。

今現在も収束していないのに。
10シーベルトという即死状態の超高濃度の地点があると
8月になって報じられたばかりの福島第一原発。
炉の燃料取り出しにかかるまで
10年、作業完了まで数十年…

一体いつまで、被災地の食料を買い、
汚染物質を受入れろというのだろうか?
そこに見通しでもあるなら、公開してからでないと、
受け入れはできないと普通思うのだが。
とにかく順序が逆だと思う。
被害を広げてどーすんの。

それに、今回の事故は完全に人災だ。
東電という企業と、お墨付きを与えた保安院、
それの管轄組織、指示した学者すべてに罪がある。

確かに、原発の存在というパラドックスを抱え
疑問を持ちながらも何も実際の反対運動には
関わっていなかった多数の国民にも認めた罪はあるかもしれない。
でも、一億総懺悔的に「皆で分かち合いましょう」
と放射性物質を持ち込むのでは、
何の解決にもならないし被害を拡大させるだけだ。
今現在も収束したわけではないのだから。

CA2800628.jpg

地方の、代々受け継いだ農地は、
もう住民がいない都会の商業地の
投機対象の土地とは大きく違い、
生活=文化として、根強く残っている貴重なものだ。

そこを簡単に放棄することなど、想像できない辛さだと思う。

でも、汚染が深刻な場所というのは、存在する。

国は、どんなに非難されようとも、
チェルノブイリの例を見て、
もう今後数十年耕作ができない土地を認め、
住民の移住に完全な責任を持って欲しい。

半年が経つのだ。
いつ戻れるのか?また昔のように農業できるのか?
いつまでも迷わせるのは、酷だ。
国の手厚い長期の補償と、移住先での職。
これに、もっとお金をかけてほしい。
東京オリンピックの予算をそこにまわせばいいじゃないの。
お母様からポンと億単位のお小遣いもらえる政治家は
いったい何やってんの。
でもこういう人が「地下原発」支持だから、
つくづく成功者というのは利権絡みなんだねと思う。

うちのネコの額の庭でも、今年もミョウガにシソが
大量に出来た。でも自分で食べる気はしない。
落葉樹に囲まれたこの地域、加えて焼却場が至近。

当然、庭の落葉や土は3月以前よりは確実に汚染された
と見なければいけない。

こんな、小さな庭の小さな実りでさえ、それまでせっせと
貝殻などまいて土を改良(?)してた努力が
台無しになったと思え、たわわに秋の実りがあるほど
暗く辛い気持ちになるのだ。まして故郷を捨てる事等…

でも、健康を害しても、そこにいなければいけないだろうか。
ご先祖様が、今生きている子孫に、それを望むのだろうか。

国が、賠償の大きさにおそれをなし、
本当のことを言えないでいるうちにも
汚染は進む。

迷っているのなら、どうか、より距離のある所、
より放射線量の少ない所に移動してほしい。
国が動くのは、いつか、全くわからない。


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秋の山のもの

2011-09-11 Sun 13:16

朝晩に涼しい空気が入って来るようになった。

また今年も、林芙美子の「放浪記」にあった
「その季節になれば、ちゃんと秋の風が吹く」だ。

先月末にあった立川でのお祭りを夜にちらりと見たら
丁度駅前のビッ○カメラの前に神輿がいて、
歩道橋から見てたら神輿が何を思ったか
店内に突入したので、見に行った。

CA2800624.jpg

ただでさえ人の多い入り口周辺に神輿。

囃す人、写真撮る人でもっとごった返し、
このノリの良さはさすが量販店という気がした。

でも、このどさくさにまぎれて万引きとか出ないのだろうか。
きっとこの周辺には実商品ではなく、
サンプルしか置いていないのだろうとは思うけど。

とかく忍耐だの痛みを分かち合うだの
そういう空気になっているので、小さい祭りでも
なんか素直に楽しそうに思える。
神輿の人達も、囃してた人も
ものすごく楽しそうな顔していたし。

CA2800629.jpg

毎年同じとこにどっさり生えるマンネンタケが
今年もちゃんと生えて、大人の顔くらいに成長。
いつもは、そろそろ誰かが根こそぎ収穫(多分)
していくのだが、今年はどうだろう…

すごく侵入するのに難しい場所なのだが、
キノコマニアか健康オタクかが
採取するのだと思う。

でも、野生のキノコは、今年はよっぽど安全そうな
場所でないと、どうかと思う。


すくなくとも、ここはやめたほうがいいだろう。

キノコは、土壌から成分を吸い上げるため、
ダイオキシン除去に有効ではという研究があると
聞いたくらいだ。事実、基準値をはるかに超えるキノコが
出てしまっている。

これからはキノコ狩りの本格シーズンだが、
できれば、控えたほうがいいと思う。
楽しいのは分かるし自分もアミガサタケとか
とって食べて来たクチだが、キノコは怖い。
自身の経験で、食べて12時間以上経って
翌日会社で舌が痺れた事がある。
(毒性はまず無いと言われるノウタケで)

