玉川上水沿いのジャングルからの徒然なひとりごと

超ド級格安物件求む

2011-11-26 Sat 21:07

最近、ポストに入る「あんたのとこの不動産売ってや」
のチラシがやたらと増えた気がする。

前はせいぜい入って一週間に1枚だったと思うのだが
最近は2、3枚/週だったりする。
しかも同じ不動産屋の違う営業所。
もうすっかり営業担当と大書してある人のお名前を覚えてしまった。

そして以前のこの手のチラシと違うと思っているのは、
何やら急ぎで買います!という勢いがすごいこと。
前と違って、見積もり方法には3種類あるだの
とにかく早く売りたい方にはこの方法が、だの
鼻息が大変に荒く、地上げにあっている気持ちになる。

近所の真新しい新築物件には「不動産チラシお断り」
という一文がポストに貼ってあったりして
そりゃそうだよねえ、と思うのだが
そういう物件にも情け容赦なく入っているのだろうか。

もしかして、震災後都内の海抜ゼロM地点より
幾分地盤がしっかりしてるという理由で
多摩エリアに物件を求める動きがとか何とか言ってたから
そういう理由も全く無いわけじゃないだろう、と
密かに思っていたりもする。

その後立川断層が「なんか動きそうな要注意断層」の
3つの中の1つに入ってるというニュースがあったので
果たしてどうなってるのか不明だが。
立川断層がよっこいせと動いた日には
ウチなど震度6とかそこらへんに入るだろう。

さてこの売却不動産募集チラシ、「○○町限定で探しています!」
と、この地域の土地を売ってよ、と狙い撃ちなのだが
ここはどうも住民が高齢化しているようなので、
不動産屋からしたら美味しいんじゃないだろうか。

こういうチラシには
「コレコレの条件で探しているお客様がいます」
という項目がいくつか載っている。

店舗兼住宅を建てたい、親と同居、道路付きがどうこう…
日当り重視、駅からの距離といろいろな条件が
そこには書いてあるが、先週入っていたチラシにあった条件は
今までの中で文句無しの大賞

chirashi.jpg

よっぽどの事故物件でもこのお値段はナイです。

「とにかく日当り重視」のあたり、今まで都心などの建て込んだ所に
住まわれていた方なのだろうか。
開けた南側と太陽を求めるヒャッハーな気持ちは分かるが
ちょっとその前に冷静になろうと言いたい。


ついでに、それの下の2億の予算の条件が
いちいち癇に障る。

金持ちなのはわかったから、いちいち「相続によって得た」だの
「投資用」だのいらんこっちゃ。
などとイライラしなくても、我が家の物件は
坪数と間口で完全アウトだけど。
うーん、でもここらへんで150坪で2億もいるかなあ…
超至便な場所をお探しなんでしょうか。

¥7000ポッキリの破壊力に参っていてはまだ早い。
このチラシ、裏にはチラシ配布スタッフ募集の案内もあり、それが…

chirashi2.jpg

こんなに間口の広い対象年齢もちょっと無い。
世の中元気の余っている80才位の人は沢山いるのは分かっているが
配布中にバッタリいかないだろうか。
これから本格的に冬だというのに…
「急募」でこの条件とは、ただならぬこの地域の
不動産熱を感じる。こわいよ~


つーかこれで校了にした責任は重い。
ちなみにここ大手。もっと落ち着いて校正してくれ。


スポンサーサイト

別窓 | 街で見かけた変なもの | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

これであなたもエゲレス人

2011-11-23 Wed 19:29

ニコニコニュースにあったネタだが、
変換系のお遊びサイトで
もしも自分の名前が英国風になったら…というのがあった。

今の名前ではこうなった。

Your terribly British name is:Margaret Chamberlain

マーガレットさんですか…サッチャーと同じかい。
んで旧姓でやったらこんな名前。

Margaret Callaghan

…ダーティーハリーか。

まあでも一応下の名が共通しているので
単に毎回ランダムなのが出る、というわけでもないようだ。
家人のも試したら、ちゃんと同じ名字になったし。

だからなんだというオチがあるわけではないが、
お試し下さい。

実際の名前とは音的にまったく関連性のない名前になるので
ちょっと面食らいますが。

男性か女性かを選んで、自分の名を入力、God save the Queenとある
ボタンをクリックすれば完了。
The Very British Name Generator←クリック。


別窓 | 日記 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

おすすめ間伐材のお皿

2011-11-22 Tue 20:49

今の学校給食の食器がどんなものかは知らないが
自分の時には最初アルミ→樹脂→アルミ、だった。

小学生はすぐバカな相合い傘の落書きなんかするし
ちょっと古い皿になると一面に黒いえぐれた傷が付いていて
なによりあの金属臭が…冬は冷たい食器だった。
プラはプラで、変なクリーム色。
コレに入ったクリームシチューなど最低に不味そうだった。
子供心にコレはひどいと思った。

本気で林業再生とか言うなら、まず給食のお皿に
国費を投入してでも間伐材のお皿を使ったらどうかと思うんだが。
需要があれば値段も下がるし国土保全にもなる。
美味しく見えて、食べ物にも感謝できそうではないですか。


加入している生協では、食品だけでなくもろもろの雑貨も
カタログで注文できるが、
誰が買うんじゃコレと言いたくなるようなものもあれば
チラシ自体もナチュラル風味できっとセンスのある人が
デザインしているのだろうと思われるものまでいろいろ。
普通に市販されているものも多いが、生協価格ではほんのちょっと
お安くなるのがうれしい。

そんな中で見つけてフンパツしたのがこのお皿。

DSC_000120.jpg

国内の間伐材で作られた木のお皿。オイル仕上げ。

この手のもの(竹細工等も)は店で見かけることはあっても
「ウレタン塗装」のものが多いのだ。
ウレタン塗装というのは、年月とともに剥げる。
ウレタン自体、あまり食器まわりにいて欲しくない材料だと
個人的に思っている。
だから、こういうのが欲しかった。

木だから、落っことしても使えなくなる程の
ダメージは生じないし、万が一接合部分で壊れても
膠か何かでくっつければいいだろうし。
軽いから我が家の古い食器棚の負担を軽減。

シミになりやすいから、
ぎっとぎとの油物を乗せるのは向いていないが
ケーキやパンを乗せるには丁度いい。

そして木の利点、湿度調整という面で
驚く程効果があると感じたのは、毎朝のサンドイッチ作りで
トーストを何枚か乗せた時。

普通の焼き物のお皿だと、熱いパンの蒸気がこもって
パンの裏面がしなしなになるのだが、
この木の皿だとまったくそんなことがない。
お皿が余分な湿気を吸ってくれる。

その分、使ったら早めに洗って良く乾かすこと、
たまにオイルを塗ってかっさかさにならないようにすることが
大事なようだが、
持った感じのあたたかさと軽さ、おそらくは使って行くうちに
風合いも変わって行くのがなんだか楽しみで
長く使えて風合いもよくて国内林業への一助という意味で
大変お値打ちものではないか、と思うのです。


変な塗装してないし軽いくて割れないから、子供用にもいいし
万が一食用に使えなくなっても
植木鉢の受け皿だったり材木としてもオッケー。
土に還るので安心。

価格は数百円というわけにはいかないのだが、
長い目で見ればリーズナブル。
なにより、手抜き料理でも安いケーキでも
ぐぐっと美味しそうに見える。これ大事

寒い季節にも持った感じ暖かい木のお皿。
いつか割れるきれいな焼き物もいいが、
こういうお皿も、おすすめします。


別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

隠れキリシタン

2011-11-18 Fri 20:35

「隠れキリシタンみたい」
と自らの立場を言う母親。

宗教の話ではない。
放射能についておおっぴらにママ友とも話せない雰囲気がある
という、11/13の新聞記事に書いてあった言葉。

おもに首都圏の、母親のケースがそこには書いてあった。

放射能対策についてママ友のケータイにメールしたら
受信拒否されるようになった、
ランチ会で話題にしてみたら「気にしたって同じ」と言われた、
学校でモンスターペアレント扱いされるのが怖い…
周囲に話せる人がいない…

ママ友間でも放射能を話題にしていい相手かどうか
言葉や表情からかぎわける母親が自称したのが
「隠れキリシタンみたい。」

原発の再稼働を大賛成と言う人は少ないように思える今
放射能の事を話題にするのもはばかられるというのも
なんだかおかしな状況のようにも思えるが、
もともと政治や信条にかかわる話題を極端に
避ける日本人だし、「やだこの人コワい」
と片付ける相手にはマジメな話はしたくなくなるもの。

暮らしに関わる大事なことなのに、
何か特別な人のようにしてしまう空気というのは
ほんとにおかしなものだと思う。

これは廃プラ施設のことでちょこちょこ人と会って
話を聞いたりした時にも感じた事だ。
誰かが救ってくれるわけではない。住んでいる人が動かないと
何も変わらないのに。

同じ町に住んで等しく放射性物質の影響を
受けているであろう人でも、自分や自分の家族に
何かの影響が出ない限りはなかなか疑問を持たない。
あるいはあまりに日常に影響する事だからこそ
直視したくない、不安を抱え生活するのはきついから、
と考えるのだろう。

でもこういう結果的無関心が、地方にお金と引き換えに
原発がじゃんじゃん造られた一因でもある。
家を失ったり田畑を汚染されたりしなくて済んだ人も
それはホントに今回たまたまであって
この先どうなるか分からないのに。

CA0280690.jpg
お気に入りの散歩道。ナウシカのラストシーンみたいだな。

「放射能?気にしないよ大丈夫だって。」
と言っていた都内の人も、子供の体調不良をきっかけに
脱原発デモに参加するようになった、という話もあるので
何がきっかけに見方が変わるか分からない。

「あのTVではこういっていたから大丈夫」
「あの学者が安全といっているし」
ということで信用するのは自由だが、
その結果何かあっても責任をとる人なんていないのだから
何も警戒しなくてもいいんだ、安全安全という方向に
信用するよりは、情報はできるだけ広く集め、
その結果最終的な部分は自分で判断する。
というのが大事だと思う。

移住した人にネット上で「どこそこは安全ですか?」
と聞く人がいるが、どんな人がどう答えようと、
最終的には移住したいと考えるその本人が判断する事。

その判断材料を集めるのを阻害したり、
聞いても答えない、改ざんデータを出すといった企業や
行政は論外だが、若いママの間でも
前時代的な村八分イナカの考え方があるのには
すごく残念な気がする。

