玉川上水沿いのジャングルからの徒然なひとりごと

トルコのクノール

2013-09-22 Sun 12:58

先月の事だが、トルコでタイル作家をやっている
邦人のK嬢からトルコ土産をいただいた。

「もしかしてクノール?」

と思ったら期待を裏切らない内容でした。

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ほうら、クノールスープの元だよ〜

なんだよスープの粉末かよなどと侮ってはいけない。
トルコでもポピュラーなこのスープの素、
実に様々な種類があるようで、味も日本にはない
独特の風味がまた美味しいのだ。
この味を求める人が多いのか、販売しているサイト発見。
どれもおいしそう…→トルコ生活雑貨店

写真の真ん中、スープの素が2種類と、
右端がキョフテという日本でいえばハンバーグみたいな
料理用のスパイスミックス、左端が板状のヌガー、そして、下に敷いてあるのは
どうみてもランチョンマットだが、これがお風呂で使うタオルなんだそうだ。

何かの間違いじゃないかと思って一応メール確認してみた。

ワタクシ「フサついてて生地硬いんだけど…くどいけどランチョンマットじゃないのコレ」
K嬢「そのランチョンマットみたいなのがタオルなんです」

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どうみてもいわゆるタオルとは違う、しっかりした生地です。

…いや、全部広げてみるとランチョンマットというよりは
テーブルセンターというくらいのボリュームがある。
自分の腰に回してみるとおへその上からヒザのちょっと上くらい迄の
長さがあるのだが、落っこちないようにしっかり固定できるかといえば
まんべんなく隠すために布地を重ねるには難しいくらいの長さ。
あくまで体を洗ったり拭いたりするためのタオルで
あちらのふくよかな女性には、腰周りに巻くということはできそうにない。

面白いから今のタオルがボロになったらこっちにかえてみよう。

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で、???だったのがこちら。
なんのポケット?と思ったら垢擦りでした。
なるほど。フシギな織になっていて、確かに垢擦り効果が
ありそうな生地。このヒモがなんともおかしい。
ループにはなっていないところが…
乾かす時に吊るすためかなあでも使う時に
なんか邪魔な気がするんだけど自分でいい長さに調節して結ぶのかな。

クノールスープの素の商品名を翻訳サイトで翻訳してみたら
白い方は「ラビオリ」でもう1つは「野菜の庭園」
…まあ、意味はわかります。

ラビオリのほうはヨーグルト風味で、わりかしとろみが出て来る。
確かに乾燥ラビオリらしきものがコロコロと入っているから
面倒でもポットのお湯で3分とかじゃなくて
ちゃんと鍋でしばらく温める必要がある。おそらくミントが
入っているのだろう、向こうの味でおいしかった。
「庭園」のほうは、いろんな野菜とひよこ豆が入っていたが
わりとあっさりしていたので、モロヘイヤスープに
混ぜてみたら、これがまたおそろしく合った。

家にあるスパイスを使っても案外何かが足りないという
物足りないエスニック味になることがあるが、
インスタントのコレをひとふりするととたんに
美味しくなってしまうのがなんともいえない。

左端の板状のヌガーは、刻みナッツが入っていて、
これは珍しくまったくスパイスの風味がしなかった。
甘いものはとことん甘いトルコのお菓子とは思えない
(失礼)あっさり薄味。これは多分日本のお年寄りも
警戒心無く食べられる味だ。入れ歯にひっつくだろうけど。

最後のキョフテスパイスミックス。
これが楽しみなのだが、まだ材料のお肉を買っていないので
試していない。
これを使った先輩が「ばかウマだった」と言っていたから
ものすごく楽しみなんだが。
パキスタンではコフタとかそんな名前でドコに行っても
メニューにあって、はずれなしのおいしい料理だった。
日本でも食べたいけど案外無いのだこれが。
あ、キョフテを食べる時のためにスープの素を少し残しておくんだった。
もう全部使ってしまったよ…

というわけで、食欲の秋を遠いトルコへほんの少し思いを馳せつつ
楽しんでおります。
Kさんありがとう。


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お月見

2013-09-20 Fri 20:07

日中は日射しがとても強いが
空気は日本海がすぐ近くのここでも晴天続きで乾いて
朝窓を開けると毎日が秋の運動会日和。
田んぼも次々刈り取られていって、どんどん秋に
バトンタッチしていっているのを感じる。

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近所の田んぼは8月末に刈り取ってました。

あれほど灼熱地獄で、秋はよ
と思っていたが毎度夏から秋になるこの頃は
なんとなく寂しい感じがする。まったく勝手なんだが。

満月だった昨日は出かける家人に
「月見だんごみたいなのがあったら買って来て」と頼み、
夕食はベランダから月を見ながら
秋っぽいものを食べるかと
一本10円セールの小サツマイモと貰い物のむかごを
入れてご飯を炊いてみる。

秋になるとなんとなく焼き魚にしたくなる。
それと、カボス。これがないと。

もちろんスダチでもヘベすでも橙でもいいのだが
こっちではポピュラーなのがカボスであって、
東京ではありえない価格で(規格外の小ぶりだけど)
売られているので、常備してすぐ使えるのがうれしい。

