玉川上水沿いのジャングルからの徒然なひとりごと

季節の味!ソーメンのり

2016-05-29 Sun 18:06

この季節になると運が良ければお店で見られる「そうめんのり」。
今迄は、産直の店で少量出ているのを見ていたが、
近所のルミエール(安さで有名なスーパーです)の
鮮魚コーナーになかなか大きめのパックが積まれていたことに
今年になって気付いた。早速購入。ちなみに1パック¥280。

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ルミエールの1パックは、しっかり量があります。

見た目もずくに似ている。
実際太モズクとも呼ばれるらしいが、
地域によって海ソーメンともいうらしい。
海ソーメンってアメフラシの卵のことだと記憶していたが…
どっちもにゅるにゅるした形なのは同じ。

で、これは別にココだけの特産というわけでもなく
他の地域でも季節になれば採れる海藻のようだが、
「幻の」なんて呼ばれたりするのは、
確かな事がわかっておらずその年によって
収穫量にバラツキの有る季節品だかららしい。
もともとその地域内で消費されるものだったようで
そんなに商業ベースという物ではなかったのだろう。
(とはいえ養殖してる地域もあるとかないとか)

以前買った時は三杯酢であえてあり、ほんのちょっぴりで
わりかしいいお値段だった気がする。
ミルとモズクを足して2で割った食感で色は緑色だった。
海藻好きな自分にはおいしいと思えたし
ルミエールにパックが積んであるから今年は豊漁だったんだろうか。
今迄気付かなかっただけかもしれないが。

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うーん、イマイチ緑の鮮やかさが…温度がも少しだった?

沸かした熱湯をまわしがけ、あるいは沸騰した鍋に入れて
さっとゆがき、きれいな緑色にする。
この褐色から緑に変化する様はワカメ同様、
見ていて胸のすく思いがする。

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酢の物の翌日は、イサキのゴマ醤油丼に煮物、ソーメンのりのお味噌汁。

天ぷらにする食べ方もいいらしいが、
(そういや沖縄にもずく天ぷらあった)
我が家は揚物をしないので、まずはスタンダードに酢の物。
そしてお味噌汁、さらに残ったものは蕎麦と混ぜて出汁まわしがけ。

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蕎麦とそーめんのり。見た目ちょっとアレだけど、味はいいんだ本当なんだ…

沖縄でおいしかった、「モズクを麺にみたてて、
温かいだし汁に入れて食べるモズクヌードル」というのもおすすめ。
焼き海苔やネギ、ミョウガなどを加えるともっと美味しくなる。
モズクよりしっかりした食感で、長さもあるから、
ほんとに麺みたいなかんじで食べられる。
「何を食べても太る」とお困りの方は、
ご飯のかわりにこの「ソーメンのりヌードル」
おすすめです。おなかにたまりやすいし。

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この季節だけ、と思うと翌週ついまた買い足してしまった。しかも今度は2パック。
でも大丈夫、茹でて冷凍しておけます。
最初から冷凍すると茹でても緑になりにくいので
保存する時は茹でてから。
海の近くにお住まいの方は、今の季節の味を、お楽しみあれ。

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千鳥屋ってこんなにあったの

2016-05-20 Fri 19:30

千鳥饅頭といえば、薄甘い茶色い皮のてっぺんに
ぽん、と千鳥の焼き印を押してできあがりの映像が
CMですりこまれている。
駅にも饅頭の大きな写真の広告があるし、ウィーンの少年達の日本語の合唱の
CMでおなじみの、同じ千鳥屋のチロリアンとともに
福岡で知らない人はいない銘菓だ。

福岡の歴史有る菓子屋は飯塚等の北九州地域に拠点があった(ある)店が多い。
千鳥屋はおおもとは佐賀で、やはり飯塚で成功、拡張した。
それは昔炭坑や鉄産業で景気がよかった労働者が、その地域には多かったからで、
肉体労働で甘いものが食べたくなる→金ならあるぜヒャッハー
→当時は贅沢だった甘い菓子が売れる
→ヒャッハー甘いもんが売れるけん出店せんと→どんどん店も増える
…ということらしい。
炭坑労働というとどうもタコ部屋に詰め込まれ低賃金で働かされてる…
(ヤマや、労働者の国籍によってはそういう事もあり得ただろうが
というイメージがあるが、当時としては賃金は高く、
女性も男性と同賃金という破格の職だったという話を聞く。
だからか、金払いが良かったのだ。
実際「放浪記」で林芙美子が幼少期福岡にいた頃、
肉体労働者のためにアンパンやバナナを売り歩いていて、
これがよく売れた、という記述がある。

