2015-01

海の側でスモークチーズ

焼却場が近かったからか、近所の畑で落葉を燃やすからなのか
土の香り+なんとなくいつもスモーキーな
乾燥した東京・小平市から福岡の海近くに引っ越して
1年半が経った。

小平では年に1、2回庭でスモークチーズを作った。
なんとなく秋から冬の時期に作りたくなってたのは
温かい洋酒に合うからなのかもしれない。

日本海側気候で冬場は曇ったり雪がちらついたりする
福岡ではスモークチーズを作る機会を逃していたが、
晴れた先週末、近所の海に行って久々にスモークチーズを
作ることにした。

海じゃなくてもいいのだが、なにせ賃貸マンションのベランダで
やるわけにもいかない。
結構煙が出るし、薫製臭によそ様のペットが吠えたら大変だ。
その点開けた場所なら文句は出ないだろうし、寒い冬場の海なら
何か咎めに来る人もそうそういないだろうと判断。
(一応、浜はバーベキュー等火気厳禁なので)

10年くらい経つ、すっかりいい匂いが染み付いた
超簡単お手製スモークマシンを車に積んで、買っておいたプロセスチーズや
トングなどなどを持って出かける。

最初は夏の間海水浴場となる海岸に出たが、
あまりの潮風の強さにスモークマシンがひっくり返りそうだし
何よりそこで番をするのが無理そう、とヨットハーバーの
あたりで場所を物色。

風が直截当たらないベンチのある植え込みのあたりにマシンを置き、
網を入れてチーズを並べる。
そして着火した薫製用ウッドを入れ、フタをし、重しをする。

これで用意は終わり。
あとは2時間くらいひたすら待つだけ。

150117_1344.jpg
段ボールの隙間から煙が漏れて来るのでフタと重し。
矢印の窓から空き缶に入れたスモークウッドを入れます。空き段ボールと針金で作ったスモークマシン。


海岸は飛ばされそうに風がきていたのに、
ちょっと場所を変えると殆ど風は来ず、太陽を背にすると
背中が暑いくらいにぽかぽかしてくる。
もう12月から早い所では水仙が咲き始めてたが
1月に入るともう完全にどこでもその花を見るようになった。
なにせ12月から菜花やカラスノエンドウが咲いているのだから
今更驚かないが、今の時期は人が乗っても崩れず昼間も溶けない
強力な霜柱が立っていた小平を思うと、地域差を感じる。

150117_1357.jpg
日射しはあるんだけど何せ風があるので…まさにこの日、恒例の福岡地区の8大学の
水泳部の新成人が赤フン着用で寒中水泳にここの浜に来ているのだった。寒かろ〜…


いつもは釣り糸を垂れている人がちらほらいるこの場所も
今日は散歩の人以外は誰もいなかった。
風があるのですぐ目の前の海を見ればそれなりに
波頭がたっていて、テトラに飛沫があがるが
海の色はそれほど濁ってはおらず、
冬場の海と言わなければわからないようなきれいな
青緑色をしていた。

150117_1412.jpg
見えにくいけど、「カイジ」に出て来るあの船の名前と
一緒の名前のボートがもやってありました。


150117_1358.jpg
冬とは思えないのはこの眺めもそうかも。

火気厳禁なのですぐ近くをせっせとお掃除している公園管理のおじさん達に
内心びくびくしながら、なんでもない風を装い太陽で温まった石のベンチに
座ったり海を見たりしながら2時間をやりすごし、火を消す。
落葉樹に囲まれた小平の家の庭での薫製作りとはまた違った開放感が
海の側にはあった。(くどいようだけど火気厳禁)

150117_1545.jpg
はい、開けます。いい香りがもわ〜ん。

2時間待ったわりに、出来たスモークチーズは
いつもよりライトスモークな色合いだった。
浜に比べれば直接吹き付ける風の威力は無いとはいえ、
やはり無風では無いので、スモークウッドの煙は速く
段ボールからスルーしていたのだろう。
いつもならもっと箱の上から煙が出るのに、
今回は下の方に開けた空気穴から煙が出ていた。
それに気付いた時点で、空気穴をいくつか塞ぐと
良かったのかもしれない。

