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2017-08

東大和 廃プラ施設 リサイクルの欠け - 2010.03.14 Sun

この問題で、本や資料などを読むにつけ、
そもそものプラスチックのリサイクル
という事自体にどれほどの意味があるのか
、それが
疑問に思えてきた。

確かに、日の出処分場に持ち込むゴミの量は、
今より減らせるだろう。
でも「資源化」と言えるのかと言うと、疑問だ。

何故なら、まずリサイクルできるプラスチックは
(今はまだ製品自体のプラではなく、容器としてのプラ)
PET以外に3種類ほど。

様々な種類の「その他プラ」から、それらを選別、
そして実際破砕、圧縮して専門業者に持ち込んだソレが
いったいどのくらい「資源化」されるのか?というと、
どうも半分くらいは結局リサイクルするには
いたらず焼却処分されている
と2008年の資料にあった。

これは、某リサイクル大手の職員の話であり、信憑性の有る話だ。

運搬、選別といった費用をかけて、リサイクルしても
本当はリサイクルにはなっていない。
サイクルの輪が欠けているのだ。
ちょっと理由は違うけど、牛乳パックや古紙での再生トイレットペーパー
にも言われている事を思い起こさせる。
作ってもコスト高でリサイクルペーパーを買ってもらえないから
リサイクルになっていない、と。

更に、それで作ったリサイクルプラは、石油から作ったプラに比べ
質の悪いものなので、製品の範囲が限られているばかりか、
ソレ自体がごみになった時にはリサイクルできないらしい。

…。
これ、意味あるんでしょうか


しかも、そんな粗悪プラを扱う工場でパートとして
働いていた人が、湿疹が治らず、そこを辞めたとか、
(つまり寝屋川がそうなのですが)いったいどこに
メリットがあるというのか。


更に、今なお名前さえ付いていない正体不明の新物質
~しかも、どういう条件でどんな症状が発症するかわからないし
その種類も沢山ある揮発性有機化合物~
が発生するリスクがゼロではない。

…。

それに40億くらいかけて、
焼却場が2つもあるこの地域に
更にそのようなリスキーなものをおったてようと
しておるのでございます。

…。

ちょっと待て。
もうちょっと考えませんか?
ホントにそれが最善の策なんでしょうか?

どう考えても、それではプラスチックごみの
発生量を抑える事にはならないし、
(出口の対策だけだから)
あまり意味の無いリサイクルのために
税金投入して新公害を発生させてどうする。


「大阪の寝屋川で被害が出ているのは、廃プラ施設ではなく
その近くにある、リサイクルプラ製品を扱う工場ですから」
(だから廃プラ施設自体は大丈夫、と言いたいらしい)
と、とある市議さんに言われた。

でも、じゃあ、そのリサイクルプラが毒物なのなら、
それの元をわざわざ作り出す資源化施設に何の意味があるというのだ。


小平市では「エコセメント」事業を進めているようだが、
それも怪しいものを感じる。
有機堆肥が全ていいのかというと、その原料の動物の糞や
植物が農薬漬けだったり、残留物があったりという問題が
時にしてある。それと似た様なものだ。

いくら形を変えて再利用しようとしても、
原料が焼却灰や汚泥等の場合、
その元になるものがどこまで安全なのか、
使用を継続することで溶け出すものは無いのか、など
慎重に検討する必要がある筈。

作ったはいいけど、結局使えない、売れないでは
全く意味が無い。
雇用を生み出し、
誰かさんにうまみがあるとかそんな理由だけなら
とっとと止めた方がいい。

ついでに言うと「エコバッグ」もおかしい。
たいていナイロンとかで出来ているけど、
あれはかなりのロットでもって安価に造るもの。
(昔仕事で見積もりとった)
要は入れ物を自分で持つだけのことなんだから、
布のバッグで充分。
それならどこの家にも1つや2つあるだろう。
コレならボロになってもゾーキンやらに出来る。
エコの目的のために、わざわざ大量生産の合成繊維の
商品を新たに買う必要は無い。
…とケチな自分は思うのですが。

それより、そろそろ、日本もほんとに
容器に関してはプラの利用を制限したほうがいいのではないかと思う。
そう言うと、始めからそんなのムリと決めつける人もいるけど、
でも、昔はそうだったのだし、出来る部分はあるはずだ。
海辺のごみを見た事のある人なら、漂着物の殆どが
プラ製品(容器類)だという事が分かる。

ソーセージ屋でたまに買うドイツビール、
ビンがリサイクルじゃなくてリユースだから
それらしくかなり味が出てる外見になってるけど、
それで充分じゃないか?

ビンだって、いちいち砕いてビンに作り直すより
リユースの方がはるかに省エネ。
そういうところから地道にやっては、と思うんですけどねえ…

例えばうちで加入している某生協の牛乳瓶。
薄手に作ってあって、強度補強に周りにコーティングがある。
だから1ℓくらいでも軽くて、
これならお店で売ってても持ち帰っていいと
思えるくらい。
これは回収して、洗浄してリユース。

そういう工夫で、ごみを減らしていくことは
できるんじゃないでしょうか。
確かに、全てがリユースできるものじゃないし
日本とドイツでは事情も違う。

でも、こういうことは、「今はなんでも使い捨てだから」と
ぼやく一方でスーパーのビニールを大量に持ち帰る今時の
お年寄りにこそお知恵を拝借したいものです。

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