CA0280691.jpg

しかし、話したいのに周囲にそういう相手がいないという
声がネットを仲立ちにした結果小さな団体が都内で次々に
出来ているらしい。

空間線量の独自測定が23区内で実現したのは、
このお母さん達の働きかけもあった。
5月中旬に江東区で設立された「江東区こども守る会」
のわずか1ヶ月後「東京連合」が、
7月には「子供たちを放射能から守る全国ネットワーク」が発足。
北海道から沖縄までの234団体が含まれるという。

会で話す機会があると堰を切ったように話す母親。
おそらくは家庭内で、例えばだんなさんや親とも
話せないでいるのではと思う。
話すと平行線になるからという話はよく聞く。

日本の父親の殆どは会社人間で家の事は妻任せの人が
まだ多数派だし、学校の対応や子供の食事への心配が
想像出来る人などは少数派ではないだろうか。
こういう事も、母親を孤立させている。

子供を守るのは母親だけの役目ではない。
父親の出番が、もっとあっていい。

一日も早く隠れキリシタンではなくなる事を、
望んでいる。

別窓 | 原発はこの先いらんと思う。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休みリポート~なぜ沖縄のホテルはタバコ臭いのか

2011-11-17 Thu 20:30

沖縄4日目のガンガラーの谷を後にして、
那覇のビジネスホテルにチェックインする。

「航空券とレンタカーとホテル(&朝食)がセット、
あとは終日フリー」の格安ツアーは、往路復路の飛行機便の
時間設定とホテルのランクに安さの秘密がある。

沖縄へ行く便が遅い時間だったり逆に帰りは早かったり。
4泊目は那覇のホテルだが、この那覇のビジネスホテルで
個人的に要注意と思っているのがタバコ臭。

タバコを吸わない人間にとっては、これは大事だ。

沖縄の人はよくタバコを吸う。
でも狭い島で地元の人がビジネスホテルに滞在というのも
あまり無いことかなと考えると、この事とは関係無いだろう
…と思うのだけど、タバコのニオイに対して敏感でないというのが
影響していないか?とちょっと思える。

北部の、コテージになってるような
そんなリゾートホテルでも、入るとなんとなく
染み付いているタバコ臭が気になった事もあった。

ちょっと年季のはいったホテルだと、
海に面した開放的なリゾートホテルでも
エアコンやカーテンにもうニオイが染み付いていたりして、
簡単に取れるもんじゃない。

まして那覇にある、古くて狭いビジネスホテルは
今や肩身の狭くなった喫煙者が吸いまくってるんじゃないか
と思えるほどカラオケBOXの様に染み付いていることがあった。
そんな部屋に当たってしまった最初はショックで、
なんとか軽減できないか、と濡れタオルを部屋に吊るしたり
無駄な抵抗をしたものだ。

窓を開けられる構造ならいいが、そうでない部屋も今は多い。
何度か那覇のホテルに泊まったが70%くらいはニオイが気になる。
(まあこれは個人差があると思いますが…
家族の誰も喫煙者でなければ気になるものです。)

タバコのニオイが苦手な方は、沖縄旅行の際は事前に
ツアーデスクで、無理ならホテルに直に聞いてみるなり
部屋対策は講じておく方が安心です。

で、今回の旅行では、3泊した恩納村のホテルでは
禁煙部屋ではなかったので慌てたが、
ホテル側の消臭対策と部屋の換気をマメにする事で
まあなんとか大丈夫、なレベルだった。

ここは1993年築のホテル。
20年近く経つと、それなりにニオイは染み付くが
大きな窓を開けることができたので良かった。

4泊目の那覇ではチェックインの際あやうく喫煙部屋を
あてがわれそうになり、旅行会社にこの旨伝えてありますと
フロントで言って、換えてもらえた。
ハイシーズンでは部屋の交換もきかないから、やはり予約時に
念を押しておくほうが確実。


沖縄では食堂のおやじさんが客の前でタバコ吸ってることは
珍しくはない。ここらへんてーげー文化だと思う。
でもホテルの部屋がタバコ臭いのはなんかとても損した気になる。
気になるのは自分達だけかなと思っていたら
ホテルの口コミでタバコのニオイのことを書いている人が
結構いる。

えっ?あのホテルが?というような名のあるホテルも
禁煙ルームでも臭かったし対応も悪かった」
と書いている人がいたのだが、それに対して
「自分の吸う銘柄以外のニオイがあると嫌、という悪いお客が
中にはいて、そういう人がわざわざ禁煙ルームで平気でタバコを吸う」
と”元業界関係者”の人が書いていたのを見ると…

もっとホテル側も厳しく対処するべきなんじゃないかと
そんな気がしてならない。
そういう部屋になるとそういう人達が集まって来てしまうものだ。


沖縄で築年数がそこそこあるホテルは、どこもだいたいタバコ臭が
するものと思って間違いないので、ホテル選びの際はどうぞご注意を。

別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

保存食作り週間~煮リンゴのその後。リンゴ責め。

2011-11-17 Thu 20:05

今回は、アップルゼリーの汁を煮詰める時に、
スパイス屋で売っていたジンジャーパウダーを入れてみた。
スコットランドのマーマレードに生姜が入っていて、
それが大変美味しかったので真似だ。

さて、お汁を取った後の煮リンゴ。
なにせ10個分のリンゴ。煮てくったりしているとはいえ
相当量がある。

しかもレモンの皮の香りがついて、むちゃくちゃ美味しそう。
事実砂糖入れてなくてもリンゴの優しい甘味で
そのままでも充分おいしい。(味見)

この煮リンゴからレモンの皮を取り、
冷凍しておいた生姜をおろしたものとハチミツを加えて加熱。

煮ているうちに更に崩れて、もうすりおろしリンゴ状態。
生姜とレモンとリンゴの香りでもうなんともはや…
天国。

で、これは鍋ごと冷蔵庫へ。
ジャムというよりはコンポートなので
なるべく早めに使い切ることにする。

DSC_011.jpg
煮リンゴ+アップルゼリーとフィッシュサンド。

作った当日のお昼にも食べたが
ふと思い出した。

冷凍庫にパイシートがあったのだ。

DSC_114.jpg

これを自然解凍、15分もすれば耳たぶくらいの
柔らかさになっているので、下になるほうに
フォークで穴を開け、煮リンゴを置く。
上の皮になるほうは2つ折りにして切れ目を入れ、
開いて重ねる。

これを、あらかじめ数分温めておいたトースターに
クッキングシートの上にパイを置いて焼く。

DSC_115.jpg

うちはオーブンがないのでトースターだが
びっくりするほど簡単に焼けた。

まずは数分、焦げ目が付くまで焼いて、そのあとは
上にホイルを置いてまた数分。

パイシート、実は初めて使った。実に便利!
こんなトースターで簡単にパイができるとは。

基本甘党とはいえないので、(左党でもないけど)
パイ皮の塩味があるほうが、全部甘いケーキよりも
個人的にはうれしい。

DSC_116.jpg

土曜日のおやつ。あ、シナモンふればよかったのか?忘れた…
でもレモンの香りが強いからシナモンなくていいかもしれない。


成功して喜んでいたら食べた家人がひと言、
もっと甘味があってもいいね
レーズン入れるとかさ」


このゼータク野郎が…
ここに至る手間を想像しろ!
何より己のお腹の出っ張り具合を見なされ!

…などとは思っても言わなかったと思う。似たような事は言ったけど。

でも、レーズンとかそういう食感があってもいいね、確かに。くそ。

というわけで翌日食べる時には、甘~いアップルゼリーを
上にプラス。

DSC_118.jpg
端が焦げているのは家人が覆ったりせずに焼き直したからです。

どや、これで文句無かろうが。
もはやリンゴ責め。

別窓 | うちめし | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

放射能測定25年!

2011-11-16 Wed 20:40

今更ですが先月21日付の東京新聞の記事。
感銘を受けたので一部ここで紹介。

「線量で食を選ぶ時代に」という見出しで
チェルノブイリ事故以来食品の放射性物質を
測定し続けている、「たんぽぽ舎」代表の女性をとりあげていた。

自分で500万円を投じて測定装置を購入したのは
1986年のチェルノブイリ事故がきっかけなので
25年ずっと計測していることになる。

チェルノブイリ事故から10年程経つと、
依頼された食品からは殆ど検出されなくなったが
「ゼロという測定値を確認することに意味がある」
と黙々と測定作業を続けて来た、という。

…これ、すごい精神力だと思う。
普通のど元すぎれば…で、「もういいだろ」となるところを…
誰かに依頼されたわけでもなく黙々と…

今回のフクイチの事故で、各地からの検査以来が
怒濤のように押し寄せ、過労で倒れながらの測定の日々。

簡易測定なら短時間で可能な所を、規定通り2時間かけて
この方は計測されている。

個人から生産者、小売店までの依頼者に
食品から砂場の砂、田の草まで検体も様々。

3月~4月にかけては数100~数1000ベクレルの
ヨウ素、セシウムを検出することもあったという。

「最近(10月の記事時点)ではトマトやキュウリなどの
野菜からは殆ど検出されないが、リンゴや梨などの果実、木の実
レンコンなどは少ない量だが数値が出る。
米はキロあたり5~10ベクレルと本当に微量」

では安心できるのか?というと、この方の見解では

「これまでは付着した放射性物質を洗い流すことができた。
しかし今後は土壌などから野菜本体が放射性物質を
吸い込んでしまう。これは微量であっても洗い落とせない。


CA2807080.jpg
左と右の端、近所のウシブドウ…だと思うんですが。食べられます。

いまだ他の国と比べてもバツグンに高い
「暫定基準値」であり、検査をしても「不検出」の
基準が自治体でもバラバラ。

もはや九州以外は特に山岳に放射性物質が降ったと
そういう事が昨日ニュースになったばかりだ。
これとて多くの人は薄々予想していたことだろう。
九州だって、ガレキの受け入れや焼却灰の受け入れに
手を上げている自治体は、こういうリスクを自ら
背負い込んでいるという事を、真剣に考えている
とは思えない。

放射性物質がゼロだと胸をはって言える作物は
もはや日本には希少…というか実際あるのか本当に?
という事態になってきているのだから、
4月の時点でNHKのあさイチ!で室井佑月が言っていた
「店で売るものに測定値を書いてほしい。
情報が公開されないからその結果”風評被害”になる」
という事は今のほうが実際大事なように思う。

25年計測し続けている方も、同様の事を提案している。

CA2807070.jpg
近所の畑。ホントに東京都か、な風景。

フクイチの事故以来脱原発や子供への放射能の影響を
問う一般の人達に対し、
ヒステリックなにわか反対派扱いする勢力があるようだが、
こういう、利権にもたれることなく
ひたすら地道に事実を追求してきた一般の人に
何かのレッテルを貼ろうとすることほど浅はかなことはない。

