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くろけろ

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今月12日から始まった、NHK人形劇、三銃士。
14年ぶりの本格人形劇とあって、初回から欠かさず見ている。

はっきり言って、面白い。
脚本が三谷幸喜ということもあって、ギャグが盛り込まれない回は
無いのだが、ストーリーが明快でテンポがいい。
初回の、「カゼひくなよ」にはまいった。ドリフ…

デュマの原作、読んだ事ないのだけど、
むかーし「ダルタニャン物語」ってアニメがあったな。
人物がネコになってなかったっけ…これも見てないのだけど。

NHKの人形劇といえば、プリンプリンが有名だけど
自分が記憶にあるのは、「八犬伝」と「三国志」。
八犬伝の玉梓が怨霊~ってのと、犬山道節の赤フン、
かっこいい犬塚信乃。これは小学校に上がらない頃に
始まった筈だけど、鮮烈な印象があった。今でも。

三国志は、劉備が主人公なわけだけど、
長じて本等読むと、曹操のほうにひかれるわけで。
あの赤い派手な人形の衣装は、「信長の野望」の信長、
「三国無双」の曹操(色は青だけど信長そっくり)
のイメージに多大な影響を与えたんじゃないかと思ってしまう。

ところで、三銃士を見ていると、それまでの人形劇があえて
平面的な見せ方をしていた(多分)のに比べ、
とんでもなく奥行きのあるレイアウトになっているのに
驚かされる。

外国人らしく彫りの強調された顔や、誇張された身体の作りは
グロテスクなようで品があって、
近景、中景、遠景と奥行きのある状態で配置されても
かすむことがない。

うちのテレビはいまだアナログだし、画質がすごくいいとは言えないけど
アップになると、この人形にはついほれぼれと見入ってしまう。

新聞のテレビ番組への投書欄で、ある人が「木目の美しさといったら!」
と感動して書いていた。
…でも、この人形、木製じゃなくてキャストで型とって、
木目はわざわざ描いた(!)らしいのだ。
何体か必要なので、そういうことになっているらしい。

でも、アップで見ても、特に主人公のダル。
「檜のイメージ」と言う通り、新しい白木の透明感まで
再現されているようにしか見えず、プロってスゴいな~と
ため息。
まさか、首のあたりのガサっとしたとこまで、わざわざ木っぽく
仕上げたのか?

映像分野での技術の進化が、クオリティの高さに貢献しているのは
確かだと思う。
でも、人形劇という、極めてアナログな表現が、20分の番組を
次回が楽しみな程の密度にしているのは、すごく興味深い。

個人的にひとつ、惜しい!と思うのは…
バッキンガム公のお顔が「かっこいい」とは思えないという事…かな。
アンヌ王妃の惚れる相手にしてはなんというか…のっぺり。あう~。
マイペースでどっかユーモラスな描写には充分なんですが。

口元がくるみ割り人形みたいなのでダルやロシュフォールみたいに
人間ぽくして、ラピュタのムスカみたいなエラ張りを少し削って、と。
エラい人だからあごひげ追加。
勝手に整形してみました、バッキン。
…’60のあちらのテレビドラマに出そうな顔だな。
bakkin.jpg





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最終更新日-0001-11-30
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2009/10/31 (Sat) 00:25 | EDIT | REPLY |   
ねこ  
No title

HPで人形確認しましたが、とても手で描いた木目には見えませぬ。
私も気長に作業するほうですが、これは、とても、とても…

新八犬伝は、今は亡き坂本九氏が進行役。
「走る、走る、道節は走る」
な、懐かしい。

2009/10/31 (Sat) 23:01 | EDIT | REPLY |   
くろけろ  
Re: No title

本屋にあった関連本によると、
ルイ13世は「檜柾目」のイメージだそうです。

2009/11/02 (Mon) 12:56 | EDIT | REPLY |   

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