Welcome to my blog

くろけろ

くろけろ

もうこのタイトルで察しが付く方もいらっしゃるかもしれません。
そーなんですよ、また採られちゃったんですよ。

イカリソウ、メギ科。
確かメギって南天もそうだったと思う。
全く似てないのに不思議。
DSC_00080.jpg
これは去年の写真。去年はもうちょっと後に咲いたと思う。

庭の正面、玉川上水沿いの緑道の庭側に
毎年イカリソウをはじめいろんな山野草が春になると
どっこい顔を出してくれる。
DSC_00090.jpg
碇とはよく言ったものです。

ここに越してきて10年経ったけど、
いつの間にかいろんなものが咲いていることに気付いた。
前に住んでいた方がご老人で、山野草が好きで、
越す時に植えて行ったらしい、というのはお隣の方から
聞いたのだ。

それの結果かどうかは私には確かめるすべもないが、
貴重なカタクリはじめ、イカリソウやら浦島草等
(どういうわけか赤いチューリップも一株だけ)
が毎年出て来るので、それをちゃんと分かっていて
写真におさめる方々もいる。

今年も、無事カタクリは終わり、そろそろイカリソウも
花が終わりかけかな、と思っていたら、
掘り盗られていました。
DSC_08100.jpg
これは今年のつぼみの状態。右手前は草苺。

以前も、自分で植えた青いケマン草を全て、根っこから
掘り盗られたことがある。
それは、自分で植えたのだし仕方ないなー、ここには
植えちゃダメだなー、と思ったのだが
イカリソウは、もうずいぶん前から咲いていて、自分が植えたものではない。
毎年、楽しみに見に来て下さる方がいるのだ。

そういうことを壊してまで、
自分のものにしたい人がいて困ったものだ。

ケマン草にしろイカリソウにしろ、そこらのホームセンターに
行けば簡単に手に入るものではない。
この並びでも、咲いているのは見かけない。
ちょっと珍しいから盗って行くのだ。
そこらに生えているイヌのフグリなんてだれも盗らないではないですか。
DSC_08120.jpg
今年の花のアップ。これが最後だったとは…

そして、たいていこういうことをするのは
すごく残念だけど、年配の方なのだ。
若者は花をとることが仮にあったとしても、
掘りとっていかない。そもそもそこまで興味を示す人は少ない。
この手の渋めの植物に興味関心があり、面倒な作業をしてまで
自分のものにしたいのは、自分より年配の人だ。
今迄そういう人達に何度も不快な思いをさせられた。
目の前でシャガを切取って行くので注意をしたら
逆にくってかかられた事もある。

自分はお年寄りは大事にする対象だと思っている。
でも、こういう実に狭い考え方や自分の事しか
考えられないお年寄りを思うと、とても寒々とした気持ちになる。

バカでアホな若者はただ単にそこまで考えが至らない部分があって、
年とるうちに「あ、そうか」と分かるようになるかもしれない。
自分もまだその途中…アハハ
でも、若い頃自分達よりもっと厳しく躾けられたであろう
世代の人が、どーしてそういう事するかな…という振る舞いを
しているのをたまに見ると、今更言ってどうにかなるわけないだろうし
ほんとにガックリさせられるのだ。

人のベランダが糞まみれになろうと構わずハトにエサをやりまくる
寂しいご老人と根っこは同じ。
自分のものにしたい。自分1人が楽しみたい。
…なんかほんと寒い気持ちになってきた…

そこは都の土地であって、自分に何か言う権利はない。
でも、では、都の土地だからといって取っていいことにはならない。
このきれいな桜を見に新緑の緑道を歩いている人にまぎれて
人けの無い時を見計らってこういうことをしに来る、
そんないやらしさ醜さを思うと取っ捕まえて上水のケヤキの大木に
吊るしたうえ、上水流刑に処したいくらいだ。

採ったものをどうするのか知らないが、
こういうケースを幾度となく経験すると、
日本人が自然のものを愛でるというのは今やウソではないかと思ってしまうのだ。
自分の庭は囲い込んでいろいろ植えてきれいにするのに、山の花は採り放題。

珍しい高山植物はもちろん、
以前はこの辺りにもあったらしいキンランやササユリが
すっかり無くなってしまったのは何故かを思うと、
輸入したペット飼ったり、新種のきらびやかな園芸品種に飛びつく前に
もっと昔から身のまわりにいた小さきものへの愛を持てよ、
と悲しくなってしまうのだ。

多分、自分はそういう部分あまのじゃくで少数派なのかもしれない。
パンジーとかプリムラとかよりアマドコロやアケビの花のほうが好きだから。
だから、春になると自分の心配事が増えるのだ。
花が咲くと、ありかが分かってしまうから。
早く花が終わって欲しいといつもどきどきしながら
過ごしている。
今年は、それが非常に残念な結果になってしまった。
DSC_08110.jpg
バイバイ…

もっとここの並びのお宅のように花のあたりを整備して、
「これはワタクシが手入れ管理しておるのですよ」
「だから盗るのは許さんのですよ分かったかコラ」
と一目で分かるようにすれば、採りにくくなるのかもしれないが
なんかそれだとせっかく落葉樹林に生えてるおもむきが無くなるし…
自然な感じにあえてしつつ、蚊に刺されながら草取りしている
自分の陰ながらの努力が全て否定されたような気持ちでいっぱい。

薬草でもあり、その薬名を見れば何に効くか察しの付くイカリソウ。
去年も写真を撮ったけど、もう撮ることが無くなった。
ぽっかりと穴のあいたような…というが
ほんとうに今イカリソウのあったところにぽっかりと
穴があいている。
スポンサーサイト
最終更新日-0001-11-30
Posted by

Comments 2

There are no comments yet.
ねこ  
No title

ううう…
またですか。
社会的に未熟者がやらかす仕儀には、ああ、仕方ない、親の顔が見たい、で半分あきらめですませるところもあるけど。
分別がありそうな、いい年した人がやらかす行為には、もう、コメントのしようがありませぬ。

2010/04/11 (Sun) 21:01 | EDIT | REPLY |   
くろけろ  
Re: No title

ねこさま

もう寒いですよ…どっかの誰かが「民度」とか
すぐ言いますけどソレは言いたくない…
たかが花されど…。e-259

2010/04/11 (Sun) 21:25 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply