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くろけろ

くろけろ

1年のうちで、啓蟄、大暑などいろいろ暦の呼び方があるが
その中でも1日前と何が違うのと思いつつ、
でも嬉しい気持ちになるのが立春だ。

その昔読んだO.ヘンリーの本で
「やがて、「春が来た」と暦が臆面も無く嘘をつく時期になったが」
(曖昧な記憶なので…)
というくだりがあって、
「暦の上では春とはいえ寒い日々が続きますが…」という日本の常套句と同じだと
なんだかおかしくなった。

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先週は天窓にびっしり霜。真っ白に光ってダイヤモンド状態。

冬が長く寒さの厳しい国では、冬の間鬱になる症状があるのだという。
雪に閉じ込められる事のない関東平野にいると、
そこまでの実感は無いが、それでも、少しずつ日差しが
強くなり、差し込む陽の角度も長さも変わって行く様を感じると
素直に嬉しくなるものだ。

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川谷拓三ではなく「赤鬼」パンです。ああ、季節ものに弱い自分。

目刺しやヒイラギを飾る事はないが、
節分には、毎年豆をまく。
ベランダからと、玄関から。
ひと袋まいて、翌朝庭周辺を見ると、もう殆ど鳥が
食べた後だ。

大豆は大きいので、ヒヨドリやキジバトの格好のご飯になる。

今朝も、ヒヨドリが家の前の上水沿いで
豆をついばんでいるのを目撃。
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このコナラは、野鳥の休憩&ごはんスポットになっている。

土の匂いも、葉を落とした樹の枝の小さな芽も、
以前とは違って来ているのを感じる今日この頃だが、
春が近づくと、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」
というタイトルがふと浮かぶ。

冬に沈黙している様に見える生き物は、
内側ではじっと、でも確実に次の春への準備をしている。
それが人間の引き起こした公害、複合汚染で
将来的に壊され、春が訪れなくなったら…

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これ、なんでしょう?

「70年は草木が生えない」と言われた広島でも、
実際には今クスノキが青々と繁っている。

しかし、今は当時よりも強力な、実際に使用されれば
簡単に人類を破滅させられるだけの武器が存在する。

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観葉植物「セローム」の気根というか根が、一気に3本も発芽。
日差しが暖かくなってきた証拠。


以前モヘンジョ・ダロに行った事があるが、そこには
自然界の火災等では考えられない高温での溶解の跡があり、
人類は過去に核戦争(あるいはそれに類似した事故等)で
壊滅的な被害を被ったのでは…という
ややオカルト的な意見も、そうか、そうかもしれないなあ…
などと思ってしまった。

今の状況を見れば「人間は懲りないから二度ある事は三度あり得る…」
などと思ってしまうが、そんな遺跡の遺物を
こっそり(もちろん、そこからの本物かも怪しいが)
売りつけようとする現地の博物館の職員(おい!)を
見ていると、なんだか目の前の暮らしという現実で
そんな話も吹き飛んでしまったのも確かだ。

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これから、80センチは下にある鉢の土まで、ゆっくりと伸びて行くのです。

とにかく、F1種のタネの話などもそうだが、
自然の、気の遠くなるような営みを、人間が技術で
変な風にいじって、ビジネスや生産ということに
結びつけてしまうのは、気持ち悪いことだと思っている。
これまでの品種改良という次元とはちょっと違う
遺伝子レベルでの「開発」に
なって来ているからだ。
F1種については分かりやすいお話
(「たねの森について」の欄)→クリック。
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だいぶ陽が長くなってきました

人間も、その自然の一部だ。
人間の身体の仕組みは実に巧妙に出来ているが、
生物としてこの成り立ちが簡単に変わるものではない。
それを外的に作用し、変える恐れのある化学物質に
晒されるようになってたかだか数十年。
結果が分かるのはその先だ。
もっと慎重になったほうがいいのに、といつも思う。

春は、特に初春は、嬉しいけどなんとなくざわめいて
不安にもなる、そんな季節でもある。
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最終更新日-0001-11-30
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