2016-12

日本だと思う所

物を買うと100円ちょっとのお菓子だろうと
そのパッケージの出来の良さに日本だよなあと思う。
イギリスで90年代に買ったものが入れられてた厚手のビニール袋は
買い物帰りに既に青い色があちこち剥がれていて、見たらビニール表面に
塗料で青色が付けられていた。
ワンポイント印刷ならともかく、袋全体に濃い色がついている場合、
普通はこういう着色方法では無いと思うのだが…
塗料の皮膜がポロポロ剥がれ落ちるなんて
日本の包装資材ではまず無い話だ。

チョコレートなどの紙箱ひとつとっても、開け易さはもちろん
開けた後のしまい方まで考えられてる日本のパッケージは
箱の紙質、印刷もそのクオリティに時に
「ここまで凝らなくても…」と思うわけだが
今年のクリスマスケーキを生協で買った時にも
また驚かされた。

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何やら文字が。

プラスチックの台座に乗ったケーキを切ろうとしたら、
そこにカットしやすいように凹になったゲージが。
1/4や1/8は切りやすくても、奇数、1/6は
切りにくい。それ用の目安が刻印してある細やかさ。
凹になっているので、ナイフの先を滑らせやすい。ううむ。

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なんかクリスマスケーキっぽくないのはロウソクのせいか?

これにのっとって1/6に切ってみた所
たしかにとっても切りやすい。
これを保管しておいて、今後カット専用皿にしたら
いいんじゃないかと思うくらいだ。
「神は細部に宿る」ならぬ「日本は細部に宿る」のかもしれない。

ちなみにこれが全景です。
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そしてまた今年も「もう?」と思うタイミングで気付けば年末。
すでに日当りの良い場所では菜の花がちらほら見える福岡。
暖かい年明けになりそうですが、皆様どうぞよいお年を。

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暖かい冬至

今年の福岡は珍しく夏場に雨が少なくて
日本海側気候なのに冬も乾燥していたりする。
部屋の湿度計が40%切っていて、まるで関東。
もっとも、正月の餅に数時間でヒビが入る事は無いだろう。

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右の落葉した桜の枝が無ければ、まさか12月の空って思わない。

そしてやっと冬らしく最高気温が10度下回ったと思ったら
またもやまさかの20度超えの日がぶり返す。
外の空気はもう春の香りがする日もある。
実際、道端に青々とカラスノエンドウやスギナが
茂っているのだが、さすがに花は…と思ってたら
カラスノエンドウの花が咲いてたのには驚き。

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だいたい、こっちのスギナもおかしい。
普通ツクシが出て、スギナはその後出て来るものなのに
なんで11月からスギナだけがもりもり生えてるのか。
それでもって、年末から1月にかけての冷え込みで一度
そのモリモリスギナは枯れてしまい、
春先ツクシの後また出る。
つまりスギナの二期作が結構そこらで見られる。
2度も出て来て疲れないのかと心配してしまう。

常緑樹ならともかく、落葉系のものは
この暖かい土地ではちゃんと冷えないまま春になって、
生体時計がおかしくなるんじゃないか。
ちゃんと寝れてないのでは…

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まあそんな心配をよそに、ホトケノザは盛大にコロニー作って
年内から咲きまくってるし、オオイヌノフグリもちらほら咲いてる。
なにせつい2週間前まで、住宅の庭先にホウセンカが
元気に咲いていたくらいなのだ。

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ホトケノザです

で、冬至の昨日もまた暖かく、なんだか生温いくらいで
自転車移動すると暑いくらい。
全然冬至じゃない。
だからカボチャを炊いたり柚子を使ってほっこり鍋のタレに
という感じがしないけれども、やはりやんないと
なんとなく気持ち悪い。
柚子はユズ胡椒でいいんじゃないかと思ったけど
香り付けに買ってしまった。

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冬至の夜は豚バラと白菜の鍋(ポン酢たれに柚子入り)にカボチャと厚揚げの煮物に柚子皮。
はっきり言って食べてる間夜でも暖房いらない。それにしても中里隆さんの片口、すっかり欠けてきたなあ…


冬至当日の朝7時はこんな感じ
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そして夕方5時。なんか冬至なのに数日前より明るくなった気がする。
曇りで光がまわってそう見えるのかな
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ちなみに冬至翌日の22日の方が、台風のような吹き降りで
暗かった。天気に大きく左右される…
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まだ冬という、もっと言えばクリスマス、年末なんていう感じが
全然しない暖かい冬だが、冬の実感が薄いうちに冬至が終わって
春に近づいていくという謎。
でも、福岡は、冬至の後のほうがむしろ朝が暗くなるというのも、もっと謎。

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だって12月だというのにクワズイモがこんなに…冬はどこへいった

