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くろけろ

くろけろ

危険度は放射能の比ではないかもしれないが、
数えきれない程の化学物質が混入したごみを
高温で燃やすから大丈夫、とばかり
すぐに焼却したがる今のごみ処理には前々から疑問だった。

ではなぜこんな、周辺3市のごみを焼却する清掃工場の
近くの場所に越して来たかと言われると
その時はもっと危ない、全国的にも騒がれていたS県T市の
最終処分場の近くの井戸水地帯にいたもんだから、
ここが天国に思えたくらいだったのだ。
今は後悔している。
(これから不動産を購入したいという方は、
ほんとによくよく考えてください。)

今回の震災後のがれき、いやがれき以外の
ここ東京のごく普通の家庭ゴミの焼却灰からも
それなりにセシウムが検出されているのは事実。
それについては以前書いた通りだ。

それをぐぐっと上回る値が検出されてしまったのが
千葉の柏市。



<清掃工場>焼却灰汚染濃度高すぎ…炉休止 
千葉・柏市

毎日新聞 10月1日(土)2時34分配信

 東京電力福島第1原発事故の影響で、
清掃工場の焼却灰が高濃度の放射性物質に汚染された問題で、
千葉県柏市は30日、市内の2清掃工場のうち、
現在の国の埋め立て基準(1キロ当たり8000ベクレル)
より汚染度が高い焼却灰を出している
同市南部クリーンセンターの運転を当面休止する方針を明らかにした。
放射能汚染で清掃工場が休止になる事態は、
環境省も「報告がない」と話しており、全国初とみられる。


【ニュースの第一報】放射性物質:
焼却灰から7万ベクレル超を検出 千葉・柏

同市によると、新型焼却炉を備える同センターと異なり、
もう一つの清掃工場は施設が古く、
同量のごみを焼いても焼却灰の量は多いが、
汚染濃度は埋め立て可能なレベル以下のため、

同センターのごみも一緒に焼却することにした。

同センターは9月7日から定期点検で焼却炉の運転をストップ。
同センターの焼却灰からは6月、
最高で1キロ当たり7万800ベクレルの放射性セシウムを検出。
埋め立て処分できずセンター内で保管が続く灰は143トンで
保管スペースは残り30日分しかない。



…。これ、正直よくちゃんと公表したな、と思う。
基準値超えたのは、新式で性能がよくって、
同量のゴミ燃やしても灰が少ない=残留物質の濃度が高くなる。
ということだったらしいですが。

だから古いほうの施設で一生懸命燃やしちゃってる。
ということのほうが、自分には大いに気になる。

今のユルユルな暫定基準値とやらにひっかからないから、と
古い施設で燃やす事は逆になんだかヤバくないですか?
元のゴミに含まれている物質に差異が無いのだとすれば、
そういうヤバいものを燃やしている事には変わりない。
バグフィルターでちゃんと吸着されてるから
排気には問題無いと言われても、きっとそのフィルターは
凄まじく汚染されているだろう。
その処理は、どこでどうすんの?
清掃工場で働く人の健康は、どうなの?

基準値を超えた灰を、基準値超えしていない灰と混ぜて
コソーリ埋めちゃう、
そういう事だって今後あるんじゃないだろうか。
キロ辺りの「濃度」が問題無くとも、
それらの灰が集められ、埋められるあるいは
濃度が問題無いからと「エコセメント」に再生されて
あなたの家の周りに建材資材として絶賛リサイクル中…
もう図式が目に見えるようだ。

お茶や土などは、濃度の高い(一応基準値内)ものと、
そうでない九州産のものをブレンドして販売している、
という事例が既にある。
そしてこれは法律違反でもなく、業者内に基準すらない。

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このブログに度々書いて来ているように、
自分はこの周辺3市のごみを焼却する清掃工場と、
もう1つ別の市の清掃工場の近くに住んでいる。
だから、ヘタすると都合4市分のゴミのダイオキシンの影響を
受けまくっているかもしれないし、ここにきて、それに加え
放射能汚染という心配が、もれなくついてくる事態に
なってきてしまった。

狭い日本だというのに、海外の国と比べても
類を見ない程の焼却場の数があると言われている。

90年代にダイオキシンの問題が表面化し、
財政状況や市町村合併その他の理由で
処理の合同化が進み、清掃工場の数自体は
減少してきているのかもしれない。
しかし、自分はこの、焼却場の林立という事も
原発と似たような問題をはらんでるように思えて仕方がない。

予定地が私有地であれば、地権者とはお金の問題が絡む。
また、焼却場を造るならその熱でお湯を配給しろとか
温水プールを造れとか足湯が欲しいとか
あるいは周辺の道路を始めとする設備投資に周辺住民は
見返りを求める。

求めるべきはそういうことではなく、管理の徹底と情報公開、
そういう経営への努力なんじゃないのか。

その施設を受入れれば交付金、あるいは税収があるから
市民のみなさんに見返りがある、
予定地売って収入になった、道路がきれいになった…
などなど、そういうやり方が原発とまったく一緒だ。

程度の差はあれど、結局考え方は同じだ。

ごみ処理は不可欠だ。でもその方法や、周辺に与える負荷、
そういうすべての事が事前に隠す事なく公表され、
「受入れる」側が理解しないと、あとあと大変なことになる。

DSC_006003.jpg

よくエラい人が言う「ご理解下さい」というのは
<バカヤロー、もう説明なんか終わってんだよ、
今更遅いんだよ、文句言わず受入れろよ>

という意味であるという事を、廃プラの事がきっかけで
「理解した」が、
それを「受入れる」ことなど、自分にはできない。

全国で星の数ほどこういう「迷惑施設」の絡む問題はあるが、
「受入れる」というのが結局のところこれまで
「仕方無い」という諦観と無知
からくるものだったから、
その後の議論も責任も生じない。

これがすべての問題だと思うんですが。

「おとなしいニホンジン」の自分でさえ
とにかく物事全般
学者の安全宣言や
お上のありがたいお言葉を「受け入れ」、
自分の意見を何も言わない人の事を、
最近かなりフシギに思う。


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最終更新日-0001-11-30
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