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2017-08

水まわりの明るさ - 2009.11.04 Wed

今の家を作る前の前は、築120年程の藁葺きの古農家を
借りていた。これでも通勤圏(一応…)だったのが
今では笑い話だ。

お風呂は、前かその前の人が自費(?)で壁や浴槽を変えたらしく、
ステンレスの浴槽に檜の壁。これはスゴイ。
タイルはかなり古そうな、今時あまり見ない模様の入ったもの。
マックロクロスケがいたと思われる、そんな風呂場。
無意味に広い。よって、冷える。

裏庭は竹林、窓枠には竹が打ち付けてあって、
お風呂から見る暗い竹やぶと隣の寺のお墓は風情ありすぎ。
サッシではない。よって冷える。

高床の縁側廊下は木がすり減って隙間だらけ。床下からの風がぴゅー。
そこと部屋の境は障子一枚。ガス自殺無理な低気密低断熱。
だから冬は部屋の中が当然零下。
よって、浴槽から出た瞬間に冷える。

昔は土間だったのだろう、2段くらい低い位置にある
台所、トイレ(もちろん古式ゆかしいタイプ)、お風呂
といった水まわりは北向きで暗く、湿気たっぷり。
ビニールの床はぶわぶわ、壁は一部腐って壁紙にはカビ。

貸家にしてメンテ不足なところに、安い素材での半端なリフォームが
本来の日本家屋の持つ長所を短所にしていた分かりやすい例だった。

そのような物件が、家を建てる気持ちにさせた…といえば
確かにそうかも。
「暗くて寒い台所の家の主婦は病気になる」
というのを何かで見て、あわわと思った。
でも、もともと日本の家はそういう配置で造って来たわけで。

こんなわけで「水まわりは明るく、通気よくしたい」
というのがとにかく強かった。

居間が2階だし、明るさはそう問題ないけど、夏の空気抜きや
冬の採光も考え、天窓をもうけた。
これが、とても気に入っている。網戸ついてるともっといいけど。
DSC_0187.jpg
覆いが付いた状態

西側の窓は夏は陽がきついから、ブラインドで調節して
日よけのカーテン(というか布きれ縫ったのをあとづけ)で覆う。
これで少し陰ってラクになる。
DSC_0188.jpg
明るいと見えなくていいものも見えちゃいますなあ

そして、そろそろ逆にこのカーテンを開ける時期が来た。
DSC_0190.jpg
洗面所は覆ってても明るい。美白はムリ。

北向きの洗面所にも天窓がある。
でも部屋の面積に比べて北側の窓が大きいから、
アトリエのような明るく安定した光が入って来る。
DSC_0192.jpg

我が家で季節時間問わず常に一番明るいのが、
居間ではなくこの北向きの洗面所かも。
DSC_0191.jpg
今日の空は青いです。

あれから10年、あの「トトロの家」はどうなっているのかなあ…





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ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

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