2017-09

果物で季節を知る

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秋の実りの時期になりました。とっくに新米出ています。これは9月頭のたんぼ。

東京にいた時は果物といえば秋青森からトラックで売りに来る
おじさんのリンゴか、冬場のみかん、それから年中あるバナナで、
店で果物を買う事はそれほど頻繁では無かった気がする。

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7月が旬の実家のブルーベリー。潰れたものやシーズン終わりのものは、
さっと煮て砂糖を加え簡単コンポート。生の実はまた来年。


福岡にUターンして、「こんなに福岡で果物作ってたの?」と
日々の買い物で思うし、季節の移り変わりは地元の果物ですぐわかる。
従来の福岡名産の果物で思い付くものといえば、
杷木の柿や田主丸(たぬしまる)のブドウ、とよのかイチゴ。
(最近は品種開発競争が激化して、とよのか以外が主流)

あと…えーと…みかんもそこらへんにみかん山あるし、
冬場の柑橘は前から豊富。

しかしそれ以外にも実に多種の果物が地元や近隣自治体で
栽培されていると知った。昔から、というより農家の生き残りで
そうなっているのではないかという気もするのだが、
果物に限らずなかなか珍しい作物を見かけるのだ。

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下のチクビみたいなのはどにでも生えてるヤマイチジク。雄雌でハズレの実がはっきりしている。
さすがにコレがお店に並ぶことは産直の店でも見た事ない…かなあ。
ちなみに上のツルはヘクソカズラ、またの名をヤイトバナ。かわいいのにこの名。


例えば、ズッキーニや空芯菜、バジルにソバの芽はすっかり定着。
珍しいカボチャやマコモタケ、ハスイモ(これは実は歴史ある作物)
四角豆におかわかめ、といったマイナーな野菜が地元野菜の店に
並ぶ。ニンニクの種類が多く、農家手製の黒ニンニクも沢山。
スーパーに入れる程の量は作っていなかったり
あるいは試験的に栽培をスタートしている作物なのかもしれないが
それらが1袋¥100などで味わえるのはうれしい。

南国の果物の筈のグアバやポポー、マンゴーにすもも系など
果物も(コレなんだろう?)と思うものや、
逆に個人の庭に生えてるのを収穫したような
小ぶりな枇杷があったりする。
サイズなどに規定がうるさくない産直のお店は時々面白いものがある。

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緑の西洋いちじく品種名「バナーネ」「バナナみたいにねっとり」とお店のPOPに書いてあった。

こっちに来て美味しさに目覚めたのはいちじく。
…というのは以前も書いたが、毎年夏が終わりに近づくと
瓜やスモモ類の次に出て来るコレが楽しみになってしまった。

有名品種のとよみつ姫のハズレの無さもいいが、好みは西洋いちじく。
あまり数が出なくてちょっと割高なんだが、
緑の皮に毛が無いので剥かずに食べられるし、皮のねっとり感は
日本いちじくとまた違って、生ハム類と異常に合うのでお試し下さい。
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豆腐にオリーブスライスのせてオリーブオイルと塩コショウふっただけでおいしくオツなものになります

無農薬のブドウなんてめずらしい。ひなひなとしたツルが
お皿に盛った時に逆にシャレおつな感じすらする。
巨峰と比べると小ぶりだけど味はブドウ特有の香りと味が濃くて
ついリピート購入。お値段もお安いのが信じられない。

ブドウやいちじくはどういうわけかこの手のおかずに添えると
やけにスタイリッシュに見える(ような気がする)
切っただけでOK、洋風のおかずに添えるだけでいい感じになる
便利な果物なので助かる。スダチなんぞをかけると更にいちじくサイコーです。

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右は姉からのお土産、まさか9月に桃を食べるなんて(岡山産、大きかった!)

時々高級さくらんぼの佐藤錦が盗まれたりしているが
台湾の観光客が日本の桃を「大きくて美味しい、高いけど記念だし」と
好んで買うように、たまにフンパツするものになっているのが日本の果物。
ルビーロマンなんて現時点では贈答用。
野菜や肉と違って嗜好品であって、たまにあれば、という存在では
そりゃ若年層の果物消費が伸び悩むのも当たり前。
多少難アリでも1個から買えて安い方がうれしいんだけど、
それは農家や流通には逆に手間が面倒なんだろうか?

