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くろけろ

くろけろ

というと、そうです、あの方、プルシェンコのことなんですが…

TVの無い我が家、皇帝が夜1時チョイ前にお出ましになるという
予定を知ってはいても、ネットで中継やってないみたいだし
翌朝ニュースをチェックするかと寝たら、あの悲報。

今回が最後だろうから現地までプルシェンコ目当てで行ったファンも
いるだろう。ショックは大きかったに違いない。

腰はもう古傷なのはファンでなくても知っているし
ヘルニア手術だの腰にボルトが入っているだの
メスが入りまくりの身体に鞭打って君臨していることは
わかっていたから、棄権には何と言う事だとがっかりしても、
でも、本当にお疲れさまでした、と素直に思える。

素晴らしい演技をしていても大会では力を出し切れないタイプ
或はメダル獲得選手でも印象に残ってないタイプというのとは
皇帝プルシェンコは違っていた。

転倒する事がほんとにまれな、驚異的な安定感と
あのジャンプ、なにより男性とは思えない柔軟性。
(特に若い頃。しかしそれをいかした技で腰にきたのだろうが…)

そして、そういう圧倒する技術と芸術性を持ちつつ、
エキシビジョンではマッチョスーツと金色パンツを着てしまったり
女装をしてしまうサービス精神。
まー本人はもともとそっちのほうが好きなのかなと思ってしまうわけですが…
ロシアのフィギュア選手のイメージがいい意味で崩れた。

↓以前も載せたけどやはりこれははずせないってことで。
エキシビジョンでアンコール、しかもジャンプ連発。
お客の沸きようといったら…



今回の五輪に出るにあたって、選考基準がどうだったのかで
責任問題に発展しているとか聞くが、
彼が腰の爆弾を抱えていることは皆知っていたわけで、
それでも選んだのだから今言ってもねえ…と思う。

選考基準以外に、こういうタイムを競うものではない評価式種目へは
毎度買収疑惑が囁かれるし、演技の順番でも有利不利がある。
何をもって評価するかは専門家と一般人とでも違うだろう。
足の組み換えで何ポイントアップとかそういう事は見ていてもわからないし
むしろフツーに見ている側としては、技術の高さでの細かい加算云々よりも
(正直3回転半とか言われても違いわからん)
流れの良さとか振り付けにバラエティがあって退屈しないとか
音楽と合っているとか、優雅だとか、全体的な事の方が印象を決めている。
…気がする。

その例でいえば、昨年引退を表明した
アメリカのジョニー・ウィアーの演技は
何かよくわからんがつい見てしまう引き込まれるものがあったのに、
どういうわけか評価が低かった…というのが記憶に残っている。
youtubeで最近動画につく広告で、羽生選手のver.があったが
ウィアーみたいだなこの子と思った。
年齢のわりに細っこい少年のような外見と柔軟性が
ウィアーのような中性的な雰囲気をかもしていたからだろう。

↓ウィアーの2010年五輪での演技。


今回めでたく男子フィギュア初の金メダルという快挙は素晴らしいが
なんとなく複雑な気持ちにもなった。
日本の男性フィギュア選手は10代の頃は注目されても、
そのあと伸び悩む例が多い気がする。(詳しくないけどなんとなく)
羽生選手は今迄の日本の男子フィギュアにはあまりいなかった
フシギな雰囲気を持っているので芸術性にも期待できそうなんだけど
しなやかさとスルドさが、鈍くなる事がないのを祈りたい。

そんな羽生選手を、自分が棄権した後で
「私は彼のヒーローだったかもしれないが、
今は彼が私のヒーローになっている」

と言ったとか、皇帝、やはり、ただもんじゃないです。

スポーツに邁進してきた人にありがちな、
私生活ではおいおい、大丈夫かと思ってしまう部分のある皇帝。
引退後は本業以外に手を出してへんなことになったりしないよう、
奥さんにしっかり手綱を引き締めてもらいたいなあ
と思っているのはワタクシだけでは、ないはず。


皇帝の伝説的な「ニジンスキーに捧ぐ」だと
ニジンスキーのバレエからのポーズが随所にちりばめられているので
地元ロシアの人やバレエファンには「ああ、あれね」と思える。
じゃあバレエまったく知らない人が見たら退屈かというと
そんなことはなく、ポーズをとりつつ動きがスムーズにつながり
音楽との一体感が素晴らしい。
そう思わせるのが皇帝の凄さ
なんというか、スピード感あるのにポーズの印象が残るのは
タメがきいてるってことなんだろうか。

逆に、他のフィギュアの演技見てて、
いろいろ技巧こらしててもどーもな、と思う時は
音楽と振り付けの盛り上げポイントが合っていなかったり
つるつるっとスムーズすぎて印象に残りにくいという事が
殆どのような気がする。自分の鑑賞ポイントとしてだけど。

この伝説の演技、点数とかそういうの、どうでもいいわ正直。
審査員の問題とかそういうレベルを超えている。
ありがとう皇帝。


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最終更新日-0001-11-30
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