OKと言われてた種に毒が発見されるケースもある。
油断は、禁物。
今年はせめて、山菜キノコ等野生の産物は
「これしか食べるものない」状況以外では、やめたほうが
あとあと安心ではないでしょうか。

昨年採りに行ったギンナンも、今年は無し…残念。

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心配は当然

2011-09-10 Sat 20:46

9/8にネットニュースで出ていたが、
福岡のマリ○アシティというショッピングモールで
17日から開催予定だった「ふくしま応援ショップ」が、
抗議のメールが殺到して中止になった、という。

しかし、「ねこ」さんによると
殺到したメールは15件。
…殺到??

いかに、普段そういう対応に慣れていないか
そんな印象すら抱かせる少なさだが、
放射能に対する知識も、実際研究者でさえ
あれだけ真っ向から意見が分かれているのに
ずぶのシロートの消費者に、完全なる理解など
不可能なのではないか…とすら思える。

しかし、大事なのは
「だから、皆さんに詳細を公開しても意味が無い
というような発言をした宮城県知事の認識は真逆だという事。

いかに理解しやすく、判断が個人個人でできるような
情報の公開と、取捨選択の自由を認めること
が今最も求められているのではないか。

だから、学校給食という、「弁当持参は認めません」
「強制」する形になるものに、放射能リスクを
持ち込むのは、おかしい
と思って先日記事を書いた。→クリック。

何が何でも被災地の産物を使って支援したいのなら、
少なくとも子供よりはリスクが少なくて済む大人が、
例えば…そう、福岡県庁や市役所、教育委員会などなど
それを言い出す側の社員食堂や仕出し元で食材を存分に
使ってもらえばいいではないか。
なんなら九電の食堂でも。関連会社含めれば結構な販路だろう。

なんで、一番守らないといけない部分を狙う?
やり方汚過ぎるって。


CA2800632.jpg
大分のカボスが今年も来た。

福岡で、日頃どのような応援キャンペーンがなされているのか
私は知らないが、ここ東京では、実に頻繁に、
駅ビル等人の集まる場所で桃やキュウリなどが山積みで
販促されている。

買う買わないは自由だが、気になるのは
廃棄物が出た場合、それはどこが引き取るのだろうか、
という事だ。

持ち込んだ先での処理なら、事業系ごみを燃やす場所で
それらは焼却処分されることになるが…
こういう物産展というのは、そのあたりどうなっているのだろう。
焼却場が近いと、そういう所も心配になる。

マ○ノアシティの一件では、
「マリノ○シティの(他の物の)不買運動を起こす」
というような抗議もあった、と報じられていたという。

しかし、これも、ほんとのところどうだったのか…
一度このように報道されれば、
「だから脱原発派はバカなヒステリー」
という意見が出るだろう。
抗議団体かのように一括りされ、本来の指摘内容が
かき消されてしまう。

そしたらまさに、メールを送ったというご本人が
その内容を公明正大にも公開しているブログを見つけた。
多少感情的かもしれないがそこで説明されてある事は
化学的根拠のある事例であり、
ショップを計画していた「産直」系の事業者ならば
食のプロとして、持つべき情報ではないかと思えた。

自分のせいで他の人達の意見が全てそうであるかのように
報道されてしまったのなら…と困惑、反省されていた。
支援の別の形も提案されていて、おそらくは理知的な方だと思う。
何も、クレーマーでも何でも無い、当然の心配だと思えた。

マスコミは、報道する時に
ではそのメールの内容が実際のところどうだったのか、
表現によって全く印象は変わる事なので
そこまで具体的に取材して欲しいと思う。

そして何より、
抗議メールのせいでどうこう、ということではなく、
そういう反応が出るのは何故なのか、という根本的な理由と、
こうでもビビッドな反応が無ければ
全てにおいて「問題無し」として利用者の声を聞かない
行政や、一部業者の無関心を、もっと追求して欲しい。

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燃やしたから無くなる?