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左巨峰、右が無農薬の名も無きぶどう。

こっちで果物の美味しさに目覚めたのは、産地からの距離もあると思った。
全国から美味しい物が発達した流通網で集まる東京、
今時の輸送手段では殆ど日数に違いは無さそうなものだが、
それでも、なにか、違う…とこちらに来て感じた。
素材の持つパワーみたいなものなのか何なのかよく判らないが。

その土地で採れたものをなるべく早くいただく、そして作ったら
すぐに食べる、という事が味にこんなにも違いをもたらすのか、という事に
中年になってようやく気付けた。魚は帰省の度味わって
わかってはいたけど、野菜や果物もこんなに違うとは…

だから福岡のがおいしい、というんじゃなくて産地が近ければ
どこだって本来こんなに美味しいという事なんだろう。
北海道の個人宿の野菜もめちゃくちゃ美味しかったし。
よく言われる事だけど実感すると、作ってくれてる農家にあらためて感謝デス。

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例の無農薬ブドウと巨峰。味がそれぞれ特徴的に違ってる。

なにより巨峰って、福岡が発祥って今年知ったよ。
どうりでデラウェアが少ないし、やけに巨峰の扱いが安いと思った。
もう青いレモンや柿も出て来てることだし、そろそろみかんも…と思ったら
早生みかんはもちろん、もう栗が出ていたのでした。秋だ…





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文明の利器でバジルソース

友人から「畑でバジルとナスと辛くない唐辛子とれたけんいらん?」
と連絡をもらって「全種くだされ」と返事。
夏野菜はシーズンにはどかどか実ってしまうので、産直の店でも生産者が
気の毒なくらいのお値段で巨大な苦瓜やナスが並んでいる。
ちょうどそんなシーズンのナスを買う直前で、いいタイミングだった。
そろそろ今年のナス粕漬けに着手しようと思ってたから。

この友人からはお手製のバジルソースというかペーストを
2度もいただいたことがあり、貰ってばかりで悪いなあと
2年ものの自家製ナスの粕漬けをおすそわけする。
すっかり漬かってストロングな味になっているので
好みがわかれるかもしれないが…と思っていたが
畑の主のお父様から評価をいただいたようなのでよかった。

そんでもって件のバジルはじめお野菜は、粕漬けにすると言ったため
怒濤の量のナスが来た。
小ナスは漬けやすそうなのでそのまま切らずに、他のナスは一部皮剥いて
半分にしたりして漬込む。

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え?こんなに?うひょ〜
(ちゃんと数えてないけどナスは20本くらいあった、と思う)


その前にバジルをソースにした。
実は実家から憧れの文明の利器、バ−ミックスを借りて来ていたのだ。
というのは家人が仕事で賞味期限が切れたばかりの松の実を大量に(1kg)
もらってきてしまい…
いまだかつてスーパーで一回小袋のを買った事しかない松の実が
まさかこんな大量に…
うれしいけど、どうすんのコレ。
魚を釣って来たお父さんに文句を言う奥さんの気持ち。

とりあえず冷凍したその松の実、松の実パンなんかも美味しそうだが
シーズン的にバジルがあるので、そうだ、今回は自分で作ってみよう、
と実家から借りて来たのが先月下旬。
初めて使う文明の利器の結構な危なっかしさに及び腰になりながら
家人に手伝ってもらってなんとかペーストに。

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冷凍しなかった少量のペーストはパンにつけた。生ニンニクなのでパンチあり。フレッシュで美味し過ぎる
隣にのぞいてるのはプチトマトと焼いた目玉焼き。



さて、今回友人からいただいたバジルは8月に作った時より多くて
ボウルからこんもり覗くくらいの量だったので、
数回に分けてバ−ミックスでペーストにしていく。

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洗うの大変。達成感。そして洗ったらすぐ調理しないと。

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ウィーン。音もうちょっと小さいといいよねえ。

松の実がかなり入っているのでオリーブオイルはやや控えめだが
料理の時にどうせオイルを使うから丁度いい。
松の実もこれでようやく1/3か1/4が減った…かな?

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トースターで焼いた松の実。

ペーストにしなかったバジルは、翌日の「夏野菜とひき肉のグラタン」
に添えたり炒め物にしたりで使い切り、1週間は煮物炒め物汁物とナスざんまいで
夏野菜の終わりかけを堪能したのだった。(ナスは秋野菜でもあるけど)

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夏野菜のグラタン(炒めたのに粉チーズ振っただけ)バジル添えでございます

確かにバ−ミックスは早い、けど温度が高くなるのと
電気コードが邪魔だなあ…ごついコードだからうねうねするし。
あと何に使うかにもよるけどはねたりするので慣れないと
予期せぬ所にオリーブオイルが飛び散ったりした。
鍋で調理中のものに突っ込んで使えるのは便利なんだろうけど。

