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2017-08

花盛りの神社で商売繁盛について考える - 2016.04.09 Sat

福岡は福津市にある宮地嶽神社については
以前も書いたが、近くの美容院の帰りに
丁度桜の季節だし、と立ち寄ってみた。

週末のソメイヨシノのピークも過ぎ、
はらはらと花びらが散るのもまたいいもので、
八重咲きもポツポツと咲き始めていた。

暖かく花が見れるお出かけ日和とあってか
平日にしては人の姿もわりとあった。
それでも韓国語と中国語が飛び交う太宰府みたいな混雑は無い。
桜のある広場にはグループもいるが、それでも静かに花を楽しむには
いい場所だ。桜の期間には屋台も出るが実に控えめ。
そしてつい参道のお店でお土産に買ってしまう松が枝餅。
梅が枝餅と似てるこのお餅、太宰府みたく並ばなくて買えるのが嬉し悲し。

160406_113.jpg
空いてるな〜と思ったら参道のお店は11時頃から開店準備をしていた。そんなゆっくりなの?

本殿は、上の写真の参道の奥の石段を登って行った場所にある。
石段を登り切って振り返ると、宮地浜まで一直線に道が繋がっているのが見え
天気がいいと海の先の島もくっきりと、なかなか爽快な眺めを楽しめる。
これが高層マンションなど建つとシャレにならない。
この先もこの景色は存続して欲しいものだ。
海沿いの松林が、参道に繋がる道路の先でそこだけ切り取られているが
そこは浜への入り口で、鳥居がある。
昔はその鳥居のさらに先、海の中に木製の鳥居があったそうだ。

160406_10.jpg
松林の向こう、海に浮かぶのが相島。猫島と言われてるの今知った。

この風景がちょっと前、2月あたりに全国的に話題になった、らしい。
らしいというのは我が家はTV無いから何のこっちゃ、だからなのだが
嵐のCMに、ここがロケ地に使われ、夕陽が海から
参道→鳥居→石段と一直線に差し込む「光の道」が
出来るというのがとても印象的だったのか、
それからファンが「聖地巡礼」に来るようになった、というのだ。

なんでも1年のうち2月と10月の限られた期間だけ
その光の道ができるとか。
というワケで、石段のてっぺんで写真を撮るファンで
押し合いへし合いになると危険…ということで、
入場制限&予約制の特別席(どこに?)を設ける事にしたという。

美容師さんの話
「それが¥3000も取るらしくてですね」

え?入って夕陽観るのにお金取るの?

「なんかお守りみたいなの付いてその値段とかで、
地元から『いやしくも神職に就くもんが如何なものか』
と言われてるみたいで」

そりゃーそうでしょう。

つーか今迄そんな事してなかったわけで。
そりゃ便乗商法と言われても仕方無かろう。
ホントにそのお値段かは知らないが、神社のサイトには
予約制特別席を用意とあったので、確かに特別枠が有るようだ。
ついでに、サイトのデザイン、前より見やすくなってる。
英語の説明も併記してあって、なかなか攻めの姿勢を感じさせる神社だ。

夕陽でなくとも、この石段からのまっすぐな眺めは爽快だ。
件のCMの15秒と30秒ver.動画を見てみたが、15秒では正直短過ぎて
夕陽の眩しい程の美しさは伝わってない、と思ったくらい、
実際のこの辺りの夕陽はもっとインパクトがあって美しい。
ロケは1月にしたという話なので、時期がズレてたからなのか?

そしてここに限らず、他の場所でも
夕陽の時刻になると海岸線に向かってのびる道路を西へ進むと
ドライバーはグラサン必須な眩しい状態になる。
松林の向こうから夕陽が道路にまっすぐ光を落として、
運転に危険を感じる位なのだ。
同じ夕陽を神社で見れば神々しいと感じるし、
確かに秋に神社へ行った時、境内に差す夕陽は素晴らしく印象的だった。
しかし夕陽はどこにも差すもの。
状況が変われば単に眩しくて困る〜だったりする。

160406_11.jpg
これが箒桃。左端のソメイヨシノに比べ色も派手だけど、根元にはこれまた派手な芍薬
(牡丹?違いがわからない…)が咲いてて、なかなかカラーリング的にピンク系がプッシュしてきます


160406_111.jpg
神社仏閣につきもの、青もみじが美しい。

そんなとかくの噂など関係なく、敷地内の花は美しい。
箒桃も、珍しいからタイミングが合えば一見の価値あり。
普通の桃と違ってまっすぐピャーと突き上げる枝は
何か攻撃的な感じすらするが、それはまとまった本数だからかもしれない。
参道近くの民家の庭にあった箒桃はそんな感じしなかったし。

160406_13.jpg
川の桜色にも濃淡がある。

帰途にあるソメイヨシノの並木、その下の川は
すっかり桜色だが、場所によって花びらの積もり具合が違う。
水流に変化が無いのに、くっきり花びらの有る無しが分かれる
のはなんでだろうと思ったら、
一面に桜色なのは、下に水草(カナダ藻の仲間?)がモリモリ
生えている場所で、少ない部分はその水草が無く、別のもっと
小さめの藻が生えているとわかった。
同じ水が流れている、水流に変化の無さそうな
10数mの範囲でもそんな違いがある。

160406_1304.jpg

違いといえば、件の神社境内にあるお茶屋。
地元のお土産販売とうどん等の軽食を出す、
小さな売店件茶屋だが、よくある店先の緋毛氈がかかった縁台。
あれの側に「食事をする方用なのでご休憩に使わないで下さい」
的な事が書いてあるのに気付いた。
今迄、こんな札あったかなあ…?

片田舎の神社だが、ここにも近隣国の観光客が来るようになり
その対応なのかなとも思ったが、だったら日本語では
書かないだろうし…
(この日、中国語の家族連れがいましたが少数でした)
そして家に帰って動画を見て気付いた、
例のCMには、この茶店(多分ココ)のこの縁台に
嵐のメンバーが腰掛け、例の餅を頬張るシーンがあるということに。
きっと座って自撮りするファンがいるんだろう。(決めつけ)
何か小さな事がキッカケでそれまでフツーにそこにあって
特に大きく取り扱われる事も無かった物事が
変わるという例なんだろうか。

今迄普通に地元の人達がお詣りしてヒソカに
楽しんでいた風景が、広く別の地域の人にも共有されるのは
良い事だと思う。
逆にそれがきっかけで、地元の人が気付くことだってある。
…が、それでお金取るのはなんか違う、と
夕陽に結果的にお値段をつけてしまったCM効果と
ファン心理そして神社経営について、この海近い片田舎で思った。
とかなんとか言って、プルシェンコがこの縁台に座ったと言われれば
自分も座って記念撮影するんだろうが。(バカ)

160406_112.jpg
ちなみに宮地嶽神社の本殿は昔は石段から近い別の場所にあったとかで
今はそこは大きな楠と鳥居でソレと感じさせる場所になってます

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ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
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