2011-09-09 Fri 20:40

何度も書いて来たが、ここは焼却場の近くの地域だ。

当然、原発事故の後に+αの心配が出て来る。
それは放射性物質が当然出てるんだろうな。
という事だ。

やはり、焼却灰や下水の汚泥から放射性物質が検出され、
濃度が高ければ簡単に処理も出来ずとりあえず保管、
焼却灰であればどこに埋め立てるのか…
今後汚染がれきはどうするのか…

という心配が次から次に出て来た。

さすがに地上18mの意味無い高い地点で
大気計測をしていた東京都も、都内の処理施設で
測定を指示。
うちの近所にある2つの焼却場でも7月に計測が行われた。

で、この7/9の計測にあたって、近隣であるこの一帯に
何か連絡は特になく、気付いた時にはもう終わっていたようだ。
8月に問い合わせた人によると、
8月に都がまとめて発表する、独自にサイトに載せるつもりはない
…というなんとも硬い対応だったらしいが、
さすがにどうかと思ったのか、ちゃんと公開されていた。

小平・村山・大和衛生組合 計測結果←クリック。

サイトには施設の配置図があるので、ここを見ると
分かりやすいと思う。→施設配置図

これを見ると、燃えカスである主灰よりも、
バグフィルタで漉される飛灰のほうに多くの放射性物質がある。
ということは、フィルタをすり抜けたものや
万が一逆流や排煙ダダ漏れ事故があると、
かなり、よろしくないことになる。

ところが、よりによって
東京方面にいろいろ降ってきていたと
後から言われた3月に、
ここがダダ漏れ事故を起こしていたのだ。



more.jpg



1時間くらいの事だったようだが、
時期が時期なので、やはり気になる。
職員による調査って、「目視で」という事だったらしい。
…それで、分かるの?

夜中の事、目視で検査したのがそれから何時間も
経った午前中ならば、調査もどれだけの精度だったのか。

3月に出た広報紙「えんとつ」には印刷が
間に合わなかったのだろうが、→「えんとつ」
昨年12月の、ゴミの出し方の不良から発生した
爆発事故の記事と近隣の方々の意見には
ページを割いてあっても、
3月の排煙漏れ事故は、ただのひと言もサイトに載せていない。
→トップページ。
原因がゴミを出す側の事故は書いて啓蒙しても
自分達の管理が原因で起こった不祥事を一切書かないのは、
おかしいのではないかと思う。
他の事はちゃんと更新されているのだから、
放射能汚染対策に対してどのような姿勢でいるのかを
表明するためにも、小平・村山・大和衛生組合は
サイトに3月の事故の事を書いてほしい。


「近隣には、自治会を通して連絡していますし」
というレベルの事ではない。
ここには10年ほどいるが、排煙がえんとつから漏れたという事故は
立川市の炉では聞いたがここの衛生組合では記憶に無い。
(もっとも前はあまりチェックしてなかっただけかも)

ここは大量の落葉が積もる。
その落葉は、毎年近隣農家が集めに来るが、
衛生組合でも堆肥にし、「エントツフェスティバル」でも配布している。
フェスティバルはもうそろそろだ。今年はどうするのか、
今後堆肥化はどうするのか、
そういう長期的な姿勢も、今は放射性物質情報に対し
敏感になっている住民も多いのだから、
是非明らかにしてほしいと思う。

堆肥を計測し、結果を公表したうえで、欲しい人に配布する、
そうでないと、ブラックボックス堆肥になってしまう。

CA2800579.jpg
ねむの花大好き。でもアリンコがすごいんだよね…

汚染がれきの受け入れは、現時点では
設備の問題でここは受け入れないという話らしい。

こういう、ゴミの処理にはいつも明らかにされず
お金が動く部分が密かにあったりして、
ましてがれきを受入れると大変儲かるとか
そういう話も出ているので、やすやすと受入れる業者も
あるのだろうが、「燃やしたからゼロになる」わけでもなければ
「埋めちゃえばオッケー」でもない。

むしろ、濃縮される形となり、灰の処理の問題+
飛灰がもし呼吸を通し肺に入れば、他の消化器官のように
簡単に排出というわけにはいかない。かなり危ない。

大きな問題が、これもまた、
ろくな検証もされず「がんばろう」「わかちあおう」
で進められるとしたら、いかにも安易すぎると
思っている。
(都は岩手と宮城のがれきを50万t受入れるという…)

参考:都内の他の測定結果一覧→クリック。

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妨害タイマー付きアナログTV

2011-09-09 Fri 20:01

アナログ放送終了後になって、もそもそと
安チューナーを買い、TVを買い替える事もなく
やり過ごしたのだったが、
結局、TVの主電源(と、チューナー電源も)を
切ったままの日々だ。

もともとTV視聴時間が30分あるかどうかの我が家、
こうなる事はある程度予想してはいたが、
唯一点けていたといってもいい、朝食の時計代わりの
時間帯に、何故かかならず画面が変になるからだ。

はじめはいいのだが、
台所でパン焼いたりしてテーブルに付く頃には
ちょうどいい具合に、こんなふうに肌色が赤くなり、
かなりアーティスティックな色合いになったら、
そのうち画面真っ暗。(音はする)

CA2800626.jpg

でもずっとこうなのかというと、この後、
NHKでいえば朝の連ドラが始まるちょっと前から
復活し始め、そのあとはちゃんと元に戻る。
別に見たくない時に回復するって何。