調理器具で便利だと思って買ってホコリをかぶるものに
昔はジューサーやミキサーが挙げられてたが
バ−ミックスもどんな料理をどんな頻度で作るかによるし
人によってはすり鉢のほうがいい、と感じるかもしれない。
自分もすり鉢欲しいけど今は台所用品を増やしたくないのと
サイズに迷っていまだ持っていない。
バ−ミックスのような文明の利器とアナログすり鉢両方を持つのは
なんだかおそれ多い気もして、当分迷うと思う。

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ペーストです。確かにコツをつかめば簡単で早いんだけど。先っぽ洗うだけだし。

とりあえず、今おいしいバターナッツ(かぼちゃ)が出てるから
そのポタージュ作るってことで、まだ実家には返してないけど。
迷うなあ。でもコードがやっぱり邪魔だなあ。



サラサラ!パシーマキルトケット

今年もイマイチ梅雨にそんなに降らず(豪雨被害が有る一方降らない所は降らない…)
暑い夏で、渇水を心配したが
なんとか夏も終息に向かっているのか、このところ急に
朝晩が涼しくなって来た。

しかし秋の日射しは焼けるしジリジリと暑いので、
日中は相変わらずサングラスに日傘、UV手袋などの装備が欠かせない。

夏困るのが寝苦しさで、今迄ひんやり感触の特殊繊維のパッドとか
いろいろ試したが、結局普通に麻のシーツが一番気持ちいい気がする。
ついでに寝巻きのTシャツも、化繊がちょっとでも入っていると
なんとなく汗のまとわりつきが気持ち悪いと感じる様になり、
肌に直接触れるものはなるべく綿や麻などの天然繊維を選ぶ様になった。
夏の暑い時は、前よりやけに上半身に熱がこもるように感じるので
要はトシとったんだと思うが、実際以前より気温が高いのだろうから
なるたけ自衛したい。

で、麻のシーツを洗濯してる間の替えシーツで涼しいものはないかなと
探していたら、地元福岡の会社の
「パシーマ キルトケット」というものを見つけた。
夏に中綿入りのキルト?暑かろうもん。
と思ったのだが、使用感の評価の高さが気になり、購入。
この製品の売りは、医療用の脱脂綿を中綿に、表面にガーゼを使う事で
強力な吸水&発散作用を実現、夏の汗を瞬時に吸い取り表面ひんやりサラサラ、
なおかつ他のシーズンにも使えるという事。
洗濯機で洗えば洗う程吸水性と肌触りが良くなるという優れもの。

おまけとして同素材のハンカチが入っていたので試しに水をかけてみたら、
まったく水滴ができなかった。普通は未使用の布に水をかければ
表面に一度水が溜まり、その後吸って行くものだがあっという間に吸水して
水の染みもよく見えない程。これにはびっくり。

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使う前に一度水洗いして干してみたが、乾きも速い。
そしてそれから1ヶ月以上、シーツ&夏がけとして使ってみた感想。

ぐっすり眠れます。

いや、今迄も全然不眠じゃないが、とにかくサラサラ肌触りがいいし
汗でまとわりつかないし、タオルケットみたいにホコリが出にくい。
寝相が良いのか足の爪で引っ掛けるのか、数年使えばタオルケットは
ぴろぴろ糸が出て来てしまって、それがまた足にひっかかってますます…
という事がこれには無い。
一番暑い時期にはタンクトップが寝巻きの自分には、
その時期シーツとして使うにはちょっと暑く感じたが、(多分中綿効果)
同時期に長袖パジャマを着る家人には大変気持ち良かったらしく、
「これ、シーツと掛け布団でダブルで使いたい」
と大変お気に入りだったので、買った甲斐があった。

ちなみにこのキルトケット(シングル)は、掛け布団として、
あるいはシーツ両方に使えるように大きめのサイズになっている。
なので季節や好みでどちらにも使えて便利だ。
洗えば肌触りが良くなるが縮んで来るので、布団が分厚い人は
シーツとして使うには段々折り込む部分が少なくなってくるかもしれないが
もう少し厚みのある敷き専用パッドもあるようなので、厚みが欲しい時や
冬場に使うなら、そっちがいいのかもしれない。

製造元の会社のオンラインショップを見ると、すぐに売り切れたり
補充が繰り返されたりしていたのでなかなかに売れているのではと思う。
製造元が裸で寝て週一で洗うのを推奨しているのも
この素材と肌触りに自信があるからだろう。
ストレスフリーの感触なので赤ちゃん用のおくるみもあるのが納得。

涼しくなって来た朝晩でもサイズに余裕のあるこのケットなら安心だし
気温が下がれば今度は中綿が保温効果を発揮する。
さて、冬場はどのくらいまでこのケットを暖かく感じるか、
忘れてなければまたレポートしようと思う。

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ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人でしたが修羅の国に引っ越しましたよ

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