この方はデザイナーとして働いていた人で、
仕事の傍ら黙々と計測を続けて来た。
「私は学者でも技術者でもない。
でも、継続した測定で監視ができる」


日々の仕事や生活を理由に、暮らしの問題を
直視しない選挙民も多い中で、こういう方もいる。

政治に関わる人が何か言っても信用されなくなってきているが
信念を表現せず意見の根拠も示さないからだと思う。
そんな人に説得力などなく、まして海外首脳と対等に
交渉など出来る筈もない。

対して検査と向き合って来たこの方の言葉は、
とても重い。

「消費者が不安になるのは、放射性物質の値を
知る事ができないから。
表示しない事で選択権を奪ってはいけない。
カロリー計算と同様、例えば『今日は野菜の数値が
高いから、肉は低めのものを買おう』と考える。
日本の食卓はそんな時代に突入したんです


別窓 | 原発はこの先いらんと思う。 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休みリポート~新鮮食材

2011-11-16 Wed 20:30

沖縄南部を通過中に、地元野菜を格安で売っていそうな、
例えるならJAのワケアリ直売所的な見かけの店を見つけ、
入ってみたら、広い道の駅というか温室のような店内に
1袋\100以下のとれとれ野菜が大量にあった。
ベクレってない食材を探している日常から見ると
夢のような光景。

というわけで、グアバ、ニガナ、シークァーサー、苦瓜、
丸オクラ、ヘチマ、新物もずく等を選んでレジへ。

卵も買いたい所だが…ちょっとなー。
着いた頃には「かき玉」になっていそうだ。

東京に送れますかというと、ちゃんとやってくれるという。
しかも、「オクラは収穫後も熟れていくので、一日でも
日付が新しいほうがいいよ」「このほうれん草はちょっと
水気が付いてるからいたみますがどうしますか」と
実に丁寧にチェックしてくれる。

オクラを当日の日付のものに変更、ほうれん草はキュウリにかえて
購入、隣の倉庫スペースに移動し、宅配の手続きをする。
この時も、「5キロ超えると料金が変わるから、
どれか抜きますか」とわざわざアドバイスしてくれる。
なんという心配り。

黒砂糖を持ち帰りにして5キロにおさめ、
福岡から東京で中一日だから、同じくらいか
もうちょっとかかるかと思ったらなんと翌日着という。
午前中に買ったとはいえ、なんという早さ。

この翌日東京に帰ったら夜だったので荷物の再配達を
してもらったが、なんと昼の1時前には
配達されていた。
航空便が発達しているからなんだろうけど、
それにしても早い。

DSC_005010.jpg
ナーベーラー(ヘチマ)3本で¥120。
料理するとナスみたいになります。


丸オクラ(島オクラ)は、見かけの大きさと違い
料理すると柔らかく肉厚なので、ちょっと高級な
オクラとして東京では結構なお値段だが
ここでは多少小ぶりとはいえ
14本くらいたっぷり入ってなんと¥70…
しかもむちゃくちゃ質がよかった。
2袋なんてケチケチせずにあるだけ買えばよかったかと思う程の
絶品ぶりだった。

DSC_005020.jpg
切ったヘチマに、右は切ったニガナ。上はモズクに大分のカボス。
なんかすごい南国。

もはや放射能汚染が日常の問題となっている東京にいると、
沖縄のこの野菜達の幸せ度は高過ぎる。

「ね~移住しようよ。」
「…仕事、ホント無いらしいんだってば」

再就職でとことん大変だった家人の
「仕事が無い」という理由を否定することはできない。
私達があとせめて10才若ければ、もう少し本気で
移住も考えたかもしれないが、東京での職探しにも苦労する年で
沖縄に行くのが現実的ではないのは、残念だが認めないといけない。

震災後、どこまでホントか知らないが、
電力会社関係者の沖縄移住が増えたとか、放射能を避けて
本土からの完全移住が増えて、場所によってはパンク寸前という
話を聞く。

しかし町の施設の朽ち具合が不安になるほどの、
見るからに過疎の地域を北部方面に進むと見たりもするし
仕事の事もあるから、パンクといっても那覇から浦添、新都心あたりの
中部にかけての都市部に集中しているということではないだろうか。

DSC_005030.jpg
ヘチマ・豚肉・厚揚げ・ニガナの味噌炒めにモズクのおつゆです。
たっぷりの野菜にこみ上げる幸せ。


沖縄の自然が好きで何度も来ているが、観光と生活は全く違う。
生活必需品が安いのは、お給料が安いということでもある。
以前本島と奄美で、地元の方の収入情報を聞き、驚いたことがある。
それで暮らしていけというのは実はとてもいいことなのだが、
継続して生活していけるのか、が多分不安だ。

「お店でツケにして払わない人が多くてねー”黒字倒産”する店が
多いんだよねえ。だから、外から来たしがらみ無い人のほうが、
案外うまくいくんですよ」と奄美のガイドさんが言っていた。
地縁血縁の濃い地域ならではの話だ。
そういう「てーげー」な部分が魅力でもあり、
困った事になる一因でもあるだろう。

沖縄には年間2万人の移住者が来るが、1万人は戻るという。
(でも年1万人増えてるってこと???すごくないかソレ)

きれいな海、少なくとも本土よりは今は安全な食材、
大好きなもずくに果物。
もうこれだけで住みたい要素が個人的には有り過ぎるのだが
それまで静かな山間だった本島北部の東村にも
ヘリパッドの問題。いつ何時何かを移設されたりが
起こるか分からない。
自分の家の隣近所には自衛隊基地や米軍基地が点在しているので
ヘリの音は正直苦痛だ。嘉手納の比ではないけれど。
だから、沖縄に行くと楽しい反面複雑な気持ちになるのは確かだ。

簡単にはいかないのが悲しい。
こんなにきれいで本来豊かな島のはずなのに。
と思うとちょっと料理もしょっぱい。

別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

保存食作り週間~アップルゼリー再び

2011-11-15 Tue 20:31

昨年初挑戦したアップルゼリー。←クリック。

あの後もう一回追加で作って、
冷蔵庫に入れたら半年どころかもっともった。
煮詰めて作るものなので
悪くなりにくいようで、風味も変わらない。

DSC_010010.jpg
ミカンに柿にリンゴ…すっかり秋。

今年は全部を紅玉ではなく、シナノスイートと
青森のサンジョナゴールドとの3種のリンゴで
まとめて大量に作ることにした。

というかたまたま大量に重なってしまったから
ここは一気にと。

1キロ(紅玉で大体5個くらい)で前は作ったが
今回はその倍。

きっちり重さを量ったわけではないが、
小ぶりなものもあるので紅玉が4個で大体700gとして
それに他のリンゴを足して行く。

DSC_010020.jpg

結局10個剥いた。
本来は皮付きで作るのだが、
今年は原発事故もあったし、皮はむく。

台所は届いたばかりの青森リンゴで
バラ科の果物特有の、甘酸っぱいいい香りが漂う。

キュウリのピクルス液を午前中に作ったが
午後はリンゴ。

DSC_30.jpg

今日はまずリンゴを煮るところまで。
切ったものを、皮に農薬が使われていない国産レモンの
皮をリンゴ1キロに対し1個分入れて、砂糖は無しで
水だけ加えてコトコト煮る。

DSC_40.jpg

今回は鍋を揺すると煮崩れそうになるまでじっくり煮てみた。
これの熱が取れたら、ガーゼの袋に入れて一晩置くのだが、
今回はステンレスのザルに入れてみた。

翌日、また朝食後の後片付けのついでに
続きの台所仕事。

すっかり柔らかくなっているのでザルでも充分漉されている。

DSC_50.jpg

下に溜まったリンゴの汁の量を量って、1カップに対し
砂糖150g(結構な量ですな)を用意。
今回約2キロのリンゴに7カップの水、
2個分のレモンの皮を煮てとれた汁は1500cc。

となると200/1500×150=1125g

…。そんなに入れていいのか?
いままで一回の料理で1キロ以上の砂糖なんて
使ったことがないのでちょっと不安になる。

DSC_60.jpg
量があるので、鍋はシチューやおでんに使ってる大きめのもの。

ここが自分の悪い癖だが、適当に減らしてみる。
残っていた素精糖が550g程。
トータルで800gもあれば充分甘いんじゃないかと思う。

だからあと250gは、残っていたハチミツを投入。
これも厳密に量っていない。
鍋に入れながらこんなもんかな~な程度。

火にかけて、木のスプーンで混ぜて行く。

DSC_90.jpg
半分以下になるくらいは煮詰めたと思う。

煮立ったら水分を飛ばすかんじで煮詰めて、
スプーンから落ちたしずくが
冷めるとゼリーっぽくなるあたりで火を止める。

全体的に細かい泡が、かき混ぜても簡単にはおさまらなくなる
そういう状態になったら、かなり煮詰まっていて
硬めに固まるので、もっととろっと柔らかいくらいがいい人は
それより前に火を止める。

これを、ピクルスと同じく煮沸消毒したビンに
熱が取れたら入れる。冷えると煮こごり状態に
固まって、アップルゼリーの出来上がり。

DSC_10.jpg

固まるにはリンゴのペクチンによるもので、
よくジャムにペクチン(リンゴ由来)とか書いてあるし
フ○ーチェの類いもフルーツペクチンの作用で固めるもの。

チェルノブイリ事故の時にはベラルーシではこのリンゴペクチンが
体に取り込んだ放射性物質を排出するのに一役買ったという話。
ペクチンは確かサプリメントの形で売っているという話ですが
もともとはこういう手間ヒマかけた保存食だったわけです。

でも、オレンジにむしろ可食部からすれば多いペクチンが
あるとかで、ベラルーシではオレンジ栽培できないから
リンゴだったとか。

さすがに2キロで大量にできたので
予想してたビンには入りきらず、紅茶用のカップ(上写真左端)に
急遽入れた。

硬すぎずいい感じに今回は出来上がった。
よしよし。

DSC_110.jpg

それこそ紅茶に入れてロシアンティーっぽくしたり
当分はこの甘いアップルゼリーでいろいろ楽しめそうです。

DSC_113.jpg
翌日の土曜の朝食はアップルゼリーでゆったり。

別窓 | うちめし | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休み~4日目は南部へ

2011-11-15 Tue 20:30

4日目。西海岸の恩納村のホテルをチェックアウトし、
南部へ自動車道を走る。

午前中道路は空いていて、思いのほか早く
南部に着いてしまった。

今日は、予約を入れておいた南部の「ガンガラーの谷」
という所のツアーに午前中に行くことに。

この場所も、今まで聞いた事が無く、
おそらくは数年前から観光地として案内を始めたのではと
思う。
集合場所が「鍾乳洞カフェ」というのが
暑い沖縄、なんとも惹かれる。

場所は、最初に沖縄に行った時に寄って見た
「玉泉洞王国村」(今は沖縄ワールド)の向かい。

沖縄ワールド内にも鍾乳洞があり、(それが玉泉洞)
このあたり一帯がそういう土地なんだろうと思う。

鍾乳洞カフェは、こんなラフにコンクリで固めちゃって
OKなの?という印象じだった。
上からいつか落っこちてきそうな鍾乳石が、
ところどころでぽったんぽったん水垂らしてる。
そういう場所の床をコンクリで固めて、
階段で降りて行くようになっている場所。
開口部は入り口出口の2箇所にあり、入り口はかなり大きく開けてある。
奥行きはそんなに無い。
もし天井が崩落したら危ないからこういう構造にしたのかなと
そんなふうに思えて仕方無い程の鍾乳石の根元のヒビだ。

これだけ外気に触れちゃうと、
この先カビやら苔や進むだろうなあ…
何よりいつか鍾乳石崩落でけが人が出そうで怖い。

CA2806403.jpg
鍾乳洞カフェの中から、降りて来た階段方向。上にあるのは鍾乳石。

ここでガイドさんからお茶の入った水筒を受け取り
説明を受けて、カフェを出てクワズイモの繁る外に出る。

ここは、一度テーマパークにという計画があったらしいが
「大人の事情」で中止になり、そのまま放っておかれた
ということだ。どうりで東屋があると思った。

川が流れるその上は、岩の壁に植物が繁っている状態だが
よく見るとその岩面の上には鍾乳石が残っていて、
もともとこのあたりも鍾乳洞だったのが
長い年月の間に崩落していって、草木の繁る土地に
なっていったということらしい。

頭をぶつけそうな低い天井の鍾乳洞が現れたが、中は水が流れていて
足元が滑るため、奥へに入る事はできない。
だからランプを持って入り口だけ見るのだが、
そこにはよく鍾乳洞にはある「ご神体」状の鍾乳石があって
子宝安産祈願の人にはいいとか嘘かホントかわからんが
ガイドさんが言うのでもうあんまり関係無さそうだが
なでなでしてきた。

でもこういう鍾乳石って、体温の高い人が触ったりしてると
苔とか生えないかと心配してしまう。

このご神体には対になる、これまた立派な石が
入り口の手前のちょっと深い穴の場所にあるそうで、
残念だがそこは足場が悪いので入ることが出来ない。
写真だけガイドさんに見せてもらうことになるので
行ってからのお楽しみにして下さい。

こーゆーのはタイのサムイ島でも見たし
(なぜか「ヒンタ・ヒンヤイ」(=おじいさんとおばあさん)というネーミング。
なぜに年寄りなのか?まあいいや)

世界各国に「自然の神秘」として
崇められている対のシンボルがあったりするが
ここのは女性側が上下両方あるのがゴージャスだと思う。


さてここでも、ちょっと迫力のあるガジュマルの大木を
見ることができる。
パンフレットの写真に使われているが、実際に見ると
ちょっと感動する。

CA2806405.jpg

できればじっくり時間もらって眺めていたい。
記念写真の撮影時間よりも。
ここも鍾乳洞が崩落した場所という事を考えると、
時の長さに圧倒される。

CA2806404.jpg
崩落を免れた地上よりも地下のほうが深いのでは…多分15mくらいはありそう。

この近辺は数十万年前にいた「港川人」の骨が見つかった
場所で、地面に縦に空いた隙間に縦にスポッと嵌る状態で
男性の骨があったのだという。

おそらく穴に気付かず、嵌ってしまったのだろうと
いう話だったが、他にも同様の状態で
数人が見つかっているのだそうだ。

沖縄の離島では人減らしのために妊婦を
飛ばせた「バリ」という岩の割れ目があるが、
男性も落ちてるならそれではないだろうし、
あるいは何かの生け贄とかでないのなら
只運悪く落っこちてしまった人なんだろうか。

それで後世の子孫に存在を知らしめたという
なんともいえない結果に。

この「港川人」の、骨格による復元想像顔のイラストが
従来の想像図と最新式のものとではえらい違っていまして…
これはぜひ現地でガイドさんの説明と共に見ていただきたい。
真面目に描かれた復元想像図なだけにいとをかし。

瞼や髪の毛というのは骨格からは分からないからとはいえ
あのイラストは変わり過ぎだろう…


縄文人度の尺度の1つとして、ガイドさんいわく
○眉毛を片側だけ動かせられるか
○耳を動かせるか

というのがあるのだそうだ。

…どっちも出来る。
高校生の頃に好きだったエゲレス人アーティストを
真似して片眉上げる練習をしたのでという事もあるが。

でもよく言われるこの手の要素は、大抵の日本人はもはや適度に
ミックスされているものだと思うんだが。
余程の地理条件や代々血族結婚でもしてない限り。


沖縄に何度も行ってる人(特にネイチャー系)にとっては
クワズイモやトカゲの説明は珍しくはないし、
移動範囲の短さからしても、沖縄が初めての人向きのツアーだとは
感じたけれど、鍾乳洞のひんやり感と立派なガジュマルを見たい方は、
一度足をのばしてはいかがでしょう。

別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休みリポート~大石林山

2011-11-14 Mon 20:30

3日目の、古宇利島の帰りに、北部へ寄った。

本島の、最北端には辺戸岬という有名な景勝地がある。
西海岸のビーチのある辺りとは違い、国頭の道の駅を越えて
北上すると、次第に道路に山が迫って来て
岩場も増え、トンネルがいくつか現れる。

標高も高くなって来てると思う頃には
草の生えた高原風の景色になり、高台から
海を望む岬に行く事が出来る。

辺戸岬も、その近くのもっと断崖が怖い茅打ちバンタも、
ハイシーズンでもなければ辺りにひと気はあまり無いし、
ここで何かを、という店があるわけではないから
そこでひたすら海風に吹かれていると、
なんとなく荒涼としたドーヴァー海峡にでもいる気になる。
だからって泳いで与論や伊是名島に渡ろうなどとは
断じて思えないなあ。波の迫力見てると。

辺戸岬近くにはヤンバルクイナの形をした展望台があるから、
こういう、ひたすら自然への畏怖に感じ入る雰囲気を
ぶちこわしたい方は行ってみるといいです。
アホ写真も撮れます。

で、そこの近くにあるのが、「大石林山」←クリック。
以前は金剛石林山と言っていたのだが。

最初に行ったのはもう6年とかそのくらいは前だったか、
観光地としてこれから売り出そうという途中だった。

最初行った時は、整備もまだ途中という感じで
山道をガタガタと中古のマイクロバスで連れて行かれて
そこで降ろされるだけ、後は広い山の中を勝手に歩いてね、
というラフさが東南アジアの観光地に行ったような
ワクワクさせられる気分になった。

ほとんど自分達以外には誰もいないような山の中、
暑い中岩場をよじ上ったりと
結構なアドベンチャーコースだった気がする。

今やガイドブックにもフツーに石林山の名があがるようになり
ホテルのロビーにパンフも置かれているが
やはりボロボロのマイクロバスでガタガタ山道を途中まで
連れて行かれるのは同じだった。

が、違っていたのはなにやらコースが分かれて設定されていたのと
園内の木道や表示が整備されていた事。
(コース分けしてあってもどの道を行っても結局問題無かった。
他にもガイド付きの要予約コースもあるらしい。)

バスに乗り合わせた客は他に3パーティーくらいいたが
それぞれが好きなコースに散らばって歩くうちに
すっかり人の声など聞こえなくなるし
ひとけの無い沖縄の山の中を歩いていると
何か妖精かハブかイノシシが出て来るんじゃないかと
少しばかり不安になる。

でもかなり整備された木道がそれを打ち消す。
以前と違って、歩くのはまったくラクになった。
(だからってハイヒールはよしたほうが)

木の実を見つけるとすぐに食べられるかどうかを
チェックするクセがあるが、この中には桑が沢山あった。
沖縄の桑の実がこんなに甘いとは知らなかった。
本土のよりも小ぶりだが、めちゃくちゃ甘い。
真っ黒に熟してなくても、すごく甘い。
これで町おこしできるんじゃないかというくらいおいしい。

緑のトカゲやきれいな蝶を見ながら
岩場とソテツのコントラストにしばし見入ったりして
マイクロバスのお迎えを待つ。

売店も、前はこんなのあったかなあというのが出来てた。
あと、入り口までの帰りのマイクロバスは
途中でお客を降ろして、見所のガジュマルの樹を見て
そこから歩いて戻るようにしてくれる。
これも前はなかったサービス。

このガジュマルは、ぜひ見て下さい。
見応えあります。
写真じゃ伝わらないので是非本物を。

ガジュマルはインドではバニヤン、溶樹ともいって
枝から垂れた気根が土に着くとそれが木質化して
枝となり、いずれ幹のようになる。
アンコールワットの周辺寺院の写真でご存知の方も多いかと思う。

言ってみればゆっくりと時間をかけ歩くかのように
幹が増えていく「移動する」樹なのだが、
沖縄ではあちこちで見る事が出来る。

ここは、元々戦争直後に食料を少しでも確保するために
ソテツを植えたりした経緯があるとか。
だから人が造ったと思われる石組みの跡があるが、
岩場ばかりのどう考えても耕作に適さない土地なので
その後手が入れられる事も無く荒れていたらしい。

そういう場所が、今やすばらしく立派なガジュマルの樹や
岩場とソテツの奇観で観光地化されようとしているのは
もう沖縄の残された観光資源もここまで来たか
という感じもしなくもない。

ただ自然の景観を見て静かに楽しむというならば
悪くはないし、むしろ好きな場所だ。
山を登っていて突如現れる真っ青な空と岩のコントラスト。
ソテツが生えている絶壁はただただ黙して見ていたい。
これが地元の活性化の一助になるなら何度でも
訪れてもいいと個人的には思ってる。

でも山の眺めを仏様のありがたい横顔に見立てるとか
売店に白ヘビ置いたりパワーストーン売ったり
そういう、ちょっとよくわからん部分は
やめて欲しいと思った。
台湾の花蓮と似たようなものを感じてしまう…
こういうのはアジア共通のものなんだろうか。

ここが本当に地元の人達に古来から神聖な場所であるならば、
なおの事ヘタに「パワースポット」とかいって
スピリチュアルな方向にウリを持ってくのも
なんだかなあ…

そういうのは、行った人が感じればいい話で。
言えば言う程うさんくさくなってしまうんじゃないかと。

とか思ってしまうワタシはロマンチストなんですかね。
前はそんな表示なかった所に「○○岩」とかいう
見立てのお題が付けられてると逆らいたくなるっつーか。

こういう希有な環境を、やすやすと
「テーマパーク」化して欲しくないなあと
ここのマイクロバスが「玉泉洞王国村」と書いてる
中古だったから
、そう思ってしまったのかも、多分。



別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

保存食作り週間~きゅうりのピクルス

2011-11-14 Mon 20:16

九州から、野菜が届いた。

日頃台所に立たない父親が地元野菜の安売り屋で
あまり程度をチェックせずに買ったものらしく、
しかもクール便ではなかったために
1日おいて東京に届いた時には
チンゲンサイはどろどろ、ブロッコリーは黒を帯びた黄色で
もはや青汁のようなニオイを段ボールが放っており、
段ボール箱を紙ゴミに出した翌日以降もしばらく
家に腐ったキャベツ臭がこもった。

しかし貴重な野菜。
無事なものは大事にいただかねば。

小ぶりなキュウリが入った袋があり、早速一本にカビが
きていたのを見て、これはさっさと全部調理したほうが
いいなあ…と思い、ピクルスにすることにした。
この頃は家人のお昼の弁当のサンドイッチを作るので
ピクルスが常備されている我が家。

ちょうどこの翌日にはリンゴも届くので、
保存食作りに明け暮れることにする。

以前アップルゼリーを作る際に紹介したが、
ピクルスも、那須の山の中にお住まいの、ステンシル作家で
イギリスに滞在経験のあるホークスみよしさんという方の
保存食の本を参考にする。

ピクルスを作るには2日かかるようだ。

DSC_00094.jpg
塩水に浸けました。

まず洗って塩をしてちょっと置いたあとは
塩水につけて重しをして一晩置く。
それを翌日ピクルス液につければ出来上がりで
浸けた翌日から食べられる、とある。

「若い頃は中○屋のものが一番だと思っていたが
自分で作るようになって市販品は買わなくなった」


と本にある著者の言葉を信じよう。
というより、その○村屋のピクルス、買った事無いので
どんなに美味しいのか知らないのだが…却って買いたくなったぞ。

DSC_00095.jpg
ガラスの保存容器は煮沸消毒。この時にトングが大変使いやすいです。

翌朝、朝食の片付けついでにピクルス液を作る。
シナモンとクローブを入れるのだが、クローブが無いので
キャラウェイを入れてみる。
シナモンで充分甘い香りがするので、ちょっとカレーっぽい
香りのキャラウェイのほうが締まっていいかなと
勝手に自分を納得させる。ディルがあればそれもいいと思う。

お酢も、酸っぱいワインビネガーが好きなんだけど
それだけだと少し足りなくなりそうだったので
どなたかからのいただきものでずっと開栓してなかった
ハチミツ入りリンゴ酢と、ちょっと余っていた穀物酢と米酢
のブレンド酢を混ぜる。
もはや”カオ酢”。

DSC_00096.jpg
酸の強いものにはホーローあるいはステンレスで。
手前がピクルス液。ビンにキュウリ詰め詰め。


ローレルを加えたものを鍋で煮て、
そのピクルス液が冷めたら、
水気を拭いたキュウリをビンに詰め、
そこにピクルス液をかけてできあがり。

DSC_00909.jpg
この、竹のトングが狭いところにキュウリ詰めるのに
すごい便利だと今回知った。金属のトングだとテフロンが傷つくから
買ったものなんだが。

鷹の爪を入れて、冷暗所に置いておくらしいが
ふいに温かくなる時もあるし、
元のキュウリの状態を考慮して
一応冷蔵庫に入れることにする。

DSC_00097.jpg
昆布に見えるけどローレルです。

さて、それから4日目の月曜日。
そろそろどんな味になってるか試してみたい。

家人のお弁当用パンが1つ余ったので
ついでに自分の昼食用にサンドイッチを作った。

この保存食の本によると、
”イギリスではピクルスとチーズと焼いていない田舎パン、
それに地ビールの「ブラウマンズランチ」というメニューが
パブにあって、冷たいものばかりで物足りないように思ったが
ピクルスの豊富さに驚いた”とあり、前々から試してみたかった。
↑食べ物に関しては影響されやすい。

でもコレ、なんとなく分かるのだ。
数日間のイギリス旅行でしかないが、とにかく食べ物不味いと
大評判のイギリスで、いわゆる軽食の類い~
お昼のランチやサラダにパン、卵料理におつまみ系~
はどれもハズレがなく、意外にもヘルシーな材料に
あっさりビネガー味のものが多く、あれ?と嬉しい肩すかしだった。


なので朝作った硬いドイツパンのサンドはあえて温めず
(家で作るサンドはパンを必ず焼くタイプ)
冷たいままで、それに4日目のピクルスを添えてみた。

ビールじゃないけどせめて紅茶で。

DSC_00119.jpg
あ、チーズ添えるの忘れたよ!
ワタクシを知る方はこれで足りるのか心配でしょうが、
写してないだけで他のパンもちゃんとあります。


さてどんな味かな~ピクルス。

こ…これは…
いけます!

浸けた翌日はまだ普通に青臭いキュウリ臭がしてたけど、
すっかり浸かって適度にスパイシーないい風味。

浸けて2週間くらいまでが風味もよくて美味しいらしい。
古漬けになったら歯応えが柔らかくなるので
刻んでレリッシュにしたり、マヨネーズに
入れるとかそういうのがいいらしいです。

簡単にできるので、小さいキュウリが沢山手に入ったら
ぜひぜひお試しを!

添えてあるもう1つの物体についてはまた今度。



別窓 | うちめし | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休みリポート~3日目は古宇利島

2011-11-14 Mon 00:23

古宇利島に行ってみた。

小さな丸い形の島で、数年前道路が新しくなったとかで
海を突っ切るその橋からの海の美しさで
ちょっとしたドライブにはいいという。
ちょうど名物ウニ丼の季節でもあるし出かけてみる。

名護よりも北側、サトウキビやイモ畑ばかりになった辺りを
ズンズン行くと、その橋が現れる。

宮古島に池間島、来間島というやはり橋で行ける小島があって
そこの海もものすごくきれいなのだが
(思わず途中下車して泳ぎたいけど路駐禁止しかも潮が速くて危険)
それと同じ位、ここもきれいだった。

古宇利島は、島内をぐるっと一周する道路があって
それを車で10分走れば一周してしまえる小さい島だが
それだけに地元の人の生活圏であり、観光客が
遠慮なくずんずん入り込んで観光するような場所ではない。

島内では橋の近くのビーチでのんびりするか
島に点在するカフェでのんびりするか
ともかくのんびりするのにいいところだ。

ちょうどお昼だったのでウニ丼…と思ったけど
なんとなくここでガツガツ食べる気にもならなくなり
古い船が店になっているカフェで海を見ながら甘いものとお茶で
ひたすらのんびりする。

後から来た観光客がぷんすか言いながら仕事の対応を
ケータイでしていたが、今の自分には
それで仕事モードに引き戻されるという事も無いので
ただただのんびりする。

ハンモックに登ったり、
目の前の道路際にいるポニーのジョニー君に
餌の葉っぱやったりして、ヤモリのいるトイレに入り
古宇利島を後にする。

CA3E00470.jpg

僅か1時間弱の滞在だった。
ゼータクなことだ。

でも、数年前よりの案内よりもカフェ類が増えているようにも
思えたので、この先この島もまた変わって行くかもしれない。


どこの離島だったかもう記憶が曖昧なのだが、
以前行ったビーチでは、売店で出たスチロールの丼や
割り箸、コップ、そういうごみを殆ど分別らしい分別もなく
砂浜に堀った穴に捨てるようになっていて、
さすがにコレは…と驚き躊躇したことがある。

それは当座の対処で、そのあと分別するのか?
そうだよね?きっとそうだよね?
と思いたかったが、だったら最初からお客に
ゴミバケツ分けて分別させるだろうから、
多分あのまま埋めるとか燃してたんじゃないかと…

住民が少数だった離島ではゴミも少なかったから
なんとかできていた処理も、
観光客が増えることで困っている地域は
相当あるんじゃないかと思う。

西表島に行った時には、船で物資を石垣島から
運んでいるのを見た。
その時思ったのは、ゴミはどうしているのかな…
という事だった。
西表は人口に対して空き地(ほぼジャングル)が
多いから、もしかして処分場を持っているのかも
しれないが、プラスチック等の土に戻せないゴミが
増えている今は、大変悩ましい問題だろうと思う。

沖縄は観光と農業が主な収入だけど(基地除く)
他にはないきれいな海を求めて人が来るのであって、
これが汚染で海は汚いわ珊瑚壊滅だったら
わがままな観光客は同じ料金ならば海外の海に行ってしまう。

今はまだ沖縄の海はきれいだ。
後から造った人工物は建て直す事が出来るが
自然は簡単に修復できない。

本島の北部にはきれいなビーチがあるが、
そんな場所の1つである本部近辺を走っていたら
産廃かなにかの処分場建設反対という看板を見た。
これは以前は見なかった、そういう計画が進んでいるのだろう。

人の少ない場所にそういう施設は造られる。
しかし自然環境が残っているのもそういう場所だ。

車で素通りして見ただけで、限界集落ではないのかと
心配になる地域もある沖縄で、
単なる観光客がどうこう言えるもんでもないが、
少なくとも、地元の人達がよくよく話し合って
それが妥当だとホントに思える対策をして欲しいと願う。


別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休みリポート~ガラス工房

2011-11-11 Fri 20:26

これは2日目の海の帰りだったと思うが、
読谷(よみたん)村に足をのばした。

水納島からだと、宿泊先の恩納村を
通り過ぎた少し先だ。

読谷村には万座毛という、
夕暮れが最高の眺めの海を望むスポットがあり
時間的にもちょうど良かったのだが、
今回はやちむんの里が目あて。

58号線を那覇方面に行き、右手にゆいまーるという
食堂と読谷共販センターが出て来たら、
その先を右側に入って行く。
(ちなみにこの食堂は安くてボリュームがある。
前よりもちょっと観光客向けにメニューが
分かりやすく変わった気がするが。)

人間国宝の故金城次郎氏の窯や、
ガラス工房が集まっている一角があって、
沖縄本島に行く時にはまずここには必ず立ち寄っている。

那覇のお店で見るのもいいが、やはり工房で
その雰囲気を楽しみながら見てみたいというのがある。
作家性の強い人ほど、その時によって作るものの傾向が変わるから
行った時にたまたま気に入った物との出会いがあったりで
二度と同じものには巡り合えないが、それがまた貴重。

