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くろけろ

くろけろ

そのむかし、気付くと夜テレビでやってた戦争系ハリウッド映画。
赤い顔したホコリっぽいおじさん達の、ドンパチやってる映画の
面白さなんて子供に分かる筈もなく、9時には寝る良い子だったしで
はっきり言って興味無し、だった。

西部劇系も同じ位置づけでしかなく、
積極的にみたいと思う方ではない。
でも、最近見たのが「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」
そして「続・夕陽のガンマン」。

似た様なタイトルが多すぎて、どれに誰が出てるんだっけ?
という認識も不明瞭なまま見た。
ヒットを受けてそれ迄の2作よりもお金をかけて作ったのが
「続~」で、それなのに当時評価は他の2作より低かったとか。
(とはいえ、制作費は当時としては破格の安さ)

時間が長いし、前2作と比べ家族とのすれ違いや
戦争の愚かさといったテーマが盛り込まれちゃってるせいなのか、
それとも悪役のリー・ヴァン・クリフがあんまり出て来ないためか
ちょっと中だるみしないこともないけど、
「続~」も面白い、と思った。
 
とにかくよく喋る、ティコ役のおっさんが
あまりにもメキシカンがはまっているためラテンな方なのかと
思ったら、東欧ユダヤ系アメリカ人のイーライ・ウォラック。
1915年生まれで、なんと2006年の映画にも出演の現役。

リー・ヴァン・クリフは前作「夕陽のガンマン」では
復讐に燃える訳あり賞金稼ぎだったけど、この時実生活では
電気代だか電話代だかの支払いにも困る状態で、これのヒットで
息を吹き返したらしい。よかったね、ほんとよかったね。

イーストウッドも、「荒野の~」ではギャラが大変にお安かったようで。

用心棒や賞金稼ぎがテーマなだけに、そういう、俳優のフトコロ具合が
真に迫っているように勝手に思ってしまうのだ。

「荒野~」、「夕陽の~」で悪役だったジャンマリア・ヴォロンテ。
前作では粗野な弟役がはまっていたが、(80年代初頭のフレディ・マーキュリー似)
次作では、確かに粗野なんだけど、
手下にも理解不能なほどの、
深遠かつトラウマを感じさせる自暴自棄な
ちょっとサイコな、ならず者がとてもいい感じだった。

ギラギラした灰茶色の目玉のこの人、
実はイタリア本国では政治的なテーマだったり、
納得する脚本の作品にしか出ない、
バリバリの左翼系だったとか。
なんだか意外というか…。
voronte.jpg
マーキュリーさんではありません。

どの映画も女性は添えもんだな~と思うが
西部劇=男臭さの追求。だろうから
しょうがないか。というよりこれがいいのだと。

そして、アメリカでは「スパゲティ・ウェスタン」と
呼ばれるということを今頃知った。
へえぇ…

イタリア人スタッフ、多国籍俳優&スペインでのロケは、
本場西部のアメリカ人にとっては
なんか違うんだよな~と思うのかもしれないが、
日本人にはまったく分からないし、
「ラスト・サムライ」の日本=ニュージーランドロケ
よりも、はるかに説得力があるように思う。

にしても、「夕陽のガンマン」でのイーストウッドの
呼び名が…パッケージには「マンゴー」と書いてあったけど
とてもそうは聞こえませんでした。
イタリア語で「片腕の」という意味らしい、と
知ったけど…
作中1、2回くらいしか呼ばれなくてほっとした。あわわ。


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最終更新日-0001-11-30
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Comments 2

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ねこ  

つまり、このお方の名前が、かのジャン・マリア・ボロボロンテ氏のネタ元、というわけですかな?
「チャオ!」

2009/11/07 (Sat) 23:12 | EDIT | REPLY |   
くろけろ  
Re: タイトルなし

ねこさん
マンガでは全く面影はございませんが。
ギリシャでロケ中お亡くなりになったそうでございます。

2009/11/08 (Sun) 00:40 | EDIT | REPLY |   

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