「○ニータイマーみたいな何かがセットされてんじゃないの」
「送信側の陰謀だ」

やっぱり一回返品されてた、チューナーの
○安というメ-カーを疑ってしまうが、
見られるときは見られるので、なんかめんどくさくて
そのままにしている。

あ、でも、たまたまやってた「エヴァ」映画の時も
途中でこうなって、見るのやめたなあ。

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悪代官ごっこ

2011-09-08 Thu 21:12

ここは東京の23区外。
しかし低濃度とはいえ、
確実に福島第一の事故の影響が来ている。
正直九州に移住したい気持ちだ。

でも現実はそう簡単にはいかない。
これが小さい子供がいるとかお腹に子供がとかなら
1も2も無く、荷物まとめるところだが。

気にしない人は、全く気にしない。

ここから比較的近い埼玉県が産地の「狭山茶」から
基準値超えが出たり、
東大和市の小学校の校庭から、近隣の国分寺市の
同条件で測定した値の何故か10倍
という放射性物質の値が出ている。
理由は、分かっていない。

しかも、ここは焼却場が徒歩10分圏内に2つもある。
2つの処理場で計4市分のごみが燃やされている。
震災直後の3月という、一番ヤバかった頃に
なんとフィルターを通さない排煙が付近に漏れるという、
非常によろしくない事故まで起きた。
基準値超えはなくても、日々ダイオキシンに加え
焼却物から放射能がこれまでよりは出ている訳だ。

それでも、まったく気にせず地元野菜は販売され、
子供も学校の行事なのか、集団でマスク無しで
土むき出しの緑道を歩いている。
今まで通り、布団を外に干している家が普通だ。

今すぐどうかなるような値ではないかもしれないが、
大人より放射能への感受性の強い子供は、
何より内部被爆が怖い。

毎日ご飯を食べなければ生きていけない。
その食材にどのくらい残留しているのか、
例え低濃度といっても、今の暫定基準値は福島事故後に
通常より引き上げられたユルユル基準だ。

心配を抱えて数十年生きるよりも、ここよりは少しでも
拡散の少ない土地に行きたい、そう思う首都圏のお母さん達は
実は相当いるようで、でも、周囲の理解が得られない事に
苦しんで迷っているのだと思う。
少ない選択肢の中で不安を抱えるよりは、
いっそ環境を変えたいと思うのは理解できる。

福岡で、脱原発のパレードを始めた女性は
福岡に実家のある人で、子供の未来を考えればこそ
事故後遠い福岡に移動した。
しかし、隣の佐賀県の玄海原発の問題を抱える福岡、
安全だと思っていられない。
だから活動を始めたそうなのだが、
そういう人達は、沢山いるのではないかと思う。

進学や就職を機に首都圏に来た福岡の人は多い。
そういう人達はそういう人達で、
玄海再稼働に関してのやらせメール問題や
松本元復興相問題、日々流れるニュースに
郷里の、事故への反応のイマイチ鈍い部分に
やきもきしながら、地理的な利点を活かして
首都圏よりは安全な土地で在って欲しい、
と祈っていた筈だ。

DSC_0046.jpg
山椒の実が色づいて来ました。早いのはもうはじけてます。

毎日のように「また九電か」
と思う程、九電にとっての「不都合な真実」的ニュースが
ネットニュースで取り上げられていたが、
ここのところまた、九電関係で原発推進派には
困った材料が取り上げられている。



 九州電力玄海原発2、3号機の再稼働問題を巡り、
古川康知事は6日、政府の方針が明確でないことを批判し
改めて野田佳彦内閣に対し、明確な方針を示すよう求めた。
また、九電の「やらせメール」を誘発する発言をしたと
される問題でも改めて陳謝した。(毎日新聞:9/8 14:14)


まだ誰かを批判してるのか、この知事は…
やらせメールでは名誉毀損でどうのこうの、と吠えてたけど。
しかしこの数時間後のニュース。

 九州電力の「やらせメール」問題などを調査している
第三者委員会(郷原信郎委員長)は8日、
佐賀県の古川康知事が九電幹部と面談した際の発言が
やらせメールの発端となったと認定する中間報告書をまとめた。

古川知事はこれまで、「やらせは要請していない」と否定し
九電幹部らが作成した知事発言メモについても
「内容やニュアンスは真意と相当違う」と批判。
九電幹部も「不正確なメモだった」と説明してきたが
第三者委の認定はこうした見解を覆す結果となった。

第三者委は、やらせの原因分析や再発防止策などをまとめ
9月末に最終報告書を九電に提出する。(読売新聞:18:56)




もう、そろそろ往生際を良くしたほうが、
いいのではないでしょうか。

この知事は、玄海原発が再稼働の第1号になりそうだった頃に
県職員へ自身の迷いを吐露するようなメールを送っていた
らしいが、今となってはそれ、全くのアリバイかせぎ
(~私自身は、ひっかかるのだが…仕方無い的な~)
という工作だったんじゃないか、とすら思えてしまう。
…まったく、政治に関わる人達のニュースを見ると、
どんどん底意地が悪くなっていく自分を感じる。

