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くろけろ

くろけろ

ハクセキレイが2度目の子育てをしているのに気付いたのが6月下旬。
気付くのは親が餌を運ぶ姿を見たり、ヒナの鳴き声がするからだが
それに至るまでに2週間ほどすぐ外の壁の巣で親が抱卵していた
と思うととてもかわいい。できればその姿を見たいものだが
育児放棄が怖いしさすがにちょっとムリ。

で、最初は小さかったヒナの声がだんだんと大きくなり
親の餌運びの頻度が高くなってきたので
週末か週明けにそろそろ巣立ちかと思い始めた7月の第1週、
大型台風が来るというので福岡はいろいろ慌ただしくなった。

7/6にかなりヒナの声が親と同じになってきたしそろそろかなと
そっと巣をのぞくと、2羽のヒナのうち1羽はすでに巣の中で
立っていた。これは巣立ちが近そうだ。
ヒナはこちらに気付いたのか振り返って鳴き始めた。
と思ったらそこに親がやってきた。
親はすぐこっちに飛んで来て、それこそ手が届きそうな場所で
ホバリングして、威嚇した。
スマートなセキレイだが、間近で威嚇されると迫力だ。
今が巣立ち直前の一番親も苛ついている時期だろう。
いらん心配をかけてごめんねという気持ちですぐ窓を閉めた。

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とまっているのがヒナ。あー望遠欲しい。

その翌日の7/7、薄日がさしたり小雨が降ったりの
落ち着かない天気のお昼過ぎに、いつものヒナのまとまった声が
聞こえなくなったと気付くとベランダの前の電線にふわふわしたのがとまって
頼りなく鳴いている。
時々親鳥がやってくると、ヒナは大口を開けてあっという間に
餌を食べてしまい、おねだりをするのだが、親鳥は巣立ち前程
頻繁に餌を持って来ない。
微妙に距離をとりつつ、ヒナが自分から動くのを促しているのだろう。

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親が右にやってきた。エサくれエサ。ヒナのクチバシ、見えますかね

ヒナは電線にとまる位置を時々自分で変えるのだが、
見ているこちらにしてみればはなんともまだ頼りなく、
細い電線にとまっている姿もバランスをとるのがヘタなのか
グラグラおっとっとで危なっかしい。
それでも、うまいこと電線の真ん中というような不用心な場所ではなく、
電柱の、いろいろ出っ張っている部品の陰に隠れるようにしている。
今が一番カラスに狙われる時期だと親が教えるのか本能なのか。

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微妙にいる位置を変えて行くヒナ。この後電柱の物陰に隠れてました。

それにしてもそこにいるのは1羽だけ。
もう1羽はどうしたと思ったら鳴き声が巣のあったほうから聞こえる。
そっと窓を開けると、巣はもぬけのからだったが
巣の向かいの地面に1羽が降りてじっとしていた。
どうやらそこで鳴いているようで、親が餌を持って来るのが
鳴き声でわかった。
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赤い→の先にちょこんといるグレーのがヒナ。

親は2羽のヒナがそれぞれの場所にいることも把握して
ちゃんと餌をやりつつ見張っているようだ。

このあと小雨が降り出して、電線にいるヒナはしきりに
濡れた羽を羽繕いしていたが、地面にいたヒナはうまいこと
庇の下だったのでしばらくは濡れずに済んだようだ。

雨が上がった後夜の7時過ぎくらいまでヒナと親の声がしていたが
やがて近所の桜の木の方に隠れたのか、電線や地面からヒナの姿は
無くなっていた。

巣立ちの次の次の日には北九州に大型台風が接近というので
通っているパソコンスクールも早々と休業を決め、
冠水して出歩けなくなるのを恐れて直前まで買い出しに
出たりしていた…のだが、結果的に福岡のこの海の近い地域では
「ん?台風もう熱低になったの?あれ?今まさに通過中?
全然風も雨も無いヨー」という未だかつて無いほどの拍子抜け台風だった。

台風の直前に巣立ちとは間が悪いと心配していたが
そんなわけで普通の雨より影響が無いくらいだったので
ヒナはきっと元気でいるに違いない。
巣立ちから10日以上経ち、もう親と同じ様子になっただろう。
時々セキレイの声がすると「うちの子か?」と
思ってしまう今日この頃。

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空のセキレイの巣。
鳥は基本一年更新の巣作りで
同じ鳥が来年同じ巣を使う事はないらしいが、
この「居抜き」物件を来年誰かが使うかどうか?
優良物件だとは思います。
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最終更新日2014-07-19
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