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くろけろ

くろけろ

学生の頃にあちこち観に行った展示の中で、
ベルナール・フォコン←という写真家のものがあった。

主に少年のマネキンを自然の中に配置した、
美しく晴れた中にシュールさの漂う光景の写真の数々。
フランスたって広いからひとくちに言えないが、
ヨーロッパの哀愁というより、ホックニー←の絵に
近い日差しとカラーと不条理をなぜか個人的には感じる。
ホックニーよりはウェットだけど。

作者が男性で、少年のマネキンというのが
同性愛的なものを勝手に感じさせ、
強い印象を受けた。
だからホックニーを連想させるのかな。

そのずっと後に「マイキー」を見た時に、
フォコンを思い出させた。漂う空気は違うけど。

フィギュアや理想をとことん追求したかのような
美的なドールが市民権を得た今、きっとフォコンの写真は
求められると思うのだが、これが検索しても
情報がとても少ない。どうも今は前のような制作活動は
していないようなのだ。残念。

写真集の殆どは絶版で、古書店でも高価なため、復刊を
求める声もあるようだ。

…むむむ。展示の時に、写真集買わなかったかな…
もう当時のものはすっかりしまい込んでしまってるし
探すのはひと苦労だ。

確か、その写真集にあった文章で、
「僕は、6月の狂気が好きだ」
とかそんな表現があったように思う。

日本では梅雨だからフォコンの言う6月とは違うかもしれない。
でも、5月の爽やかさがだんだん湿り気を帯びて来て、
むせかえるような緑と、生暖かい空気、草の匂いには
「夏ですぜ」とあっけらかんとしている7月とは
何か違うものが漂っているのは確か、というかそう感じる。

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庭に出たらどくだみの花満開。
蛇イチゴの実(食べても毒じゃないけどおいしくもない)は
もろ6月という雰囲気だ。
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今年も八重咲きどくだみ元気です。

ジューンベリーももう少しで美味しい頃。鳥に先を越されそうで
ドキドキでもある。
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そして桑の実。
今頃このあたりは集団でムクドリがやってきて
毎日キュルキュルとうるさい。
桑の実は人間が食べても、この手の木の実の中では
かなり美味しい部類だし自分も時々取って食べる。
英語ではマルベリーというらしい。要するに柔らかくて潰れやすくて
日持ちのしない小果実がベリーなんだそうだ。
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隣のコナラと比べても異常に太い巨大桑の木。
あんまりムクドリがうるさくて見に行ったら、もうほとんど実が
食べられてました…(矢印がかろうじて残ってる実)
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そして。玄関先のマットにコクワガタ。
早いよキミ。
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葉っぱで触角さわってたらクワで挟み攻撃してきた。
こんな両端の目では正面は見えないのではと思うが…
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こんなかんじで、生き物がもりもりして
湿気と共に不穏な感じすらする6月。
頭の上の木から糸でぶら下がってる緑の芋虫を
気付かず連れて歩くことになるのもこの季節。
雨に降られるのと洗濯物が困るが、
実は割と好きな時期でございます。

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最終更新日-0001-11-30
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