新政権が脱原発路線を引き継ぎ、「寿命がきた原発は廃炉」と
野田総理が発言したためか、
親族ぐるみの九電関係事業の金銭的関わりを指摘されている
あの岸本玄海町長も、一部廃炉、全て廃炉などのパターンで
玄海町の財政を試算することにした…というニュースも
9/5の時点で報じられている。

やっぱり原発無いとウチはやっていけない、という結論にしたいのか
少しでも原発無しで他に活路を見出せるのか。
はっきりしているのは、何か重大事故があれば
もう周辺の産物で町おこしなんてものは吹き飛ぶ甚大な被害が及ぶ、
という事で、何が遠い将来のためなのか、英断をお願いしたい。

佐賀県知事は親族が九電関係だったらしいが、
従来の力関係にあぐらをかいた、リスクなど存在しないかのように
振る舞うそんな政治は、福島から遠い佐賀、九州の人も
もう期待していない。(と思いたい)

「ええい!切れ!切れぃっ!」と
あがくか、サンピンからお白州で暴露されてガックリくるか。

時代劇のようにスパッとはいかないだろうが、
なんか、もう、悪代官の錦の着物と陣笠が
似合うキャラになってきてしまった、としか思えない。


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ナツメ様

2011-09-07 Wed 20:37

最近小躍りして喜んだ事がある。

庭の棗に、やっと実がなった!
 ヒャッホーイ

なんだそんなことですかい、と言われそうだが
多分植えてから6年から7年くらいのこの棗、
花は咲いてもホントに実が付くのか、心配だったのだ。

買ったのは中国の品種で、一本で実がなるというのにした。
葉の無い時期に買ったから、白っぽく細い枯れ枝のような
その株を見て、ホントに棗なのか、
ほんとにこれ一本でなるのか?
雌雄別株の片割れを売りつけられてたらどうしよう…
となんだか不安だった。が、
検索すると、「ナツメの実が今年もなりません…」
という掲示板を目にし、じりじりしている人は
世の中に結構いるのだなと思った。


ナツメ自体、ひと言で言うと地味な果実で
「木の実」だけど「果実」扱いされていないくらいの
(普通店にも出ないし)
ザクロよりマイナー、グミより認知度低い
そんな位置づけの気がする。

中華料理や乾物で目にする事はあっても、
庭木として植えてあるのは結構お年寄りのいる
お宅だったりしないだろうか。

味は終わりのリンゴのようだし(日本のナツメ)
甘味も水気もそんなになくパスパスしていて、
決して美味しいものではないが、ザルに盛ってあったり
木になってるのを見るとつい手が伸びる。

ナツメの葉は柔らかく、夏場でも緑色が瑞々しくて
ここのところ新しい一戸建て住宅で必ずと言っていい程
庭木になっているシマトネリコの葉に、少し似ている。

頼りなげにさわさわと柔らかく風に揺れる小さめの葉は
風情があって、例え実がならなくてもいいか…と思う。
でも、トネリコと違ってトゲがある…のですよ。


柑橘類やバラのような、がっちりとした太いトゲではないが、
ひなひなと細く、存在に気付かないくらいの細いものから
太めの枝にある、わりと長い鋭いトゲまでバリエ-ションがあって、
細いのがうっかり刺さると、却って厄介だ。

刺さった棘が折れて抜く事も出来ず、
なんとなくいつまでも刺さった所が痛い
…という悲しい結果になるので、
冬場に枯れ木のようになり
弱選定をしようとする時には、注意が必要。

毎年ああ、今年もダメだったか…と思いつつ、
なんでかな?から「棗様、そろそろいかがでしょうか…」
とお伺いをたてる姿勢になってきて、
我が家では「ナツメ様」と呼んでいる。

今年は、花が特に上のほうのものがいつまでも落ちずに
残っていたので、少し期待はしていた。

そしたら、台風の直前、一番高いところに1粒だけ、
実があるのを発見。
前にも実だとぬか喜びしたら葉の裏返ってたものだったので
今回もソレかと思ったら、写真で見るよくある棗というより
短いヘチマのような下膨れの、大きな実が1個、ついていた。

台風にもなんとか耐えたようで、
あとは庭にやってくる野鳥達のえじきにならないように
無事に熟して欲しいと祈るような気持ち。
今のうちに何かネットでもかけておいたほうがいいのか?
うー、でもベランダからも下からも手が届かない場所。

