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2017-08

かつて事故があった土地2 - 2011.10.05 Wed

茨城の東海村、もっと議論が活発になるのを期待したいです。



村上・東海村長:
茨城大の住民アンケ「村民、脱原発に」
 運転再開、大半慎重 /茨城

毎日新聞 9月29日(木)11時28分配信

東海村の村上達也村長は28日の定例記者会見で、
茨城大が日本原子力発電東海第2原発の周辺住民に行った
アンケートで、大半が運転再開に慎重な考えを示したことについて
「村民の考えも原発依存からの脱出の方向へ変わった。
それが正直に表れている」と述べた。
東京電力福島第1原発事故を契機に、
住民世論の大勢が「脱原発」に変わったとの見方を示したものだ。

アンケートは同大が福島原発事故後の6月から8月にかけて実施し、
1320人が回答。
定期検査で運転停止中の東海第2原発の再稼働について、
40%が「耐震、防潮対策を徹底するまで再開すべきでない
32%が「運転停止したまま、廃炉に向けた準備を進めるべきだ」
13%が「再稼働は凍結して白紙から議論すべきだ」と答えた。

回答者は東海村だけでなく隣接の日立・那珂・ひたちなか3市にも
及んでおり、この点について村上村長は
「私が実際に耳にすることから言っても、現実だと思う。
非常に正直な結果が出ている」と強調した。

また、村上村長は、「脱原発は、日本の取るべき道だ」
と強調した上で、国が来年4月に設立を目指す「原子力安全庁」を
「まことに薄っぺら」と酷評。

原発再稼働に向けたストレステストについて
「(実施主体が)信用失墜した
原子力安全・保安院と
原子力安全委員会では、
何の保証にもならない」

と批判し、近く原発再稼働を巡る国の対応をただすため、
細野豪志原発事故担当相や枝野幸男経済産業相らとの
面会に向け日程調整をしていることを明らかにした。

このほか、18日に開かれた村と原子力のあり方を考える
村主催のフォーラムについて
「激しいやりとりがあり(脱原発の是非を巡り)
見事に意見が分かれた」と指摘。
その上で「あのフォーラムだけで、
原発の運転再開や村のあり方を判断できない」と述べ、
今後もフォーラムや村民アンケートの実施などを検討する考えを示した。



戦後数十年かけて、自民党を中心とする与党
(特に中曽根氏(父))は原子力ってすばらしい
喧伝して来た。

民主党だって、やっと政権とったのに
「CO2削減のためクリーンな原子力推進」とか
アホな事言ったから、こりゃダメだと思った。

とにかく、長い間洗脳してきた張本人達には
いかに原発が馬鹿げた「厄介な発電機」かを
何かあれば一番に被害を被る立場にいる人達が
声を大にして言わないと、多少の事では通じない。

12年前の東海村のJCO臨界事故について
作業員の方の死が、マニュアル無視の自業自得かのように
片付けられている事を見ても、
何かあってもいかに企業や国は責任を負わないか、が分かる

さらに、人が亡くなっているのに、
その後の国や原子力村の対応は、
”原発は安全”という子供への教育に力を入れ、
「こういうリスクがある」ではなく、
「安全だということを理解」させるために
血道を上げて来た。

それゆえの、この村長の怒りだろうか。
ここまでハッキリと切って捨てる人は、
そうそういなかったと思う。

DSC_004509.jpg

民意形成に大事なのは、事実をありのままに伝える事。
そのためには、原発であればメリットデメリットの
両方と、どういう経歴で誰が推進して来て
どんな意見が交わされて来たのか、
事故の記録等とにかくもっと広く情報を出さないといけない。
それが、今までいい加減だったしねじ曲げられて来た。
民意は都合よく作られるものだということを
もっと警戒しないといけない。

電気を使う全ての人はこの「厄介な発電機」
が今後どれだけの間アリなのかどうか、
知って考える、その結果答えを出す必要が
いいかげん、あるんじゃないかと思う。

それには、時間はかかるかもしれないが
数十年かけて今の状況になっている事を思えば、
今よりいい未来につながることに
1ヶ月2ヶ月という性急な事ではなく、
理解を深めて結論を出したい。

東海村の村長に対しては、
「上にいる立場の人があまりに脱原発を表明するのはどうか」
みたいな意見もあるらしいが、では、今まで
大抵の「上の人達」が「原発肯定」してきた事は
問題ないのだろうか。おかしな話だ。

もっと、「腹を割って話しましょう」な政治家が
どんどん増えれば、世の中もう少しはマシになる。

DSC_000606.jpg
シュウカイドウ、秋です。

ちなみに津波の高さがあと40センチ高ければ、
東海村の東海第二原発の3つある非常用電源全て水没の危機
で、
事実電源の1つは水没、2つで冷却に必死という危ない状況だったのだ。
これとて後出しのニュースだ。

もし東海第二も冷却がうまく行かず、空焚きになっていたら…

インタビューで村長が「ぞっとした」
語ったのは、当然だ。

この「原発制御の恐怖」を一時でも味わい
放射線の低線量の被曝の心配が今現在ある茨城では、
「防潮堤を高くすれば」とかいう物理的な対策は、
おためごかしにしかうつらないだろう。

だから、東海村の村長は、1自治体だけでなく
周辺地域にも意見を求めたいとしている。

当然だと思う。

玄海原発も、周辺の唐津市は、必ずしも推進ではない。
また、福岡で唯一、30キロ圏に入る糸島は
県外ということで情報提供が不十分な事に疑問を抱いている。
玄海町町長は、「再稼働反対意見はほとんど外からの意見だった」
(だから問題ない)と、原発の事は人口6000人の玄海町だけが
決めると言いたげな、そんなお方だ。
この先はもう、そんな田舎議員気質ではやっていけない事を
いいかげん悟ってもっとマシな人にゆずったほうが賢明だろう。

玄海原発の地元の玄海町の町長と
佐賀県知事は、玄海には大きな津波なんか来ない、
対策さえすれば大丈夫と思っているのだろうが、
こういう人こそ「平和ボケ」なんじゃないのか。
そういうナメた考えの人には
他人の財産、生命を預かる要職とやらにいる資格は
全く無いと思う。

選挙の時にははっきり言わず、何か不祥事があれば
居直り、人のせいにするみっともなさ。
まずは東海村の村長の爪の垢でも飲めと言いたい。
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