CA2806401.jpg
近所でお金入れて買うスタンドがあって、マンゴーを売っていた。
選んでいたら黄金千貫に似た白っぽいイモを置きに来たおばあさんとお孫さん。
このイモはホクホク系で天ぷらにいいんだよね。
でもここはやはりマンゴー購入。


今回はもう夕方で、あまり時間が無かったのだが
今まで無かった駐車場も出来ていて、
これまでは狭い道路の端や工房敷地内に車を停めていたのが
解消されてちょっと嬉しい。

宙吹きガラス工房「虹」
が今回目指した場所。

もしもガラスの分野で人間国宝が認められるのなら
この人だろう、と囁かれている稲嶺盛吉氏の工房。
ガラスに入る気泡は本来できそこないとされてきたが、
独自の技術と感性で芸術の域に高めたすごいおじいさんだ。

おじいさんなどと書いているのは、
工房で稲嶺氏を何度かお見かけしたが
20代の女性にそばをふるまい嬉しそうに
「沖縄にくるとアトピーなんて治る」と話していた姿や
その後また訪れた際「父の日が近いからね」と
買った製品よりも高そうなグラスを
おまけに付けてくれたりと、
なんか女性にやさしいおじいさん、という印象が
あるからだ。
(この時のグラスはもちろんあります。
女性4人で行ったけど全員にくれたという太っ腹)

今回は稲嶺氏には会えなかったが
最後の客だったためか、
よく似た人(一瞬ご本人かと…でもちょっと若い)から
帰り道「コレあげるよ」と庭で採れたらしいグアバを
いただいた。

なんだかこの工房に行くと
いろいろいただいてしまう。


CA2806402.jpg
熟れたグアバに、スタンドで買ったマンゴー。
見てくれは悪いが味はむちゃくちゃいい。


今回驚いたのは、
売店の真向かいに立派な展示館が出来ていた事。
駐車場からそれが見え、「こんなのあったっけ??」
と思ったら、これまでの作品を展示した建物だった。

中には非売品もあるが、ここの物を買うこともできる。
でも、「おっ!」と思ったら大抵それは非売品。
それに買えるものも、お隣の売店のものより
ちょっといいお値段。

窓にはガラスが嵌っていて、木の香りがまだする
モダンな建物とよく合っている。

「稲嶺先生、儲けたんだねえ」「ガラス御殿だね」

ここではなく従来の売店で、
家人が30分くらい迷ってビールグラスを購入。

これでまた稲嶺作品が増えたねと思ったが…
旅行から戻ってしばらくしたある日、
やはり過去の旅行で買った稲嶺先生の器に
ヒビが入ってもう使えなくなってしまった…

2枚で買って、割れて1枚になっていたが
夏の朝食には毎日のように使っていた、水色の器。

ガラスの器というのは、いつかこうなる。
焼き物もだけど。

だからこそ作家もなんとかやっていけているわけですが。
器なんて、使って楽しむもの。

わかってても、やはり愛着のあるものは
名残惜しい。
旅行で買ったものは、思い出があるから、尚更。

別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄夏休みリポート~海の危ない生物

2011-11-10 Thu 20:30

ナマコにブダイ、ベラ、ダツの仲間、
小さくてきれいな青や黄色の群れは大抵どこででも、
足の届く浅い場所で見られるというのが
沖縄のいいところで、透明度の高い場所では水面の上からでも
どこにサカナがいるのかが分る程だ。

港ではハリセンボン(アバサー)が泳いでいるのを
よく見かける。

しかしそんなきれいな海の中には
身を守るために毒やら棘やら持ってて
近づこうとする人間にとっては危険なものもいる。

今回水納島では、ミノカサゴが底を歩いているのを見つけた。
ミノカサゴは初めて見た。

見る分には人を気にせず海の底をマイペースで歩いている感じで
派手なヒレが華麗だが、ヒレには強力な棘があるとかで、
危険な海洋生物に入れられている。
くれぐれも、見かけても触ろうとしないでください。

「すぐに逃げようとしないサカナ」には、
毒や棘などの、それなりのワケがある。

以前家人がすぐ隣で泳いでていきなりクラゲに刺された。
いきなりわぁっと叫んで飛び上がったのでびっくりした。
刺された所が真っ赤になって、急いでホテルの監視員の人に
お酢をかけてもらったのだが
後で、どうもハブクラゲだったのだろうという話になった。
酢をかけるというのはハブクラゲの時によくやるのだそうだ。

本土の小さなクラゲに刺されてもそれなりにビリッとくるし
肌の弱い人はもうミミズ腫れになって後々大変だ。

でも、ハブクラゲは腫れ方も豪快だが
その後がやっかい。
「一週間痛みが続き、一ヶ月痛痒かった」
と家人は言っていた。

これは辛い…

クラゲは見つけることが困難なだけに厄介だけど
ハブクラゲはこういうふうに毒性が強いので、
いくらきれいな海でも周囲に人がいない場所で
1人で泳ぐのは、危険だから(大抵そういう所は潮が速かったりする)
やめたほうが無難。救助してくれる人もいないし…

CA2806390.jpg
水納島の、船着き場のすぐ隣の遊泳禁止区域。ダツが水面に沢山います~

他には、よく見かけるものに水面を群れてるダツがいる。
口先がカマスのように細く尖ったスマートな体で、
お魚ソーセージを投げるとすごい勢いでやって来る。昼はなんともない。
が、問題は夜。
小魚の鱗が光るのを餌と思って突進する習性らしいので、
夜の漁の最中このダツが顔に刺さって大変な事になった方もいるとのこと。
検索するとグロ画像が出て来るので…心臓の弱い方は見ない方が。
ダイバーライセンス取得の際は光り物を身につけない事を
厳しく言われるのは、このダツの習性のためという…

ウミヘビは、小さいものならとても浅いところでも見かけるが
これは口先が普通のヘビとは違っておちょぼ口で、
余程の事が無ければ噛み付いて来るような事はないと
以前ガイドさんに聞いたけど…獰猛な種類に会わないのを願うばかり。

やたらと触ろうとしない、むやみと近づかないのが
第一だが、安全と思った浜でうっかり怖い事になりかねないのが
イモ貝

浜辺で貝がらを拾う時には、生きてる状態のものを
うっかり触らないこと。
特にこのイモ貝の仲間の「アンボイナ」(ハブ貝)というのは
死に至る大変強い毒があるらしく、本来夜行性だからと
昼間見かけて「中身はヤドカリだろう」と掴んだら生きてた、とか
そういう事もなきにしもあらずなので、イモ貝の仲間の形を覚えて
こういう物はむやみと触らないのが大事かと…

怖いのはこの毒には血清がない事。
刺されたらその人の体力次第。
特に小さい子供のいる方は要注意です。
袋に入れても刺して来るという話。手袋も安心ではない…
浜で動けなくなって満ち潮でそのまま溺死なんて恐ろし過ぎる。
潮干狩りにも、2人以上で行く事をおススメします。

ご興味のある方は、こちらを。→沖縄の海の危険生物・写真紹介

以前紹介した足にはくスリッパみたいなものでは、
大抵の生物には意味が無いが、比較的安全な浅瀬での海水浴では、
少なくとも裸足よりはいいと思う。

水の中ではサカナに人間はかなうわけ無いし
私らお気楽観光客は知識も乏しい。
くれぐれもご注意下さい。

別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休みリポート~雨と道路にはご注意

2011-11-08 Tue 20:02

沖縄では、やはり海での遊びを楽しみたい。
となると10月くらいまで。
正直沖縄の旅行代金は高い。10月になればかなり下がるが
勤め人には夏休みを10月にはとれない。

だから会社の夏休み期間中で、ピークを少し過ぎて
料金が安くなる頃の9月中旬~下旬の、連休を避けた頃を選んでいた。
しかし台風がネックだ。

沖縄では、東京みたいにちょっと接近して来ると
しょっちゅう「今台風はどこそこ」と、
台風情報をニュースで流すのとは違って
実にクールな対応なのだ。

TVで天気予報見てても
「もしかして明日飛行機飛ぶのかな?」くらいに
思えてしまう程だ。
で、騒いでないしと思ってたら次の日にはすごい直撃で、
それがホテルチェックアウト、帰る日に重なると
延泊代がえらく高くなるは、さりとて豪雨の中
安いホテルを探しに行くのは大変だわ
しかし一応空港へ行って手続きせねば、で
エラい目に遭うことになる。

一度台風の直撃に遭い、1日出社が遅れた事がある。
この時は石垣島にいて、どうすることもできなかった。

別の時にも台風に遭ったが、泊まっていた名護から、
帰る予定だった当日、台風の中空港(当然飛行機全てダウン)
迄行く際、海沿いは危険だからと思って
中央を通る高速に乗ろうとしたら
当然高速はクローズ。

なので波が来る海沿いの道を那覇方面に向かった。
行った事のある方ならお分かりだろうが、
西海岸から名護(さらに北部も)までは主要道路は海沿いで、
眺めがいいけどこういう時はさすがに不安になる。
しかも名護から那覇までは1時間半くらいかかる。

この事があってから、沖縄に行く時は最終日は
空港に近い那覇泊にするようになった。

台風も怖いが、突如どばっと降る天気雨も勢いがあって、
車停めた方がよくないか?と思う程、目の前が真っ白に。

こんな時、前に車がいれば、まだテールランプが救いだが
空いた道路で自分だけの時に大雨に遭うと、ホントに道路を
走っているのか不安になるほどだ。

それに、沖縄の道路は材質的に滑りやすいという。
なんで強い雨の降る地域なのにそういう道路にするんだ?
と思うが、これはレンタカー業者のパンフにも書いてある。
ちょっと前にはこんな事は書いてなかった。
事故が多発してるのだろう。
行かれる方は充分ご注意下さい。

地元の方はウィンカーをはしょる事はあっても
運転自体は比較的穏やかで、北海道のように
霧の中でもすごいスピードで飛ばしまくるような
乱暴運転には、まだ遭った事は無い。
でも、ここはやっぱり地元の方優先で観光客は
余裕もって運転を。

夜には灯が殆ど無い場所もあるし、特に離島は
もう真っ暗で、しかも例えば信号が島の中に2つくらいしか無い、
そんな場所で開放感も手伝って飛ばすと、
あとがコワい。

充分ご注意を。

別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休みリポート~完全防備の海

2011-11-07 Mon 20:30

2日目の沖縄。

朝からよく晴れて、海日和。
実は東京を出る時の週間天気では
滞在中ずっと沖縄の予報はよろしくなかった。
そして飛行機内のアナウンスでも、「那覇の天候は雨。」
などと言うのでガックリしていたら、着いたら
通り雨が上がった晴れの状態。