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ぎゅっと入って¥100。袋手前は普通の食用みかん。

名月から脱線するが、さすがみかん山があちこちにあるためか
ここらへんでは青切りみかんを売っている。
カボスのように料理その他に使うということだ。
みかんだから酸っぱさがキツくないので
子供にも向いている、と店に書いてあったが、
実際使ってみると殆どこのまま食べられる勢いの
甘酸っぱい味で、焼き魚よりも焼酎やジン、ジュースに
使うほうがいい感じがした。

というわけでおススメなのが、青切りみかんを
3個分絞って味をつけたモロヘイヤスープ。
トマトジュースやトマト缶が無い時に酸っぱい味を
つけたい時に。
甘さも加わるから、エスニックな味のものにすごく合う。
ベトナムのカインチューアという魚とパイナップルが入った
甘酸っぱいスープが美味しかったけど、あれを彷彿させる味になる。

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みかんだから皮が薄くて絞りやすいよ。

さてお月見の夕食用の魚も焼き上がりいただきます。

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なんかすごく、秋な和食になりました。

しかし食卓から外が見えても、月はその時間にはその高さからは
見えないのだった。

しょうがない、ゴミ出しの時にでも見に行くか
というわけで、家人が買って来てくれた
月見だんごならぬ祖谷くずまんじゅうをいただく。

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はじめて見ます。外の葛がおいしくて、皮だけでもいいなあと思った…

乱視が入っているからくっきりした満月もなんとなく
ぶれて見えるのが悲しいところだが、
高くあがった月があまり明るいので
月の周囲は星が見えないほどの月夜。

たまに静かに月を見るのもいいものです。
あきらかに花よりだんごなんだけど。

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未知の(自分には)魚を食べる楽しみ

2013-09-17 Tue 17:54

身内が言うには昔あったいい魚は最近築地へ行ってしまうのか
こっちでは見ないこともあるというが
漁港やお魚センターへ歩いて行けるこの場所では
なんだかはじめて聞くんだけど…という名前の魚が
安売りスーパー鮮魚部に並ぶ。
しかも時期もあってなんとなく南国的な趣きのある魚が多いのを感じる。

なんかちょっとブダイみたいな魚だなあと思ったら
ハトダイと書いてあって聞いた事なかったのだが
すごく大きくて、あんまり大きいと大味なのでは
それ以前に小人数世帯ではちょっと手が出なかった。
調べたら「イラ」という魚らしい。
…イラという魚さえ知りませんでした。

すっかり魚の名前に疎くなってしまって情けないが
産直の店ではいちいち魚の名前の札を出してなかったりするから
(?)と思うものがいろいろ置いてある。

「コロ鯛」という黒い大きな魚を
敬老の日ということもあって産直のお店で
丸で買ったのだが、大きいから3枚におろしてもらえばよかったのを
うっかり2枚にしてもらい、しかも頭付き状態だったから
持って行ったはいいが冷蔵庫に横にしてギリギリ、
魚の自重でトレイの真ん中が折れそうな大きさだった。

で、タイの仲間だけあって骨の頑丈さはとんでもなく、
背びれときたら姉が出刃包丁で切った先が飛ぶと突き刺さるのでは
と恐怖する太さ。
刺身にするまでの解体が大変な力作業で、
悪戦苦闘する姉の横で見ているだけの自分は
ほうほう、そうやって解体すんのねナルホドと
高みの見物。

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で、刺身と焼きものとお汁と、ちょっと余ったのは煮付け、
刺身のひいた皮は湯引きして酢の物に。
4人分で余るくらいの量。

刺身はうっすらピンク色であっさりしているが
後味に旨味があっておいしい。
身はあっさりしているけど皮がこってりしていて
しかも大きいサイズだったが皮は湯引きしても硬くならず
むしろサイズの割に薄く柔らかい皮だった。

尾の方の黒い斑点が目立つこのコロ鯛は
稚魚にウリ坊のような縞があるのを和歌山の言葉で
ウリ坊を「コロ」ということからこの名だと紹介しているサイトが
あったが、魚の名前は地域でも違うし似た名や出世魚など色々あって
ほんとにわかりづらい。

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別の近所のスーパーでワタ処理済みの近海赤ムツが安かったので
実に久々に煮付けにしてみたら
これがまたヒットだった。

ムツは弁当のオカズにも入るくらいポピュラーだが
(あれはメロらしいけど…ええいまぎらわしい
赤ムツはどうもそんなにいつも見るもんでもないらしい。
だからか高級魚とされつつあるとか、え?そうなの
今日知った。
しかも赤ムツなら煮付けもいいが焼くほうがいい
白身のトロとまで言われると書いてあって…
今度見つけたら焼きますか。
知らないのが幸せだったのかどうなのか。
煮付けも十二分に美味しかったですが。

