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2017-08

おきゅうと - 2010.06.02 Wed

変な名だ、と思うでしょうが、これは
博多の朝ご飯と言えばコレ、な伝統食。

実家は博多ではないが、もともと博多で食べられていたのが
福岡全体に広まったらしい。
原料は「おきゅうと草」(エゴノリ)を主として、
乱暴に言うと天日干ししてさらしたものを煮溶かし固めるという、
天草で作るところてんと似たような、海藻由来の食べ物。
CA2801530.jpg

でも、ところてんのように澄んだ色ではなく、
つるつるっというよりはもうすこしざらつきがあって
独特な食感と香り。

1センチちょっとくらいの厚みで長方形に固めた状態で
スーパーに行けば売っている。
それを、薄く切っていただく。
東京のスーパーで、北陸産の「えご」というのを見て、
おきゅうとに似ててびっくりした。
ルーツはそちらのほうという話もあるようだ。

魚屋に売っている原料の海藻を、庭でザルに広げ干し、
家でもひと頃はおきゅうとを作っていた。
さらすところからやると、結構な手間ヒマがかかる。
だから完成品のお値段は結構いいし、朝パン食の家庭が増えて、
需要が減っているだろうから更に割高印象…

そのうち無くなるかもしれない伝統食。
道の駅ではちゃんとおきゅうと草を売っていて、ちょっと
うれしかった。
うちではゴマと酢醤油でいただくが、これも家庭によって
生醤油だったりいろいろなようだ。

よく冷して、つるっと食べるおきゅうとは、
前の日の昼食のゆでソーメンが入った味噌汁とともに、
なつかしの夏の朝食なんです。
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ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

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