「雨」と言っていても1ミリ降れば、
それは予報が当たったことになるらしい。
1ミリなど南国のパラつく雨ではあっという間。
そういう意味では予報は当たっている。

要するに典型的な島の天気。
さっと降ってまた晴れる、
雨と言っててもずっと曇りでじとじと降るというワケではなく
逆に晴れと言ってても時折雨も降る。
前線が来てるとか台風以外では、基本そんな感じの
事が多いです、沖縄。

結局この時も沖縄滞在中は
たまの通り雨以外はずっといい天気だった。

家人の仕事の疲れを癒すという目的もあるのだし
ダイビングとかシーカヤックで離島へ行って滝に行くとか
そういうのはパスで、今まで何度か行っている
土地勘のある海にする。

水納島(みんなじま)というのがそこ。

名護から西側に、美ら海水族館方向へ進むと
水族館より手前のあたりに渡久地港という
船着き場がある。
そこから船で15分程の、小さなクロワッサン型の島。

10年前に沖縄に行った頃には
まだツアーとして始まってそんなに経っていないかんじで
更衣室やシャワーが小さくて船の時間が近づくと着替えの人で
ごった返していたのだが、今回行ってみると今まで無かったところに
売店もできていたし更衣室も拡張されていた。

船着き場周辺が海水浴場になっていて、
潮の流れが違うのですぐ隣は遊泳禁止。
島の反対側へは、居住エリアを突っ切って行く事になるが
そちらも観光客用に解放されているわけではない。
だから泳ぐビーチはほんの限られた場所だが、
充分きれいで、のんびりするにはいい場所だ。

CA2806400.jpg
沖縄のすごい所は船着き場でさえ海の色がきれいすぎること。

数年前に来た時はちょっと海が濁っていて
その前には浅い所に沢山いたカワハギ類も見られず、
ちょっと寂しい思いをしたが、今回はまた少し海がきれいに
なっているように思えた。

個人的には、うるさいバナナボートの類いは
こういう小さい島の、限られた狭い遊泳地区内では
導入しないほうがいいんじゃないかとも思うんだけど
観光業的にはそういうわけにもいかないんだろう。

今回腿までのラッシュガードパンツを持って行っていたが
さて出かけようとしてホテルの部屋で準備してたら、なんと
お尻部分が薄々になっている事に気付いた。

…。ええええー!!
いつの間に…
というか、これを最近までプールで使ってたのか私は!!
(しかも下に二重にはいてない状態で使ってた…ヤバい)

もう焼きたくなんか絶対にない年頃なので
海に入る時に限らずビーチにいる間はずっと水着の上に
上下ラッシュガード着用。

珊瑚のかけらの砂浜は粒が大きく足に痛いから、
足にはサンダル。
サンダルが重いという人は、
ホテルの使い捨てのスリッパのよりも薄くて軽い、
¥1000くらいの、スリッポンというかモカシンのような
タイプのものがあるので、(下図)
フィンのような推進力は無いけど、普通に泳ぐにはこれが便利です。

南国の海の水底には、思いがけず踏むと危険な生き物も
いるので…(詳しくはまた)

そんなわけで長袖ラッシュガードに
急遽ホテルで購入した8分丈のパンツという、
全くリゾートではない完全防備ルックスになったが
潮風と海の強烈な紫外線は、
後で泣くことになるので
20代の方も充分ご注意を。

boubi.jpg
浅瀬でぱちゃぱちゃ泳いでれば
普段焼けないふくらはぎがびっくりする程焼けます。
ナマコ掴んだりはおすすめしませんがどうしてもという人は
手の甲の日よけも兼ねてグローブは必要です。(ネバネバがついて大変)


ここの遊泳区域内は珊瑚がやたらと沢山あるような場所ではないが、
時折ある珊瑚のあたりには黄色や青の小さいサカナに混じって
黒白の縞のもの、ウミヘビ、ナマコ、
水面にはダツの群れ、晩ご飯のおかずに良さそうな
大きさのものから派手なベラの仲間までいろいろなサカナを
ポピュラーに浅瀬で見る事ができる。

海にいるとお腹がすく。
今回はオプショナルツアーというわけではなく
自分達でぶらぶら来たので、昼食等は付かない。
だから島の売店ではなく、途中の名護のスーパーで
総菜とジューシー(炊き込みご飯)のおにぎりに
デザートには地元のパインを買った。

さて渡久地港の駐車場に着いたら
たまたまもうすぐに船が出るところ。
おじさんの「出るよー急いでー」という親切な案内に
急いだら…
車の中にそのお弁当を置いて来てしまった事に
島に着いてから気付いた。

「…。」「いまごろ車の中でムレムレだよねえ」

島の人が経営するオープンエアなコーナーで
沖縄そばを食べて、売店でぜんざいを食べる。

島の反対側へ向かって歩いて行くと
普通に地元の方の居住空間なので、
おじいおばあが静かに近所の人達と語らっている庭先を
お尻が殆ど丸見えのようなビキニの姉ちゃんが
そのままうろうろしているのはなんか違和感がある。
せめて下は短パンでもはいて欲しいかも。
沖縄の人は日中海で焼くような事はしないし
静かな小さい島、島内を観光地化している訳ではないので
そのあたりは、散歩する場合も配慮を。

泳いでは休みを繰り返して
3時過ぎの船で渡久地の港に戻る。

さて車の中のお弁当は…

パインがホカホカでしたとも、ええ。

でも、奇跡的に悪くなってなかったので
晩ご飯になりました。いやー安く済んだなあ。

ここの近くの有名なぜんざい屋「新垣ぜんざい」に
前行った事がある。数年前に建て変わってきれいになったらしい。
古いタイル張りの、あのなんともいえない雰囲気は
もう変わったのかな。

あと、水納島の更衣室に隣接した売店で売ってる貝は
地元のオバアが拾ったものだったりしますが
結構出物があるので、面白いものを見かけたら
是非ゲットしてみて下さい。

ピカピカに処理された海外産の貝を、
よく全く関係無い日本の海で売ってたりしますが
そういうのとは一線を画してるぞ、やっぱり。

DSC_00902.jpg
ん…?
DSC_009010.jpg
小ぶりなシャコ貝に珊瑚が着いちゃった例。
DSC_009030.jpg
間違ってもボンドで貼付けてあるわけではありません。

別窓 | 日記 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

気付いたらハロウィーン的

2011-11-07 Mon 20:22

10/31の夕食。

カボチャがここのところいつも冷蔵庫に入っている。
毎週、あるいは2週間に一度、カボチャを買ってるので
まとめてカットして一回分の量ごとに分けて
冷凍しておくのだ。
2日に一度はカボチャを食べているような気がする…

DSC_00089.jpg
この唐津焼も、残りこの1枚となりました…すでに欠けてるぜ。

この日も、ダシで煮たカボチャと、あとなんだか
マッスのある鶏肉が食べたかったので、
カリッとソテーしたもの。
DSC_008060.jpg

なんだか和洋折衷な献立になってしまったが
これもまた冷凍庫にあった
マッシュしたサツマイモを星形やらに加工したものを
焼いてそえる。

帰ってきた家人が見て曰く、
「なんかハロウィーンなおかずだね。」

DSC_000090.jpg
おおお芋がラヴリ~。でも、スープではなく味噌汁なんだわこれが。

あ、そうだった。

すっかり忘れてたわ。というかメニューに
それを取り入れるという事も想定してなかった。
特に幽霊とか何かのお菓子を買うとかそういう事も
いつもしてないし。

そしてこのネタを、1週間経って載せるという
ずれてる自分。

カボチャがあるとはいえ、どっちかというと
このカボチャでは冬至のメニューかという…

まあハロウィーンは馴染みの薄い行事ですし、ええ。

別窓 | うちめし | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

目が!目がぁ~!

2011-11-04 Fri 20:00

「君の瞳は野性的だ。(「魅力的」だったかも)
何か、不安があって、美しい。」


こんな世迷い事を、いきなり通ってる高校の教師、しかも担任
(当時30代前半…?)が
連絡帳(というかプリント)に書いて来たらどーします。
しかも似顔絵付き。

今ならセクハラとか言われてもおかしくないが
これでどん引きしまくったのは確か。
純朴な田舎の高校生時代の話であります。
(思えばこの担任は教え子と結婚していた…)

この担任の美術教師に習いたくない気持ちがあって
在学中は美術部に入り損ね、結果浪人したとも言える。
(それは違う)

会社員になりたての頃には駅で「睨んで下さい」と
自称小説家のおやじから妙なナンパをされた事がある。

今思えばSMクラブで鞭ふるうバイトすれば
あるいはものすごく儲かったかもしれない。惜しい。

なんか目つきに難でもあるのか、
ちらちら落ち着き無くあちこち見過ぎているのか
睨んでいるように見えるのか、自分には自覚がないから困る。

そんな、一部のおやじには妙な力があった(らしい)目も
加齢で悲しくなってしまったという物悲しいオハナシ。


瞼裂斑(けんれつはん)という症状をご存知でしょうか。

少し前にTVで紹介されてるのを見たが、
加齢で白目の一部分が肥厚して、
まるで白目に何かの塊があるように見えるようになる
そういう症状。
その部分が黄色っぽく、あるいはもっと濃い色に見えたりして
害は無くとも美容的に気になる。

TVの紹介によると、一定の年齢になるとかなりの頻度で実はあり、
それが目立つかどうか、の問題らしい。

原因は紫外線、加齢らしいが
これに刺激が加わる事で症状が加速するという。
例えばコンタクトや結膜炎その他。

その後新聞記事でもこれが紹介されてて、
自分の事だと思い当たった。

実はコレに10年程前になった。
ある日白目の、目頭側のあたりにポツっと小さい塊が
あるのを見つけ、ヤバい腫瘍では、とガクブルしながら
目医者に飛んでいった。

そしたら「あなたは…え~年齢的に老化…というのもアレですが
まあコレは老化でなるものでして…」となんか言いにくそーに
お医者サマが下した結果が
「老化による、無害だが誰でもなるもの」
だった。

もともと子供の頃からすぐ結膜炎だ、メボ(ものもらい)だと
視力は良くても目関係が弱点だったのだが
…「老化」にはまいった。

それでなくとも高校の頃から徐々に視力低下が始まり、
乱視がきてるということで今や裸眼では大型・けん引の運転は
ちょっと不安なくらいだ。
ってもはや運転まったくのペーパーですが。