そんな千鳥屋、以前この系列のエルベドイツケーキの店を
探し歩いた記事を書いたが、(夢のエルベドイツケーキ←クリック。)このたび
「千鳥屋総本家が倒産」というニュースには驚かされた。

「えっチロリアンや千鳥饅頭が無くなるの?」
と思ってしまったが、倒産したのは兄弟で暖簾わけして
4つの別会社になったうちの、東京にある店らしい。

以下、青文字は産経の記事より。

千鳥饅頭総本舗「うちは大丈夫」 
破綻の「総本家」とは別会社

 東京の「千鳥屋総本家」が経営破綻したことで、福岡の老舗菓子店「千鳥饅頭(まんじゅう)総本舗」
(福岡市、原田浩司社長)が困っている。
別会社だが、商号が似ていることから、誤解が広がっているという。
原田氏は「菓子は縁起物でもあるのに、“倒産”のイメージがつきかねない」と懸念する。

 両社は、昭和2年に福岡県飯塚市に出店し、炭鉱労働者の人気を得た千鳥屋の流れをくむ。
原田ツユ社長時代に、東京や大阪に事業を拡大。その後、息子4人がそれぞれ、
のれん分けの形で会社を設立した。

 こうして、東京や福岡を含め、「千鳥」の名を持つ4社が誕生した。
「千鳥饅頭」「チロリアン」など、同じ名前の商品もあるが、経営は別だという。

 福岡の千鳥饅頭総本舗の原田氏は「ネット上では『チロリアンはもう買えなくなるのか』
と誤解する声もあった。まったくの別会社なので、こちらは大丈夫です。
これからもおいしいお菓子を作っていきます」と語った。

 東京の千鳥屋総本家は、原材料価格の高騰などで資金繰りが悪化し、東京地裁に16日、
民事再生法の適用を申請した。
負債総額は23億円で、神戸市の中古車販売会社の傘下に入り、再建を図るという。


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さてこれは何でしょう?

しかし、別会社なのに他でも同じ商品名のものを売ってるってのも、
なんだか不思議な話な気がするが。
このニュースを見た翌日、近所のモールにある千鳥饅頭の店を
おそるおそる覗いたら、普通に営業していてほっとした。
ちなみにそこは「千鳥屋本家」とあった。
そしてつい、懐かしのチロリアン缶が欲しくて買ってしまった。
いや、無くなったら困るとかそんなふうに思った訳では…断じて…

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ほんとに変わらない懐かしデザイン

この缶、大昔からデザインが変わっていない事も驚きだが、
缶を入れてあった外箱のなんと凝っていることか。
勿体無くて捨てられない。コマッタ
中に入ってたしおりに「チロルの深い峡谷に古くから住むバコバール族
一部に伝えられたお菓子を、近代的な風味に仕立てのがチロリアンです」
と書いてあった。
ば、バコバール族…なんかこう、チロル的語感をあまり感じないなあ
とても強そう。高原よりサバンナが似合いそう。

ちなみに今回倒産した東京の総本家以外の3社は、
「千鳥屋本家」が創業寛永7年 本店飯塚
「千鳥饅頭総本舗」が1997年創立博多呉服町に本店
「千鳥屋宗家」が大阪に本店
…こんなにあるって今の今迄知らなんだ。

それに飯塚の「本家」以外も「創業寛永7年」とうたっているから
ますますややこしい。千鳥屋自体の創業がそうなんだろうけど、
「宗家」は創立年サイトに書いて無いし。
しかも、街角にあるこの千鳥屋の路面店、本家も総本舗も
白壁に黒瓦のレトロで重厚な造りの似た様な外観なもんだから、
ますますわからん。
モール内の売り場以外に近所に路面店があるが、今度ちゃんと
店名をチェックしておこう。

ちなみに今日他3社のサイトをのぞいたら、「本家」と「宗家」には
「お知らせ」として”報じられた総本家とは関係ありません”という文言が
目立つところに何か切なくなるほどビシッと書いてあったけど、
「総本舗」には書いて無かった。大丈夫か。

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中にはいろんな味のクリームのチロリアンが。久しぶりに古いレコードでも聴きたくなる。
ってプレーヤーがもうありませんが。

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流行は繰り返す…のか?