なんという粘り強さ

もう12月とは。早い。早過ぎる。
「もんじゅ」廃炉にしつつ、平行して10年は研究をどうのこうの、
というニュースを見た翌日、すぐに出てたこのニュース。

もんじゅの検証ないまま後継炉を開発へ 
2018年めどに工程表
(朝日新聞デジタル 2016 11/30)

もんじゅ後継炉、開発推進へ 政府、10年で基本設計

 政府は30日、廃炉を検討中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)
に代わる「高速実証炉」の開発方針を示した。
フランスなど海外との協力や、もんじゅなどの国内施設を活用し、
今後10年程度で基本的設計を固める。
国費1兆円超を費やしたもんじゅの検証がないまま、開発が進められる。

 文部科学省と経済産業省が同日、開発方針の骨子案を、
政府の「高速炉開発会議」(議長・世耕弘成経産相)に示した。
政府は年内にも、こうした基本方針を原子力関係閣僚会議で決め、
2018年をめどに開発に向けた具体的な工程表をつくる。

 骨子案では、原発から出る使用済み核燃料を再処理して利用するという
「核燃料サイクル」を推進する方針を再確認。
「世界最高レベルの高速炉の開発、実用化」を国家目標に掲げた。

 高速炉開発は実験炉、原型炉、実証炉と進み、商用炉で実用化となる。
骨子案は、原型炉もんじゅの後継となる実証炉開発を「最重要」と強調。
そのうえで、フランスの次世代高速実証炉「ASTRID(アストリッド)」
など海外施設と連携する方針を明記し、今後10年程度をかけて
「基本的設計思想と開発体制を固めていく」とした。
新たな実証炉は国内に設置する方針だが、
具体的な場所などの言及はなかった。


あれだけやいのやいの言われて、しぶしぶ廃炉にしましゅ…
となった「もんじゅ」、関係者はただでは起きないというか
おそろしい粘り強さというか…もはや不死鳥。
(文殊菩薩にも不死鳥にも申し訳ない)

こんなものを造ってもらうために税金払ってるんじゃないですけど。
壮大な失敗だったわけですよね?もんじゅは。
それの原因も責任もなーんにも問われないまま、のうのうと。
そこまでしてプルトニウム確保したいんかい、という感じですが。
結局廃炉にするといって安心させるのも目くらまし、アリバイでしかなく、
10年かけて技術研究ってのも、一体なんの研究なのか。
結局コレの事なんかい。
フランスも、農業国で観光国でありながら、原子力産業に関しては非常に、黒い。
そこと協力して一体ナニを生きながらえさせようとしているのか。

自民党支持者はナニかと自民は現実路線とアゲるが、
これのどこがそうなのか。
なにせ経産省幹部がこんな「理由」を言うんだから。
↓これのどこが理由説明なんだ?余りに詩的すぎて、
↓自民支持者が冷笑する「オカルト」でしかないと思うんだが…

「核燃料サイクルをやめれば、『パンドラの箱』が開いてしまう。
高速炉開発を続ける意思を示す計画は、箱を封印する『お札』
のようなものだ」

経済産業省幹部は、核燃サイクルと高速炉開発の旗を降ろせない理由を説明する。
(朝日新聞より)
ちなみにワタクシ、朝日新聞支持者でもなんでもないです。ただ引用しただけ。
産経や読売がこのニュースをもっと大きく扱えばいいのではと。
ASKAなどどうでもいいから、昨日出てた「汚染水を10人被ったけど、
被曝してないよ」の詳細続報もちゃんと扱えと言いたい。

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川沿いのススキがふわっふわです。

そして最後に書いてある一文がまた例によって例のごとし。
「具体的な場所などの言及はなかった。」
そりゃそうでしょう。
絶対、ギリギリ迄言わないですよ、こういうの。
廃プラだってそうだったんだから。
万が一一般人の目にふれるような広報でも、
普通じゃわからないような表現でしか載せない。
こういうところは、もうマンガか、と思う程
コスく、確実に彼等独自の文法で対処するのを忘れない。

こういうことに、「お金もらえるなら」「安全保障」と、
原発事故の後にヤバいものの処分場予定地候補の噂になってた
大隅半島が名乗り出ない事を祈る。
というか、どこだってこんなワケの分からない、危険で、
見通しの立ちづらいものを建てちゃ、だめでしょう。
誰だって、これに安全です、と言える人はいないんだから
「安全を保証してくれるんなら」なんて甘い考えで
立候補する自治体が出なきゃいいが。
無風で何選もされてる地方の首長がいる所はいかにもやばいけど、
いろいろ言ってて結局再稼働OKしちゃう知事もいることだし
わけわからん。

なんというか、普通に何ものにも汚されてない空気や水を
普通に味わえなくなるかもしれない物を自ら造り出そうって
不幸な事なんじゃないかと思う訳ですが。
(すでに汚れてるけどね)

161128_1.jpg
吹きすさぶ風に綿毛が広がって、ますますワタっぽく。

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Author:くろけろ
ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

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