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朝食べるのが定石とされてるけどおきゅうとをそえて。

そんな、「なんだか食べた事ないけど試してみよう」な魚に
事欠かなそうなこの場所だが、
スーパーでこんなもの発見。

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いろんな意味で異彩を放っていました。

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電車とメガネ系男子もミックスするっての、(しかし鉄道というより
なんか執事系のニオイを感じる)
ちょっと欲張りな気もしますが
たとえ材料がポピュラーであっても「サバ味噌」「梅煮」とかじゃない味付けが
このキャラクターイラストのイメージなんですかね〜

同じ男性キャラならばワタクシならもっとこう…
『ボ○ムズ「ダボフィッシュ・バララント風ソテー」』とかのほうが
ひかれるかなあ。全くマーケティング対象は変わりますが。
(ボト○ズファンにしか意味不明でした)

これはこれで、産直のお店では買えなさそうという意味で
バラエティとしてはアリだと思います。
買いたいとは思えないけど。

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鳥料理店の数日本一

2013-09-04 Wed 20:00

8/27のDIMEのネットニュースで見かけたのだが
NTTタウンページ株式会社のデータとして、
「鳥料理店」が日本一多い都道府県は福岡県だという。
10万人当たり鳥料理店・焼き鳥店の合計店数が
福岡は30.40。
2位:佐賀(24.79)
3位:宮崎(23.98)
4位:長崎(21.16)
5位:徳島(21.13)

上位4県が軒並み九州圏なのが特徴的だが、
上位3県は2004年以来不動なのだそうだ。

逆に少ないのは
47位:岐阜(4.85)
46位:秋田(5.74)
45位:岩手(6.52)

なんとなく寒いところですねえ。
きりたんぽ鍋って鶏入れないんだっけ?
マイタケと鶏の鍋のイメージが勝手に東北にはあるんだけど
そうはいっても季節のものだしそうそう鍋メニューだけで
消費もしないか。
岐阜は愛知文化圏で手羽先食べそうなイメージがあったのだが。

で、この「福岡に鳥料理店が多い」というのは、
このニュースのタイトル「鳥料理店が日本一多い都道府県は?」
というのを見た瞬間に、もしかして…と思ったくらい実感がある。
たった2ヶ月ちょっとこっちにいる間に、それはすごーく感じる。

概して、こっちはお肉系の店が目に付く。

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おにぎり弁当にもとりめし。そしておかずは唐揚げ。

こっちの唐揚げはうまい!というのをブログの記事にしようと
思っていたところだったし、伝統的に水炊きや炭火焼といった
料理もあるが、普通にスーパーに行くと皮や首の美味しい所を
集めたパックを売っているし、東京とは明らかに違う趣向がある。
料理屋がどうこうというより家庭で普通に消費されている基礎的な部分で
やはり鶏が多いというのを感じるのだ。

それと、ひそかに鶏摂取量をかさ上げさせているメニューに
こちらの名物、「とりめし」があるのではないかと思う。

うどん屋(ソバ屋ではなくこっちではうどん屋)に入ると
どこでもおにぎりがあるが、こっちではたいていそのおにぎりが
とりめしになっている。
もちろん白米の普通のおにぎりも両方用意されている所も多いが、
スーパーの総菜コーナーにはかならずとりめしが並ぶ。
これは福岡だけではなく九州内にはポピュラーな
ソウルフードではないかと。

近所でも唐揚げ専門店と、唐揚げメニューが豊富な弁当屋が
向かいで火花を散らしているし、鶏に限らずもつ焼きだの
食べ放題焼き肉だの、肉肉しいお店(しかも庶民的お値段)が
車で10分圏内にやたらと目に付く。

近所を歩いただけでも、タウンページの
「10万人当たり30店」ではなく
「半径2キロあたり」の間違いではと思うくらい、
肉っぽいお店が思い当たる。

年間出荷量でも肉用若鶏はトップが宮崎、2位が鹿児島の
南九州で、ここは他の食肉の出荷も盛んなので
近場に巨大な供給地があるというのも理由なのだろう。

なお、タウンページによると「焼き鳥店」はこの10年で20%減少し
「鳥料理店」は逆に30%増えているという。
このあたりは海が近いから「活魚料理」と看板をあげている店が多いが
そういう店でも「地鶏鍋」「炭火焼」と同時に看板にはある。
こういうお店も「鳥料理店」にカウントされているのだろうか。
そこらへんがちょっと不明瞭ではある。


一世を風靡した感のある「タ○タ食堂」で
<余分な脂肪をとらない三箇条>のトップに
「鶏の皮は取る」とあるのを体重計コーナーのpopで見たが
取ったあとはどうするのだろう…
確かに脂あるけど…
皮と肉の間にある脂は取りゃいいし、皮自体は茹でればまた脂落ちる。
何よりお肉以上に美味しいのが皮と思っている自分には
いくらヘルシーと言われようが皮無しの鶏は皮無しのラッキョと
同じ事だ。

というわけで「TV放映のためサバ水煮缶品薄で申し訳ありません」
というスーパーの貼り紙を横目に、こってり鳥皮を買い求め
ポン酢醤油でいただいてる正しい福岡県民です。

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