topimage

2017-08

少しは暴れよう九州の人 - 2014.10.18 Sat

9/25に九電が再生可能エネルギーの新規買い取り契約を突如中断したことで
あちこちで行われている説明会は九州らしく直裁な物言いの人達の怒号で
大変熱い状態になっているようだ。
当然の反応だと思う。これを契機に、九州の人には電力について
もっと関心をもってもらいたいと思っている。

この九電の決定の数日前にとある業者のサイトで
あくまでも新規契約対象であって、すぐに無くなる訳ではない
安心してくださいという表現があった。
しかし、今回のことで九電は業者を敵に回してしまった。

再稼働なんてほんとのところ、いらないだろうと
さすがにうすうす感じていてもどこか他人事な反応だった
九州の人も、九電は何様なんだ、一体どういうつもりだ、と
さすがに思ったに違いない。

140916_1322~01

今住んでいる地域がここ2、3年で田んぼがあっという間に
住宅地になるプチバブルを地でいく状態になっているので、
時々モデルハウスを冷やかしに行くのだが、
新築の一戸建てには8割方、屋根に太陽光パネルがついている。
あるいは、明らかに時期を見てつけようとしているのだろうと
屋根の状態を見てわかるそんな家が殆どだ。

広い田んぼだった土地が平たい住宅地になった辺りは
日当りも良く、海にちかいこのあたりはさぞかし
たっぷりと発電できそうだなあと思っていたが、
実際「めざせ!光熱費0円!!」とのぼりの立った賃貸らしき集合住宅も建ち
あっという間に人が入った。実際光熱費はどうなっているのか知らないが。

アパートでも新築は発電パネル設置がこのあたりでは珍しくない。
東京多摩地域とは比べ物にならない太陽光パネルの推進力は
電気屋に行っても感じた。
積雪も多くなく温暖な土地柄か、九州は太陽光契約がとても多くなったようで
九電が焦ったのも無理は無い。ここらへんの一部地域の様子を見ても
急激な太陽光パネルの増大は感じる。

でも、昨年こっちに来てモデルハウスを見学しながら思っていた。
「パネル設置=売電」の図式がスタンダードだが、
これだけ売電する人が増えれば買い取り価格がどんどん安くなる。
この勢いなら数十年後といわずに新築にはパネルが当然になるだろう。
となると電力会社のことだ、きっと途中でなんだかんだ言って
事実上買い取りしなくなるだろうと。
だから、もしも自分にお金があって家を建てるなら、売電のために
パネルを導入するのではなく、あくまで使う電気の一部をそれでまかなう
ということにしたいと考えていた。

そしたら、今回のこの事態。

こんな事が電力会社は「予想外」だというのだろうか?

今回の発表では中断は家庭用の10kWは対象外らしいが
月に2、3万も売電できれば…と頑張って屋根ギリギリの
スペースまでパネルをつけている家が多いし、
実際モデルハウスの営業さんの説明でも20kW以上が今は
多いという話だった。パネルの性能も技術革新で
どんどん上がっているのだそうだ。
それなのにこの皮肉。

140916_1322~02
とりあえず殆ど設置してます。

業者は儲けるのが目的だから、どこまで脱原発のお手伝いを
と考えて太陽光参入をしているのか実に怪しいが、
気の毒なのはとりあえず今は太陽光やっときゃお客も多いし
と考える新規参入業者にのせられて、老後の蓄えに、と
決して狭く無い土地を買ってまで太陽光パネルを並べ「マイ発電所」を
作ろうとした人達だ。
便利な場所なら土地の転売も可能だろうが、日当りがよければ
経費は安い方がいいと山の中の土地を買ってパネルを設置したような例がある。
一体、こういう人達に九電は今後どういう対応をするのか。

ここら辺でも車で走ると、去年まで田んぼだったところや
自動車道の脇の広大な空き地にパネルが…
というふうに、プチ発電所ができている。
そんな方々は、今一体どんな胸中なのか。

140805_14302.jpg

先ほどの新しい家が建つ近くの○EON MALL付近はまだこんな建て放題な土地。
ここもきっと数年内に家が建ち並ぶんだろうが…その時太陽光パネルは??

東電もあの事故の責任を何一つとっていないわけだが、
他にも大企業の集まる首都圏とは違い、
東京の支社支店はあっても地元企業が少ない九州にあって、
九電はなにしろ九州中の企業のトップに君臨している。
そんなわけで、わしらに逆らえる奴などいないと
ホントーに王様なのだ九電は。
再稼働なんかもまずは抵抗の少なそうな、中央から遠く離れた鹿児島で、
と考えているのだろう。
加えて受入れ県の長、鹿児島知事は避難対策も超やる気無い。
10〜30キロ圏内の要支援者の避難計画は
「作らない」「どうせ実現性はない」と丸投げ発言。
自力で脱出出来ない弱者は見捨てると言っている訳です。
いいかげんにしろと言いたい。

この知事確か「原発には人一倍自信を持っている」とかいう
実に頭の悪い発言をしていたが、アンタが自信持ったって事故起こりゃ
何にもできないでしょーよ、という話なのだが。
のんびりしてる鹿児島の人達もそろそろ本気で怒らんと、いかんよ。

川内原発の再稼働には、地元で作業員需要をあてこんだ仕事をしている人達には
歓迎すべきことのようで、これはどこの地元でも同じだ。
しかし、「30年ずっと大丈夫だったからこれからも…」
という意見には、正直あんな事故があってもまだそんなふうに
思えるのか…と驚愕した。

福島の地元の人達だって、もう長年大丈夫なんだから…
と、そう考えていたと思うのだ。
というより、原発を抱える地域に住むということは、そう思わないと
日常をおくれないということだろう。
かつて自分が、3.11のすぐ後に排煙漏れ事故を起こした焼却場の
すぐそばに住んでいたように。

まさかそんな事起こらないだろう、と思う事は起こりうる。
そして、他所で起こった事、他人が巻き込まれた事は
自分にも起こりうる。

そういう危機感を、老朽化が指摘されているうえに
MOX燃料使用の玄海原発のお膝元の玄海町にも持ってもらいたいんだけど…
今年の町長の再選の時に、この町長が「道路を作らせてもらわねばいけない」
と訴えていて、何期もやっててまだ道路とか言ってるのか6千人の町で…
と、そのイナカ思想に目眩がしたが、またしてもその町長が再選されたのだから
もう何も言えん。

日本が豊かな国というのはウソだ。
というより何が豊かか理解してないのだと思う。
九州は豊かな地域なのに。
地熱発電も有力候補だろう。
塩がそうだったように、電力も、自分で買いたい電力を
買いたいし、できることなら自分で使う電力を自分の家で
生産できるような仕組みにならないかと切に思う。



スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kerokero32.blog45.fc2.com/tb.php/1002-ee5e373d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

大は小をかねる? «  | BLOG TOP |  » Ap○leとは無関係

プロフィール

くろけろ

Author:くろけろ
ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (7)
ブログ (0)
うちめし (109)
季節のいいもの (88)
日記 (423)
原発はこの先いらんと思う。 (130)
植物図鑑 (61)
キノコ図鑑 (12)
虫ムシるーむ (21)
街で見かけた変なもの (27)
かはづのお部屋 (46)
愛と平和の無人販売所 (11)
超フリーハンド4コマ (4)
廃プラ施設 (44)
生きて行く上で何の役にもたたないアホニュース (18)
福岡のすみっこ情報 (64)
ネコ糞ウォーズ (8)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード