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くろけろ

くろけろ

もうタイトルでははん、と思われた方もいらっしゃるかと。

タレントの山本太郎氏が「オペレーションコドモタチ」というシリーズ内で
今回の福島原発について本音発言をし、youtubeで見られると知ったのは
先週の事だ。



この動画での情報の細かい正確さやこの人自身の過去の発言やらもろもろは
この場合触れるのは適切ではないと思う。

この内容うんぬんは、上のyoutubeを見ていただくとして、
とかく政治的な事にはだんまりでいないと干される日本の芸能人が
ここまで言う事自体、普通の状況にないことの現れだと思う。

では実際、どこに行けというのか、出来ない人がいる以上
不安に不安を重ねるような事を言うな、という被災地の人には、
正直何も言えない。

とにかく事実なのは、国や東電が震災直後から1週間程の間に
相当量の放射性物質が関東方面までも放出されていたのを
やっと翌月になって公表した事、
SPEEDIなどの情報公開を必要な時に行わなかった事、
メルトダウンの事にしても、
都合の悪い事は全て後だしだという事だ。

被災地で外での配給の行列に子供を並ばせていた、後悔してもしきれない。
東京でも風向きが変化していた3/15に一日外で子供を遊ばせていた、
どうしたらいいのか…といった親の投書を最近になって新聞で見るようになった。

混乱を招くような情報は流すなという意見も分かるが、
放射性物質の拡散が今も止まっていないのはまぎれも無い事実。
知っていれば、対策を講じたいと思う人はその手段がとれる。
でも、その選択権すら意図的に与えられないのは、
ある意味チェルノブイリ時のソ連と何が違うのだろう。
それより危険な部分もある。
2ヶ月以上経っても、収束していないのだから。

5/23には、福島県の父母約70人が文部科学省に
「20ミリシーベルト」の被ばく線量設定が高すぎると
抗議に訪れた。

東京新聞によると、
事前に大臣ら政務三役に面会を求めたが断られ、省庁内にも
入れてもらえない「門前払い」状態。
時折冷たい雨が降る中、庁舎脇の床に座り込み
応対した科学技術・学術政策局次長に代わる代わる20ミリシーベルトの撤回を求めた。
「最終的に1ミリシーベルトにしていく」とも次長は発言。
(でも文書での通知が欲しいという求めには明確な答え無し)

…で、結局昨日のニュースによると、
福島県での学校での被ばく線量は
年間1ミリシーベルトにしていく方向になった
ようだ。
つまり震災前の通常の基準値に戻した事になる。

やむをえず当座は高い基準値にしなければ暮らせないという事は
それほど汚染されているという事だったのか?と
みんなうすうす思っているし、その現実に直面すると却って
移動が考えられなくなるケースもあるだろう。

しかし、「現実に安全基準値を合わせる(ゆるい方向に)」事の理不尽さは、
それまでの時間子供や妊婦がどういう状況に晒されていたのかを
思うと、もっと迅速に見直して欲しかった。
特に男性よりも生殖器系に影響の出やすい女性は
この件はもっと早く、遠くに避難するのが妥当だと思う。

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下の写真は飯館村の45年酪農を営んで来た夫婦の記事。「べコに悪い事した」
放射線濃度が下がれば帰村できるが、「戻りたいがいったい何が出来る?
土も牧草もダメでここで生活しろは無責任」「原発がなければ、牛ももっと生きられた」


山本太郎氏はこの福島の父母のデモにも参加した。
しかしその後、番組降板の知らせが来た、と5/26日にツイッターで発言。
事務所はその事実は無いと言っていたが、びっくりするほど早く
翌日の5/27日に本人が事務所を辞めた。
こういうことになるのは、覚悟の上の発言だったと本人が言っていた訳だが…
あまりにもスピーディーだ。

彼に対して、「漢」だとかそういう賞賛の意見が多いが
そういう誰かを特別視してリーダーにしてしまうのは危ない面がある。
デモに参加する、政治家に意見書を提出する等
この国を動かしている側の人達に訴えて行く事は誰でもできるし
誰でも「漢」になれるのだ。

この国は「少子化対策」とか言っても、全く本気で考えていないと
過去の大臣の「女性は子を産む機械」だのその場限りの子供手当対策で
ほとほと呆れていたが、今回の事でも長期的視野というのが
恐ろしく欠けているというのが分かった。

老害の塊の中曽根康弘は原発推進の張本人だが
いまだに「推進」と言っているし、未来の世代を大事にしようと
本気で思っているのだろうか。


今、首相への不信任だどうだとうるさいが、
そんな事言ってるヒマあったら、やらなきゃいけない目の前の事態が
山積みだし、だいたいこの狭い、地震の巣の島国に
原発をどんどこ作ったのは自民党の長期政権の間だ。

その間にいかに産業として、利権として癒着してきたかは
もう今はいろいろオープンにされた情報があるし、
現に中曽根氏は著書で「学者の頬を札束でひっぱたいて…」と
いった表現で推進してきた事をのうのうと書いている。

こんな、目先の利益や、仕事だからと本意とは違う事をして
既得権益にいまだにしがみついてる老人達の言う事が
今更聞けますか。

20ミリシーベルトで問題無い、と福島で講演して回った山下教授の説は、
では1ミリシーベルトとなった今説得力がますます無いことになる。
→クリック。最終的に各個人が決めろと逃げてるし。

今、若い世代は確実に、認識がどんどん変わって来ている。
情報は努力すれば集められるし、それを取捨選択するのは個人の権利。
それが、上から規制されることがあってはならないし、そうなるような国は
いずれ硬直化した年寄りばかりの国になるだろう。

「どこに行けというのか。
遠くに避難したくても行き様が無い。」
という被災地の親の叫びに、国と東電は具体的な手段を
早くとって欲しい。
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最終更新日-0001-11-30
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