2016-05-13 Fri 21:59

しばらくファッションのテイストが完全に80年代を
なぞってると思っていたが、ここ数年の帽子とコートでますますそう思う。
中折れハットの次はポークパイハットときた。
(なんかジェフ・ベック聴きたくなった…)

チェスターコートに黒のハットを幼稚園かぶりしてる様や
ケーブル編みのざっくりセーターなんて、80年代の記憶有りまくりの
自分にとっては甘酸っぱい半分、なんか気恥ずかしくなるが、
(しかしなんで帽子を園児かぶりするのか…これはカッコ悪いと思うんだが)
ファッション業界は30年スパンでの繰り返しとよく言われる事は
ホントだと思ってしまう。
素材、技術、細かなパターンにその時々で工夫はされても
大枠ではけっこう踏襲しているといいますか…
そのうちまた、ジャニタレがテカテカのオールインワンにバンダナ、
次にはローラースケートはいてぐるぐる回って踊り始めるかもしれない。
考えるだに恐ろしい。

…という長い前フリから唐突にシフトノブの話になる。
この前の連休にオート○ックスに寄った時、
「そういや昔あったあのシフトノブ、さすがに見ないよね」
という話をしながらシフトノブコーナーを見ると…
売ってました。水中花シフトノブ。マジか。

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なんかトラックのフサ飾りのついたアレとか
軽のアンテナによく付いてた黄色い玉とかが、
自分にとっては年代的にも類型的にも
タバコの包装で作る傘と同様、
この水中花シフトノブと同じニオイがする。
が、黄色い玉はアンテナストッパーとかいう名で
今はキャラ物が普通に売っているし、
(昭和のおじさん(髪はアイパー系がのぞましい)のヤニ臭さはそこには無い。)
水中花シフトノブも、実は復刻版が販売されていると知った。

当時の物には熱烈なコレクターがいらっしゃるようで
現行品とはクリア部分の形状が違ったりいろいろ細かな
違いについてこだわりがあるらしい。
人形が入ってるタイプがあったなんて知らなかった。

コレクターの方によると、バブルの頃には姿を消したというが
ファッションの業界と一緒で、車のパーツにも
数十年スパンで何か繰り返されるものがあるんだろうか…?
技術的な違いがありすぎるし、車に関してはそうも思えないのだが、
最近あまりにも踏み間違い事故が多いせいか
MT復活をのぞむ声がなんとなく増えているのを感じるし。

この写真のシフトノブはさすがに現行品なんだろうが、
お買い得処分品になっているところがちょっぴりしょっぱい。

自分の記憶の中の水中花シフトノブの中の花は、
なんかもうちょっと華やかでカッコいい姿だった気がするが
でも昔の製品写真を調べたら、多くはこれと同じ、
このなんともファンシーで控えめな、小さなカサカサした花だった。
うーん、そもそも、なぜ野郎の世界のトラックの人達が
このテイストを選んだのか…いろいろ謎だ。



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いきなりだんご復活

2016-05-07 Sat 19:14

という記事タイトルでどこの話かわかる人は
甘いもの好きか九州の人に違いない。

いきなりだんごは熊本の郷土菓子で、蒸した皮の中に
あんことサツマイモが入っている、素朴な味が身上のお菓子。
だんごというより大福のような見かけだが
熊本に限らずここ福岡でも、別にきちんと丸くしてあって串に刺してなくとも
お菓子でなくとも、麦粉を練って茹でたものは「だご」というので
まあそういうことなんだろう。
東京に出店してる店のより、本場のものはさつま芋の分量が
めちゃくちゃ多かったりする。

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これがいきなりだんごの断面。うっかり混入したくらいのゆかしいあんこです。

被災した熊本の益城町の菓子店が、まだ道路も完全ではないから
お客も少ないが、地元の味を、といきなりだんごの販売を
ゴールデンウィーク前に再開した、というニュースが出ていた。