で、もはや老眼なのか乱視が進んでるのか、
月もだいぶダブって見えるし何かと言うと目が充血するし
この白目の塊がなんだか黄色みを帯びて目立って来た…
ように思え、ひょっとして悪いものに変化している?
失明するんじゃないか?とまた少しガクブルしながら
今回目医者に行った。

今まで何度か数カ所の眼科で診てもらって
「老化」と同じくガックシな事を言われているのだが、
最後に診てもらってから3、4年。
年齢も年齢だしなあと。


そしたら今回言われたのがこの「瞼裂斑」でした。
いままで単に老化とか言われて症状名がなかったから
これで腑に落ちた。
TVと新聞見てコレだろとは思ってたけど。

そして「瞼の裏側がただれて真っ赤っかで
結膜結石も出来てるから、取りますね。」
とズバズバ言われカリカリ取ってもらう。
(ちょと痛い。)

この結膜結石、これも10年前くらいから出来て、
今まで2回か3回取った事がある。
体質にもよるらしいが、瞼の裏にだんだんと白い小さな粒が
出来て、小さくて表に出てない場合はいいけど
成長して来ると結構硬い石灰質の粒なのでゴロゴロするし、
そのうち目がしみるかんじで開けてられなくなる。
自然に取れる事もあるらしいが。

eye.jpg

先生の話では自分の場合どうもアレルギーがあるようで、
加えてこの結膜結石がある事で刺激にもなるし
普通なら透明な涙が目を覆うところが、
自分の場合はその涙が濁っているらしい。


加えて、瞼裂斑のある部分は
もともと血管が沢山あるところなので、
そこが肥厚すれば一番乾きやすい→充血→血管あるし更に目立つ。
という相乗効果で目立ちやすいという話だった。
余程の事が無い限り、これを手術で取るというのは無く
大抵はほっとくらしいけど、投薬治療で充血やドライアイを
緩和するくらいで、根本的な「なくす」ということではない。
だから、なりにくいように予防が大事デス。

今更なんだが、20年前くらいから、暑い国に旅行に行く事が多く
砂漠だったり珊瑚で砂浜が真っ白な南国の海だったり、
どう考えても日本よりは太陽光線の強い地域に行ってたから、
そういう事も自分の場合影響しているのかもしれない。

今年沖縄へは目にいいサングラスを持っていったが
こりゃもっと目尻のあたりまで覆うタイプのサングラスを
検討したほうが良さそうだ。

皆様も、くれぐれもオメメの健康にはご留意を。
(なお、海よりも実は雪の反射のほうが強いそうです。
なのでウィンタースポーツする方も充分ご注意下さい)

その昔中学校の廊下に貼ってあった目の健康デーの
生徒手描きのポスターに「目は心の窓」というのが
あったのがとても印象的だったのだが、
さしずめ涙も白目も濁っている自分は…

…もっとピュアになりたいもんです。
今更オヤジ受けしなくていーから。

別窓 | 日記 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄の夏休みリポート2~夜のコザ

2011-11-04 Fri 19:59

空港に着いたのが5時過ぎ、レンタカー借りて
泊まる西海岸までは車で1時間半~、
高速使えば1時間くらいか。
沖縄の自動車道は東京と比べれば空いているから
時間帯によってはとても早く着く。

駐車場に車を停めると、近くの樹に夜だというのに
カラスが飛んで来た。と思ったらそれはコウモリ。
ああ、沖縄にきたなあと思う瞬間。

沖縄では大きなフルーツバットがいて、
夜になるとよく海岸端のヤシの木などにやってきて
きいきいと鳴いてます。
くりんとした目と子犬のような鼻がかわいいので
怖がらず見て下さい。

はじめて沖縄に行ったのは10年以上前。
その時と同じ、西海岸にあるホテルに今回久し振りに泊まる。
10年前と様変わりしていたのは、おそらくは中国系とおぼしき
海外からの観光客のグループが大変多かった事。
ロビーは「ここどこ?」と思うほど異国の言葉で溢れていた。

福岡でも震災で観光客ががた減りしていたと聞いたけど、
ここは健在。あるいは「沖縄なら一番遠いし安全」という事か、
それともこれでも最近のアジア圏からの沖縄へのお客数にしては
少ないのかは謎。

もう夜なので、休息もそこそこに目指すお店に出かける。

そこは、沖縄市にあるライブハウス。
出かける前にネットで調べておいた場所で、
8時からライブがあるらしい。
いまからだと時間過ぎるけど、行ってみよう。

土曜の夜の高速はえらく空いていて、
あっという間に沖縄市に着く。

「コザ」という地名のほうが、ピンとくるかもしれない。
「沖縄市」というより。
嘉手納の弾薬庫や基地がすぐ側。

しかし、土曜の夜のコザだというのに、
なんだか人気が少ない。

もうちょっと前だが、何度目かの沖縄旅行の時に
宜野湾のあたりを通る時になんか前よりさびれた…?
と思ったら、タクシーの運転手さん(この時はレンタカー手配が
車の不足で間に合わず、初日だけタクシーを手配されたのだ)
曰く、「ここらは最近中古車業者の町なんだけど、
どうも売れ行きがねえ…」と説明してくれた。

島というか海に近い場所ではそうだが、車がすぐ錆びる。
だから東京みたいにテカテカの外車を買うなどアホらしい。
中古車のほうが一般的。
それでも売れ行き不振なのか…

で、コザに前来た時は、いかにも旧市街のニオイがするものの
ちょっと個性的な雑貨屋などあって、面白かったのだが
今回夜のコザに来たら、週末なのにえらくさびれた感が…

ここで合ってるのかほんとに。

はたして目的の店はあった。
雰囲気もよくて、むちゃくちゃ落ち着ける店だった。
東京を離れて沖縄に移住した人のユニットのライブで、
演奏後実に気さくに話をしてくれるなど沖縄のゆったリズムを
ひさびさに味わった。
8時からのライブとあったが、どうもえらく時間が延びて
始まったようで、結果的に間に合ったのだがここらへんも
沖縄時間。

夜お母さんに連れられライブハウスに小学生らしき女の子が
ご飯食べに来てるのも沖縄的。
でも、お客他に5人くらい。経営は大丈夫か。
きっと、沖縄の夜はこれからなのよ、
そーなのよ。

なぜか店内の一番いい場所のソファにはにゃんこが寝ていて、
その隣の席に着いたら起きたにゃんこがあちこち回った後
自分のヒザのまわりにやってきて寝始めた。
CA28063070.jpg
くかー。

暗い中に赤や緑の照明が回る店内で、
生演奏の前でヒザの上で寝るにゃんこ。
なでなでなで。
CA2806306.jpg
正面の灯の向こうがステージ。よく寝れるなにゃんこ。

東京をしばし離れた甲斐が、この店だけであった、
そんなふうに感じられたほど落ち着けた。
(でも多分これノラだよ。痩せぎすですごい毛が抜けた)

にゃんこを起こさないようにそうっと席を後にして、
近所を一巡り。周囲で異様な盛り上がりだったのはブラジルの国旗が
表に書いてある、米兵らしき人達が歌って跳ねてる
よくわからん店くらい。
(この店の前に置いてある椅子とテーブルの高さが異常)

もうちょっと別の通りなら違ったのかもしれないが…
どうもホントに寂れ感が漂っていた。

沖縄の夜は遅いからこれからなのよ、
と思いたい…

CA2806380.jpg
いつやってるんだろこの店。

また同じ道でホテルに帰る。

というわけで、安いツアーだったので午後便着、
初日はこんなかんじであっという間に終わってしまいました。

沖縄!な夏色の日程はまた今度。


別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

今更沖縄での夏休みリポートー飛行機こわい。

2011-11-01 Tue 20:02

ホントは9月に行ってたんですが、
なんかアップしそこねてて
そんでいっつもゲンパツや廃プラじゃあ
滅入るよなあ、で、いい加減遅い情報ですが
ぼちぼち更新。

台風が過ぎ去った直後の9月上旬の週末に
久々に沖縄本島に出かけた。

会社辞めてからたまに遠方に行く時に
なんとなく新幹線で行くようになって、
そうなると久し振りに飛行機に乗ると
「もしかして落っこちるのでは」と心配になり
やっぱり陸路…
というのを繰り返していたら、
マジで飛行機が怖くなってしまった自分がいた。

それまでは恐怖を感じた事は…
インドの飛行機会社のフライトで雷鳴ってる夜間飛行は
たまに悲鳴があがってそれはちょっと嫌だった…

でもむしろ離陸など爽快だと思うくらいだったのだけど
一体何が変化したのか。

羽田の搭乗口で案内が始まった時には、
ああもう乗らずに引き返したい、死にたくねー
と思った。ここまで恐怖にかられたの初めてかも。

なんか、変にトシとって
怖いものが増えたってことなんですかね。
多分に高所恐怖症がこれもまただんだんと本格的に
なってきているので、それが影響していると思う。
最近じゃ長い歩道橋なんかもできれば渡りたくないという
そんなレベル。


気のせいか機体が古いように思え、やたらギシギシいうような。
モロに気流の悪いところを飛んでいるわけではないのだが
なんだかフライトの間殆ど絶え間ない細かい振動が妙に気になり、
(飛行機ってこんなだったっけ?)「降ります!」と
言いたくなる。

そんなこんなで手に嫌な汗をかきまくって忍の一文字。
寝よう、寝てれば恐怖も忘れると思いつつ
全く寝れず、機内のイヤホンで落語を聞いても
ちっとも入り込めず辛いだけの2時間半。

こんな時に限って後ろの席にはアツアツカップル。
9月だと夏休み中の学生やブライダル系が来る。
なんか飛行機あるいは
沖縄が初めてっぽい感じで、それは違うぞとツッコミを
入れたいような事を相手にいろいろ囁いてるのが
(特に男性のほう)
嫌でも耳に入ってますます落ち着かない。

だからこそ、那覇空港に無事に着陸しただけで
無性にうれしかった。

しかもとりあえず東京よりはフクイチ由来の
セシウムだなんだとそこらの落葉や土の心配をしなくていい(筈)
の沖縄。嬉し過ぎる。
着いてすぐに空港内でソーキそばを食べたくなるのをガマンして
レンタカー屋に行く。

過ごしやすい涼しく適度に陰った天気よりも、
暑いほうが到着したお客が嬉しくなるというのが
沖縄のそれっぽいところ。

何度も行っていても、やっぱり曇っているより
天気のほうが、空港からすぐの海もきれいに見えて
観光客にとっては嬉しい。

まあ、でも、やっぱり暑い、ですが。


全然沖縄の話に至って無いけど
これから続きます。

別窓 | 日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| かはづ草紙 |