CA2806300.jpg
棗に、クレマチスや山芋が絡んでジャングル状態。

虎の子ならぬ棗様の子。

棗はなり年とスカの年を繰り返すらしい。
鬼が笑うが、来年はどうなるのか。
昨年30個近くなった橙も、3年前初めてなった年は
1個だった。

放射能の心配をせずに小さな庭の収穫を
楽しめるようであって欲しいと願っている。

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屋台の危機

2011-09-06 Tue 20:17

福岡の屋台が、存続の危機にあるとは知らなかった。
7月の新聞記事での話だ。
でも、だんだんとそうなっていくのは想像出来る。

どこに行っても同じ味でハズレの少ない、安くて雰囲気もそこそこな
外食が増えて、ある意味東京化してきている福岡中心部、
景観も変わって来ている中で、昔ながらの屋台が
通用し続けるのは、余程特徴が無いと難しいと思う。
これは何も福岡に限った事ではないとも思える。

浪人まで福岡で過ごしたが、
屋台はサラリーマンのおじさんのもの、というイメージがあり
(しかもなんとなくおやじの説教付きではという危惧もあり)
元祖長浜屋等の、替え玉入れても¥400というラーメン店に
行く事はあっても、屋台に行く事は無かった。
あれは働くようになってから、大人になってから
行くものだ、とそう思っていた。
父親にはひいきのラーメン屋台があったようだが。

ラーメンやおでん、餃子のイメージが強かった屋台も
実はメニューは百花繚乱で、
「フランス料理みたいなものまで出す店もあるらしいね」と
逆に東京の人に言われて驚いた。
もっともバブルの頃だったから今はどうか…

そもそも「もつ鍋」が福岡のものだと知ったのも上京後の話で、
観光客のほうが流行を作るというよくある話もあって
屋台の雰囲気と中身につり合いがとれているのか、
なんとなく疑問にも思っていた。

しかし、日本の屋台の4割が福岡市内にあるというのを
あらためて聞くと確かに、ひとつの文化として
できればいい形で存続させて欲しいとも思う。

4割とはいえ、最盛期の1965年頃に400軒以上あった屋台が
1998年には210軒に、今年4月には156軒に減少しているという。

減っていく理由はいろいろだと思うが、
戦後の混乱期に生まれた屋台は
かつて営業権が自由に売買されていて、
それこそバブルの時には高値で取引されたという。

で、乱立を防止するため、1995年に福岡県警が
権利売買禁止と道路使用許可は一代限りという方針を、
市も翌年有識者による屋台問題研究会を作り
200年に屋台指導要綱で道路占用許可も原則一代限りと定めたという。

となると、実質、屋台の新規参入はなかなか難しくなり、
既存の経営者も当然高齢化。
「このままでは福岡から屋台が無くなる」
という声がでていた、という。
…「有識者」の有識とは何か常々疑問だ。

今の福岡市長は36才と若いためか、「一代限りというのは無情だ」
と、規制緩和等を検討する期間を設置するつもりらしい。

そして、屋台問題専任の「屋台課長」
総務省から出向した、関東出身の26才に任命。
若いキャリア官僚がおっさん天国の屋台に切り込む。

この人、「まだ博多の屋台には行った事が無いので
早速足を運んで勉強したい」とやる気満々、という。
…頼もしいが、よくある刑事ものみたく、地元出身者と
組ませたほうがよかないか。

もっとも、「一部の悪質な屋台は
博多弁を話さない観光客と見ると法外な値段を
ぼったくるので」という地元会社員の話もあるし、
コトバも違うこの方が隠密に1人で客としてあちこち通えば、
屋台の実態が却って浮き彫りになっていいのかもしれない。
若いほうが「なあなあ」にならないだろうし。
あ、でも新聞に顔出ちゃってたなあ。

もともと、規制強化の流れになってきた理由には
通行の邪魔という物理的な課題や
一等地で土地代無しで営業できる事への
おそらくは別業者からの批判に加え、
経営側の汚物処理不徹底、利用者の立ち小便という
マナーの悪さが挙げられている。

市長が「市民や利用者と共存できるルール作りが必要」
というのは、確かだと思う。

「名物」として観光客用になってしまい、地元の人が
利用しない屋台は、なにやらウソ寒い。

屋台のようなものは景観が汚くても街中にあり、
手頃なお値段で、気楽に利用できるからこそで、
「観光資源」として囲い込まれてそれこそ
ナンジ○タウンのような施設にあっても全く嬉しくないし
ノスタルジーを感じに食べに行くようなものでもない。
…と思うのは自分だけだろうか。

東南アジア等で引き売りや屋台のご飯には大変お世話になったが
地元の人達が普通にお昼や夕食をとっていて、
それだけにボッタクリも不味い外れもなかった。
(あ、一回だけ、強引な店のを買ったらハズレだった。
やっぱり、そういうのは不味いんですわ)
これが日本人観光客が押し寄せるような屋台ならば、
ぜったいそのままの姿ではなくなるのは、
「イタリアパックツアーのレストランが全部ひどかった」という
老親の話の例でも明らかだ。


一番近い所にいる地元の人が、
屋台の利用にメリットを感じなくなったら
その時点で屋台の存在はいつか消えていくものだと思う。


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緊急 福岡の親御さん達へ

2011-09-06 Tue 14:27

こういうニュースを聞いた。

福岡市 学校給食に
東北・関東の食材を9月から使用。


はぁ?どういうこと?