贈答用のよそ行きのお菓子ではなく、どうかすれば家庭でも
作れてしまう、熊本県民のDNAに影響していそうな、
この「いきなりだんご」の販売が復活、というのは
久々に明るいニュースだし、元気付けられる方々も多いのではないかと思う。

時々寄るコープでは、被災地での家の片付けに雑巾が全然足りない、
という声を受けて、新品や中古のタオルを募っていた。
福岡市では、最初から熊本への援助物資の項目を絞っていた。

火山帯の上に住んでいる国、数々の災害で得た教訓をもとに
その場所で本当に求められるものは何か、を支援する側が考えるのは
確実に困っている人に届くかどうか、と同様に大切な事だと思う。

過去に被災した人のネットでの情報として、「好意は有り難いが要らないもの」で
「千羽鶴」「寄せ書き」「生鮮食品」といったものがあった。
千羽鶴って…まだあるのかそういうの。というのが正直な感想。
自分のイメージでは、千羽鶴は原爆ドームや、昔のニュースで
難病と闘うこどもの病床に全国から寄せられるもの…であって、
園児や児童が先生から言われて折ったり、お年寄りがチラシ等で
一生懸命作った、今の時代にあっては
「 生きている人には贈らないもの」という認識しかない。
なんというか、逆に悲しくなってしまうアイテム。いろいろ重た過ぎて。

今回の地震でも、道路が復旧しないうちから個人での支援物資送付の
申し出が沢山あり、運送業者側も対応出来ないとして、ヤ○トや郵便局窓口に
持ち込まれたそれらを断るのに、まず時間とエネルギーが割かれたと聞く。
仮に送れたとして、バラバラに個人から送られたそれらを、
避難所や役所その他受け入れ先で仕分けする事にまた時間と労力を割かれる。
やっと開けた段ボールに、シミだらけの古毛布や下着、千羽鶴に寄せ書きが
入っていたらどんな気持ちになるか。
送る側は自己満足とはやる気持ちを抑えて、今一度冷静に考えないといけない。
ここらへん、お年をある程度召した方のほうが、いろいろ短気に
「なんで送れんの?!せっかく用意したとに」とキレた人もいたんじゃないかと
なんとなく想像してしまう。

福岡に来て思ったのだが、車の運転が荒いというより粗い、雑だ。
数秒が待てず譲れないし、交差点で向かいの歩行者が信号待ちをしているのが
右折待ちの車から見えているのに、
青に変わってその人が横断歩道を渡り始める所にいきなり
車の方が先とばかり突っ込んで来る。
ウィンカー出さない車にこの3年でどれだけ遭遇したことか。
「待てしばし」が無い、と亡き母が父の事を形容していたが、
そういうよくワカラン勢いというか自己満足的突っ走りが
もしかして九州の人にはありがちなのかもしれない。

そんなだから、火山の多い九州、どこがどうなるかなんて
気象庁だって予言してくれないのだから、
過去の事例で支援の手段と効果の情報を、何がよりベターなのか
「待てしばし」で更新していけると、いいんじゃないかと思った。

それと、あのコワモテ政治家のプーチン閣下でさえ
「日本人は不思議だ。火山国なのになぜ原発を造るのか」と言ってるように
特に地震の無い国の人には危なっかしくて理解不能だろう。
こういう話が出ると、「どこそこの火山はこれが通常運転」
「地元民は慣れている」という声が出るが、慣れてるのは
確かかもしれないが、今度の地震だって未知の活断層が…などと
後から言っていたように、何がどうなるなんて何かが起こった後では
誰も何の責任も実質的にとってくれない。
いつも見る火山の噴火に慣れていても、
原発の目に見える異常に慣れているわけではあるまい。
なんかそこがいつもおかしな論理だなと思えて仕方無い。
基本、過去原発を過疎地に引っ張って来た人が
どんな考えだったのか、知った方がいいと思う。
「原発で、生まれて来る子がカ○ワになっても…」←クリック
なお、この発言をしたこの市長(当時)は既にお亡くなりになったらしいが、
なんとあの「パンティ泥棒大臣」のお父上。なんつーか、まあ。

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ちなみにこれ、いきなりだんごの中でもかなり芋率の割合が高いと思います…すっごい縦長。
あんこがそんな好きじゃない自分にはうれしいけど。
立てた姿がなんかドロンパ。

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