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くろけろ

くろけろ

といえば、橙。

「植物図鑑」でご紹介したので
植物学的なあれこれはおいといて、
柑橘類は冬の色の無くなった景色で
その黄色やオレンジ色が明るさをくれてうれしい植物。
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せっかく植えるなら食べられたり料理に使えたりする
ものがいいなー、といくつか植えた「実もの」の中の橙。

買った時には花が咲いていたが
そのうち花芽が付かなくなり、こりゃ実どころじゃない
と心配になった時期があった。
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これは今年の花。

幹を太く、丈夫にしたいので枝を伸ばさないように
刈っていたのが花芽がつかなくなった一因だろう。

前年に伸びた枝に翌年花が咲くという話だったので
幹もまずまず育った事だし、と刈るのを最低限度に
したら、花が咲くようになった。
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手前の花の右上に蜘蛛が隠れています。かわゆす。

柑橘は海沿いの山の傾斜地によく作られるが
では陽が当たればいいのかというと
陽ががんがん当たればその部分の実は
硬い皮の酸味の強過ぎるものになり、
決しておいしいものではないそうだ。

西日が当たって冬は北風の吹き抜ける場所に
この橙はあるので、果たしてどうか?と思ったが
一昨年はじめて収穫出来た年は1個、
昨年は6個。では今年は12個か?と冗談で言ってたが
それを上回る数になった。
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そりゃあこれだけ花がついたので…小指の先くらいの小さな青い実は
どんどん落ちて、最後に強いものが残る。もう辺り一面甘く鮮烈な香り。


色づいたものから収穫しているが、
それがもう10個。
うち3個はすでに鍋のタレのポン酢に使った。
まだあと5個くらいは木に残っている。
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カボスは毎年九州からのものを使っているが
カボスとも柚子ともスダチとも違う、
橙の甘く暖かさのある風味は、冬の鍋や鳥のソテーに
とても合う。
実が大きいので絞ると油も沢山出て、
部屋が橙の香りになる。
冬の晩ご飯の香りだ。

重そうに枝がしなっているので
もうそろそろ全部収穫してもいいだろう。

なんの農薬も殺虫剤もまかないが
きれいな状態に育った。
花屋でお正月用の縁起物の橙を1個160円くらいで
売っていたが、あれよりはるかにうちのがいい出来だ。
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どうですこの見事な丸さ。つるりんこ。

葉も、はじめの頃はよくアゲハにかじられていたが
ここのところは力がついたのかどうなのか、
初夏から夏にかけて虫食いの被害もあまり見ない。

これもおつゆの後の貝やにんにく木酢の
おかげなのだろうかと自己満足に浸りつつ、
来年はさていくつ収穫できるだろうかと
鬼が笑うしかない欲深な思惑でいる。

同じ年に植えたのにまったく花の咲かない柚子2本は
大バカ柚子だからと気長に待っているが
「レモンは初心者におすすめ」というのを
園芸の本で読み、意外な気がした。

もっと気候や条件を選ぶものかと思っていたから。

う~ん、レモン…いいですなあ…
しかしもうスペースが…

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よし、これはもう収穫だ。

冬には柑橘が欠かせない。
今はそれこそ元日からあいてる店があるとはいえ
大晦日から正月にかけてミカン(温州)が無いと
なんだか焦る。
ここまで来るともはや
冬の精神安定剤のようなもの。

それだけに、味の薄ーいミカンや
酸味の無いミカンは悲しくなるので
できるだけ小玉で皮が剥きづらそうで
味の濃そうなものを真剣に選ぶ。

2月が近づく頃にはもう「終わりのミカン」
の味になるのが寂しいが、はっさくや伊予柑といった
大型の柑橘がおいしくなる合図でもあるので
温州みかんに感謝しつつ次の柑橘を楽しむ。

皮をむくのが面倒という理由で果物の消費が
落ちているらしいが、そんな中でも
温州みかんはその問題が無い筈だ。
でも、やっぱり消費量は落ちているらしい。
生産者の高齢化も問題だ。
そのうち、日本のいい品種のミカンを中国かどこかが作って
日本が輸入するようになるのだろう。

アメリカでは「TV orange」とかいう名があるほど
カウチ的だと温州みかんが受入れられたり(さすがお国柄…)
ドイツでも人気と聞く。
なのに何故。
柑橘好きにとっては残念な話だけど…
し好は変わるからなあ。

柑橘無いと、この世は闇だ。
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最終更新日-0001-11-30
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