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くろけろ

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埼玉の狭山茶の会社が、10/3、自己破産した。

原発事故以降の他産地の風評被害で、この会社でも
新茶の売り上げが前年比で20%落ち込んだうえ、
秋になって狭山茶から国の基準を上回る値が
出てしまったために売り上げは半分に。

ここは狭山茶では老舗で、最大手だったらしい。
自分も、名前は聞いた事がある。
それに、以前そこの近所に住んでいたので、
もしかするとここのお茶は飲んでいた…かもしれない。

この破産した会社のサイトを覗いてみた。
破産について何も記載されていないし
設備や沿革など、そのまま見られる。

で、ここはかなり設備にお金をかけていたようだ。
このあたりでは唯一ISO9001を取得、
なにかと「唯一」「産地最大」という言葉がある。

DSC_000620.jpg
ナツメ様の実が重たそうになってきました。

お茶は、ペットボトルのものが年中出回っているので
それだけの需要があるとてっきり思っていたのだが
実際は、家庭で茶葉を買って急須で淹れる、ということが
減って来ているので、茶葉生産販売は細って来ているのだそうだ。

これは意外だった。
ペットボトルを買ってくればいいので、自分では
茶葉を買わなくなったということらしい。

他の飲料にも押され、日本茶の需要が減って来ていると
いうのに、なぜこの会社は、昨年
「産地最大」の保管庫を建てたのか。

その3年前にISOを取得したのも、合理的で近代的な
進んだ製茶業を率先しようと必死だったに違いない。
経営に攻めの姿勢で臨んでいたに違いない。

そうなると、沢山生産し売らないと投資の回収が出来ない。
そういう無理がどこかにあって、
そこに「風評」が余計にズシンときたんじゃないかと
思えてしまう。

資本投入を抑えていれば、その分細々と続けていけるのかも
しれないが、お茶がセシウムを吸着しやすいのであれば
今後のためにも、お茶の消費がこれがきっかけで
冷え込み続ける事がないように、
業界ぐるみで対策が必要な気がする。

そのためにも、これまで普通だったらしい
産地のブレンドというのを、もっと表示で
明確にするほうがいいんじゃないだろうか。
宇治茶が、実際宇治で採れる茶葉が少ないから
静岡や九州産の茶葉をブレンドするのは有名な話。

今までそれで済んでいたことが、原発事故で
消費者の目が厳しくなって、一層茶離れが進む可能性がある。

何種類かのお茶を常備するお茶党としては
東電は許せないし、
製茶業の方々にはほんとに頑張って欲しいのだ。

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最終更新日-0001-11-30
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