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2017-08

危険物をよそへ輸出するなって - 2011.08.31 Wed

(FC2の予約投稿機能を使ってるので
まだ菅首相ですが…)

私はどこの政党や宗教を支持しているわけでもなければ
サヨクでもウヨクでもないが、
菅首相が信任を得られなくなったのは
この大変な時期に党内の意見をまとめることが出来なかった
というのが大きいと思っている。

もともといろんな党にいた人達が集まっているのだから
自民党を破った時に集約できるのか不安だったが
それが一番大事な場面で表面化してしまった。

こんな時にいろいろ横やりをいれて協力体制を
作れない自民党もさすがは原発利権べったりの
土建屋体質だからだと思うが、
政策の理由と目的、方法を具体的に示せないのは
どの党でも致命的だと思う。
要するに理念と、方策がしっかり示されないと
信じられるわけがない。

例えば、九電がらみのやらせ問題で
すっかり開き直っている佐賀県知事。
震災直後は「原発への皆の不安は理解出来る」的な
柔軟な事をにおわせながら、今後の原発を維持かそうでないかについては
選挙戦ではひと言も言っておらず、
「万全の安全性確保」という対応を選挙でとっていたので
これは絶対推進側だろうと思っていたらやっぱりそうだった。

こういう、じんわりと玉虫色的対応で核心をはっきり言えない
政治家を市政レベルで見て来たが、まず絶対に
住民の危惧という事には対応せず、儲かる事に邁進する
旧来の「決まった事ですし」的な人が殆どだ。

CA2806020.jpg
ちょっと「ガッチャマン的雲」と思った世代。

経済界に政界内の意見対立、アメリカとの関係…
とにかく、日本が脱原発を言うのは大変な事だと想像できる。
浜岡を止め、脱原発を表明した首相は菅氏が初めてだし
そこは評価したい。

でも、その理由と方策をはっきり示せないのは、
やはり不十分すぎるし、後続のアホ政治家達に簡単に
「無かった事」にされそうではないか。

脱原発ならば、その時期がどれだけかかるのか、
どのように進めていくのか、目標と行程をもっと示すべきだったし
そもそもなぜ脱原発なのか、その理由が人への影響という事から
来ているのなら、なぜトルコへ原発をすすめるのか、
理念の本気度を疑われても仕方無い。

アメリカのダブルスタンダードと同じで、
「原発やめていこう」と判断した理由が自国民への
環境と健康へのリスクなのなら、
そんな危険物をなぜ、外国へ売りつける?

日本が売らなくても放っといてもフランスやアメリカ、
今後原発モリモリ推進していきたい中国やインドといった国が
その旗手になるだろう。

日本は、それに加担しないでほしい。
いくら経済が潤うからといっても。

CA2806040.jpg
線路際の空き地に百葉箱。

○芝が使用済み核燃料の貯蔵&処分場をモンゴルに建設する構想書類を
アメリカ政府高官に送り、推進するよう水面下で工作している

という記事が7/2の新聞に出ていた。

これも新興国への原発輸出のため、モンゴルで加工した
ウラン燃料供給と処理の「包括的燃料サービス」
とやらの一環らしい。
ネーミングはそこらの燃料店みたいに軽いが
中身は相当黒そうだ。

主導してるのはモンゴルとアメリカで、日本は誘われた形というが
経産省が推進、外務省が慎重と政府内でも一致していないという。

「もんじゅ」の例で分かるとおり、数十年研究してきた日本でも
実現性の薄い使用済み核燃料処分。
アメリカのユッカ山地にも最終処分場計画があったが
頓挫しているそうだ。
なぜ地層処分をするか、それは人間には管理できないから。
地震の無さそうな硬くて深い地層に保管し続けるしかない。

だから地質にあった研究開発が必要なのに、
モンゴルにはそういう調査研究も無いので、
少なくとも技術的視点でもモンゴルでの処分場建設には
妥当性、優位性が無い。
…と、明治大学の教授もこの妥当性に全くの疑問符を投げかけている。

そんな恐ろしい計画を、水面下で進めようとするなよ…

これ、「島耕作」でも取り上げられてたみたいなんだが…→クリック。
しかも六ヶ所村が「最終処分場」だという扱いになってたらしい。
(事実は再処理工場であって、最終処分場ではありません)
島耕作は自分にとっては何故か読みたくない数少ないコミックのひとつだ。
絵柄以上に、何かべったりうっとうしいものが漂ってる気がして。
特にサラリーマン時代にはあのマンガは楽しめなかった。
あらためて過去の掲載分に、原発無いと日本はやってけない的論理が
展開されてたのを知った。当時はこれでも良かったのでしょうが、今は…


儲けりゃいい、のはもうやめてくれ。
新興国の原発は、それだけでもう重大な問題をはらんでいると
常々思っている。技術協力した国の責任も大きいが
まだまだ政情不安を抱える国も多く、
情報隠蔽体質、ブルドーザー的手法、
民族や宗教の対立など見てると、大丈夫かと
メンタリティの違いも相まってマジで心配になる。

今後はアフリカの国々も導入に手を挙げている。

ほんとに、宇宙戦艦ヤマトの世界はもうすぐに来ているように
思えて仕方無い。
ガミラスに攻められるまでもなく、イスカンダルから
コスモクリーナーをもらえることもなく、
地球人は自滅するんだろうな、自分達の意思で。




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