150117_154.jpg

まあ、でも、上品な色づきのものもこれはこれでアリです。

ほんとはすぐに出来たものをしまわずに、
しばらくこのまま置くほうが色づきもよくなるのだが
そういうわけにもいかないので、さっさと店じまい。

家に持ち帰ったチーズはキッチンペーパーにひろげて乾燥。
その後ラップして冷蔵庫へ。

ただ2時間放置するだけで仕込みも不要、
手間と言えるようなものはかからないが、
それでもけぶくて寒い中待って作るのを考えると
バクバク食べてしまうのではなく、ちびちびとゆっくり楽しみたい。

てなわけで、週末の晩酌に1人ひとかけら、時には
1人半欠片でケチ臭く楽しむのがうれしい、
自家製スモークチーズなのでした。

150117_192.jpg
今回は24個作ったけど…いつも、もっと作ればよかった、と思ってしまう。
あ、これを更に厚さを薄切りに半分こしてスモークすれば表面積も増えていいのか。(しぶちん)
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地元野菜の七草粥

先週の話ですが。
家にある野菜が7種無さそうだったので
お手軽七草粥用野菜パックを物色していたら
地元農家コーナーに七草パックがあった。

150107_18.jpg

ホトケノザが春菊になってるが
パックによっては微妙に内容が違っていて
普通に白いカブと大根のものもあったのだが
その中でも赤い大根が入っているのが目をひいたので
それを購入。

150107_182.jpg
こんなに小さいのが嘘のように整った形してます

皮を剥くとせっかくの色が無くなりそうだし小さく柔らかい大根なので
皮付きのままスライスして使う。

煮ると色の鮮やかさはどうしても飛んでしまうが
それでも紅麹色素で色付けしたような暖かみのある赤い色は
まだ残っている。
丁度前の晩が鳥団子鍋だったのでそのお汁を使って
美味しい七草粥のできあがり。

150107_20.jpg
いただきますです。

この赤い大根とはまた色味が違うのだが、
他の店で買ったやはり地元野菜の大根がこれまた
初めて見るような赤で…

150106_.jpg
小ぶりだけど珍しいし¥100が嬉しいので速攻ゲット。

赤かぶやビーツの、ちょっとマゼンタや黒みを帯びた赤とは
完全に違う方向の赤色でびっくりした。
中から「カッ」と発色してる感じのまぶしい赤色。
一体地中の何を吸収したり遺伝子的にどういう作用で
こんな色が生まれるのか…自然というのは不思議だ。

150106_1.jpg
赤い上着と並んでも全然くすんで見えないおそるべし発色。
携帯写真でピンクがかってるけど実際はもう辺りをはらうような鮮烈な赤です


この赤い大根の料理はまた今度。





春遠からじどころか

2015年あけましておめでとうございます。

福岡の海の近くのここでは、昨12月中旬から既に
菜の花やタンポポが咲いております。
葉を見る限りいわゆるセイヨウナノハナとは違うようだけど
とりあえずアブラナ属の野菜だろうと…
とっくに地元のなばなが野菜屋に出てるのも頷ける。

141230_14.jpg
殆ど満開。冬来たりなば…という前に、もう春来ちゃってます。

元日の福岡は、冷たい風が吹く最高気温4度の
完全なる日本海側の冬の一日になるというのに。

更には、毎年5〜6月に咲く多肉の花が
どういうわけか秋終盤につぼみつけてると思ったら
冷え込みにもめげずじわじわ成長してもうすぐ咲きそうなんでして…
福岡の人はせっかちとは車の運転で思うこの頃なんですが
これはいくらなんでも早すぎないか。

141229_1114.jpg
ピンクの部分が花。もうすぐ開きそうだけどすごくスロー。

なんと11月の小春日和の日に鶯のホーホケキョを聞いてしまった…
何かの間違いなんだろうか?
まあ、寒い中春の風物を見るのは
なんとなく明るい気分になるのは確かです。

今年も宜しくお願いいたします。

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くろけろ

Author:くろけろ
ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

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