なんで、遠い東北関東の食材を、こんな時期に
わざわざ使おうとする??

どこから強制された?

汚染堆肥を全国にばらまいてみたり、
汚染がれきを全国に受け入れ要請してみたり、
ほんとに後の処理で等しく放射性物質を全国に
ばらまいて低濃度汚染を広げているようにしか見えない。

「買うことで復興協力」は、その人が判断すればいい。
しかし、行政が給食に使うから、
弁当持参は認めないから。という事では、選択肢が無い。

九州にできる復興支援は、こういう事ではない。

過疎化が進む地域や、農地だって沢山ある。
後継者不足に悩む漁場もある。

むしろ被災地の、第一次産業を生業にしていたが
現地に見切りをつけた人達を受け入れ、
再スタートを切ってもらう事、
移住を希望する人達を受入れる事、
九州産の食材を、他の地域へ率先して販売する事。

そういう事が、今の首都圏、関東東北には出来ない
有効な復興支援なんじゃないのか?
仕事が無いという心配も分かるけど、人が増えて環境もよいとなれば
企業の誘致も進むだろう。むしろ今は狭く決まったパイの中で
限られた人しか動いていないから、
一度さびれ始めた町はあっという間に
過疎になり、差が開いていると帰省する度思う。

九州の人達は比較的この土地の中で
連帯意識が強い。
九州全体で、脱原発を目指して
再生可能エネルギー事業や
エコ農法に取り組む、そういう方向に
シフトできないものだろうか。
全国にばらまかれつつある放射性物質、
それでも、九州はまだマシなのだ。
今の環境を、大切にして欲しい。

福岡の親御さんはもっと危機感を持って欲しい。
今は買い物をする時に特に意識する事はないかもしれないが
それは恵まれた環境だ。
そういう事が、今後難しくなるかもしれない。

福岡には、九州にはそうはなって欲しくない。

お母さんだけでなく、お父さん、
お孫さんのいる年代の方は、福岡市に
問い合わせをしてはいかがでしょう。
役所というのは、事なかれ主義だから
問い合わせの無さに慣れているので、
沢山の人がしつこく問い合わせれば案外対応が変わります。

敏感に、反応して動いている親御さん達が沢山るようです。
問い合わせ先もここに載っています。

→togetter(クリック)

屋台のことはさておき、あの市長は、
震災直後のコメントで
ひと言も玄海原発の事に触れてなかったし
博多駅ビル新装オープンで活性化とか田舎っぽい適当な事しか
言っていなかったから、頭の中ゆるゆるそうだな~…
と思ってたらコレだよ。
まだ30代と若いんだから自分の子供も、
(もしいるなら)まだ小さいだろうに。
もっと危機感、持て!

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ファンブック

2011-09-03 Sat 20:14

8/27の新聞から。



ライス前長官の”写真集”を発見」ーカダフィ邸

反体制派が制圧したリビアの首都トリポリにある
カダフィ氏邸の寝室から、ライス前国務長官の
写真を集めたアルバムが26日までに見つかった。

カダフィ氏はライス氏の大ファンだったとされている。

かつてインタビューでライス氏の事を
「愛しており、尊敬し、誇りに思っている」
などと語ったことがある。

2008年秋にリビアを訪問したライス氏と直接会談。
ダイヤの指輪など約21万ドルの贈り物をしたという。
米当局者は外国首脳から個人的な贈り物をもらうことを
禁じられており、これらは倉庫行きになった。




まあ、「愛しており尊敬しており…」云々は、
アフリカ系のライス氏への当然の感情かもしれない。
アメリカで頑張る同士とでもいうところだったのだろう。

倉庫行きになったダイヤは大いに気になるところだが
なにしろ、特定の人の写真を集めたアルバム
というのは、かなり見られたくない物の1つだ。

私にも他人に見られたくないコレクションというのは
あるが、熱が冷めた時の処分に一番困るのも
この手の物で…今ならヤフオクで売るとかあるが…

単なる出版された写真集ではなく、
「オリジナル」アルバムというのが
どんだけ好きなんだお前、というのがアリアリで、
恥ずかしいのだ。
しかも、寝室から発見というのも何やら恥ずかしい。

もしこのアルバムにポエムなど書いてあると
もっと恥ずかしさ倍増なところだが、
カダフィ氏の気性や奇行のニュースを聞くと、
こういう、誰かにいれこむというのはすごく分かる気がする。

