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くろけろ

くろけろ

その2です。福島側の事情が書いてあります。


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この作家の強い怒りには全く同感で、
国民の命を守るという明確な方針を打ち出せない国には
ほとほと呆れるばかりだ。
何しろこの方は震災に2度も遭っている。
自然災害はある程度仕方無いとはいえ、その後の対処へは
当然の怒りだと思う。

しかしこれを読んで自分が困惑したのは、
「都会の住民」が皆机上論を信じているかのような
書き方と肝心の部分。

例えば表土を剥ぐ除染のことで、表土を剥ぐと作物は作れない、
とある。
これは、その土地で耕作を続けたいという意味なのだろうが
表土がいかに素晴らしいものであっても、
そこが汚染されているのが明らかなら、
まずは耕作は控える前提で
その先の対処を考えなくてはいけないのではないか。

まだ大元が収束していないのだから、
除染してもキリが無いのでそこはそのままにして、
状況を見た上で除染する、
その結果を見て時間をかけて土の状態を回復させて行く、
ということなら分かるのだが。

それとも、表土のはぎ取り無しで除染出来る方法が
あるのだろうか。
もしあるのなら、それを代替案として書いて欲しかった。

危険だから逃げろ、あとはカネでという思考が
単純過ぎるというのは分かるが、危険な土地ならば
まず逃げるほうがいいのではないだろうか。
少なくとも妊婦子供は早急に。(その際の補償も当然だ)

除染で内部被爆のリスクが上がるのももっともで、
それはこのあたりの除染でも思う事だ。

除染NG、農地は失いたくない、避難&補償も問題…となると。
ちょっと矛盾を感じてしまった。

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ではどうするか、どうしたいのか。
ここが一番今現実に対処が急がれる事で、
福島にいる人に「なんでコレコレのようにできないの」と
言って欲しい。

被災者に酷な要求かもしれないが、
原子力について著作のあるプロの作家だけに、
同感できるだけに、
そこをもっとはっきり書いて欲しかったのだ。

この人が言うように、土に生きるということから
ほど遠い都会思考が問題なのは、確かだと思う。
土地に手を入れ、代々守って来た価値というものは
ハイ補償しますから、
ということで済むようなものではないからだ。

ならば福島の人達がこうして欲しい、と
もっと声を大にして言って欲しい。
田舎の人と都会の人という線をひくばかりでは
お互いがいい方向に進めないと思う。
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最終更新日-0001-11-30
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