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2017-08

ビーツで初ボルシチ - 2014.01.25 Sat

このあたりは住宅化が進んで来たとはいえ
農家がまだまだ健在で、地元野菜が格安で売られているので
スーパーに行ってもその中の産直コーナーで買う事が多い。

そんな中、ビーツがあるのを発見。
ビーツといえばボルシチの条件反射。

ボルシチといえば人生最初に食べたのが学校給食で、
何か甘ったるくて好きじゃなかった。あれには絶対にケチャップは入っていても
ビーツなんて入っている筈は無い。
(そしてボルシチの日は必ずバナナか何かがついて来て、
これとの相性もなんか嫌だった記憶…後味が悪いったら無い)

上京したら「渋谷ロゴスキー」のイートインが池袋の東武にあって
そこで時々ピロシキのセットを食べてた。
そこのボルシチは缶詰だか何かになっているのを温めるもので、
ロシア出身の人かどうかは知らないが、お客のガイジンさんが
「コレビーツ入ってないでしょ」とお店のおねえさんに
にやにやしながら流暢な日本語で文句つけていたことがあった。
本場のボルシチというのを食べた事が無い人間にとっては
トマト系のシチューと思って食べれば問題無い味だったが。

ビーツ自体、日本でも北のほうで作っている作物だと聞いていたし
東京で売っているのさえ見た記憶が無い。
それが、福岡で作っていたとは正直驚いた。

出会った時に買わないと、次この店に行ってももう無いかも。
と思ったので早速ゲット。
それはいいけど、いったいどうやって料理したらいいのだ?

…という疑問にも、検索すれば実に色々な情報が出て来るのだから
本当に便利というしかない。
カブのように見えるがカブの仲間ではなく
ほうれん草の仲間だそうで、確かに葉はそれっぽい。

根っこのカブに似た部分を切り落とし、よく洗う。
これを、まずはそのまま下ごしらえのため煮て、
その後皮を剥くのだそうだ。
先に皮を剥くと、せっかくの色が半減するらしい。

140111_193.jpg
それはいいけど、生を切って水洗いしただけで色がですな…

赤い茎を切っても、切り口から真っ赤な汁が出る。
酸と反応して色が出るものは多いけど、生を切っただけで
指先が染まりそうな濃い色が出るのにはちょっと驚く。
何かの色に似ていると思ったら、驚異的な生命力のある
「ヨウシュヤマゴボウ」の実の色だ。
赤いというけど、柿やイチゴのような赤さではなく、
紫がかった、とても濃い色なので、調理の際は着るものに要注意。

140111_2013.jpg
茹でた根の皮を剥くとなんかもう
恐ろしい程の色素の塊です。

葉と茎も勿体無いから、一部を刻んで一緒に入れて、ボルシチのできあがり。

うーん、サワークリームが欲しい所だが…
無いから、ケフィアでいいですかねえ。
それっぽく、紅茶にジャム入れてみたよ キイチゴやコケモモなんかあれば
それっぽいけど無いから阿蘇産ブルーベリー。

140111_203.jpg
赤いのはニンジンではなく、ジャガイモです。
スープに入れると瞬時に染まります。恐るべし。


今回調べてみて知ったが、ビーツは「飲む輸血」と
言われているそうだ。
甘酒は「飲む点滴」だけど、ビーツは造血作用があるようで
貧血気味な女性にとてもいい野菜らしい。その他栄養素も
大変豊富で、葉ものが無くなる時期に北国で利用されるのも
納得するしかない。

味は、カブに似て、土臭い独特の風味がある。
そして、葉や茎を煮ている時にはほうれん草をゆがく時の
香りがしていた。
そんなわけで、結構アクを感じる風味が有るのは確か。
人によっては、これを苦手に感じるかもしれない。

実際、ダンナ(今回調理担当)は「ちょっと…強すぎる」
という感想だった。レモンを加えるとかなり飲み易くなったのだが…
だから残りは翌日自分が1人で食べることになった。

140112_133.jpg
時間が経つ程赤く染まっている気がする。

しかしまだ冷蔵庫に茎が残っているのだった。
これは多分、別の香りがあれば食べやすくなるんじゃないか?
と諦めきれなかったので、とりあえず自分用でいいから、と
1週間以上経って再チャレンジしてみた。

ボルシチにサワークリームを入れるのは、根の土っぽい風味を
中和させるのだろうと、最初のケースで感じた次第。
具のお肉の脂だけでは、役不足だったようだ。
根はもう無いから、土臭さは軽減してるとは思うが
茎は茎で昔のほうれん草のようなえぐみがあるから、
よくアクをとって、香味野菜を足しつつ、
最後にサワークリームを加えるとかなり違うはず。

140124_20.jpg
赤い葉脈のある所を切ると血のように色が出ます。

残りのビーツの葉と茎を刻んだ物に、セロリを追加。
軽く塩をして、K嬢からのいただきもの、トルコのクノールを
1袋投入。このスープの素はトマトベースだから、味がケンカしない。
しかもミントなどのハーブと独特のエスニック風味が、
ビーツのえぐさを見事に消し去ってた。

そしてここに、サワークリームを投入。
サワークリーム好きなんだけど、ヨーグルトと生クリームを混ぜて
室温で放置してたら出来るなんて、今回の事で初めて知ってびっくり。
いつもケフィアを作ってるから、その延長線で実にラクに
出来てしまう。ありがたや〜

140124_16.jpg
前日朝仕込んだのが翌朝にはなんとなく固まってたので冷蔵庫へ。
配合比率は好きずきみたいで、今回はクリーム9:ケフィア1だけど
酸味好きとしては次回はケフィアを増やしてみます。食べる時にパセリ混ぜるとか
いろいろ楽しめそう。


「今度は食べられるかもよ」と味見させたら大丈夫だったので
ダンナにも。
それどころか、「サイコーに美味しかった」そうなので、
せっかくビーツでボルシチを作ったけど評判が悪い、という方は
セロリにレモンとサワークリーム、そしてもしあればハーブで
香り付けをすると、ぐぐっといいかんじになるので
おためしあれ。

140124_21.jpg
2回目はお肉無し、根っこなしの野菜スープ。

冬場の温かいシチューに、またひとつ、メニューが
増えたうえに、サワークリームも簡単に作れると知って
満足な一日。
(あ、ビーツある程度食べると、大小出すものに影響しますのでご注意)
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● COMMENT ●

大小出すものにって…

もしや、ビーツ色になる?
ひやー

Re: 大小出すものにって…

ちょっとならともかく、シチュー丼一杯食べるとナルホドというかんじです。

ビーツ食べたことないかも...

赤カブじゃないみたいね

スープの器やパンが載ってるお皿やカップ
全部趣味がいいね~

Re: ビーツ食べたことないかも...

いや〜まったくもって赤カブとは別もんですわ。
でもちゃんとカブっぽい土っぽい味がするのがおもしろい。
器、黄色い丼だけダンナ作、他の焼き物は沖縄のと小鹿田で
小鹿田は陶芸祭りのセール品だけどいいのが見つかるよ
よく見るとヒビや欠けが出て来てるし、もはや汁ものには使えない器もある。
好きな器はよく使うからどうしてもボロになりますな…


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ケロをこよなく愛する玉川上水ほとりの住人です。
庭をヒキガエル様の根城にしていただきたいけど
目下果たせず。

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