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2017-08

新興住宅街じゃない近所 - 2011.05.06 Fri

先月の写真になるが…
実家は福岡郊外の、昭和40年代に分譲スタートした
典型的な「新興住宅街」にある。

そこから一歩出ると、田畑のある「旧市街」。
たまに帰っても変わってるようで変わっていない
風景がある。
幼稚園児だった頃にかかっていたお医者が
まだやっていたりで(一体今おいくつなのか…)
ほんの少しタイムスリップする。

その辺りは「田熊」(たぐま)という地域で
夏には小規模ながら土地の山笠が出る。
(これは昨年の記事で)

で、実家のある住宅街からいわゆるベーカリーが
姿を消してしまい、パンのレパートリーに困っていたら
検索すると何軒か手作りパン工房が出てきた。
その中で、歩いていけそうな田熊にあるお店に行ってみる。
CA28045000

団地街と旧市街の間を走るJR鹿児島線。
車が通れない小さな踏切がいくつかあって
田んぼにつながる踏切では、
蛇が渡っているのに出くわすのも一興。
CA28045700

お寺の前の歩行者専用踏切を渡ってみましょう。
CA28045800
JR九州の車両は、その内装も水戸岡氏のデザインで
なかなかに奇抜かつクールビューティーです。
顔が撮れなかったけど…
これはソニック。ターミネーターの骸骨みたいな顔。

CA28046000
渡ったら普通車両が。木の電柱がなんともいえません。
ちなみに何か事故りそうな時に必要な旗やらは
このお近くの家にあるそうです。(って看板に書いてあった)

ここから田熊地域。
ここには造り酒屋があり、煙突ですぐわかる。
CA28045200

細く曲がっている道路、広く開いた側溝
(上京したらコレがないので驚いた)
そして古い塀に土壁の建物。

表札のお名前のバリエーションが少ないのが
旧市街の実感。
神社に入る鳥居に出くわす。
CA28045500
八重桜に囲まれた鳥居もいいが隣の廃屋が気になる。
塀のブロックの組み方が古そう。


CA28046100
実は先の廃屋、正面はこんなに立派。
(…でも、ガラスが割れているし、
入り口にはポール立ててあるし使われていないようです)

CA2804560.jpg
鳥居をくぐった側から見るとこうなります。

ここから鳥居をくぐりながら石段を登ると
丘の上に神社があって、小学校のグラウンドに直結。
特に地方では神社仏閣と学校が地域の広場や集会所的役目。

今回は運動場を通るのは遠慮して、もと来た道を進みます。

くねくね道をなんとなく旧3号線の方角に抜けていく。
CA28046200
ワイエスの世界。

この近所、前は牛小屋がありました。
農家の方が多いので、小さい時によもぎの新芽を摘み
餅を搗いてもらいに行った記憶。
CA28046300
某教会の塀も古い。

この先に旧3号線に出くわす。
簡易裁判所が先の右手にある場所。
そこで道を渡り、
(なかなか横断歩道が無い割に車が途切れないので、
押しボタン式のがあるこのあたりで渡ったほうが安全)
すぐの左手にあるのがベーカリーショップ。

「暁」というお店で、ライ麦パンやセミハードなパン等
なかなか好みのものがラインナップされていて
ちょっとうれしかった。

肝心のお店とパンの写真がないけど、
もちろん食パンに柔らかいあんぱんや
クリームパンも確かあった筈なので、
お年の方でも大丈夫です。
おすすめ。

帰り道、母校のほうにちょっと足をのばしたら…
旧3号線沿いに遺跡が出たとかで
そこを学習の場として整備するらしい。
「国史跡 田熊石畑遺跡」
宗像海人族(むなかた あまぞく)のルーツ
などと書いてある。なにか、とんでもなく泳ぎのうまそうな祖先だ。

CA28046400

もともとここいらのこんもりしている緑地は大抵古墳だし
母校の校庭から出た矢じりの類いが確か校内に
陳列されていたような。
そこいら掘れば何かしら出てもまったくおかしくない
そんな場所だ。

吉野ヶ里も、有名になったのは20年ちょっと前だったか、
それを思えば知られていない古代の遺跡がまだまだあるに違いない。
ロマンを感じるというよりは、「あの店が無くなったな」
「なぜかまだあの店が続いている」という、
目の前の栄枯盛衰をただ見ながら、帰途についたのでした。

おまけ:線路際になぜ蚊帳が…近所の方が野菜作ってる場所。
    ナルホドなリユース鳥虫よけネット。
    なお、ここJRの土地なのは、ほぼ確実…
CA28045100
(ちなみに「新興住宅地」側)


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● COMMENT ●

「新興住宅街」も、いずれ「老人の街」となるのです。いや、ほんと。
住民が年とる→無理して買い物しない、必要最小限のものしか買わない→購買力が落ちる→周囲からお店がなくなっていく。
私のところは大丈夫、だって今、近くに新しい店が次々できている…って、いずれその日がやってくる。他人事ではありませんぞ。
では、一戸建てでなくてマンションならいいか?
いえ、マンションは別の問題あり。
今、若い人たちは郊外一戸建てじゃなくて中心部のマンション派が多いようだけど、マンションごと老人の街となる日がやってくる。
「外壁を修理しましょう、水道管やりかえましょう」「うんにゃ、うちは別に不自由しないからいいです、今更外見はどうでもいいです。水道管もどうせ長く使わないし。」
ああ、堂々巡りの住民集会。

Re: タイトルなし

老朽化その他の問題で改修等する際に、
同意を得るのが集合住宅では難問…というのは
よく聞く話ですが、フランスの郊外で
美観を保つために外壁工事で熱心に住民が意見やりとりしてるの
テレビで見ると、なんか住環境への関心の度合いが違うなあと
感心します。
特に、自宅だけではなく町全体というか
公共の環境への捉え方が違う、そんな気がしてなりません。


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Author:くろけろ
ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

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