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くろけろ

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昨日、5/23になって東電が福島第一原発の
2号機と3号機もメルトダウンしていたという報告書を発表した。

当初から、実際はちゃんと水があるけど
水位計が壊れてておかしな値になっているのだとか
いろいろ言われていたが、
水位計が壊れている・いや壊れていないの両方のケースで計算しても、
メルトダウンしている事は確実だろうという見解に達したらしい。

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震災翌日からおそらくは13日までの朝刊。

過去に原発に使う部品を造っていた方からの転送メールが
震災翌日に来た時には、その方はすでにメルトダウンを心配していた。
少しでも原子力に関わっている人や、危険性を指摘して来た人ならば
発生の確率がゼロではないが一番起こって欲しくないこの事を
冷却装置の作動に支障が出たという情報で真っ先に想像した筈だ。

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5/22付の東京新聞1面。
震災がおきた6時間後に、1号機の原子炉建屋で
高い放射線量が計測されていたことが東京電力の公表した資料で分かった。
通常は出ないレベルの放射線量で、丸一日浴び続けると死亡するレベル。
この段階ですでに圧力容器内の水位が下がり、炉心溶融(メルトダウン)が
始まった可能性が高い。


これは運転日誌や制御室のホワイトボードの記録によるものらしい。
以下、記事抜粋。

3/11の午後9時すぎに10秒間で0.8ミリシーベルトを記録
毎時換算で288ミリシーベルト
(原発作業員が5年間で被ばくする上限の
100ミリシーベルトを、たった20分で超える値なのだそうだ。)

この40分後の午後10時前には1号機原子炉建屋への立ち入りは
「社長指示」で禁止されたという。

通常原発作業員は年間5ミリシーベルトに達する事は殆どないらしいが
この3/11に従事した作業員の4人に最大25ミリシーベルトの被ばくがあった。

当時、圧力容器内の水位は大丈夫だという話だったが
制御室のホワイトボードには
「1号 水位計あてにならない」
と書かれていたという。

これらの事から、東電は3/11の震災後に水位が下がる
→午後9時頃からメルトダウン
→熱や圧力で配管等が損傷→格納容器から水素や放射性物質が漏れた。

と解析したという。

当初、首相の東電に対する「覚悟を決めていただきたい」発言が
ひどいのどうのと取り上げられていたが、
実際はごく早い段階で東電は職員退避を言いはじめ、
「大丈夫です、構造上爆発なんてないです」と保安院に言われながら視察した直後に
爆発したものだから…そりゃ首相もキレるわ。

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3月時点の新聞。毎日毎日炉心の図や模型がニュースで出て最悪の事態まで時間の問題では…
と心配する心理は、遠く離れた場所にいる人とそうでない人では決定的に違うと思う。

結局、17日頃までの間に相当量の放射性物質が周辺地域に
まき散らされた事も、1ヶ月以上経ってから明らかにしたわけで、
「パニックを未然に防ぐ」「風評被害払拭」という理由のもと
生活している人が本当に知りたい事は後になって小出しに発表される。

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シーベルトにしてもミリとマイクロの違い、普段聞く事の無いような
専門用語…そういう事よりも、情報が隠される事のほうがこわい。

「政府発表なんて信じられない」と思いながら、
実際には目の前の仕事や生活モロモロのしがらみやら問題を抱え、
自分で判断して自分で動く事は難しい。

でも、大人よりも数倍の感受性がある子供には
放射性物質対策は神経質でいいと思うし、
福島の年間20ミリシーベルトという基準値は、
すぐさま見直すべきだと思う。
現実の汚染にあわせて基準をゆるくするというのは、
考え方としておかしい。

数十年後を考えて決断する選択があっていい。
動かない、動けない理由は人それぞれ。
でも、少なくとも、それで動く人を批判するのは、
そういう風潮になる事が、一番おかしい。と思う。







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最終更新日-0001-11-30
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