でも確かこのお方、前も何かあった時に
屋敷にあった日本から輸入したラブホテル用の
回転ベッド
を発見されてなかったっけ。

いろいろと、好きな物に対する正直な情熱があるお方のようで
そういう部分では好感が持てる。


この記事の締めくくりがなかなかいけている。

ーライス氏はアルバムが見つかったことについて
コメントしていない。
ヌランド米国務省報道官は
「とても変で、気味悪い」と話した。ー



このアルバムがほんとにカダフィ氏のものなのか、
ねつ造されたものかもしれない。でも、
もしホントにカダフィ氏のものだったとしたら。

これを置いて逃げちゃ、ダメでしょ。
ファンとしては。

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存在の耐えられない軽さ

2011-09-01 Thu 20:02

福島第一原発で作業していた40代男性が
急性白血病で亡くなった、というニュースが昨日出ていた。



原発作業員 急性白血病で死亡
8月30日 22時35分 (NHK)

福島第一原子力発電所で今月上旬、
一時働いていた40代の男性作業員が、
急性白血病で亡くなっていたことが分かりました。
東京電力は「被ばく量が少ないため、
放射線が原因とは考えられない」と説明しています。


東京電力によりますと、この男性は今月上旬、
下請け企業を通じて福島第一原発で働き始め、
1週間程度、休憩所のドアの開け閉めを担当していた
ということです。
男性はその後、体の不調を訴えて急性白血病と診断され、
病院で治療を受けましたが、亡くなったということです。

急性白血病は放射線の被ばくが原因で
発病することもありますが、東京電力によりますと、
この男性が福島第一原発で作業した間に浴びた放射線量は
0.5ミリシーベルトで、内部被ばくもなかったということです。
また、男性は原発で働く為に必要な放射線管理手帳を
今回初めて取得したとみられ、
以前に原発で働いた記録がないことなどから、
東京電力は「放射線が原因とは考えられない」と説明しています。




このニュースを聞いて感じたいくつかの疑問。

○測定した放射線量がこの発表とおりの値なのか。
○本当に過去に原発作業に従事していなかったのか。
○仕事の前に健康診断や病歴チェックはされていないのか。

もし事実と違っていたら、大問題で
東電幹部は獄門の刑だろう。

震災直後の原発事故で、とにかく緊急を要していた作業、
「死んでもいい人を」と作業員を集めさせたという話がある。

あるいは、もう病気がある人だからOKだったのか?
とも思ってしまう話で、そんな想像をする自分が
ひどく汚らわしいとも思える一方、もしそうだとすれば
電力会社に関わる世界というのはどこまで黒いのだと思う。

CA2806180.jpg
今年はクサギの花が異常に勢い良く咲いている気がする。

ホームレスになり、もう住民票も無い人達や
家族がいても、過去の事で絶縁状態にある人が
職を得て再起するための施設で働く人を知っている。

その人の話によると、震災後、明らかに原発での作業だとわかる
仕事がハローワークに増え、それに応募して福島に行った
利用者さんがいたという。
それを、止める事はできない。本人の選択なのだから。

過去に原発作業の経験も無い人が、どこでどのような作業を
するのか、はっきりしないまま連れて行かれる。
それでも、その日のお金が必要な人、
心配してくれる家族とはもう関係なく
自分1人で生きていくしかないと思う人には、
多少危険であろうと割りのいい仕事なのだ。
(それでもピンハネされる)

原発は、通常運転でも健康被害の
心配をしながら作業している人達で
まかなわれている。
そして、恐ろしく沢山の下請け制度から、
ピンハネが当たり前で、それでもいいという
ワケアリな人達が、どこからかかき集められている。

以前中島らもが「明るい悩み相談室」で
「日本ではホームレスのおじさん達は
存在していないことになっている」
と痛烈に批判したが、まさに、
まるで彼らはあたかも「いない」ような存在にされている。
そういう人達で汚い部分はまわしておいて、
正規社員はがっぽりボーナス。

こんな、管理作業する人の健康を害する恐れがつきまとい、
子孫に限りなく長い年月保管必要な廃棄物を出す
そんな発電方法には、いいかげんサヨナラを言わないと
キリが無い。

CA2806170.jpg
ジャスミンやチョコレートのような、甘くいい香りが辺り一面。
木自体は青臭いけど花は臭くないのにこの名前…


「放射線が原因とは考えられない」という
東電の発表を信じている人は殆どいないと思う。
仮に、この亡くなった方がそうでなくても、
今現在も高放射線量が出ている場所があるのだから。
以前汚染水で被爆した方々のその後が一切報じられない事を
気にしている人は多いと思う。


それに、「死んでいい人」なんて、いない。
それは、その人本人がもう充分生きた、
あるいは死にたいと心底思って
その人自身が発言する事ではないかと思う。
他人が言う事では、ない。

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